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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ベス「あ・・・・・!」  ベスは追おうとするが、マンボが消えたので足を止めていた。

ボトルズ「あ・・・・・あれが・・・・・不死の魔術師ですか・・・・・!?」

チャック「ああ。あの怪人こそが・・・不死の魔術師だ・・・・。」

ベス「マンボ・・・・・。」

ボトルズ「マンボ・・・・・?」

エルマー「ああ。ベスが不死の魔術師の事をそう呼んでるが・・・・?」

スコット「噂では不死の魔術師には別の名を持っているらしい。」

ニラ「その名をベスがと時にそう呼んでるんや。」

カズーイ「ねーねー見て見て!!なんかあたい元気百倍よ!!」

不死の魔術師の光を浴びたカズーイは突然、今までの疲れを忘れたかのようにはしゃいでいた。

ボトルズたちはそのカズーイのはしゃぎを見て、複雑な表情である。しかしバンジョーはまだ寝ている。

ボトルズ「カズーイ・・・・・なんか凄くはしゃいでますけど・・・・もう大丈夫なんですか?;」

ベス「今の光は不死の魔術師の回復魔法だったんだ。」

チャック「だから、カズーイはさっきの戦いの傷が癒えて元気になっただろう。」

カズーイ「あ!ああ・・・あの不死の魔術師が・・・・どうりで今までの痛みが消えたわけだわ。

でも、バンジョーは・・・・・・・。」  カズーイは辛そうな表情で、まだ寝ているバンジョーを見た。

ベス「心配するな。その熊にも回復魔法をかけてくれたよ。あの魔術師。」

チャック「間もなく目覚めるはずだ。」   その時、バンジョーの手がピクっと動いた。

バンジョー「・・・・・・・ん・・・・・・!うううん・・・・・。」  やがて、目もゆっくり覚まし、

ゆっくりと起き上がった。バンジョーも復活した。

バンジョー「うう・・・・・。あれ?僕・・・・なんか軽い気がする・・・・・。」

ベス「・・・・お前は不死の魔術師の回復魔法にかけられたんだ。」

バンジョー「え?じゃあ、不死の魔術師が!!?」

ベス「ああ・・・。でも、もう行っちまった・・・・・。それより・・・・・俺について来ないか?

見せたいもんがあるんだ。」

バンジョー「見せたいもの?」

その頃、ティッカーのアジトでは?

ティッカー総統「なぁにいいぃぃぃぃぃぃ!!!!第1部隊と第2部隊が全滅しただとぉぉぉ!???」

総統はティッカー攻撃軍団が壊滅したとの報告を受けて、怒鳴った。

ティッカー「はっ!謎の熊が魔の髑髏を使い多くの仲間を苦しめました!!」

「そして、突然、巨大な雷が攻撃軍団を全滅させてしまいました!あの雷は、

不死の魔術師の仕業だと思われます!!!」

ティッカー総統「なんだとおぉ!?あの不死の魔術師が自ら動き出したと言うのか・・・・・!!?」

ティッカー「我がティッカー族の突撃兵は先ほどの戦闘によってほとんど壊滅です。」

「グラブリン族が反撃してくるのも時間の問題です・・・・!」 「総統!命令を・・・!!」

ティッカー総統「わかった!!奴らも先ほどの戦闘で負傷している者も多かろう。

偵察隊を送り込め!他のものは防衛体制に入るのだ!!場合によっては、

我らティッカー族の全総力を挙げて再び総攻撃をかけるのだ!!」

ティッカーたち「ははっ!!!」

グラブリン村

バンジョーとカズーイ、ボトルズはベスたちついていき、ジュジュの場についた。

そこは、周りにトーテムポールのような物がたくさん並べてあり、

中央には顔が四つも縦に並び、クルクル回っていて。顔では口が大きく開いてあり、

目が赤かった。色は青かった。バンジョーたちはそのトーテムポールの前にいた。

バンジョー「す・・・・凄い・・・・・!!なんだ、この青いトーテムは?」

ボトルズ「こ・・・・これが、グラブリン村の象徴ですか・・・・!

辞書でもなんかそう書いてありましたが、その真相は、全く不明で・・・・。」

カズーイ「ねーねー。これ、なんてトーテムポールなの。」

ベス「これが、俺たちグラブリン族のシンボル、ジュジュだ。」

チャック「神と呼ばれし者がここに置いてきたんだ。そして、このジュジュがメッセージを語った。

そのせいで、君たちを傷つけてしまう事になるなんて・・・・。」

カズーイ「まーまー!気にしないで、あたいたち、別になんともないし。」

バンジョー「でも、神と呼ばれた人物って・・・・・。」

エルマー「・・・そこまでは我々もわからない。」

ニラ「ジュジュはあれ以来ちっともしゃべっとらんのや。」

スコット「・・・・今のジュジュはこのように回転しているだけなのだ。だが、

我々はこのジュジュの事を誇りに思っているつもりだ。」

ボトルズ「そうですか・・・・。」

エルマー「それと、みんなどうする?奴ら、ティッカー族に反撃しに行くか?」

チャック「反撃?・・・・確かに、俺たちはこの村を襲撃していた奴らを許さない。

でも、奴らのアジトには何百匹ものティッカーがいるからなぁ・・・・・。」

ベス「でも、そろそろ決着を着けないと・・・・・なんとか作戦を立てて、

アジトを崩壊させる方法を考えないと・・・・・・・。」

ニラ「せやなぁ・・・・・。これ以上、損害を増やすわけには・・・・。」

スコット「たとえ、敵が何百匹もいようが俺は戦うつもりだ。」

グラブリンたちはうんと悩んでいた。ジュジュは相変わらず回転していた。

バンジョー「・・・・僕たちも手伝うよ。」   バンジョーが突然、そう言うとベスはそれに驚き、彼に聞く。

ベス「本当か!?」

カズーイ「ったりまえよ!あたいたち、あの蟻どもの事ムカツクから!」  テンション高そうな発言だった。

ベス「ごめんな・・・・・。一度対立したというのに・・・・・。」  ベスは頷きながらそう言った。

バンジョー「いいって。君たち、そんなに悪い奴じゃないと思ったから。」

ベス「ふふふふ・・・・よし!さっそくティッカーどのを叩きに行こう!!!」

『いや、まだ行ってはいけない・・・・・。』  突然、謎の声を聞いたみんなはそれに驚き、オロオロする。

バンジョー「な、なんだ?今の声??」

カズーイ「あたいはしゃべてないわよ?」

ボトルズ「ぼ・・・・・僕もしゃべってませんよ??;」

ベス「ま・・・・・・まさか・・・・・!」  ベスたちはジュジュの方に目線を向いた。

そして、ジュジュが回転を止め、縦に並んだ四つの顔がバンジョーたちの前に向いていた。

バンジョー「あ!ジュジュが・・・・・止まった?」

カズーイ「どういう事・・・・!?」

ボトルズ「一体、何が起きたというんですか!??」  3人は理解できず、混乱しそうであった。

チャック「・・・・・久しぶりに起きたんだ・・・・・!!」

ボトルズ「え?」

スコット「久しぶりにメッセージを伝える時が来たんだ・・・・・!!」

ニラ「つまり、新しい予言を伝えようとしているんや!!」

エルマー「さーて!どんなメッセージが出るやら・・・・・!」

ベス「ジュジュ・・・・・・・。」  そして、ついにジュジュの口から発言を出した。

ジュジュ『・・・・・・まだ、ティッカー族の場へ進攻してはならん。』

ベス「ジュジュ!久しぶりにしゃべったんだな・・・・!」

バンジョー「これが・・・・ジュジュ・・・・・!」

ジュジュ『・・・・・答えよ。そこにいる者は魔の髑髏に選ばれし者か?』

バンジョー「え・・・・・・・?」

ベス「・・・・・どうやら、ジュジュはお前に話しかけているらしい。」

バンジョー「そ・・・・・そう・・・・。う、うん!僕が魔の髑髏を持っている。ほら・・・・。」

バンジョーはジュジュの魔の髑髏を見せた。ジュジュは再び回転し、バンジョーの前に回転を止めた。

ジュジュ『・・・・・よかろう。わしらの名前はジュジュ。・・・・・神と呼ばれし者と、

不死の魔術師、マンボがともに創りしトーテムポールじゃ。』

ベス「ええ!?不死の魔術師も作ったのか!?ジュジュを・・・。」

チャック「何故、そんな事を前に言わなかった?」

ジュジュ『・・・・・・エネルギーが足りないのだ。』

ニラ「エネルギーやて?」

スコット「何が必要だ?」

ジュジュ『・・・・この村にある青くて丸い物じゃ。』

エルマー「青くて丸い・・・・?これの事か?」 エルマーは青くて丸い物を出した。

ベス「あ!これって・・・・・タマゴ?」  ベスたちはそれを見て、皆がエルマーを見ていた。

エルマー「ああ。まさか・・・・・こんなもんが、ジュジュのエネルギー源とはね・・・・。」

エルマーはそう言いながら、ジュジュの一番下の顔の口にタマゴを入れた。

タマゴを口に入ったジュジュの目が赤く光る。チャック、ニラ、スコットもタマゴを持っていた。

チャック「・・・・よし!他の顔にも入れてみよう。・・・えぃ!!」  チャックがタマゴを投げた。

続いて、スコットやニラもタマゴを投げた。3人のタマゴがジュジュに向かっていた。

そして3人のタマゴが、上から順にそれぞれジュジュの顔の口を入れていた。

ちなみに、チャックのタマゴが上から一番目の顔に、ニラのが二番目の顔に、

そして、スコットのが三番目の顔の口に入れていた。そして、3つのジュジュの顔の目も上から順に光る。

ジュジュ『・・・・・・これでよい・・・・・・。魔の髑髏に選ばれし者よ。』

バンジョー「は・・・はい。」

ジュジュ『・・・・・その手に持っている髑髏を、ただちに不死の魔術師に届けよ。』

バンジョー「・・・・そうしたいけど、不死の魔術師がどこにいるかは・・・・・・。」

ジュジュ『・・・・・・我が声に従い、歩け。さすれば、不死の魔術師に会えるだろう。』

バンジョー「本当ですか!?」

カズーイ「やったぁ!これで、あの不死の魔術師に会えるのね!!」

ボトルズ「じゃ、さっそく行きましょう!ジュジュ、指示を!」

ジュジュ『うむ。・・・・・では、この村から出よ。』

バンジョー「はい!グラブリンの皆、悪いけどこの村から一旦出る。

これから不死の魔術師に会いに行くよ。」

カズーイ「もし、できたらそいつを連れて行くかもね。」

ベス「ああ・・・・・・。気をつけろよ。」

バンジョー「うん!よし、行こう!!  3人はジュジュの言うとおり、村から出た。

ジュジュ『・・・・・そこから右の方向へ進め。』 ジュジュはテレパシーで指示を出していた。

ボトルズ「わかった、右ですね。」   3人は右の方向を歩いた。

つづく

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清水「よし・・・・・!発射!!」

野沢「発射!!!」  先攻に出た戦闘ヘリ&リボルバージャック部隊が一斉に機関砲を連射した。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

機関砲連射を浴びたシャーマニックツァルトだが、ひるんではいなかった。

野沢「あいつ・・・・余裕で前進している!!」

清水「くぅ・・・・!挟み撃ちにかかる!!」  戦闘ヘリは一旦、リボルバー部隊から離れた。

リボルバー部隊はシャーマニックツァルトを機関砲で攻撃している。しかし、ジャンボロイドも反撃に出た。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュ」  ビィィィィィ ドカァンズドォォォォン

シャーマニックツァルトは左上のビーム砲から白いビームを出して2機のリボルバーを撃墜した。

そして、複数の戦車も敵の前に止まり、一斉に砲撃した。シャーマニックはその攻撃を受け、

戦車部隊の方に向かい、前進した。戦車は後退しながら連続で砲撃をするが、敵はそのまま前進した。

逃げ遅れた戦車が2台くらい、シャーマニックツァルトの足に突き刺され爆発した。

野沢「戦車部隊が危ない!!」 二機の戦闘ヘリがシャーマニックツァルトの背後についた。

二機の戦闘ヘリはミサイルを連射し、敵の背中を撃つ。シャーマニックツァルトはこれにひるみ。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュ」 敵は怒って戦闘ヘリ二機に向けた。

そして、右上の機関銃で発砲、火薬弾を連射するが、戦闘ヘリ二機はこれを避けた。

続いて、ランドバーナーも機関砲でシャーマニックツァルトを攻撃した。

花園「ビーム砲発射!!」 ランドバーナーは大砲から青い光線を出した。 ビィィィィ ドカァァァァン

光線を受けて一部を爆破されたシャーマニックツァルトはランドバーナーに向かって走った。

しかし、戦車部隊が一斉砲撃をして、敵を止めた。  ドンドドン ドカァァァン チュドォォォォン

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュ」  シャーマニックツァルトは、

右上の機関銃で連射、ほとんどの戦車を破壊してしまう。さらに、近づいてきたリボルバー2機も、

右腕の剣で斬り捨て、撃墜した。残ったリボルバーは一斉にレーザーを連射し、攻撃していた。

一方・・・・・・都会のマンガ喫茶内では・・・・・・。あかりがまた突然、胸を押さえ込んだ。

あかり「っ!!!・・・・・!」 あかりはまた胸に苦痛を感じて、苦しんでいる。

春日「あかりさん!??」

あかり「っ!い・・・いえ・・・。・・・・時々痛むんです。私の胸・・・・。(この痛み・・・・・・。

まさか・・・・・・ジャンボロイドがどこかで・・・・・!!私のマリオネット回路がそれを知らせて、

胸に感じさせるんだわ・・・・・。)」 あかりのマリオネット回路は敵の出現を知る事もできるのだ。

春日「・・・・・時々痛むんだ、胸・・・・・。何かあってそうなったの?」

あかり「・・・・それは言えません・・・・。・・・ちょっと本を探しに行って来ます。」

あかりがそう言うと、立ち上がって春日から離れてどこかへ行った。

春日「・・・・・・うふふふ。変わったお姉さんね。・・・・本当に・・・・・。」

春日はその語尾とともに、切ない表情となる。あかりはひそかに喫茶から外に出た。

あかり「ライトニングメタモルフォーゼ!!!!」 あかりはマリオネットライターに巨大変身した。

DR地区で破壊活動をやめないシャーマニックツァルトに戦闘ヘリが機関砲で攻撃した。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

シャーマニックツァルトは左上のビーム砲からの光線で反撃した。このまま二機のヘリに命中か!?

清水「っ!?避けきれない・・・・・・・!!」  しかし、謎の光線が敵の光線をかき消した。

野沢「!マ、マリオネット・ライターだわ!!」 空から飛んで来たマリオネット・ライターが、

光線を出して、野沢と清水を救ったのだった。ライターはシャーマニックツァルトの前に着地した。

清水「ありがとう!マリオネット・ライター!!」

そして、シャーマニックツァルトは敵であるマリオネット・ライターに向かって走り出した。

マリオネット・ライター「っ!ライドシュート!!」 ライターは左手から白い光線を出した。

シャーマニックの光線をかき消したのもこの光線であった。ライドシュートは敵に命中した。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」 ドカァァァァァァン

ライドシュートを受けてひるんだシャーマニックツァルトだが、すぐに機関銃で反撃した。 ドドドドドドド

マリオネット・ライター「っ!?えっ!!」 マリオネットライターはジャンプして、敵の連射から避ける。

そして、ライターはシャーマニックツァルトに向かって空中キックを繰り出した。 バキイィィィッ

マリオネット・ライター「であぁぁっ!!」  敵はライターに蹴られて扱けるが、すぐに立ち上がった。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

シャーマニック・ツァルトが走り出すと、マリオネット・ライターも走り、衝突した。組み合いのが始まり。

マリオネット・ライター「えぃ!っ!?むぅん!!」 ライターが敵をチョップやパンチで痛めつけている。

シャーマニック・ツァルトが剣を振り、ドリルを突き出すが、ライターが手刀でそれを弾いた。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

その時、シャーマニック・ツァルトが左下の機械を伸ばしハサミが開いた。

そして、そのままハサミがマリオネット・ライターの胸部を挟んだ。その時、彼女の胸に電撃が走る。

マリオネット・ライター「ぅあ!!!!」 ライターはいきなり胸を攻撃され声を上げた。

マリオネット・ライターの胸の機械が傷だらけでそこを攻撃されると物凄い苦痛をするのだった。

マリオネット・ライター「くうう・・・!えぃ!!やあ!!」

マリオネットライターは自分の胸部を挟んでいるハサミをなんとか引き離そうとチョップで叩いていた。

しかし、シャーマニックツァルトは容赦なく、右下の機械を伸ばし、スタンガンの先から電気が飛び散った。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

スタンガンはマリオネット・ライターの胸にあたり、そこに電流を流した。

マリオネット・ライター「い・・・・ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 バチバチバチバチバチ

マリオネット・ライターは電流を流され苦しんだ。ハサミが挟んでいるため逃げられない。

清水「マリオネット・ライターを援護する!!!」

野沢「了解!!!」 二機の戦闘ヘリは機関砲を連射し、敵のハサミとスタンガンの機械を攻撃した。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

シャーマニックツァルトは攻撃を受けて、ライターから離れた。

マリオネット・ライター「あああっ!!あぐ!あぁぁ・・ううっ!!」

マリオネット・ライターはさっきの攻撃のせいで胸を押さえ込んで、さらに痛がっていた。

マリオネット・ライター(こ・・・・これ以上・・・・攻撃されたら・・・・・間違いなく・・・・・!!)

そして、シャーマニックツァルトはまたも歩き、ライターの方に向かう。

野沢「させないっ!!」  二機の戦闘ヘリがマリオネット・ライターを助けようと飛ぶが、

シャーマニックツァルトがそれに気づき、機関銃を発砲し、二機を撃墜した。

清水「くっ!脱出!!」  清水と野沢はなんとか脱出し、パラシュートで地上に降りた。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

シャーマニックツァルトがじりじりとライターに近づき、彼女はそれに怯えていた。

マリオネット・ライター「い・・・いやぁ・・・・!」 そして、敵はハサキでライターの首を挟む。

さらに、スタンガンでマリオネット・ライターの左胸のクリスタルを攻撃した。 バチバチバチバチバチ

マリオネット・ライター「っ!きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

マリオネットライターの真の弱点はクリスタル。そのクリスタルがスタンガンの電流に流され、

今に壊されそうになってしまう。彼女は胸を電流に流され苦しんでいた。

マリオネット・ライター「ああああぁぁぁ・・・ああ!いあ!ああぁぁぁ!ああああああああ!!!」

しかし、突然、シャーマニック・ツァルトは電撃を止め、マリオネット・ライターから離れた。

マリオネット・ライター「え・・・・・・?」

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

そして、どういうわけか、シャーマニック・ツァルトは自ら消えていった。

マリオネット・ライター「ど・・・・どう・・・して・・・・・・?」

マリオネットライターも今の敵の行動を理解できず、消えていった。

一方、マンガ喫茶では、光次郎と桜が春日のところに来た。

光次郎「あれ?あかりさんは?」

春日「ん?ああ、あの娘なら、どこかで本を探しているはずよ。」

桜「そうですか・・・・。」   そこに、あかりが3人のところに来た。

あかり「お、おまたせしました。」

光次郎「あ、あかりさん!」

春日「あれ?あかりさん、本は?」

あかり「・・・・すみません、読みたそうな本があまりなくて・・・・。」

春日「そう・・・・・・。あ、もうこんな時間ね。」  春日は腕時計を見て、そう言った。

現在は午後2時49分である。

桜「・・・・そろそろ帰る時間ですね。」

春日「ええ。ごめんね。光次郎くんにあかりさん。私たち、そろそろ帰りますので。」

光次郎「いえ。こちらこそ、そろそろ帰るつもりです。でしょ?あかりさん。」

あかり「・・・・・・・・・あ!は、はい。そうですよね・・・・・・。」  あかりは胸に触れながら、そう言った。

さっきの戦いによる痛みがまだ消えずその痛みに耐えていた。

4人は喫茶から出て、桜と春日、光次郎とあかりがそれぞれ帰っていこうとしていた。

桜「じゃ!またね、光次郎くん!」

光次郎「うん!桜ちゃん!」

春日「・・・・・またお会いできるといいね、あかりさん。」

あかり「ええ。こちらこそ・・・・・・。」  そして、4人はそれぞれ帰っていった。

桜と春日はSSP第6分隊支部にいた。桜と春日はSSP専用の服を着ていた。

春日「シャーマニック・ツァルト!?」

清水「はい!奴は・・・・様々な武器を持って、マリオネット・ライターを苦しめていました。」

野沢「それに、その前のブラックアタッカーとの戦闘に出てきた凶器の付いた伸びる機械も、

あのジャンボロイドの仕業ではないかと・・・・・。」

桜「・・・・・・私が来なかったせいでそんなに・・・・・・。」

清水「いや、月野隊員は悪くないよ。それより、卒業式はどうだった?」

野沢「楽しかったでしょう?その後の光次郎君とのデートは。」

二人は笑いながら桜に聞いた。桜は答えようと言い、春日はそれを見て微笑んだ。

桜「はい。とても楽しかったです。でも・・・・・・その間にあなたたちやマリオネットライターが・・・・・。」

桜はまた辛い表情になり、みんなも辛い表情に。

清水「・・・・とにかく、シャーマニック・ツァルトを倒さないと大変な事が起きる。」

野沢「マリオネット・ライターとうまく連携できるような事できないのかしら・・・・。」

春日「・・・・よし!今度奴が現れたら、我々がなんとかして食い止めるのよ!いいわね!?」

隊員たち「了解!!!」

桜(・・・・・光次郎君・・・・・・。)

一方、光次郎やあかりも自宅に戻っていた。光次郎はいつも通りパソコンをしていた。

あかりは和室に入り、服を脱いだ。いつものメイド服に着替えるつもりだ。白い下着が見えている。

・・・・・しかし、その途中にいきなり倒れ、胸を押さえ込みながら息をしていた。

あかり「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・!」

あかりは苦しんでいた。壊れつつある胸の機械をまた攻撃されてしまい、

その激しい痛みに今まで耐えてきたので、一人になったところで、ついに痛がった。

あかり(っ・・・・・・・・!!壊れていく・・・・・!マリオネット回路が・・・・・!!

これ以上嬲られたら・・・・・・私・・・・・!光次郎さん・・・・・・ごめんなさい・・・・・・。)

あかりは意識を失ったか目を閉じた。しかし、まだ死んではいない。

その時、高町邸の前に等身大のシャーマニック・ツァルトがいた。

シャーマニック・ツァルト「・・・・・ふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・!!!」

そして、和室では、窓がゆっくりと開け、そこからハサミの付いた機械がゆっくりと伸びてきた。

つづく

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ウルトラマンクリスタル(祝!20話突入!!)  第20話・恐るべし殺人昆虫

昆虫怪獣人・ビドロン
蟻型昆虫兵士・ティックル
蜂型昆虫兵士・ワスピ
蟷螂型昆虫兵士・マンティス
登場

ある夜、二人の防衛隊員が静かな町の夜道を歩いていた。男たちは突然、足を止める。

防衛隊員A「確か、ここにいるはずだ・・・・・!!」

防衛隊員B「例の昆虫怪人たちは確かにここで暗躍してたな!」

どうやら、隊員たちは昆虫怪人とやらを探していた。二人はきょろきょろとして、犯人を捜していた。

そして、木々の葉からガサッと音がしたため、隊員たちは木々の方に向かった。

防衛隊員A「奴か!!?」   葉の隠れから蟻のような怪虫の顔が出てきた。

防衛隊員B「蟻だ!蟻の怪人だ!!」  しかし、蟻の怪人は再び葉の隠れに隠れた。

防衛隊員A「逃がすな!!」   ガガガガガガガガガガガガガガ

隊員たちは怪人を逃がさないために、葉の隠れに向かってマシンガンを発砲した。

無数の弾が木々の葉に当たった。しかし、怪人は出てきていない。防衛隊員はゆっくりとそこに近づく。

防衛隊員A「やったのか・・・?うげ!!」  隊員Aが呟くと、突然ヤリが飛び、それに首を刺されてしまい、

倒れてしまった。隊員Bがヤリに首を刺されて倒れた隊員にかけよる。

防衛隊員B「どうした!!?・・・あ!!」 隊員Bは夜空を見上げて、驚いた。

そこから蜂型の怪人が飛んで来たからだ。蜂型の怪人が隊員Bの前に着陸した。

蜂型の怪人「ブブブブブ!ブブブブブ!!」

防衛隊員B「蜂の化け物!?畜生!!!」 隊員Bは蜂の怪人に向かってマシンガンを構えるが・・・・。

グサッ 後ろから蟻型の怪人がヤリで、防衛隊員Bの首を刺した。そして、ヤリをその首から抜いた。

防衛隊員B「あう・・・・・・!!」 隊員Bは首を貫かれため、倒れる。二人の隊員は死んでしまった。

蟻型の怪人はティックル。蜂型の怪人はワスプであった。

ティックル「アリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!」

ワスプ「ブブブ!ブブブブブブブ!!!」  ティックルとワスプは抹殺を終え、どこかへ走り去った。

一方、ハリーの家では、コリスは自分の部屋で、パソコンをしていた。

コリスは今、大怪獣バトルのサイトを見ていた。

コリス「・・・・・へぇ・・・・ついにこの怪獣も出てきたのかぁ。・・・・・・・・。」

・・・・コリスの脳裏に前回のゴダルとの戦闘がよぎっていた。激しい戦いであった。

コリス「・・・・・ゴダル・・・・・・。あの人との決着は・・・・・・!」

そこに、ドアが開いてハリーがこの部屋に来た。ハリーはコリスに話しかけた。

ハリー「よう。コリス。さっそくだけど、明日、昆虫採集にいかないか?」

コリス「え?昆虫採集ですか?・・・・まだ・・・・・5月くらいだけど・・・・・。」

ハリー「確かに5月だよなぁ。でも、DGCでも聞いたろ?噂の殺人昆虫の事を。」

コリス「え?あ・・・・・・はぁ。確かに隊長から聞いたけど・・・・。」

ハリー「その殺人昆虫を採集して、DGCに連行させようってわけよ。」

コリス「でも、そいつらのアジトは今、どこにあるかは・・・・・。」

ハリー「・・・うーん!俺の考えによれば・・・・ほとんどの虫は森にいる。

つまり、奴らも森にいるんじゃねぇかと思ってなぁ。」

コリス「でも、殺人昆虫たちは複数存在するし、普通の人間で勝てるだろうか・・・・。」

ハリー「そんときゃ、コリスのお友達のDGCに連絡しときゃ、こっちのもんさ!

もし、敵のボスが見つかったら、DGCにその居場所を教えてやるんだ!

どうだ?すげぇだろ、俺の対殺人昆虫の作戦、【昆虫採集】は!」

コリス「・・・・うーん・・・・。もし、昆虫怪人たちのアジトが森のどこかであっても、

どんな罠があるかわからないし・・・・。それに、僕たち二人で無数の敵に立ち向かえるか。」

ハリー「俺にもいろいろ考えてるさ!それじゃ、明日行こうや。お休み!」

ハリーは笑いながら、そう言うと、部屋から出た。

コリス「・・・・・もし、殺人昆虫のアジトが森のどこかだったとしたら・・・・・。」

二日前、コリスがDGCの司令室にいた頃。モモが隊員たちに殺人昆虫についてを語っていた。

モモ「・・・・・昨日の夜、突然、虫のような怪人たちが人間を殺したという噂があったわ。」

サキ「今度の敵は虫ですね・・・・。」

イチゴ「どのような虫が怪人になったんですか?」

モモ「・・・・近所の人からの情報では、蟻、蜂、蟷螂の3体が怪人になっていたそうよ。」

シュドー「蟻に蜂に蟷螂ですか。いかにも人を襲いそうですな。」

テブリッシュ「その怪人たちが何故・・・・・?」

モモ「目的自体はわからないけど、私の考えによれば、

昆虫たちが人間たちに復讐を始めたのかと思う。」

イチゴ「復讐ですか?」

モモ「ええ。多分、人間たちが昆虫たちを捕まえたり踏んずけたり、さんざん惨い目にあわせたから、

仕返しをしようしたんだわ。きっと。」

テブリッシュ「その恨みが昆虫たちに力を与えたわけですね。」

モモ「・・・・そうかも知れないけど、もう一つ、別の理由があるわ。」

シュドー「別の理由?」

サキ「まさか・・・・宇宙人が操っているとでも言うのですか!?」

モモ「いえ・・・・今回の事件は宇宙からの関連はないわ。」

イチゴ「つまり、地球上での問題ですね。」

モモ「ええ・・・・・・。政府からは、殺人昆虫と名づけていたわ。」

イチゴ「殺人昆虫・・・・・!」

モモ「そして、その殺人昆虫を何者かが操っているところがあるわ。宇宙人ではないとすれば・・・・!」

コリス「・・・・・・虫の王・・・・・みたいな者ですか・・・・?」

モモ「・・・・・・そうかも知れないわ。取り合えず、今回の我々の任務は、

殺人昆虫の一掃及びそれを操る犯人の逮捕にあたるわ。心してかかるのよ。」

隊員たち「はい!!」

そして、現在・・・・・・コリスはベッドで横たわりながら、こう思った。

コリス「・・・・・虫たちが・・・・・人間に虐められて仕返しするために、怪人になるなんて・・・・。

自然ではありえない・・・・。何者かが操っているに違いない。

もし、人間に対する恨みを知る者がいたとしたら・・・・・・その者が虫を操ってるかも知れない・・・・。」

そして、次の日の朝が来た。

つづく

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今回は【見よ!ウルトラ怪奇シリーズ】の第1弾です。

狼男をコンセプトにした怪人が登場しました。

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あかり「大乱闘バトル?」

春日「ええ。いろんなキャラクターが戦うクロスオーバーデータカードダスよ。」

あかり「そうですか。」   桜と光次郎はさっそくその大乱闘バトルをやってみた。

二人はお互い3枚のカードをスキャンした。大乱闘バトルは大怪獣バトルNEOを同じルールで、

怪獣はもちろん、他作品のキャラたちがカードから登場するらしい。

ちなみに、光次郎は、「ドナルド・マクドナルド」、「ガンダーギラス」、「フェイト・T・ハラオウン」で、

桜は「乙宮灰音」、「赤夜萌香(裏)」、「小狼」であった。さっそくゲームが始まった。

光次郎「行け!ドナルド!!」  ちなみにドナルドはマクドナルドのキャラです。

桜「頑張って!灰音!!」   ちなみに灰音は紳士同盟のキャラです。

アタックバトルで灰音が勝ち、コマンドバトルで3回アタックに成功した。メンバーチェンジが来た。

光次郎「頼んだよ!フェイト!!」   ちなみにフェイトはなのはのキャラです。

桜「お願いね!萌香!!」   ちなみに萌香はロザリオとバンパイアのキャラです。

他にガンダーギラスは流星人間ゾーンの怪獣、小狼はツバサのキャラです。

あかり「二人とも、楽しんでますね。」

春日「ええ。まだ・・・・・子供ですから・・・・。」

二人は光次郎と桜が一緒に遊んでいるところを見て微笑んだ。光次郎と桜は遊びながら笑っていた。

光次郎「やったぁぁぁ~!」  激しいゲームの結果、光次郎の逆転勝ち。光次郎は喜ぶ。

桜「負けた~!」  桜は負けたが、何故か笑っていた。

あかり「おめでとうございます。」

春日「お疲れね。」  あかりと春日は拍手した。光次郎と桜は二人の元に戻った。

桜「偶然、スーパーコンボカードを手に入れたんです!【セーラームーン】でした。」

光次郎「僕も前にスーパーコンボカードを手に入れました。【カービィ・ザ・バーバリアン】でした。」

あかり「よかったですねw」

一方、桐原もこのゲーセンに来ていた。彼はどうやらドンキーコングのアーケードをしていた。

桐原「・・・・・・・くだらん・・・・・・・。」

その頃、デス・ナイトの日本支部のアジトでは、佐野山とジェノサイドシーザーがいつも通りいた。

ジェノサイド・シーザー「柴の伝令によれば、シャーマニック・ツァルトはもうじき戻るそうです。」

佐野山「そうか・・・・・。では、呼びたまえ。」

ジェノサイド・シーザー「はっ。・・・シャーマニック・ツァルト!!!」

ジェノサイド・シーザーの呼び声に応え、シャーマニック・ツァルトがこのアジトに来た。

シャーマニック・ツァルト「ただいま戻ってきました。」

佐野山「どうだったかね?先ほどのSSP隊員との戦闘は?」

シャーマニック・ツァルト「・・・・我々は敗退しましたが、隊員一名抹殺しました。」

佐野山「そうか。一名でも構わないさ。お前の巨大形体の異形の力は、

今までのジャンボロイドより遥かに素晴らしい。」

ジェノサイド・シーザー「お前のその力でマリオネット・ライターを探せ。

ライターは今、奴が追跡しているはずだ・・・・!」

シャーマニック・ツァルト「わかりました。その時は私の手で大暴れしてくれましょう。」

一方、光次郎たちはマンガ喫茶に行って、テーブルで本を読んでいた。光次郎と桜は一緒にいる。

光次郎は【一騎当千】を、桜は【彼氏彼女の事情】を読んでいた。

光次郎「・・・・・・・・榊君・・・・・・。」

桜「ん?どうしたの?光次郎君。」

光次郎「え?いや・・・・その・・・・。ちょっと前に榊くんと話してね・・・。」

桜「へぇ・・・・。」

光次郎「・・・・そういえば、桜ちゃんは高校でどんな部活に出る?」

桜「・・・・・・悪いけど、SSPの仕事もあるから・・・・・。出るつもりはないわ・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・。僕は・・・・・・。」

これは、卒業式の終わりごろ、光次郎と榊が話している頃である。

榊「ありがとう・・・・。実は・・・・・・俺、高校生後でもこのまま部活を続けようと思うんだ。」

光次郎「弓道部を続けるんだね。」

榊「ああ。君はどうする?高校での部活の事だけどよ・・・・。」

光次郎「・・・・・・悪いけど、もうやめるよ。」

榊「・・・・・そうか。」

光次郎「・・・・・前からそう思った。でも、今は違う。榊がやるなら・・・・僕もその部活に残る。」

榊「・・・・本当にありがとうな。光次郎。」

光次郎(それに・・・・・・デス・ナイトを滅ぼすのに、もっと弓矢の腕をあげなきゃ・・・・!)

榊「・・・・・・俺たちは中学生の先輩になるんだ。彼らの先輩としてしっかり頑張ろうぜ。」

光次郎「ああ。・・・・でも、ときどきサボるかも知れないけど、いいよね?」

榊「・・・もちろんだ。無理に行くことはない。」

光次郎「じゃ、高校でまた会おうぜ。」

榊「ああ!それまでに・・・・じゃあな。」  こうして、二人は離れて、別れていった。

光次郎「・・・・・榊君・・・・。」 あかりの元へ向かおうと歩く光次郎の前に聡子が来た。

聡子「ついに卒業できたのね、光次郎君。」

光次郎「・・・・・・はい。」

聡子「高校での部活は決まった?」

光次郎「はい。自分はそのまま弓道部に行きます。」

聡子「そう・・・・・。強くなったのね。」

光次郎「え?」

聡子「ほら、あなた、弓道部に奴らが怖くてやーやー泣いてたでしょ?

でも、高校でそんな部活に残ろうとするなんて、勇気を持てるようになったなと。」

光次郎「・・・・勇気・・・・か・・・・。ところで、聡子さんは?」

聡子「・・・・・私は・・・・日向と同じ音楽部に行こうと思ってるの。」

光次郎「・・・・そうですか。」

聡子「あ、光次郎君も弓道部と同時に参加してみたら?きっと面白くなるよ。」

光次郎「でも・・・・僕、演奏苦手だし・・・・。」

聡子「演奏だけじゃなくて歌詞とか歌とかもできるわよ。大丈夫。私が教えてあげるから。」

光次郎「・・・・・わかりました・・・・ちょっと・・・・考えて見ます。」

聡子「ふふ。別に無理しなくていいのよ。」

光次郎「・・・・・・はい。」   そして、現在・・・・。

桜「・・・・それで・・・・・。」

光次郎「うん・・・・・。もし、二つ同時に部活やるかも知れないけど、一日一回ずつはやると思う。」

桜「そう・・・・。頑張ってね^^」

光次郎「うん!」   一方、あかりと春日は別の場所で本を読んでいた。

あかりは「満月を探して」、春日は「悪魔なエロス」を読んでいた。

春日「・・・・・あかりさん。」

あかり「?・・・はい・・・・。」

春日「・・・・・いえ、なんでも・・・・・。それより、あなたはウルトラマンとか見てる?」

あかり「ウルトラマンですか。光次郎さんがよく見てますから、だいたいなら知ってます。」

春日「そう。実は私もだいたいなのよ。」  二人は笑いあっていた。その様子を密かに謎の男が見ていた。

アジトでは、柴が佐野山に報告に来ていた。

佐野山「そうか・・・・・・。やっと奴の居場所がわかったか・・・・・!」

柴「は。後はシャーマニック・ツァルトにお任せしますか?」

佐野山「当たり前だのクラッカー。シャーマニックツァルト!」

シャーマニック・ツァルト「はい。」

佐野山「ついにお前の出番が来たよ。思う存分に暴れてくれたまえ。」

シャーマニック・ツァルト「わかりました。」

その頃、SSP第6分隊支部の司令室では、隊員たちが暗いムードになっていた。

野沢「・・・・・また一人、仲間が減っちゃった。」

清水「堂本隊員は先ほどの戦闘で、謎の機械の刃に刺されて死んでしまっている・・・・。

彼女の死を無駄にしないためにも、我々は頑張らなければならない。」

野沢「・・・・そうだね。あの人の死をいつまでも悲しんじゃ・・・いけないよね。」

野沢は目から涙が出たそうなので、それを拭く。清水は切なくも微笑ましい表情でそれを見た。

その時、通信隊員が隊員たちに向かってこう叫んだ。

通信隊員「DR地区にて、ジャンボロイドが現れました!!」

野沢「なんですって!!??」

清水「くっ・・・・!こんな時に・・・・・・!!隊長に連絡しておいて!我々は出撃します!」

通信隊員「わかりました!」

一方、マンガ喫茶内で、春日の携帯電話が鳴り出した。春日は電話をした。

春日「もしもし?」

通信隊員の声『こちら、通信隊員!DR地区にてジャンボロイドが出現しました!

この都会に近い地区です。清水隊員たちが出撃しました!』

春日「わかったわ!なんとか倒すのよ!」  春日の声を聞いたあかりはこう思っていた。

あかり(・・・・・まさか・・・・ジャンボロイドが出現した!?それに、春日さん・・・・まさか・・・・・!)

春日は電話を切った。

春日「・・・・ん?どうしたの?」  春日に聞かれたあかりは笑顔でこう言った。

あかり「いえ。なんでもありませんよ。」

春日「・・・・・そう。」

そして、DR地区の街で異形のジャンボロイドが現れた。機械でできたような足が8本もあり、

手も機械のようで6本くらいあった。一本ずつに武器があった。右上の手に機関銃、右手に剣、

右下の手にスタンガンがあり、左上の手にビーム砲、左手にドリル、左下の手にハサミがあった。

ピンクの髪が長く伸びていて、目が赤く輝いていて、口の部分に銀色のマスクをしていた。

腹や胸には、大きな丸い銀色の部分があった。まるで、ゲートを閉じたような部分であった。

この異形の少女こそ、シャーマニックツァルトの巨大化した姿であった。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

シャーマニック・ツァルトは蜘蛛のような8本の足を激しく動かして進攻していった。

人々はシャーマニックツァルトから逃げ惑っていた。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

そして、シャーマニックツァルトはドリルの付いた手を前に出し、ドリルを回し、

目の前のビルを貫いた後、体当たりをしてビルが崩れてさせた。

さらに、銃の付いた手を前に出し、そこから無数の弾を連射、周りの建物を次々と破壊していった。

そして、左手のハサミで大きな瓦礫を持ち上げ、それを投げつけ、一つのビルを壊していった。

シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」

敵はまたも右上の手の機関銃で攻撃。無数の弾によって、建物が次々と爆発した。

そこに、二機の戦闘ヘリと、リボルバージャック部隊が駆けつけ、

さらに、地上から戦車部隊やランドバーナーも駆けつけた。

ちなみに、戦闘ヘリでは、一機ずつ、野沢と清水が乗っている。

清水は一号機、野沢は二号機に乗ってると言っていいだろう。

野沢「ジャンボロイド発見!!」

清水「みんな、一気にカタをつけるわよ!!」

阿相隊員「はい!・・・・街がどんどん破壊されていく・・・・!」

東雲隊員「なんとかしてこれ以上の被害を止めなきゃ!!」

花園「ランドバーナーも協力します!」

つづく

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