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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ジェノサイド・シーザーは一旦、佐野山のところから離れる。

佐野山「ふふふふふふふ。さて、どんな活躍をしたか楽しみだ。

その時、佐野山は一人笑っていた。後からジェノサイドが吸血鬼と血の運び屋を連れて戻ってきた。

ジェノサイド・シーザー「お連れしました。」

血の運び屋「おはようございます。支部長。」

佐野山「おお。おはよう。デス・ナイト秘密暗殺部隊の伍長・血の運び屋。

吸血鬼、いや、ブラッド・アサルトは昨夜、どのように力を集めたかい?」

吸血鬼の本当の名前はブラッド・アサルトであった。彼女ははやり、ジャンボ・ロイドだった。

血の運び屋「ええ。もうたくさん蓄えましたよ。ねぇ、ブラッド・アサルト。」

血の運び屋は能天気に答える。

ブラッド・アサルト「・・・・・・現在、女性を15人殺したので、私の中のエネルギーは5万に増幅しました。」

血の運び屋「まあ、SSPどもの邪魔さえなけりゃぁ、10万はいけたんスけどねぇ・・・・・。」

佐野山「まあ、よいだろう。ブラッド・アサルトを強化し、マリオネット・ライターを倒す事だ。」

血の運び屋「マリオネット・ライター。あのでけぇ青い女の子の事か。」

ブラッド・アサルト「奴は、私の同胞を次々と葬りました。この仇はこの私が取りましょう・・・・。」

ジェノサイド・シーザー「ブラッド・アサルト!我々ジャンボ・ロイドに血などない。

だが、お前は違う。お前は血をエネルギーとしている。だから、お前の中に血が入っているのだ。」

ブラッド・アサルト「私は吸血鬼。ドラキュラをヒントに作られた殺しの人形。」

血の運び屋「おいおい。お前は可愛い顔しているんだから、もっと明るい言葉を出せって!」

佐野山「いや、ジャンボ・ロイドはその残酷な性格の方がいい。とりあえず、

ブラッド・アサルトにもっともっと女性の血を吸わせ、

マリオネット・ライターを倒すほどの強大なパワーを与えろ!心してかかれ!」

血の運び屋「アイアイサー。」

ブラッド・アサルト「・・・・・・・了解!」

秋田学園では、体育の授業が行われているため、光次郎と桜は体操服に着替えて、

体育館に急いでいた。

光次郎「今日はドッジボールか。」

桜「うん!今回は私と光次郎がチームだから、早く一緒にやってみたいな!」

光次郎「え?そうなの?」

桜「うん。さっき、先生から聞いた。」

光次郎「そう・・・・・。」

そこに、偶然、榊とであった。彼は光次郎とクラスが違うが、部活で仲がよくなった男である。

彼も体育に行くらしく体操服を着ていた。

榊「よう。高町。そして、月野さん。」

光次郎「榊君か。」

桜「こんにちわ。榊くん。」

榊「しっかし、驚いたよ!高町と月野さん。急に仲直りしたんだもんな。」

光次郎「え?な・・・なぜそれを・・・・・??」

光次郎は違うクラスの榊にまだ桜と仲直りした事を話していなかった。

桜「あは。私が言ったのよ。」

光次郎「そ・・・・・そうなの?」

榊「・・・・・そろそろ体育だぜ?先に急ごう。その前に、二人とも、もう喧嘩するなよ。」

榊は笑顔で二人より先に体育館へと走る。

桜「・・・そうだわ!私たちもいかなきゃ!」

光次郎「あ!よ、よし!!」

二人も走った。しつこく言うが、ここは廊下である。

桜「なんか・・・・こうやって走るのも久しぶりだね!」

光次郎「え?そうだったっけ?」

二人は階段を走りながら、会話した。

桜「ほら、小学生の頃、一緒に走った事あるでしょ?」

光次郎「ごめん。忘れた。」

桜「あら?^^;」

桜は光次郎がそんな事、忘れたため、危うくずっこけるところだったが、すぐ体勢を立て直し走る。

桜「・・・・・ふふ。はははははははははは。」

光次郎「ん?・・・・あは・・・・ははははははははは。」

桜は自然に笑った。光次郎はなぜ、桜が笑ったかわからないが、

彼自身も自然に笑った。仲良く走りながら笑っていた。

桜と光次郎は体育館に間に合い、生徒全員でドッジボールの競技に参加した。

トーナメント式で、どうやらクラス同士で戦うルールらしい。

光次郎たちのクラスと榊のクラスの対戦では、榊のトリッキーな戦法で、

光次郎や桜のクラスの生徒(光次郎や桜除く)を多くもリタイアさせた。

しかし、光次郎の一生懸命なキャッチ&投げや桜の華麗な動きで、

榊のクラスの生徒は多くもリタイアしてしまう。

光次郎「でええい!!」

光次郎はボールを思いっきり投げ、榊はその攻撃を受けた。

榊「うわ!」

榊は扱けたが、笑っていた。

榊「へっ。最近、元気になってるぜ、こいつ・・・・。」

光次郎「やったよ!桜ちゃん!!」

桜「うん。次は決勝ね。」

一方、高校生の少女、聡子は別の授業で、教室で勉強していた。

彼女は静かに呟いた。

聡子「・・・・・すっかり元気になったね。あの子。でも・・・・・・・・。」

ここは、秋田町とは違うにぎやかな街である。ここに、私服姿な清水と野沢が歩いていた。

清水はなぜか男性らしい雰囲気を漂わせるような服を着て、

野沢は某主婦がよく着そうな衣装であった。

清水「・・・・・あの時の吸血鬼、やはりジャンボ・ロイドかも知れないわね。」

野沢「だとしたら・・・一大事よ。どうすれば・・・・・。」

清水「奴は、夜しか活動しないだろう。だとすれば、我々は夜になれば、戦いしかないようだ。」

野沢「ええ?でも、夜って意外と眠いよね・・・・・。」

野沢はそう言うとあくびした。清水はそんな野沢を見て、呆れる。

清水「あんた、それでも、SSPの隊員。」

野沢「はいぃぃぃ~そうでしゅぅ~。」

野沢は寝ぼけたように清水にくっつく。清水は恥ずかしがっている。

清水「ちょ・・・ちょっと///近寄らないでよ!」

野沢「・・・・あ!ごめん。」

野沢はそう言うと清水から離れる。

野沢「でも・・・・・もし、本部に行く途中に、吸血鬼が突然・・・・なわけないよね?」

清水「わからないわ。いざという時に武器を持っていくのもいいわね。」

野沢「そっか。じゃあ、そうするよ。」

清水「うん。そうしなさい。」

野沢「・・・・・桜ちゃん。今頃楽しんでるだろうな・・・・。」

清水「ああ。あの少年と仲直りしたから、そいつと楽しくいってるでしょうね。」

時間は4時くらいとなり、秋田学園から生徒が次々と帰っていく。

光次郎は部活がお休みなため、桜と一緒に帰り道を歩く。

光次郎「ねえ、桜ちゃん。」

桜「どうしたの?」

光次郎「昨日の吸血鬼の事だけど・・・・・・手伝おうか?」

桜「え!!?」

桜は光次郎の言葉に驚く。

光次郎「・・・・・・僕、真奈美ちゃんが死んで以来、ジャンボ・ロイドに憎しみを抱くようになったんだ。

それから、あの時出てきた、バーニング・ハントというジャンボロイドに自分の矢を刺したんだ。」

桜「うん・・・・わかってるけど・・・・・・。」

光次郎「僕はあの時と同じように吸血鬼をやっつけたいと思うんだ。」

桜「でも・・・・・光次郎君、怖くないの?」

桜は心配そうに聞く。光次郎も辛くも笑いながら言った。

光次郎「・・・・・怖いよ。体が震えるほど。でも、もうこれ以上、弱い僕なわけにはいかないし。

それに、君に死んで欲しくないんだ。」

桜「光次郎くん・・・・・・。」

桜は光次郎にその言葉を聞いて、赤くなり切ない表情を見せる。

光次郎「・・・・桜ちゃん?」

桜「・・・・・・ありがとう。」

光次郎「え?」

つづく

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