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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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デッドジン「ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

デッドジンが右手の巨大な爪でティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」

ティアーズはしゃがんで、それを避ける。そして、

すぐに左ストレートでデッドジンを攻撃する。

デッドジン「ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

さらにティアーズはハイキックで魔獣をさがらせる。

日下部たちBAR隊員は野口や倒れた森下と徳丸を、

安全な場所へ連れて行っている。

デッドジン「ウオオオオオオオオォォォォォォォォ」

デッドジンが左手の爪でティアーズを攻撃。見事に命中した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

ティアーズは身体を斬られたような感覚に襲われて、さがる。

デッドジンがさらに攻撃しようと歩くが、

ティアーズはジャンプで避ける。

ウルトラマンティアーズ「ウルトラジャンプ!!!!!」

夜空に浮かんだティアーズが一瞬だけ回転して、

後ろから魔獣に近づく。

そして、右足でデッドジンの背中を蹴り付ける。

デッドジン「ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ」

攻撃を受けたデッドジンは倒れ、

ティアーズは敵の後ろに着地する。

ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!!」

デッドジンはゆっくり立って、口から緑色の火炎を吐く。

ティアーズはそれを避けながら、デッドジンに近づく。そして。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアァァァァッ!!!!」

ティアーズは素早い右ハイキックでデッドジンの首を攻撃。

蹴りがあまりに素早いためか、

魔獣の首が切断され、顔が飛びあがる。

ウルトラマンティアーズ『やったか・・・・・!?』

だが、顔を失ったデッドジンの両腕が動き出す。

落ちて行く顔を掴んだ。

そして、その顔と身体が再び合わせて、元通りになってしまった。

デッドジン「ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

元通りになったデッドジンはゴリラのように胸を叩く。

ウルトラマンティアーズ『効いてない!?』

ティアーズはこれを見て、驚く。デッドジンはそんなティアーズに迫る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!ウルトラパンチ!!!」

ティアーズは強烈なパンチでデッドジンの胸を貫く。

ウルトラマンティアーズ『今度こそ・・・・!』

ティアーズは敵の心臓を破壊したので、

勝ったと思っている。だが。

デッドジンは口から緑色の火炎を吐いて、ティアーズを攻撃した。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァ!!!!??」

ティアーズは火炎を浴びて、

それに押されるように魔獣からさがって倒れる。

そして、ティアーズに貫かれた胸が元通りになってしまう。

デッドジンは死体であるゾンビの集合体として生まれた存在。

死体なので、死なせる事はできない。そう。デッドジンは、

いかなる攻撃でも倒せる事ができないのだ。

だが、きっと倒せる方法はあるハズだ。

デッドジン「ウアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ」

デッドジンの顔に付いている、

6つの角から紫色の電撃光線を放った。

その光線の4つがティアーズに命中。残りは木々を爆破させる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!!」

攻撃を受けたティアーズは倒れそうになる。

そんなティアーズを、

容赦なく蹴り上げるデッドジン。バグヅンはそれを見て、

まるで笑っているかのように異様な動きで飛んでいる。

バグヅン「・・・・・!・・・・・!・・・・・・・・!!」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!!」

ティアーズはアームシュートでデッドジンを攻撃する。

倒れるが、すぐに立ち上がってしまうデッドジン。

デッドジン「ウウウウウゥゥゥゥゥッウアアアアアアァァァァァァァァ」

デッドジンがジャンプして、ティアーズに接近。

そのまま押し倒す。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・!」

ティアーズはデッドジンに両腕を掴まれて、

不自由になってしまう。

その時、夜空からバルワンダー1号と2号が飛んで来た。

日下部が1号で、上川と叶野が2号を操縦している。

2機はレーザーバルカンでデッドジンを攻撃する。

デッドジン「ウアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

デッドジンはバルワンダーの攻撃にひるみ、

ティアーズから離れる。

日下部「ティアーズ!!ゾンビの弱点は脳のある頭よ!!!」

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァッ!!!」

ティアーズはチョップでデッドジンの頭を攻撃。あまりの威力に、

頭が真っ二つになった。だが、

それも無理。真っ二つになった頭が、

また元通りにくっついてしまったのだ。

上川「そんな!?復活した!!?」

叶野「ゾンビは頭が弱点のハズ!だが、ゾンビの魔獣には、

そんな弱点もかき消したと言うのか!?

やはり、魔獣は恐ろしい・・・!」

そう。魔獣は恐ろしいのだ。

デッドジンはゾンビの弱点をも消す程に、

恐ろしい生ける屍のモンスターであるのだ。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線で、

デッドジンの身体を粉々にした。

だが、その粉々になった身体がまた再生し、

元通りになってしまう。

そして、ティアーズのカラータイマーが鳴り出す。3分に近い。

ウルトラマンティアーズ『畜生・・・・!どうすりゃ良い!?

ファイティウム光線でも通じねーのかっ!?ゾンビは、

元から死んでるから生きてない。

だが、こんな異常な再生ができる、

ゾンビなんて聞いた事がない!!・・・・・む!?』

その時、ティアーズは飛んでいるバグヅンに気づく。

ウルトラマンティアーズ『そうだ!!

この虫が魔獣を操っているんだ!!

こいつさえ倒せば、魔獣は動けなくなるに違いない!!!』

ティアーズはジャンプして、空を飛ぶ。

そして、バグヅンに接近する。

バグヅン「・・・・!?・・・・・・・・!!」

バグヅンは追ってくるティアーズに気づき、逃げようと飛ぶ。

ティアーズはそれを許さず、バグヅンを追う。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!」

ティアーズはバグヅンにチョップして、魔虫を地面に叩き落とす。

ティアーズは着地すると、

バグヅンが再び飛んで来て、ティアーズに迫る。

バグヅン「・・・・・・・・・・・・!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・・・!!!」

ティアーズはバグヅンの角を掴み、

右足でバグヅンを数回蹴り付ける。

そして、右手のパンチでバグヅンを思いきり殴り飛ばす。

バグヅン「・・・・・・・!??」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」

ティアーズはアームシュートでバグヅンを粉々に爆発させて倒した。

その時、デッドジンが急に動きを止めた。

操る者がいなくなったので。

ただの死体に戻りつつあったのだ。

バルワンダー2機がレーザーバルカンで、

そんなデッドジンに総攻撃する。

そして、空を飛んで来たティアーズが、

着地して、ファイティウム光線でデッドジンを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!!」

光線を浴びたデッドジンの身体が炎上し、

魔獣は消滅してしまった。

まるで、

魔獣の一部となった死体たちがこの世を去るかのように。

日下部「これで、ゾンビ騒動が終わったわね・・・。」

日下部は安心して微笑む。ティアーズは夜空を飛んで去る。


次の日。平和になった大鳥町の道路を歩く灰間と野口。

灰間「そう言えば、

森下も徳丸も来てねーけど、何があったんだ?」

野口「うん。それが、いつまたゾンビたちが襲ってくるか、

わからないと言って怖がっちゃって、家に籠っているそうよ。」

野口が苦笑いしそうな笑顔で言う。

灰間「へぇ。せっかく、ゾンビを操る虫は倒して、

二度とゾンビが現れないってのに、心配性だな。あいつら。」

野口「仕方がないよ。一度、恐怖を感じると、

誰だって不安するわ。いわゆる、トラウマって感じかな?」

灰間「ふーん。まあ、今やまだ夏休み。新学期までは治るさ。

俺もその間に何かして、夏休みを満喫しようかね・・・。」

野口「・・・・そう言えば、灰間君は夏休みの宿題は終わった?」

灰間「暇な時はやったさ。ほぼ全部終わりそうだけど。ん?」

その時、バルターボが走って来て、

灰間と野口のところに停まる。

窓からヘルメットを被っている日下部が出てくる。

日下部「灰間!!

今からパトロールに行くから、協力しなさい!!」

灰間「そんな気はない。良いじゃねーか。夏休みくらいよ。」

日下部「BARに夏休みとか関係ないわ!!

良いから乗りなさい!!

こうしている間でも魔族が暗躍してるかも知れないのよ!!?」

灰間「はぁ・・・。わかったよ。野口。悪いけど・・・。

俺、ちょっとBARの仕事に行ってくるわ。」

野口「ええ。頑張ってね・・・。」

灰間は残念そうな表情でバルターボに乗る。

そして、バルターボはすぐに走る。

野口「くすっ。夏休みでも大変ね。BAR隊員って・・・。」

野口は微笑んでそう言う。そう。BAR隊員は忙しいのです。

例え、夏休みでも、魔族が暗躍している限り、

BARは休みもせずに頑張らなければなりません。

全ての魔族を倒し、

本当の平和が戻ってくるまで、

灰間たちBARの戦いに終わりはないのです。

頑張れ。灰間翔。負けるな。ウルトラマンティアーズ。

次回に続く

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野口「その昆虫が・・・・ゾンビたちを操っていると思っています。」

日下部「・・・・っ!そ、そうですか。さっそく、

調査してみます!灰間!この辺の防衛をお願い。」

灰間「了解。」

日下部はさっそく二人から離れて、謎の昆虫を探しに走った。

灰間「あの昆虫・・・。今でもゾンビを使って、

俺たちを狙っていると思う。しばらく、俺から離れるな。」

野口「は、灰間君・・・・。わかったわ。」

灰間「今、お前をガードできるのは俺だけだしな!」

野口「っ!そ、そうね・・・・。」 野口は少し照れそうになる。

灰間(俺もその昆虫を探したいところだけど、いつ、

ゾンビたちが野口を襲ってくるかわからない。

置いていくワケにはいかねーようだ・・・・っ!

ま、昆虫の事は日下部に任せるか・・・。)


BAR基地の司令室で、大神が通信機で、

日下部からの通信を受ける。

日下部の声『・・・・そのゾンビどもを操っているのは、

不気味な形をした昆虫かと思われます。灰間隊員が、

それを目撃したので、間違いはないかと・・・・。』

大神「昆虫か・・・・。そう言えば、世間では、

異形な虫を見たと言う噂も相次いでいるけ。』

日下部の声『ですが、

今ではお化けらしい存在の噂も相次いでいます。』

大神「となると、この二つの噂には関連性があると思うがな。」

日下部の声『・・・・魔族の仕業ですね・・・・!」

大神「そうじゃけ。さっそく、その不気味な昆虫を撃て。

そうすりゃ、ゾンビたちも動けなくなるがな。」


町を走りながら、大神と通信していた日下部は頷いて賛成する。

日下部「わかりました!さっそく、上川さんや叶野さんにも、

知らせて来ます!!灰間には、この町の防衛を任せます!」

そして、日下部は右腕に付いているシーバーのスイッチを切る。

それにより、通信が切れた。

腕に付いているシーバーは、バルシーバー。

BARの通信専用シーバーである。ちなみに、空では、

太陽が沈みつつあり、夕日となっていた。


野口邸の近くでは、ゾンビが多く出現し、灰間と野口を狙う。

ゾンビたち「オウウウゥゥゥゥゥ!!」 「アアアァァァ・・・!」

「ガルルルルルルル・・・!!」 「シャアアァァァッ・・・・!!」

灰間「畜生ども!!」 灰間はバルガンを連射しまくる。

それにより、二人を狙うゾンビたちが全員、倒される。

灰間「くっそ!ゾンビの野郎。

俺らを殺すまで消えないワケか・・・。」

野口「・・・・灰間君。ちょっと良いかな?」

灰間「何だよ?」

野口「昆虫が私たちを狙ってゾンビたちを、

どんどん出現させているわよね?

この町にゾンビたちが溢れそうなのは、

私たちがこの町にいるせいだと思う・・・。」

灰間「確かに、

ゾンビどもは俺たちを狙うように次々と増えてやがる。

夜になると、この町がゾンビの町になっちまう・・・!そうだ!!

この町から離れて、どこかの森に行こう!!そうすりゃ、

ゾンビどもはこの町にいなくなって、

俺らのいる森に襲撃しに来る!!」

野口「そうね・・・!それにかけてみましょ!!」

灰間と野口は走った。この町から離れようと、

どこかの森へ目指すために。

その二人を不気味な昆虫は遠い空から見た。


夜になった。町では、多くのゾンビがいた。

上川と叶野はバルガンを連射して、複数のゾンビを倒していた。

上川「はぁ・・・はぁ・・・。や、やったか・・・!?」

叶野「いや、ゾンビはまだどこかで増えているのかも知れない!

原因を掴めない限り、

ゾンビはこの町を狙い続けるそうだ・・・!」

上川「そ、そんなァ・・・・。」 上川は絶望しそうになる。その時。

日下部「叶野さん!!上川さん!!」 

叶野&上川「日下部!!!」

後ろから日下部が走って来て、二人はそれに気づく。

日下部「ゾンビを操っている奴の正体がわかりました!!」

叶野「何!?それは本当か!!?」

日下部「はいっ!!どうやら、不気味な姿の昆虫のようです!!

その昆虫がゾンビを出現させ続けています!!」

上川「では、そのゾンビを倒さない限り、

ゾンビたちは消えないワケだね。」

日下部「そうかも知れません。噂では、その昆虫は、

夜になるとどこかの森に出現するかと思います・・・!」

そして、ついに。町にいるハズのゾンビたちが、

全ていなくなった。何故なら、

昆虫はこの町から去ったからだ。

この町から離れた灰間と日下部を追うように。

残ったゾンビたちを、

全て、その二人のいるところへと送り込んでいたのだ。


夜の森では、徳丸と森下がいた。

まだ、昆虫を捕まえてないらしい。

森下「ううぅぅ~っ。怖いよォ。もう帰ろうよ・・・。」

徳丸「そ、そうだね。もう暗いし・・・。」

森下が涙目でそう言い、徳丸も少し震えている。二人が、

そろそろ帰ろうとする時、あの不気味な虫が現れる。

徳丸「あっ!!変な形の虫だ!!」 森下「もしかして、噂の・・・!」

その時、徳丸と森下の前にの5人のゾンビが現れた。

ゾンビたち「ウオオオオオオォォォォォ・・・・・!!!!」

ゾンビを見た徳丸と森下はそれに恐怖して、絶叫する。

徳丸&森下「ひぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

出たあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

昆虫は自身を目撃した二人を襲おうとする。その時であった。

木々から灰間と野口が来て、灰間がバルガンを連射しまくる。

灰間の攻撃を受けたゾンビは全員、倒れる。

灰間「二人とも。大丈夫・・・・なワケねーか。」

ゾンビを見た徳丸と森下はそのショックで気絶したのだ。

野口「気を失っているだけだから、大丈夫だと思うわ・・・。」

灰間「だと良いけど・・・・。あっ!!」

その時、灰間たちの周りには、無数のゾンビが出現して、

彼らを襲おうとゆっくり歩いていたのだ。

ゾンビたち「ウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!」

野口「こ、こんなに・・・・!!?」 

野口は無数のゾンビを見て、驚く。

灰間「やはり、ゾンビどもに俺たちを狙わせやがったな・・・!?」

ゾンビたちは少しずつ灰間たちに近づきつつある。それを、

不気味な昆虫が空から見物している。

だが、灰間はその昆虫を見つける。

灰間「あっ!!あのクソ昆虫・・・・!!」

不気味な昆虫「・・・・・・!」 昆虫はすぐに逃げようと飛ぶ。

だが、灰間はとても高いジャンプをして、銃口を昆虫に向ける。

灰間「逃がすかァ!!!!!」 

灰間は火薬弾を1発、撃ち出す。

その1発が昆虫に命中した。昆虫は遠くの方へ落ちて行く。

そして、無数のゾンビが全て倒れた。灰間が着地する。

野口「銃弾を受けた昆虫が死んだから、

ゾンビたちは活動を停止したのね!」

そう。昆虫が倒されたので、ゾンビたちを操れなくなる。

それにより、操られたゾンビたちは全て、ただの死体となった。

灰間「これで、ゾンビ騒動も終わりだな・・・。」

安心する灰間と野口。その時、遠くの森から急に閃光が放つ。

灰間&野口「え・・・・っ!?」 二人はこれに驚く。

数回、閃光が続くと、森の中から巨大化した昆虫が現れた。

野口「巨大化していったわ!!」

灰間「野郎・・・・!ついに、魔獣になったか!!」

そう。ゾンビたちを操った昆虫も魔獣であった。名はバグヅン。

バグヅン「・・・・・・・・!!」 バグヅンの角が青く光り出す。

その時、倒れていた全てのゾンビが闇の塊となって、

空に浮かんでいく。

野口「ゾンビたちが黒いエネルギー体に!?」

その黒いエネルギーとなったゾンビが全て合体していき、

巨大な怪物となっていった。顔がゾンビと同じ顔で、

その左右の部分に6つの少し大きい角が生えていた。

身体が崩れていそうに見えるも、

何かと筋肉が上達しているらしい。

両手からは鋭い爪。尻尾まで生えていた。そう。

この怪物は全てのゾンビが合体して魔獣化したものであった。

人呼んで、デッドジン。バグヅンの手下魔獣である。

デッドジン「ウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

デッドジンの口から無数のゾンビの呻き声が聞こえる。

それが、この魔獣の鳴き声だろう。

魔獣の姿に灰間と野口は驚愕する。

そこに、日下部、叶野、上川が駆け付けた。

日下部「巨大な魔獣が出現したわね・・・っ!」

灰間「皆・・・!ちょっと、こいつらを守ってくれ!!」

叶野「灰間はどうするんだ!!?」

灰間「俺は残りのゾンビをぶっ飛ばしてくる!!」

灰間は野口たちを日下部たちに任せて、

人気のないところへ走る。

日下部「ちょっと!!灰間!!」 野口「灰間君・・・。」

上川「・・・・にしても、この魔獣。何だかゾンビみたいだ・・・;」

上川はデッドジンの姿を見て、

そう思って気分が悪そうになる。

叶野「・・・この人たちを家に帰したら、

バルワンダーに乗るぞ。」

デッドジン「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

デッドジンは灰間を探そうと森中を歩き回る。

灰間「・・・・ティアーズ!!!!!!」

人気のないところに来た灰間はティアーズに変身した。

野口「ウルトラマンティアーズ!!!!」

デッドジン「ウウウウゥゥゥッウオオオオオオオォォォォォォォォ」

ティアーズを見つけたデッドジンはすぐに近づこうと走る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・ショワッ!!!」

ティアーズもすぐに走り、両者は激突する。

つづく

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バンジョー「あっ!こっちに向いた!!」 カズーイ「戦う気!?」

そして、クロコタスはゆっくりとバンジョーたちに近づく。

それも、口を大きく開けながら。ゆっくりと空気を数回噛んでいく。

クロスタコ「ねーねーっ!何か頂戴。」

カズーイ「な、何を言ってるの!?」

ユミ「クロコタスは何か食べたがっているハズよ。」

バンジョー「そ、そうか!!カズーイ!!タマゴだ!!」

カズーイ「ええ!タマゴミサイル!!!」

カズーイはクロコタスにタマゴを食べさせてみようと発射する。

クロコタス「ガブッ!!!ムシャムシャ・・・ムシャムシャ・・・ッ。」

クロコタスはそのタマゴを丸ごと食べている。その時、

クロコタス「美味しーい!!クロコタスの大好物だ!!」

クロコタスは物凄い笑顔で言う。

それを見たバンジョーとカズーイは一安心する。

バンジョーとカズーイ「ふぅ・・・・。」

テル「クロコタスは生物は食べず、

平和的な性格な奴が多いんだ。」

クロコタス「そうだよ。なのに、他の種族の皆ったら、

僕らの事を怖がるんだ。やっぱり、

僕らの友達は他のワニさんたちだけだよ。」

バンジョー「へぇ・・・・。そうか。じゃ、聞くけど・・・。

この沼で安心できるところはないかな?」

クロコタス「それなら、僕らワニ族の住み処にある、

僕の秘密基地に来ると良いよ。誰にも見つからないしさ。」

テル「ワニ族には他の種族を歓迎するする者や、

他の種族を平気で殺してしまう者がいる。このクロコタスは、

恐らく歓迎する者の一人だろう。しばらく、頼った方が良い。」

バンジョー「そうだね・・・。よろしく頼むよ。」

クロコタス「うん!それじゃ、ついて来て!!」

クロコタスはゆっくり歩くと、バンジョーたちは彼の後について行く。

謎の声「そこまでだ!!金ぴかワニと部外者ども!!!」

バンジョー「え・・・?」 クロコタス「うっ!?その声は・・・!」

謎の声を聞いたクロコタスは恐怖を感じるが、

バンジョーたちは何か何だかわからない様子。

その時、テルが右の方を見て、叫ぶ。

テル「むっ!?あそこだ!!!」 バンジョー「何!?あっ!!」

右の方から何かが飛んで来た。

それはまるで、円盤のようだった。

カズーイ「え、円盤・・・!?」 ユミ「いえ!!亀の甲羅よ!!!」

そう。これは亀の甲羅であった。その甲羅が円盤のように、

飛んでいき、バンジョーたちに近づいて来るではないか。

バンジョー「こっちに向かって来る!?伏せろ!!!」

バンジョーたちは甲羅の突進を避けようとしゃがみ込む。

甲羅がバンジョーたちに接近したが、

当たる事はなかった。その時、

甲羅から手と足、顔が出た。カメ族の一人が正体を現したのだ。

カメ族の一人「ふ・・・・・っ!!」

バンジョー「き、君が・・・カメ族!!?」

カメ族の一人「そうだ。俺の名はコッパ。」

カズーイ「カメ族・・・!なら、ちょっと良いかしら!?

あたいたち、あんたたちを探していたの!」

コッパ「俺もお前らを探していたのさ・・・・。」

コッパも微笑んで言う。それを見たバンジョーとカズーイは喜ぶ。

バンジョー「じゃあ、助けに来てくれるのかぃ・・・!?」

クロコタス「ち、違うよ。こ、このカメの少年は・・・・っ。」

カズーイ「え?」 

カズーイは怯えるクロコタスの言葉に気づく。

コッパは突然、両手に剣を持ち出した。

バンジョーはこれを見て、驚く。

バンジョー「っ!?な、何をする気だ!?」

コッパ「決まってんだろ?ぶっ殺してやるのさ!!とあっ!!!」

コッパは素早く跳び出し、バンジョーとカズーイに近づく。

そして、素早くバンジョーを斬り付けた。

コッパ「でやっ!!!」 バンジョー「ぐあぁ・・・っ!!!」

バンジョーは斬られて、痛みを感じながらさがる。

カズーイ「バンジョー!この・・・っ!」

カズーイが嘴で反撃する。だが、コッパは一つの剣でそれを防ぐ。

コッパ「むん!!はっ!!」 

コッパはもう一つの剣でカズーイに斬りかかる。

カズーイ「うわっ!!」 カズーイは慌てて、その攻撃を避ける。

バンジョー「ぐっ!!おらあああぁぁぁぁ!!!」

バンジョーはパンチでコッパの体を殴る。

コッパ「ごはあああぁぁぁぁっ!!!」

これを受けたコッパは吹き飛び、倒れる。

裏返っているのでうまく立てない。

コッパ「くぅ・・・っ!!やはり、強い。だが!!」

コッパは体を甲羅に引っ込めると、その甲羅が回転して宙に跳ぶ。

そして、再び体を出して、再び立ち上がった。

バンジョー&カズーイ「な・・・・・っ!?」 

バンジョーとカズーイは驚く。

コッパ「この沼ではお前らの好きにはさせねェ・・・・!!」

コッパは再び、二つの剣を構えた。

バンジョーとカズーイも負けずに対峙する。


一方、この沼のある木々の中で多くの亀たちが集まっていた。

木そのものにドアが窓が付いているいるのが、複数見える。

無数の小さな木で作ったドーム状の家も多くある。

そう。ここは、カメ族の住み処なのだ。ここに、

ユミ、ミクス、ボトルズ、プルレスが来ていた。

イケダは既に地面の近くに置いてある。

つづく

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今回はバンカズファーストの、

第13、14、15話をまとめました。

おたからザクザクびーち編がいよいよ後半戦を迎えます。


第13話・黄・金・争・奪

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/880/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/895/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/906/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/917/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/924/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/934/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/941/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/942/(次回予告

第14話・グランチルダの野望

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/945/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/966/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/979/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/987/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1009/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1017/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1020/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1027/(次回予告

第15話・見たぞ!第6海軍長・ニッパーの姿を!!

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1033/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1050/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1065/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1071/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1074/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1078/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1082/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1086/(次回予告


今回からカテゴリーにバンカズの小説まとめを付けました。

何だかそうしないと、これからも面倒な感じもするし、

そろそろやってしまおうと思いましたから。

それにしても、バンカズファーストは本当にスローですなw(

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徳丸「あっ。灰間君!今日もBARの任務かぃ?」

灰間「ああ。ゾンビって野郎がこの町のどこかに潜んでやがるんだ。」

森下「そうなんだァ。それにしても、

灰間君の隊員コスチューム、

初めて見るけど、かっこ良いなァ~っ。」

森下は灰間の隊員衣装に惚れた。

灰間「・・・・ところで、二人とも。何だ?その格好。」

灰間は徳丸と森下の衣装に気づいて、そう言う。よく見れば、

二人とも、白い半そでシャツで、網や標本箱を持っている。

下半身では、徳丸は青い半ズボン、森下は黄緑のスカートである。

徳丸「ん?ああ。僕ら、これから昆虫採集に行こうと思うんだ。」

森下「肝試しじゃ駄目だったから、

それに挑戦しようと思ってね。

あと、変な形の虫がいたって噂もあるし、そ

れを捕まえてみたいの♪」

灰間「へぇ・・・。じゃ、頑張れよ。」

灰間は手を振りながら、二人のところを通って歩く。

徳丸「じゃ、僕らも行こうか。」 森下「うん!」

二人は明るく歩くが、灰間がそんな二人に向かって、こう言う。

灰間「あ。ゾンビが出る確率が高ーから、注意しろよ。」

徳丸&森下「え・・・・・???」


叶野と上川が歩いている時、二人は何かを見て驚く。

叶野「あっ!!!」 上川「ぞ、ゾンビだと!!?」

二人の前に一人のゾンビが歩いてきた。

ゾンビ「グルルルルルルウウウゥゥゥゥゥ・・・・・!!!」

叶野「やはり、この町にいたのか!!」

叶野がそのゾンビの頭を射撃して倒すと、

後ろを見た上川が急に叫ぶ。

上川「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

叶野「どうした!?・・・・あっ!!」

叶野も後ろを向くと驚く。そこには、

新たに二人のゾンビが歩いていた。

ゾンビ「オオオオオオォォォォォォォォ・・・・・!!」

上川「もし、この町がゾンビでいっぱいになったら、

精神崩壊しちゃうよ!」

叶野「このままでは、ゾンビたちがこの町を支配してしまう・・・っ!

一体、誰がこのゾンビを操っているんだ・・・・!!」


ゾンビたちは既にこの町にいた。それぞれ数人が、

別々の場所で行動していた。町の人々はそれに気づいていない。

だが、少しだけ気づきつつあったのだ。

とある道でアイスを食べている少年の前に、

一人のゾンビが現れる。

ゾンビ「ウオオオオオオォォォォォ・・・・!」

少年「わっ!!か、怪人!!?」

少年は驚き、尻餅をつき、アイスを落とす。

ゾンビは少年を襲おうとするが、

そのゾンビが頭を撃たれて倒れる。

後ろから日下部が走って来て、バルガンの銃弾で攻撃したのだ。

日下部「君!大丈夫!?早く家にお帰り!!」

少年「は、はい!!」

少年は慌てて逃げて行った。そこに、灰間が来る。

灰間「日下部!お前も来てたのか・・・。」

日下部「当たり前でしょ?警官たちがこの町の市民たちに、

外出禁止令を出してくれるわ!その間に私たちが、

ゾンビどもを倒さなきゃ!!」

灰間「そうだな・・・・!」 二人はゾンビを探そうと走る。

その様子を空から不気味な形の虫が見ていた。よく見れば、

その虫は青と緑が混じったような色で、甲虫に似たような姿で、

足が8本あるらしい。頭に水色のクリスタルがあった。さらに、

顔では某怪人のような口があり、無数の牙が生えていた。

不気味な虫「・・・・・・・・!」 その虫は別の方向へ飛んで行った。


ゾンビたちは今でもこの町を歩いている。その町をパトカーが、

走っていて、運転手である警官がメガホンで語っていた。

警官「ご町内の皆様。この町に、

ゾンビたちがうろついております。

従って、市民の皆様は民家からの外出をしてはなりません。

これは、外にいるゾンビたちに襲われて欲しくないためです・・・。」

パトカーが通った跡のある民家。そこは、野口の家であった。


その家のバスルームで野口がお風呂に入っていた。

開いている窓から警官の声を聞いていた。

野口「ゾンビたちが・・・・?一体、何で?とりあえず、上がろう。」

野口は風呂から出ようとする。

その様子を不気味な虫が見ていた。


野口は2階の自分の部屋に来て、

机の前に椅子に座り、窓から外を覗く。

ちなみに、野口はおしゃれな感じの洋服を着ている。

野口の目線では、

右から二人のゾンビ、左から一人のゾンビが歩いている。

ゾンビA「ウウウウゥゥゥゥ・・・!」 ゾンビB「アアァァァッ!」

野口「本当に・・・ゾンビがいるわ。でも、どうして・・・?えっ!?」

野口はゾンビたちを見て、恐怖する。さらに、ゾンビたちの、

次の行動を見て、驚く。

ゾンビたちが野口の家に近づくように歩く。

野口「そ、そんな・・・!私の家に入ろうと・・・・!!?」

そう。ゾンビたちは野口の家に入ろうとしているのだ。

ゾンビたち「ウアアアアアアアァァァァァァ・・・・・!!!」

二人のゾンビが家のドアを押したり叩いたりしていた。

野口「ど、どうしよう・・・・!何とかして逃げな・・・。っ!?」

その時、野口は不気味な虫が、

自身の前に飛んでいるところを見る。

不気味な虫「・・・・・・・・・!!」 だが、虫は襲って来ない。

野口「な、何だろ?あの虫。・・・・とにかく、逃げなきゃ!!」

野口は慌てて逃げようと部屋から出た。


1階の廊下に来た野口。その時、玄関のドアが突然、

壊れたか前に倒れる。それと同時に3人のゾンビが入って来る。

野口「ひっ!!!!!」 野口はそれを恐怖して驚く。

だが、そのゾンビたちが何故か倒れた。その頭には穴があった。

そして、後ろからバルガンを持っていた灰間が走って来た。

灰間「無事か?野口・・・・!」 野口「は、灰間君!!」

野口は灰間の姿を見て、感激する。

ゾンビたちは灰間に頭を撃たれたのだ。

野口「助けてくれたのね・・・・・っ。」

灰間「この町にはどう言う事か、ゾンビどもが跋扈してやがる。

何だか、倒しても倒しても全然消えてねェ気がするよ・・・・。

まるで、誰かが操っているみたいだぜ・・・・!」

野口「誰かに・・・・。あっ!!さっきの虫!!」

灰間「何・・・・?あっ!!」

野口は前の方に指をさす。灰間が後ろの方を見て、驚く。

そこの、玄関の近くに不気味な虫がいた。

不気味な虫「・・・・・・・!」 灰間「何だ!?あの虫!!」

野口「わからない・・・・!でも、私を見ていたわ。」

灰間「・・・・っ!そうか!わかったぞ!!さっき、

俺の後ろから気配を表したのは、こいつなんだ!!」

野口「え!?じゃあ、この虫は私と灰間君を狙って・・・!」

灰間「そうかも知れねェ・・・・!(ペンダントが光ったのも、

この虫の気配を感じ取ったからに違いねェ・・・・!)もしかして、

この虫がゾンビたちを操っているのかも知れねェ!!」

灰間がバルガンを構えて、

不気味な虫に向かって火薬弾を連射する。

不気味な虫「・・・・・!?」 不気味な虫はその連射を素早く避ける。

そして、すぐにどこかへ飛んで行った。

灰間「あっ!!待て!!」


灰間と日下部は不気味な虫を追って、家から出る。

そこに、日下部がいて、灰間に話しかける。

日下部「灰間!!家の住人は無事!?」

灰間「日下部・・・!やっとわかったぜ。」

日下部「わかったって何が?」

灰間「・・・ゾンビを操っている奴の事さ!」

野口「頭にクリスタルのような角を持った昆虫がそうなんです。」

日下部は野口を見て、驚く。だが、野口は、

ヘルメットを被っている日下部を、

彼女本人と気づいていないらしい。

日下部「っ!?(こ、この娘は、

灰間のクラスの、野口さん・・・・!?)」

つづく

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