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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー(セイウチ)とカズーイ(リュック)「・・・・・っ。」

バンジョーとカズーイはそのウォーザの家を見ながら、

立ち止まっていた。

フラエ「おい!何やってんだよ。てめーら。」

ミル「早く、あの白熊の男を助けたいのでしょ!?

あの白熊は、

私たちが探している3匹の白熊の子供のハズよ!」

バンジョー(セイウチ)「ごめん・・・。皆。先に行ってて。」

カズーイ(リュック)「あたいたち。今のセイウチ野郎に、

ちょっと文句を言いたくてね・・・!」

バンジョー(セイウチ)「・・・・すぐに戻ってくる。

それまでは、君たちで頑張ってほしいんだ・・・。」

ボトルズ「・・・・そうですか。では、皆さん。

僕らは先に、ボギーさんを助けに行きましょう!」

アシナガ「ああ。わかったぜ。」

ボトルズたちはバンジョーとカズーイを置いて、

先にボギーの救出に走った。

バンジョーはウォーザの家に近づき、

そのドアの近くにある、チャイムのボタンを押す。

そして、チャイムの音が鳴り、

ドアが開き、ウォーザが出てくる。

ウォーザ「はい。どちら様・・・。って、おお!君はさっきの!

バンジョー(セイウチ)「・・・ちょっと、君に用があってね・・・。」

ウォーザ「ああ。どうぞどうぞ!君のようなセイウチ君なら、

僕の家に無条件で歓迎してあげるよ!!」


バンジョーとカズーイはウォーザの家の中に入った。

部屋はテレビや冷蔵庫など、必要な物だけがあって、

何故か少ない。中央には焚火があり、

周りには氷の柱があった。

ウォーザ「やぁ!セイウチ君!!このウォーザの洞窟を、

自由に探検していって、構わないよ。」

カズーイ(リュック)「その前に、

あたいたちの質問に答えてもらうわ。」

ウォーザ「ん?・・・おお!リュックが喋ったぞ!!

君は喋るリュックを持っていたんだね!凄いや!」

ウォーザはリュックが喋ったと知り、さらに喜ぶ。

しかし、ウォーザがそのリュックが、

カズーイの変身である事を知らない。

カズーイ(リュック)「・・・・バンジョー。何かこいつ、うざいわ。」

バンジョー(セイウチ)「・・・・ウォーザ。

僕の質問、聞いて良いか?」

ウォーザ「うん。

君の質問ならどんな事だって聞いてあげる!」

バンジョー(セイウチ)「そう・・・。では、何故、

あの熊と鳥を嫌うんだぃ?君はそいつらを見た時、

憎しみみたいな感じと共に、

何か恐ろしい何かを感じたハズだ。」

ウォーザ「・・・・それは、

あの熊と鳥がデスブラザーだからさ。」

カズーイ(リュック)「え・・・?まさか、それだけ??」

ウォーザ「・・・・そうだね。だって、あのデスブラザーは、

僕の大切な思い出をぶっ殺した、憎き敵なんだ・・・!!」

バンジョー(セイウチ)「大切な者・・・・!?」

ウォーザ「君に特別に教えてあげよう。何故、

僕がデスブラザーを殺したい程に憎んでいるのか・・・。」


それは、10年前。ウォーザがまだ幼い頃、

父、母、姉と言う家族で幸せに暮らしていた。

その頃のセイウチの住み処は、

現在よりもさらに賑やかで平和だった。

ある日、ウォーザはある本を読んでいた。

その本はどうやら、動物図鑑のようだ。

ウォーザ「ねェ!お姉ちゃん。これ、何て動物?」

ウォーザの姉「この動物はね、熊って言うのよ。

熊は力持ちで優しいけど、怒ると怖いって・・・。」

ウォーザ「でも、何だかかっこ良いよね。

一度、会ってみたいな。」

ウォーザの姉「そうね。一度は会ってみたいわね。」

この頃のウォーザはまだ、

他の種族に好意を持てる程に、幸せであった。だが、

その幸せが壊れる日がとうとう訪れたのだ。

住み処のほとんどが燃やされ、地獄の炎の世界と化した。

そして、多くのセイウチたちが惨く殺戮されていた。

そう。デスブラザーがこのセイウチの住み処を襲ったのだ。

ウォーザはそのデスブラザーの前に立ち、凄く怯えていた。

ウォーザ「・・・も、もしかして。熊さん・・・?」

デスブラザー「ああ・・・。俺は熊だ。」

ウォーザ「・・・・どうして、お父さん、お母さん、

お姉ちゃんを殺したの・・・・・!?」

ウォーザは泣きそうな声でそう聞く。

そう。ウォーザの両親は、

炎によって崩れた瓦礫の下敷きとなり、

姉はデスブラザーとヘルシスターにより、

身体がボロボロとなり、死んでしまった。

デスブラザー「それは、

お前たちセイウチ族を殺したいからさ。

良いか?よーく知っておくが良い。

熊わ・・・お前らのような奴を殺すために生きているのさ。

熊は己の欲のためなら、

罪のねェ奴らや関係のねェ奴らを、

多く殺しちゃうのよ!!お前はそれを覚え、

そして、心の中で苦しみながら一生を終えると良い。

ははははははははははははははははは・・・・・!!!」

デスブラザーはそう言うと、

ヘルシスターが飛び、

デスブラザーとヘルシスターはどこかへ去った。

ウォーザ「う、うう・・・!うっ!!

うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

ウォーザは泣き叫んだ。家族が滅び、デスブラザーに、

熊への憎悪を植え付けられて。

かつてない悲劇を体験したのである。


そして、現在。ウォーザは忽ち、怒りに震えていた。

ウォーザ「僕は熊を許さない・・・。

特にデスブラザー・・・!!

そして、デスブラザーではない熊も嫌いになった・・・。

僕は、全ての熊を滅ぼしてやりたいと思った・・・・!」

バンジョー(セイウチ)「それで、さっきの熊と鳥を・・・。」

カズーイ(リュック)「デスブラザーめ・・・!

奴のせいで、あんな事に・・・・!!」

ウォーザ「・・・・それで僕は戦えるように、

特訓をする事もあったけど、

チンカーを狩る程度じゃ、まだまだだと思う・・・。

でも、もっと特訓をして、

いつかはデスブラザーを殺そうと思う。」

カズーイ(リュック)「悪いけど、あんたじゃ無理よ。

だって、あいつら。とっても強いもん。」

バンジョー(セイウチ)「そうだ。悔しいけど、

誰も奴らを倒す事はできないだろう。

特に君は返り討ちに会うだけだよ。(・・・・でも、

僕らがもっと強くなれば、僕らがデスブラザーを・・・・!)」

ウォーザ「・・・・そう。僕にはやっぱり無理なんだね・・・。

デスブラザーを倒す事なんて。はぁ・・・。ここわやはり、

ウルトラマンか仮面ライダーの誰かがデスブラザーを、

ぶっ殺す事を祈るしかないかなァ。まあ、

もうこの時代に存在してないかも知れないけどね・・・。」

カズーイ(リュック)「確かに、あいつらは、

もはや歴史の産物だと思われるようになったからね・・・。」

ウォーザ「そうだね・・・。でも、フォーサなら・・・。

フォーサの所属する軍事組織なら、きっと、

デスブラザーを倒してくれるかもね・・・。」

バンジョー(セイウチ)「ふぉ、フォーサ!!?」

カズーイ(リュック)「もしかして、あんた!

あのセイウチの友達だったの!!?」

ウォーザ「え!?君たち、あのフォーサに会ったのかぃ?

フォーサは、僕の親友で、

一緒にソリレースをした仲なんだよ。

でも、今はある軍事組織に入って、

どこかで戦っているんだけど・・・。

だけど、さっき僕の家に来て、話をしていたんだ。

またすぐにどっか行っちゃったけど・・・。」

バンジョー(セイウチ)「そうなのか・・・。」

カズーイ(リュック)「こいつ。あのセイウチが、

グランティに入っている事に気づいていないのかしら?」

ウォーザ「グランティ!?フォーサは良い奴だから、

あんな野蛮な組織には入らないと思うけど・・・。」

バンジョー(セイウチ)「でも、もし。そのフォーサが、

グランティに本当に入っていたら、どうするんだぃ・・・?」

ウォーザ「できれば、そうなって欲しくないなァ・・・。」

カズーイ(リュック)「バンジョー。言っちゃって良いかしら?

・・・・真実を。」

バンジョー(セイウチ)「いや。まだ黙っておこう。

いずれ、ウォーザの前に真実は訪れるから・・・。」

ウォーザ「・・・・じゃあ、この話は御終いにしておくよ。

あと、プールに通路があるから、気が向いたら、

そこに行ってみると良いよ。」

そう。この洞窟には、通路と呼べる穴が存在するのだ。

その穴は水没しているところにあるそうだ。

バンジョー(セイウチ)「あの水の中に・・・!?」

ウォーザ「あそこには僕の宝が眠っているんだ。

勝手に取っちゃ駄目だよ?

まあ、他の種族が入らないように、

このミズゴオリの作った、

冷たいプールがあるんだけどね・・・。

まあ、プールが僕が泳ぎたい時に使っているけどね。」

カズーイ(リュック)「まあ、シグソーではない物は、

基本的に取らないけどね・・・。」

バンジョー(セイウチ)「そうだね・・・。じゃあ、

あそこに探検したら、もう家から出る事にするから。」

ウォーザ「うん。危険な事は起きないから、

安心して良いよ。」

カズーイ(リュック)「あんたが言うと、

何か不安になってくるわ・・・。」

そして、バンジョーとカズーイは水の中へと入った。

バンジョー(セイウチ)「あれ?冷たい水に入ったのに。

何故か痛くはないぞ?冷たさは少し感じるけど・・・。」

カズーイ(リュック)「もしかして、このミズゴオリの水は、

セイウチには通用しないかも。

とにかく、先へ進みましょ。」

つづく

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会場にいる者たちは突然の吹雪に驚く。

ミル「な、何!?この吹雪は・・・!」

テル「自然の物とは思えない程だ!!」

クリグミ「さ、寒いよォ・・・!!」

カズサ「今日は吹雪は起きないと聞いたけど・・・!」

マンボ「この凍てつく感覚・・・。もしや!?」

ボギー「・・・・っ!?うわあああぁぁぁ・・・!??」

その時、ボギーが突然、浮かび始めた。

カズーイ(リュック)「・・・っ!?ボギーが浮かんだわ!!」

バンジョー(セイウチ)「まさか、飛ばされるのか!?」

マンボ「違う・・・!また、あの女、来た・・・・!!」

ボギー「わあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ボギーは吹雪により、どこかへ飛ばされて消えようとする。

バンジョー「ああ!!ボギーさんの姿がまた、

消えて行く・・・!」

プルレス「また、探さなきゃいけないのか・・・!?」

カズーイ(リュック)「追うわよ!!バンジョー!!!」

バンジョー(セイウチ)「ああ・・・!!」

バンジョーは急いで、ボギーを救おうと走る。だが、

そのバンジョーの前に、何者かが歩いて来た。

バンジョー(セイウチ)「・・・・っ!?だ、誰だ!?」

バンジョーはその者に驚き、立ち止まる。その者は、

オギソであった。マンボたちはそのオギソを見て、驚く。

フラエ「っ!?あの雪女・・・・!!」

マンボ「そう。この吹雪、この女の仕業・・・!」

アシナガ「知ってるのか!?あの女の事!」

ガンズ「ああ。あの雪女も、グランティの一人だ・・・!」

バンジョー(セイウチ)「き、君は・・・・!?」

オギソ「あのボギーと言う白熊を助けたいなら、

客席にいる骸骨たちに伝えなさい。ボギーは、

セイウチの住み処に隠したと・・・。三時間以内に、

そこに来なければ、その白熊は殺す。良いわね?

二度は言わない。必ず来る事ね・・・・。」

そして、オギソは吹雪と共に消えて行った。

その後、吹雪が止んだ。

カズーイ(リュック)「セイウチの住み処ですって・・・!?

何故、あんな白熊をそこに連れ去る必要が・・・!!?」

バンジョー(セイウチ)「わからない。でも、

とにかく助けに行かないと・・・・!!」

こうして、ソリレース大会は、

優勝者が賞品を受け取ったもの、

突然の吹雪の襲撃と主催者のボギーの消失と言う、

混乱な状態で終わった。

会場から全ての者たちが消えていった。


大会が終わって数分後、とあるベールで身を隠している者が、

雪の中を歩いて、こう呟いていた。

ベールで身を隠している者「あの巨大な雪だるまは、

サンタクロースを歓迎するために造れた・・・・か。

それに、複数のジグソーがあると・・・。そして、

あのクラッシャーの連中が、あの村の女とジンジョーと、

関わっていたとは。もしや、

奴らはあの村を拠点としているのか・・・!?」

その者はそう言って、素顔を見せる。その者は、

政府の軍隊で、一人の諜報員であった。その証拠に、

軍人のヘルメットを被っている。


会場から出たバンジョーたちは、

カズサとクリグミの前に立つ。

カズサ「・・・これから、私とクリグミは村へ帰る事にするわ。

地図はそのままあなたたちの物で良い。

セイウチの住み処がどこか、

わからないのでしょ?」

バンジョー(セイウチ)「安心してください。僕らは既に、

その住み処に行ってますから、わかると思います。」

フラエ「ふーん。じゃあ、地図も見ないで、

俺らをそこへ案内してみせろよ?」

カズーイ(リュック)「・・・・・あ。行き先、忘れちゃった。

やっぱり、地図を使いましょう。」

ガンズ「・・・・やはり、わからないのか。」

プルレス「僕は、クリグミと一緒にいたいから、村に残るよ。

頑張って、あのボギーさんを助けてください。」

バンジョ―(セイウチ)「うん。わかってるよ。」

プルレス「さぁ。村へ帰ろう!クリグミ。」

クリグミ「うん・・・。」

こうして、

カズサ、クリグミ、プルレスの3人は村へと帰った。

残ったバンジョーたち全員は急ぎ、

セイウチの住み処へ向かった。


その頃、3匹の白熊の家では、

モギーもプレゼントを貰えて嬉しかった。

モギー「わあああぁぁぁぁい!!プレゼントだああぁぁぁ!!」

モギーはプレゼントを持ちながらはしゃいでいた。

ミクス「昨日は良かったね。モギー君。」

モギー「うん!あのゾンビさんに感謝しなくちゃ。」

ユミ「そうね・・・。これで、残るは、

グロッギーの分だけね。」

ユミはそう言って、グロッギーの方を見る。

グロッギーはとても元気がない感じがした。

グロッギー「良いなァ。プレゼント、良いなァ・・・。」

ユミ「大丈夫よ。あなたの分も、

ちゃんとあの熊たちが探してくれるから。」

ユミはそう言って、グロッギーの頭を撫でる。

グロッギー「うん・・・。それまで、何か食べたい。」

ユミ「あはははは・・・・。」

ソギー「そうね。私もお腹が減ったわ。」

モギー「僕も!」

ユミ「じゃあ、皆で魚焼きにしましょうか。」

3匹の白熊の子供たち「はああぁぁぁぁい!」

そう。残るは後一つ。

グロッギーへのプレゼントだけであるのだ。

ユミは願った。バンジョーたちが無事に、

最後のプレゼントをグロッギーに届けてくれる事を。


バンジョーたちがついに、セイウチの住み処の前に来た。

カズーイ(リュック)「ここが、セイウチの住み処よ。」

ボトルズ「速くボギーさんを救出しなければ・・・!」

マンボ「うむ。バンジョー。元の姿、戻るか?」

バンジョー(セイウチ)「いや。このままで良い。

この住み処のセイウチたち。

僕らをデスブラザーだと思って襲うに違いない。

だから、ボギーさんを助けるまで、

この姿のままでいたい。」

マンボ「そうか・・・。」

フラエ「まっ。その間に、俺らが思い切り暴れてやるがな。」

ガンズ「熊と鳥には勝手に争って欲しくないからな。」

ミル「ほら、早く住み処へ入るわよ。」

テル「うむ。できれば、罠などあって欲しくねーもんだ。」


こうして、バンジョーたちはセイウチの住み処へ入った。

そこには、多くのセイウチたちがいた。

その中を歩き続けるバンジョーたちの前に。

バンジョー(セイウチ)「・・・・っ!?あれは・・・。」

バンジョーは急に立ち止まる。

フラエ「おい。急に立ち止まるな。」

ボトルズ「何か見つけたのですか!?」

カズーイ(リュック)「あのセイウチ・・・・!」

アシナガ「ん・・・?このセイウチがどうかしたのか?」

バンジョーたちは見た。

そこに、あのウォーザがいるのだ。

そのウォーザの足?にはジグソーがあった。

テル「あれは・・・ジグソー!?」

ミル「このセイウチが持っていたなんて・・・!」

そして、バンジョーが急にウォーザに近づいた。

カズーイ(リュック)「ちょっとあんたァ!!!」

ウォーザ「・・・・っ!?おお!!」

その時、ウォーザは急に満面の笑顔になる。何故なら、

バンジョーがセイウチに変身しているので、

ウォーザはそのバンジョーを、

同じセイウチだと思っているからだ。

ウォーザ「久しぶりに仲間が増えたぞ!!

私はセイウチのウォーザ!これをあげよう!!」

ウォーザはジグソーをいきなりバンジョーに渡した。

バンジョー(セイウチ)とカズーイ(リュック)「え・・・??」

ボトルズたち「およ!?」

バンジョーたちはウォーザの態度に、

驚きの表情を隠せなかった。

ウォーザ「この辺りを、

臭い熊と変な鳥がうろついているから、

気を付けるんだよ。その熊と鳥がデスブラザーだから、

見つかったら、即座に逃げてね!それでは。」

ウォーザはそう言うと、自分の家の中へ帰った。

つづく

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上川「レストランかァ。良いね。

それ。じゃ、行ってらっしゃい!」

貴翔「うん!行って来ます!!」

そして、貴翔は両親と共にレストランへと歩いて行った。

上川はマンションへ入り、自分の一室へと帰った。


そして、数時間後。すっかり夜となった。

その時から、再び激しい雨が降り注いでいた。

上川は窓からその雨を見ている。

上川「今日も振ったな。・・・そうだね。

こいつを久しぶりに使った方が良いかなァ?」

上川はそう言うと、手に持つてるてる坊主を見る。

上川「・・・良いだろう?妹よ。」


灰間も既に家に帰っていて、自¥

自分の部屋で、窓から雨を見ていた。

灰間「ひゃーっ!こりゃ凄ェだな。今月は梅雨だから、

雨が降る日が多いけど、この感じだと、嵐が来るんじゃね?」

その時、灰間のペンダントが光り始めた。

灰間「っ!?魔獣が現れるだと!?」


雨の降る夜の街。そこに、魔獣の姿が徐々に姿を表した。

その姿はまるで翼竜のような感じだが、顔は獣であった。

色は青かった。

この醜悪な姿の魔獣の名は、アメゴンである。

アメゴン「キッギャウウウウウゥゥゥゥゥン」

アメゴンは口から白いガスを吐いて、

とあるビルがそのガスを浴びる。

すると、そのビルがみるみると溶けていくではないか。

アメゴンの吐くガスは溶解ガスであるのだ。

アメゴン「キッギャウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥン」

アメゴンは次に、近くのビルを叩き壊す。そして、

アメゴンは暴れ回り、次々とビルを破壊していく。

アメゴン「キッギャウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥン」

アメゴンは白いガスで、逃げ惑う人々を溶かしてしまう。

人々「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

複数の人々がガスを浴び、骨になって死んでしまった。

アメゴンは両腕を前に振るい、別のビルを破壊する。

その時、空からウルトラマンティアーズが飛んで来た。

ウルトラマンティアーズ『あれが今回の魔獣か・・・・!』

だが、雨が徐々に止んでいく。

それと同時にアメゴンの姿が消え始める。

そして、雨が完全に止み、

アメゴンの姿は完全に消えてしまった。

ウルトラマンティアーズ『消えた・・・!?

しかも、雨と同時に・・・。まさか、奴は・・・・!』


次の日。上川の住むマンション。上川は自分の部屋で、

既に起きていたが、何故か不安そうな感じがした。

上川「貴翔君の家族。昨日は戻ってこなかったな・・・。

一体、何があったのだろう?

もしや、魔獣に襲われたんじゃ・・・!?」

上川はテレビをつける。そして、モニターには、

ニュースが流れていた。男性アナウンサーが声を出す。

男性アナウンサー『ええ。昨夜。四羽街に、

激しい雨と共に魔獣が現れて、その街で大暴れして、

多くのビルが壊れ、

多くの民間人が死にました。人類の味方、

ウルトラマンティアーズが現れるも、

その魔獣は雨と共に消えてしまい・・・。』

上川「四羽街・・・!?あそこは、貴翔君の家族が、

よく行くレストランがあるハズ・・・。まさか!!」

上川はさらなる不安を抱き、急いでマンションから出た。


上川は崩壊寸前の四羽街の近くにある病院に来た。

手術室の前に、貴翔が座っていた。

上川「た、貴翔君・・・!一体、どうしたんだぃ!?」

貴翔「・・・っ!?か、上川さあああぁぁぁぁぁん!!」

貴翔は上川に泣きついた。

貴翔「うえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!

パパが・・・!ママが・・・!僕を魔獣から守って、

怪我をしちゃったんだあああぁぁぁぁ・・・・!!!」

上川「そ、そんな・・・・!?」

アメゴンが暴れる事で、

あるビルが崩れる。その瓦礫から、

貴翔を守る為、両親がその瓦礫を受けた。そのため、

貴翔は無傷で済んだが、両親の方は重傷を負っていた。

上川「魔獣め・・・・!!よくも・・・・!!

パパとママの仇、きっと取ってあげるよ!!」

貴翔「うん・・・・。」


そして、BAR基地の司令室に来た上川。

つづく

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カズーイ(リュック)「あれを潜ればゴールらしいわよ!!」

バンジョー(セイウチ)「・・・だね!!でも・・・・!」

バンジョーは後ろの方を見る。そこから、

ボギーが徐々に近づきつつあった。最悪な場合、

追い抜かれる恐れがある。

ボギー「優勝は譲らないぜえええぇぇぇぇぇ!!!」

ボギーは物凄いスピードで、

バンジョーとカズーイに、さらに近づく。

カズーイ(リュック)「バンジョー!!急いで!!!」

バンジョー(セイウチ)「あ、ああ・・・!でも、

これで全速前進で行ってるつもりだ・・・!!」

バンジョーとカズーイは急いで、ゴールへ進んでいる。

しかし、ついにボギーがバンジョーとカズーイの後ろに近づいた。

ボギー「ふふふ・・・!!終わりだぜ・・・・!!」

バンジョー(セイウチ)「いや・・・!まだこれからだ!!」

カズーイ(リュック)「もうすぐゴールよ!!!」

バンジョーとカズーイ、ボギーは、

とうとうゴールの目の前に近づく。

そのゴールの向こう側には、表彰台があった。

カズーイ(リュック)「もうすぐ・・・!もうすぐよ!!あっ!!!」

その時、ついに。ボギーと、

バンジョーとカズーイと横に並んでしまった。

ボギー「はははははは!!このまま一気に追い抜くぜ・・・!」

バンジョー(セイウチ)「そうはさせるかああああぁぁぁぁ!!!!」

そして、間もなく両者はゴールへと入ろうとした。そして。

バンジョー(セウイチ)とボギー「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

その時、バンジョーが顔を思い切り前に突きあげて、

ボギーを少しだけ抜いた。そして、ついに、

バンジョーとカズーイが先にゴールへ入った。そう。

ついにバンジョーとカズーイがこのソリレースで優勝したのだ。

バンジョー(セイウチ)とカズーイ(リュック)「よっしゃああぁぁぁ!!!」

バンジョーは優勝した事に喜び、ソリからジャンプした。

ボギーも既にゴールに入ったのか、ソリから降りた。

ボギー「へぇ・・・。速い。速い。恐れ入ったぜ、坊や!

さァ、こいつをあげる事にしよう!!」

ボギーはそう言うと、どこからともなく、ジグソーを出した。

バンジョー(セイウチ)「こ、これは・・・!」

カズーイ(リュック)「ジグソーだわ!!」

ボギー「そう。これが、優勝者へのトロフィーさ。

まあ、私が常に優勝しているから、私が持ち続けていたが、

この大会で君は私に勝った。その証として、これを託したい。」

バンジョー(セイウチ)「うん。ありがとう。ボギーさん。」

バンジョーはボギーからジグソーを受け取り、

カズーイ(リュック)の中に入れた。そう。バンジョーとカズーイは、

49個目のジグソーをゲットしたのだ。

カズーイ(リュック)「・・・ところで、ここ。会場じゃないんだけど?」

バンジョーたちがいるのは、

会場ではなく、全く別の場所であった。

周りに氷の柱があるだけであった。

だが、その氷の柱の一つに、

カメラらしい物が付いている。

ボギー「あのカメラから、

ゴールした者たちの姿を中継しているのさ。」

バンジョー(セイウチ)「そうですか・・・。」

ボギー「うむ・・・。ってなワケで、諸君!!今のゴールを、

見てくれたかな!?今回の優勝者は、

この私を追い抜いた、このセイウチの坊やである!!!」

ボギーはカメラに向かって、そう言う。


だが、会場ではテレビが全く映ってなかった。これでは、

レースの状況はもちろん、

ゴールした者の姿も見れない。これにより、

会場からほとんどの客が消えていった。

ボトルズ「何も見えませんね・・・。」

カズサ「ええ。そろそろレースが終わった頃で、

皆がここに戻ってくるハズだけど・・・。」

フラエ「この山の奴ら。準備ってもんができなくね?」

ガンズ「いや。これも、

グランティが暴れているせいらしいぞ?」

フラエたちはいち早く、この会場に戻っていた。

アシナガ「しかし、

参加者の中にグランティが混じってたとわなァ。」

テル「奴のせいで、俺たちはリタイアの同然だぜ・・・!」

ミル「後は熊君と鳥ちゃんが何とかするしかないわね・・・。」

クリグミ「こんなのつまんなーい。」

クリグミも一体誰が優勝したのかわからず、飽きてしまう。

カズサ「まあ、戻ったら、また優勝者が確認されるから、

それまで待ってて・・・。ほら。来るわよ。」

その時、この会場にある穴らしい場所から、

ボギーとバンジョーとカズーイが出てきた。

ボギー「3位くらいの誰かがいつまでも来ないとは、

一体何があったと言うのだ?」

バンジョー(セイウチ)「まさか、あの場所とこの会場へ、

繋がる洞窟があったとは・・・。」

そう。あの表彰台のある場所に、洞窟があった。

その洞窟は、この会場と繋がっている。まさに、

ソリレースの参加者専用の秘密の通路であるのだ。

ボトルズ「おお!!

バンジョーとカズーイが戻ってきました!!」

マンボ「これで、優勝者。わかる。」

ボギー「ええ。諸君。

テレビでお分かり頂けたので、わかると思うが・・・。」

アシナガ「テレビなんて映ってねェよ!!」

ボギー「今回の優勝者は久しぶりに私を追い抜いた者。

それは、このセイウチの坊やにございます!!」


ボギーの発言に多くの観客たちが笑っている。

人間の男性「ははははははは!!

こんなちっこいセイウチがだと!?」

白熊「おいおい!しかも、こいつわ新人だぜ?

そんな奴がどうやって、ボギーを追い抜いたってんだ!?」

バンジョー(セイウチ)「どうやら、僕らの事、

信じていないみたいだね・・・。」

カズーイ(リュック)「何かムカつくわ・・・・。」

ボギー「・・・さて、私は子供たちのプレゼントでも、

探しに行く事にするよ・・・・。」

その時、会場に物凄い吹雪が吹き始めた。

ボギー「ぬおっ!?」

バンジョー(セイウチ)&カズーイ(リュック)「うわっ!!?」

つづく

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その回転のスピードはとても速く、

まるで竜巻となりそうだ。

テルとミル「ストレンジ・ハリケーン!!!!!」

二人の両手から巨大な光のエネルギーが放出。

これにより、

まるで回転する巨大な光の刃物のような物になっていた。

見た目が某スクリューのような感じとなっている。

ガンズ「まるで、グルグル回る刃だ・・・!」

マンボ「触れらた、痛いだけでは済まない・・・!」

ソリック「ぐ・・・っ!こんなものォ!!!」

ソリックは物凄いスピードで、

回転しながら光の刃を出し続ける、

テルとミルに急接近しようと走る。

ソリック(刃物にぶつからなきゃ良い・・・!

急いで、あの二人を切り刻めば・・・!!)

ソリックは迫る光の刃から離れながら、

テルとミルに近づく。だが。

回転する光の刃の速さは、

ソリックのスピードを上回っていた。

ソリック「え・・・?うぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ついに光の刃がソリックに決まった。

ソリックは身体を斬られながら、吹き飛ばされていった。

そして、一つのソリが壊れて、

ソリックの身体から離れてしまう。

テル「決まったか・・・・!?」

ミル「でしょうね!!」

テルとミルは光の刃を消し、

回転を止めてソリックが倒れているところを見た。

ソリック「くそォ・・・!!どうして、お前らのような奴が・・・!

この世にいやがる・・・!?だが、そのお前らでも、

インフェロン様には勝てやしねェ・・・・!!その前に、

俺様に殺されるがなああああぁぁぁぁぁ!!!」

ソリックは最後の力を振り絞ってジャンプ。

テルとミルに迫る。

その時、マンボがソリックの前に立つ。

マンボ「マジックグラビティ!!!!!」

マンボは魔法の重力でソリックを止める。

ソリック「ぐお・・・!?な、何ィ・・・・!!?」

フラエ「あの骸骨め。余計な事を・・・・!」

ソリック「う、動けん・・・!!もう駄目だ・・・!!」

テル「さて。そろそろ殺してやるよ。」

ミル「決着をつけてあげる・・・!」

テルとミルは素早く走り、動けないソリックに迫る。

テルとミル「ストレンジナックル!!!!!!!!」

テルとミルはストレンジナックルでソリックを攻撃。

ソリック「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ソリックは身体のほとんどを破壊されてしまった。

残ったソリも破壊される。ついにテルとミルは勝った。

ミル「ふぅ・・・。今回も勝てたわね。」

テル「ふん・・・。当然の結果だ。」

フラエ「まっ。所詮、あのソリ野郎も兵士レベルだしな。」

ガンズ「違いないな・・・。それにしても、どうする?

このソリレース。

今頃、あの熊と鳥が、あの白熊と共にゴールへ・・・。」

フラエ「くそっ!!このクソソリが邪魔さえしなけりゃ、

俺様が今頃、優勝していたハズなのに・・・!!」

ミル「それに、バンジョーとカズーイの秘密も・・・。

まあ、もう失格だと思って諦めるしかないわね。うん。」

テル「そうだな。奴らを追いかけるのは、もう無理だろう。

俺たちは、会場へ戻るとしよう・・・。」

そして、テルたちは会場へ戻ろうと歩き出す。

ソリック「ぎ・・・が・・・・っ!!」

その時、死んだハズのソリックの顔?が急に跳び出して、

背後からテルたちに襲いかかる。だが。

マンボ「マジックスパーク!!!!」

マンボはマジックスパークでそんなソリックを攻撃。

これで、ソリックは粉々になり、完全に死んでしまった。

ミル「ん?骸骨君。早くしないとおいていくわよ。」

テル「あんな髑髏野郎に何を言ってるんだよ?」

マンボ「・・・・・急ごう。」


そして、バンジョーVSボギーのレースはまだ続いていた。

ボギー「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

負けるものかああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ボギーは徐々に、

バンジョーとカズーイに近づきつつあった。

カズーイ(リュック)「バンジョー!!

あいつ!段々と近づいて来るわ!!」

バンジョー(セイウチ)「くそぅ!!

このままでは・・・!ん?おお!!」

その時、バンジョーとカズーイの前に、

ゴールの旗が見えてくる。

ついに、ソリレースにも決着の時が訪れたのだ。

つづく

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