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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜「え・・・・・?」

桜は光次郎がいきなり無視するとは思えなかった。

桜「こ・・・・こうじろ・・・・・。」

桜は話しかけるが、光次郎はそのまま教室へ向かっていた。

桜「・・・・光次郎くん・・・・・・。」

教室では、授業が始まり、今回は数学のようだ。光次郎にとっては難しい問題だ。

光次郎(・・・・・・・・桜ちゃんに教えてもらいたいけど・・・・・・・・。)

光次郎は桜の方を見るが、桜は悲しい表情をしている。

光次郎(今は関わってはいけない・・・・・・。でも・・・・・いや、話しかけちゃいけないんだ。

今だけ・・・・・・・。)

しかし、時は過ぎて、放課後になっていた。光次郎は部活に参加していた。

梶「は?お前、ちゃんとやってんのかよ!!」

梶は猪上ら中学生たちを説教していた。

梶「ねえ、俺が真ん中ちょうどに当たれって何回言った?」

猪上「わ・・・・わかりません。」

「たぶん・・・・100回・・・・。」

梶「30回じゃ!!馬鹿かお前ら!?」

「貴様らガキ共に甘い時間なんてねぇんだよ!おい!!」

「う、うぇぇぇぇぇぇぇぇん。」

泣き顔した中学1年生が突然泣き出して逃げ出した。

梶「死ね!ボケ!!!」

梶は逃げた1年生に怒鳴った。そして、それを見た猪上が高校生たちに睨んだ。

「は?何お前?」 「顔ヘン。」 「調子のんなよ?」

高校生が猪上を蹴った。

猪上「ぐはっ!!」

猪上は倒れた。他の中学生たちはそれを見て怯えて下がっていた。

梶「お前らみたいなの見るとムカつくんだよ!!」

猪上「・・・・・ごめんなさい・・・・・・。」

梶「は?またかよ!?」

「ぼ、僕帰ってテレビ見なくちゃ!」 「僕は友達とチャットする約束が!」

3,4人ぐらいの1年生たちは怖くて逃げ出した。

「おい!逃げんなよ!!」  「帰ってんじゃねーよ!!」  「殺すぞ!腰抜けども!!」

梶「今度会ったら命ねーと思え!!

高校生たちはますます怒った。

日向コーチ「どうしたのだ!!」

日向コーチが騒ぎに駆けつけた。1年生たちはコーチの方へ近づく。

「コーチ!助けてください!!」  「この部活の高校生はみんなヤンキーです!!」

梶「てめーらガキどもが怒られるからね。」

猪上「コーチ、悪いのは僕だけです。なんとか梶先輩たちを止めてくれませんか?」

梶「お前はひっこんでろ!!」

日向「うーむ・・・・。」

そんな連中を少し離れて見ている光次郎は・・・・・・。

光次郎「・・・・・・・・・・。」

榊「どうした?高町。」

光次郎「・・・・・高校生って馬鹿が多すぎるよ・・・・・。」

榊「そうだよ。それに比べお前は優しいよ。泣いている奴らを心配してるなんてよ。」

榊は笑って練習を続行した。それに光次郎は・・・・・。

光次郎「そう?僕はそんなつもりじゃないけど・・・・・。」

そして、部活が終わり光次郎は帰るため、町の道路を歩いた。

光次郎「・・・・・む!?」

光次郎の前に倒れていた少女が・・・・・・。その娘は真奈美だ!

光次郎「真奈美ちゃん!!」

光次郎は真奈美に駆け寄り、彼女の体に触れた。

光次郎「真奈美ちゃん!真奈美ちゃん!!」

光次郎は真奈美の体を揺らせ、起こそうとした。

真奈美「ん・・・・うん・・・・・。」

真奈美は少しだけ目を覚ました。

真奈美「こ・・・・光次郎・・・・くん・・・・・・。」

光次郎「真奈美ちゃん・・・・・・・・。」

高町邸

真奈美「う・・・・うん。」

真奈美は再び目を覚ましついに上半身だけ起き上がった。

気づけば彼女はベッドに眠っていて、ここは知っている自分の友達の部屋であった。

真奈美「ここは・・・・光次郎くんの部屋?」

あかり「気がつきました?」

真奈美の目の前にあかりが声をかけてきた。

真奈美「あ、あかりさん!!」

あかり「倒れているところを光次郎さんが助けてくれたんですよ。」

真奈美「光次郎くんが・・・・・・やっぱり・・・・・。彼は?」

あかり「あの方は・・・・・・今、トイレにいますよ。」

真奈美「トイレって・・・・・・。」

真奈美は微笑した。

真奈美「・・・・・そうだ!あかりさん、一つ聞いてくれませんか?」

あかり「はい?」

ジャァァァァァァァ    光次郎はトイレから出た。

光次郎「ふう・・・・・・・長かった・・・・・。そうだ!!真奈美ちゃんはどうかな?

あかりさんに見てもらったけど・・・・・。」

SSP第6分隊の司令室

清水「・・・・・どうしたの?月野。なんか元気ないわよ。」

桜「え・・・?あ、いえ。なんでもありません・・・・・・。」

野沢「桜ちゃん元気出して。あさってクリスマス会で盛り上げましょうよ。」

桜「・・・・・・はい。」

清水「ちょっと野沢。またそんな事を。」

野沢「だってぇ。クリスマス楽しみたいんだもの。」

「野沢さん、これ返すわね。とっても面白かったわよ。」

隊員は野沢にツバサのDVDセットを返した。

野沢「わーい!ありがとう。これで、また小狼くんの活躍が見れるわ。」

清水「ツバサかぁ・・・・・・。私は最近、コードギアスを見てるからな。」

桜「ふふふふ。」

「ところでみんな、ゴッドマンって知ってる?」 「知ってる!今、ニコニコ動画で流行ってる。」

野沢「鬼畜ヒーローで有名よねぇ。」

清水「ほんとうは正義の味方なのにな。」

春日「みんな!第9分隊から連絡が出たわ。」

春日の言葉により隊員たちは真面目に立った。

春日「水無月山やそのふもとで怪しい集団が動いているとの報告よ。

デス・ナイトに違いない。第5分隊も出動しているので、こちらも出動よ!」

隊員たち「了解!!」

つづく

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