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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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隊長と呼ばれた男の姿は少しだけ巨体であった。

その姿はまるで悪魔のようであった。頭の左右に、

それぞれ4つの角が生えて、

血に染まったように赤い帽子を被っている。

顔の肌は青いが、顔以外の全身は黒い衣装をまとっていた。

その体には、黄色いトゲが多く付いている。

隊長「そうか・・・。そのデスブラザーが、

何で全く抵抗しとらんの?」

ザーギン「はあ。確かに、何故、抵抗しているのか。」

隊長「おかしいね?それ。普通なら、

俺様たちをすぐにでも攻撃してくると言うのに。

・・・ザーギン。デスブラザーの監視を続けんかぃ。

奴らはこの世界の一番の敵やけェの。」

ザーギン「仰せのままに。オルグ隊長。

我ら第2治安維持部隊の誇りにかけましても。」

オルグ「うむ。行けや。」


夜となった。暗くなった火山で、

マグマが恐ろしく光り、地獄を照らしているように見える。

しかし、街灯が複数あるらしい。

兵士A「・・・おい。交代だ。そろそろ休むんだ。」

兵士B「うむ。すまない。」

バンジョーたちの牢獄を見張る兵士たちが交代した。

ボトルズ「これでは、脱出できない・・・!」

アシナガ「どうすりゃ良いんだよ!?

せめて、こいつらだけでも何とかしねェと・・・。」

アシナガは眠っているプルレスとクリグミの方を見た。

バンジョー「zzzz・・・・。」

カズーイ「・・・・って、あんたも寝るな!」

カズーイは嘴でバンジョーの頭を突く。

その痛みでバンジョーは起きる。

バンジョー「いだっ!?何すんだよぅ?カズーイ。」

カズーイ「あんたも考えなさいよ!脱出する方法を!」

バンジョー「そんな事言われても、

兵士がこれくらい多くいては・・・。」

カズーイ「よーし!ならば、

タマゴミサイルでここからクソ兵士を・・・・っ!」

ボトルズ「駄目ですよ!?そんな事したら、

またザーギンが多くの連中が現れます!今の状況では・・・。」

カズーイ「く・・・っ!」

ターシュー「今はとにかく休もうぜ?

寝れば、体力も回復できるだろうよ。」

バンジョー「そうだね・・・。」

カズーイ「はぁ。わかったわよ。寝る!」

ボトルズ「じゃあ、そろそろ寝ましょう。」

バンジョーたちは眠りについた。

兵士C「寝やがったか。・・・俺、思うけどさ。

こいつら、本当にデスブラザーなのか?」

兵士D「阿呆。こいつらはどう見ても、デスブラザーじゃないか。

きっと、色を変えて変装してるに決まってるよ。」

兵士C「そう?・・・・うん。そうだね。」

兵士D「早く、こいつらを処刑したいなァ。」


センは誰もいない洞窟にいた。火山の中の洞窟であるが。

セン「ここは軍隊が管理するエリア・・・。

ここにも、ウンコ兵士が来るかも知れない。でも、

眠いし・・・。いつものこれを使おう。」

センはどこからともなく、黒い寝袋を持ち、そこに置く。

セン「これなら、誰にも見つからん。さァ寝よう。」

センは寝袋の中に入り、眠りについた。その寝袋が、

センと共に消えた。寝袋のは透明化できるシステムを持つのだ。


そして、次の日が訪れた。牢獄で起きるバンジョーたち。

クリグミ「お腹すいたァ・・・。」

アシナガ「ちっ!ご飯とかねェのかよ・・・!

刑務所だって、ご飯くらいあったのによ!」

そこに、ザーギンと複数の兵士たちがやって来た。

ザーギン「おーはー。」

バンジョー「ザーギン・・・!」

ザーギン「これから、別の地獄に行ってもらう。

そこでお前らは物凄い苦痛を味わうだろう。」


ザーギンによって連れて行かれたバンジョーたちは、

火山の洞窟の一部に来た。そこは、

まずで広い部屋のようだ。そこでは、

多くの人たちがそれぞれ椅子に座り、

頭に機械的な器具を付けられていた。

ある壁に多くのスクリーンがあり、兵士たちがそれを見ている。

ターシュー「ここは・・・?」

ザーギン「犯罪者共の脳内の一部を見て、

それを操作する機械のある部屋だ。

ここで犯罪者の脳内を探り、

その犯罪者の脳内のイメージを操るのさ。」

ボトルズ「人の記憶を弄るつもりですか!?」

ザーギン「弄らん。ただ、お前らがどんなイメージや記憶が嫌なのか、

確かめるだけだ。そして、俺らの科学で、

お前らの望まないイメージを強調して、苦しめてやる。」

アシナガ「ふざけんな!!ボケが!!」

カズーイ「そんなのごめんだわ!!」

ザーギン「逃げたら、その場で死んでも良いよ?」

兵士たちがバンジョーたちの近くで銃を構える。

バンジョーたち「~っ!!」

ザーギン「わかったら、お前らも。この地獄を受けれ。ちなみに、

耐えられなかった事によって、

ここから違う地獄へ行く事になる。」

犯罪者A「う!うう・・・!!う”ううううぅぅぅ!!!」

鬼の姿をした兵士A「5番の脳内。どうやらすげーな。」

鬼の姿をした兵士B「ああ。自分の好きな二次元キャラを、

ウンコ扱いするとか、どんだけよw」

犯罪者A「違ああぁぁぁう!!僕の好きなあの娘は、

決してウンコじゃない!!むしろ、太陽なんだァ!!!」

鬼の姿をした兵士A「太陽とか全く見えんな。

こいつの本性は、

そのキャラが超嫌いじゃね?だから、ウンコ扱いしたんだね。」

犯罪者A「ちぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁう!!!!」

ザーギン「・・・よし。5番はウンコ地獄に連れて行け。」

犯罪者B「いっ!いっ!いっ!!い゛っ!!」

鬼の姿をした兵士B「8番の奴は、

自分の父親に死んで欲しかったり

その父親とホモしているな。どっちがどっちだかわからん。」

犯罪者B「そんなワケあるか!!

僕はお父さんに死んで欲しくない!!

変な事もして欲しくない!!僕のお父さんは好きなんだ!!」

鬼の姿をした兵士C「じゃ、ホモだね。」

犯罪者B「ホモぢゃにゃあああぁぁぁぁぁぁい!!!

僕は!!僕はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ザーギン「このスクリーンに移されているお前の脳内が、

真実だ。この真実でお前は悪だと理解した。

8番。お前はホモイング地獄に行くが良い。」

犯罪者C「やぁだああぁぁぁぁぁ!!!」

犯罪者D「こんなの望んでないいいぃぃぃぃ!!!」

ザーギン「13番は毒ガス地獄、20番は蜂の巣地獄だ。

・・・・熊共。そろそろ貴様らの出番だ。」

バンジョー「く・・・・っ!」

バンジョーたちはそれぞれ椅子に座り、

頭に器具を付けられてしまい。

ザーギン「・・・・よし。レミリャ。用意は良いか?」

レミリャ「OKよ。」

レミリャと呼ばれた白衣を来た長い金髪の女性が、

コンピューターのスイッチを押す。

つづく

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バンジョーたちは必死にマグマを集め続けていた。

1時間が過ぎ、その仕事?がついに終わった。だが、

その1時間の間、アクシデントで死んだ者が複数いた。

ザーギン「よくできました。

マグマは必要以上に集まった。」

マグマを集め終えた者たちは物凄く疲れていた。

疲れだけではない。それぞれ、物凄く震えたり、

泣いていたり、ザーギンに怒りを向けていた。

バンジョー「ザーギン・・・・!」

クリグミ「うえええぇぇぇ・・・・。」

プルレス「クリグミ・・・。」

プルレスはクリグミの頭を撫でる。

ボトルズ「何故、僕らのような者たちに、

あんな事をやらせたのですか!?本来、

溶岩は普通の者が関わってはいけない程、

危険なもののハズです!」

ザーギン「犯罪者のお前にそんな事を言う資格あるの?

・・・俺らはお前ら犯罪者とマグマをぶつける事で、

拷問と処刑をしてんだぜ?」

アシナガ「こ、こんにゃろう・・・!」

ザーギン「それに、この火山のマグマには、

新しいエネルギーの開発の素となる事を理解してね。

だから、お前らに集めさせたのだよ。

さて、諸君。そろそろ牢獄へ戻してやろう。

後で次の地獄に参加させる事もあるがな。」

兵士「おら!!さっさと歩け!!」

バンジョーとカズーイ「~っ!」


この火山の他の場所で、ある者が兵士たちに気づかれず、

 

こっそりと動いていた。その者はセンであった。

セン「うわァ。やばいわねェ・・・・。」

センが岩から隠れながら見ていたのは、

兵士たちが多くの犯罪者たちを、

ある一つの大きな穴に落としているところであった。

その穴に落ちた犯罪者たちに向け、

兵士たちは多くのウンコを投げつけた。

犯罪者をウンコまみれにするつもりだ。

犯罪者A「きゃああぁぁぁぁぁ!!!」

犯罪者B「汚えええぇぇぇぇぇ!!!」

犯罪者C「くちゃいいいいぃぃぃぃぃ!!!」

兵士A「がはははは!!お前らなど、

ウンチがお似合いなんだよ!!」

兵士B「貴様らはこの穴の中でウンチと共に餓死するが良い!!」

セン「ウンコ地獄・・・!何て恐ろしいの!?

あんなところには絶対に行きたくない!」

センはこの汚すぎる地獄から離れようと走る。


走っているセンの前に、何かがあった。

セン「・・・・っ!?これは・・・!」

センの前に、バラバラになった死体が散乱していた。

セン「ここに捕らわれた者の末路なの?恐いわ・・・。

あのデスブラザーを追うために、この火山に来たんだけど、

あいつ。一体、どこにいるのさ・・・・!?

早く奴を見つけてぶっ殺さないと、

いつかはウンコ兵士に見つかっちまう・・・!」

センはデスブラザーを探すために、走る。


牢獄に戻されたバンジョーたち。周囲には複数の兵士がいた。

アシナガ「はぁ・・・はぁ・・・!す、

すっげー疲れたぜェ!もうくたばっちまいそうだ・・・!」

バンジョー「・・・・・っ。」

バンジョーとカズーイは眠そうな感じになる。

カズーイ「なによ、この暑さ。尋常じゃないわ・・・!」

プルレス「暑すぎて、気を失っちゃうよぅ。」

アシナガ「畜生・・・!おーい!!クーラーくれ!!!

扇風機くれ!!!アイスくれええぇぇぇぇ!!!」

兵士「るせェ!!」

兵士は銃弾を発射して、威嚇した。

バンジョー「っ!!?」

兵士「少しでも脱出しようとしたり、抵抗しようとしてみろ。

その時は貴様たちを蜂の巣にしてやるぜ・・・!!」

クリグミ「びえええぇぇぇん!!」

ターシュー「クソが・・・。」

兵士「お前らはデスブラザー一味。

この世界で一番の悪だ。

だからこそ、お前たちだけは簡単には死なさん。

無力になった貴様たちなら、

俺らだけでも射殺できそうだぜ・・・。

いひひひひひひひ・・・・!!」

バンジョー「・・・・っ。む!?あ、あれは・・・!?」

バンジョーは別の牢獄の方を見て、驚く。

ボトルズ「あの牢獄の中にいるのは、死体です。」

バンジョー「何だって!?」

ボトルズ「毎日無理やり働かされて、何も食さず、

この暑さに蝕まれ続けて、餓死してしまったんです。」

カズーイ「そんな・・・・っ!?」

兵士A「貴様らがああなるのか、

他の処刑で醜く死ぬか・・・。

どう言う結末を迎えるか、

楽しみだぜ。ひゃはははは!!」

兵士B「好き放題できぬよう、このまま見張ってやる。」

バンジョー「くっ!このままでは、脱出できない・・・!」

ボトルズ「一体、どうすれば・・・っ。」

別の隣の牢獄から、兵士たちにより、

複数の囚人たちが歩かされていた。

囚人たちを地獄へ連れて行くつもりだ。


ザーギンはある部屋に来た。その部屋の色は赤く、

少し広かった。その部屋にある者がいた。

ザーギン「デスブラザーは牢獄にいるままで、

少しも抵抗は見せてありません。・・・隊長。」

つづく

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バケツの中にマグマが充満している。普通なら溶けていたが、

このバケツはマグマに触れても溶けないそうだ。

ボトルズ(このバケツ。

何か特殊合金で造られているそうですね・・・。)

クリグミ「うう・・・っ!」

クリグミはバケツをマグマに入れているが、

自分の手がマグマにあたる事に恐怖し、震えていた。

プルレスや他の人たちも同じように恐怖していた。

プルレス「が、頑張れ!大丈夫だよ。

きっと、マグマには当たらないよ・・・。」

クリグミ「う、うん・・・・。」

クリグミたちは物凄く震えながら、必死にマグマを集めていた。

バンジョー「・・・マグマをいっぱい集めたぞ!!」

ザーギン「よし。では、そのマグマを兵士に渡せ。

そして、新しいバケツをもらうのだ。」

バンジョーはマグマに満ちたバケツを一人の兵士に渡す。

そして、別の兵士から新しいバケツをもらい、

引き続き、マグマを集め始める。

バンジョー「・・・・・っ!」

カズーイ「暑すぎて、気が失いそうだわァ~っ。」

アシナガ「い、今でも落ちそうだぁ!」

ターシュー「落ち着いてやりゃあ、何とかなるわぃ!」

人間の男「・・・・やった!満たんになったぞ!!」

一人の男がバケツを兵士に渡した。だが。

一人の人間の男の子が物凄く怯え、

彼のバケツの中のマグマはとても少なかった。

ザーギンはその男の子に近づく。

ザーギン「何しとんか?お前。」

男の子「だ、だって・・・恐いもん・・・!」

ザーギン「恐い?何が?」

男の子「て、手が・・・マグマにあたりそうで・・・・。」

ザーギン「ちゃんとすれば、あたらねェよ。

いいから早くマグマを集めろや。」

男の子「でも・・・恐い。恐くて、動けないのォ・・・!」

ザーギン「ほう・・・。じゃあ。」

ザーギンは男の子のバケツを持つ手を掴み、その手を動かす。

バケツがマグマの中に入り、そのバケツを持った手が、

マグマに触れる寸前となる。

男の子「ひぃっ!!?」

ザーギン「・・・・それ!!!」

ザーギンは男の子の手をマグマに触れそうになるくらい、

激しく動かし、バケツにマグマを集めた。

男の子「きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カズーイ「あいつ!子供を無理やり・・・・っ!!」

バンジョー「ぬうぅ・・・!!」

バンジョーは子供をザーギンから助けようと動くが、

一人の兵士に銃口を向けられたため、止まってしまう。

兵士「マグマを集めろ!!」

バンジョー「く・・・・っ!」

バンジョーはマグマを集めた。

男の子のバケツにマグマが充満したが、

男の子はあまりの恐怖に泣いていた。

男の子「わああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

ザーギン「うるせェ。お前。早く次のマグマを集めれ。」

ザーギンは新しいバケツを男の子の近くに投げつける。だが。

男の子「やああぁぁぁだああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

男の子は大きな声で拒絶した。

ザーギン「やだじゃねェし。集めないと、落とすぞ。」

青年「待ってくれ!俺がその子の分もやってやる!!

だから、その子を自由にしてやってくれ!!」

ザーギン「やーだ。このガキはな、こうされなきゃ、

自分の罪を理解できねーんだよ。」

ザーギンは再び男の子の両手を掴み、

無理やりマグマを集めさせた。

少女「・・・・・っ!」

少女はマグマを多く集めようと、手を前に出す。だが、

勢い良すぎたのか、その手がマグマの中に入ってしまう。

少女「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

少女はあまりの激痛に叫び、

痛みに耐えられずに体のバランスが崩れ、

自身もマグマに落ちてしまう。

少女「9いおrj:お@jr:ぽぇSL+*<mげl;、sもえp」

少女はマグマの中で暴れながら、燃えながら沈んだ。

バンジョーたち「っ!!?」

バケツを持ってる人たち「ひいいいいぃぃぃぃ!!!?」

この光景を見た者たちは物凄く怯え、逃げようとするが。

兵士「逃げるな!!逃げたら撃つぞ!!」

ボトルズ「僕らはこの残酷な事を、

やらなきゃならないとは・・・!」

カズーイ「くそ・・・っ!!」

クリグミ「うう・・・。ううぅぅぅ・・・・っ!」

クリグミは泣きながら、マグマを集めていた。

つづく

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ザーギンは地獄で苦しむ人々を様子を見せる。

人間A「ぎゃああぁぁぁぁ!!!」

人間B「痛いいぃぃぃぃ!!」

ニワトリ「いやああああぁぁぁぁ!!!」

サイ「やべでえええぇぇぇぇ!!!」

小さな異生物「ぴいいぃぃぃぃ!!!」

幼い子供「うえええぇぇぇぇぇん!!」

鬼の姿をした者A「ぎゃはははははははは!!!」

鬼の姿をした者B「死ね!!お前!!」

鬼の姿をした者C「やっぱ、楽しいわ。これwww」

バンジョー「ひ、酷い・・・・!」

カズーイ「子供まで!?あそこまでやるの!?」

クリグミ「・・・・・・っ!!!」

クリグミは物凄く震えていた。

ボトルズ「よく見れば、奇形児も複数いますね・・・!」

ザーギン「奇形になった奴は化物だからな。

そんな化物は排除すべきだ。」

アシナガ「てめェ・・・!!」

ザーギン「だが、お前らにはこれとは別の場所でやってもらう。

その別の場所を紹介しよう。」

ザーギンはバンジョーたちを別の場所へと連れて行く。


鬼たちが人々を虐殺している場所から離れている途中、

バンジョーとカズーイは一人の軍人が、

複数の子供たちを鎖で縛って、連れているところを見た。

軍人「おらァ!!とっとと歩け!!クソチビ共ォ!!!」

子供たち「わああぁぁぁぁん!!!」

子供たちは泣き、怒れる軍人はその子供たちにオナラをする。

バンジョー「これは・・・!?」

ザーギン「このガキ共は、親に捨てられた連中でね。

施設にも行けないから、

俺らの玩具になってもらおうと思ってね。」

カズーイ「何で玩具なのよ!?

せめて、保護くらいはしてあげなさいよ!!」

ザーギン「は?どうやって保護するの?こいつらは、

大人を憎んでいそうなんだよね。

その大人を憎む奴らを保護なんでできる?」

アシナガ「てめェ・・・!」

ザーギン「さァ。とっとと行くぞ。間もなく、目的の場所だ。」


ザーギンはバンジョーたちをある部屋へと連れて来た。

その部屋には、複数の人たちが切なそうな表情で立っていた。

中にはすすり泣きをしている子供も少数いる。

クリグミもすすり泣きをしている。

バンジョー「こ、ここは・・・・?」

ザーギン「揃った?」

鬼の姿をした者「ああ。完璧だ。」

ザーギン「よし。・・・・では、

これより諸君には、ここでマグマ運びをしてもらう。」

ボトルズ「マグマ運び!?」

ザーギン「ここに、銀色のバケツがある。

それを取るんだ。」

ザーギンが指さした方向に、バケツが多く置いてあった。

バンジョーたちはそれぞれ一つずつ取る。

ザーギン「では、俺が案内する。

俺が指定した場所からマグマを採取しろ。では、ゆくぞ。」


それぞれ銀色のバケツを持たされ、

ザーギンに案内されたバンジョーたちは、

前方がマグマ一面に満ちている洞窟に来ていた。

ボトルズ「火山の中ですか・・・。」

ザーギン「うるせェ。・・・ここからマグマが無限に溢れている。

ここからマグマを多く集めろ。」

カズーイ「多くってどれくらいよ?」

ザーギン「わからん。」

アシナガ「はぁ!?」

ザーギン「良いから集めろ。多くで良いから。

できないと・・・今すぐ、このマグマに突き落とすぞ?」

バンジョー「く・・・・っ!」

バンジョーたちはそれぞれバケツでマグマを集め始めた。

バンジョー「うわぁ・・・。凄いや。」

ボトルズ「このマグマに耐えられるバケツ。とても凄いですね。」

つづく

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イマジとの戦いを終えて、次の日。

バンジョーたちは新しいステージ、マグマン火山へと、

突入するが、謎の男、ザーギンに襲われてしまった。


ここは火山が複数ある荒地であった。空が少しだけ赤く、

マグマが多く溢れていた。ある火山にある牢獄の中に、

バンジョーたちがいた。今、

バンジョーとカズーイは眠っているが。

カズーイ「・・・っ!んん・・・。」

バンジョー「・・・ふわぁ。よく寝た。

・・・・っ!今の男は!!?」

ターシュー「今の男?ああ、ザーギンって奴の事か。

奴はお前らを倒した後、俺らをここに閉じ込めたよ。」

ボトルズ「僕らは戦えずに怯えながら、

おとなしく、彼に連れて行かれてしまいました。

そして、彼の事がわかりました。

ザーギンは政府のエージェントだそうです。」

バンジョーとカズーイ「政府のエージェント!?」

ボトルズ「そして、ここは政府の秘密管理地だそうです。」

ターシュー「奴らは自分らが犯罪者だと思った奴らを、

ここに拉致して、拷問及び処刑を行っているのさ。」

バンジョー「拷問及び処刑だって・・・!?」

アシナガ「おーい!!出せェ!!出してくれよォ!!」

アシナガは必死に檻を蹴り続けていた。

クリグミ「ひっく。ひっく・・・。うう・・・。」

プルレス「大丈夫だよ。きっと何とかなるから。」

カズーイ「こんなところ、脱出してやる!!バンジョー!!」

バンジョー「うん!早く出なきゃ・・・!はあ!」

バンジョーは檻に拳を向ける。ところが。

ザーギン「何やっとんか?お前。」

バンジョーとカズーイ「っ!!?」

バンジョーとカズーイは驚き、拳を止めた。

カズーイ「いきなりビックリさせるんじゃないわよ!!」

ザーギン「お前ら、俺について来い。見せたいものがある。」


バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST

 第103話・マグマな地獄


ザーギンはバンジョーたちを檻から出したが、

その彼らの体を鎖で縛り、繋げていた。

その鎖の先の部分をザーギンが持って、

バンジョーを無理やり歩かせている。

アシナガ「うわわわ!!歩けねェよおぉぉ!!」

ターシュー「ちっ。俺ら靴族は引きずられる形かよ。」

後ろには二人の兵士が銃を構えていた。

クリグミ「もう歩きたくないよォ!」

カズーイ「一体、どこへ連れて行くつもりよ!」

クリグミは泣きべそをかき、

カズーイが物凄く怒っている。バンジョーたちも疲れ始める。

ザーギン「うるせーっち。・・・見たまえ。」

ザーギンが指をさした方向をバンジョーたちは見る。

そこでは、人間やモンスターなどが、

鬼の姿をした怪物たちに様々な方法で、

酷く甚振られていた。中には殺されてしまう者もいる。

人間とモンスターたちが阿鼻叫喚の悲鳴をあげ、

鬼の姿をしたモンスターたちが楽しそうに笑っていた。

周囲には複数の炎や溶岩がある。

ボトルズ「こ、ここは・・・地獄!?」

ザーギン「そうだ。地獄だ。

俺らが作った地獄なのよ。いつかはお前らも、

ここで我が同志たちにいじめられてもらうから、

覚悟するんだね。ここはお前らのような犯罪者が、

地獄の苦しみをゆっくりと味わって、死ぬところだよ。」

カズーイ「あたいたちは犯罪者じゃない!!」

ザーギン「は?お前ら、ステーションしてぃで、

警察や軍隊を虐殺しただろ?それをやった時点で、

犯罪者よ。・・・見ろよ。この地獄で苦しむ愚か者たちを。」

つづく

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