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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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星人たちはそのバリケードに隠れながら、灰間と日下部を、

ビームで攻撃しようとする。灰間と日下部はこれを避けながら、攻撃。

だが、ほとんどの銃弾はバリケードに防がれ、敵を倒せない。

灰間「くっそ!!盾なんか付けやがって!!」

日下部「しっかり狙うしかないわね!!」

灰間と日下部はそれぞれ壁の方にくっつきながら、

キマイラ星人を倒そうと銃弾を連射する。だが、

二人だけ倒しただけで、あまり有利になってない。

キマイラ星人「・・・・・!・・・・・・・!!」

その時、星人の1発のビームが日下部の近くに壁にあたる。

日下部「あぅっ!?」 日下部は今の衝撃に驚く。

灰間「日下部!?野郎・・・!!はっ!!!」

灰間は前へ走り、ジャンプする。そのままバルガンの銃弾を連射する。

その全ての銃弾がバリケードに隠れているキマイラ星人全員に命中。

キマイラ星人「・・・・・!?・・・・・・??」

キマイラ星人たちが倒れ、灰間が着地する。

日下部「凄いジャンプね。流石はミラクルマン。」

灰間「さっさと進むぞ!敵はまた新しいトラップを仕掛けるかも知れねェ。」

日下部「そうね!急がなきゃ!!」 灰間と日下部は走り続けた。


BAR基地の司令室では、緒川が慌てて大神に報告する。

緒川「大変です!!ポイントW-2Fの山地に、

大量の電波反応が集まっていきます!!それだけではありません!

電波が集まっている地点に、魔獣反応が発生し初めました!!!」

大神「何じゃと!?まさか、魔獣が電波を集めていると言うのか!?

今度の魔獣は電波を好物にしている奴かも知れん・・・!!」

その時、通信機から叶野の声が聞こえる。

叶野の声『叶野より本部へ!叶野より本部へ!

電波研究開発センターを、

占領していた星人部隊は全て倒しました!!星人からの言葉によれば、

魔獣バルザスに電波を食べさせて、

その魔獣を強化するとの事です!!』

大神「灰間!日下部!早く奴らを止めてくれ・・・・!!」


灰間と日下部は既に新しく現れたキマイラ星人たちを倒した。

日下部「く・・・っ!そろそろ、

司令室とか辿り着いても良いハズだけど・・・。」

灰間「ところが、もう来ちまったぜ。その司令室っての前によ。」

日下部と灰間の前に、銀色の壁のようなゲートがあった。

日下部「もうここまで来たのね。だったら話は早いわ!!」

そして、日下部と灰間は無数の銃弾でゲートを破壊した。


そのゲートが破壊されたと同時に、灰間と日下部は、

そのゲートの中に突入する。そこは、機械的な部屋で、

まさに敵の司令室であった。その通り、キマイラ星人が大勢いる。

キマイラ星人「おお!?き、貴様ら!!とうとうここまで来たか!!」

日下部「さァ!!電波を返してもらうわよ!!侵略者共!!!」

キマイラ星人「はっはっはっはっはっはっ!!!もう遅い!!

電波はもう我が兵器、バルザスがほとんど喰らっているわ!!

バルザスが全ての電波を吸収した時、

最強の戦闘マシーンとなる!!!

その前に、貴様たちを殺してやる!!かかれぃ!!!!」

ボスらしき星人がそう言うと、全てのキマイラ星人が灰間や日下部に、

両腕を向け、無数のビームを連射し始めた。

灰間「うわわわわわわわ!!」 日下部「・・・・っ!!」

灰間と日下部は慌てて逃げ惑い、敵の攻撃をよけ続ける。

灰間「畜生が!!何て嵐みてーなビームなんだ!!」

灰間はそう言いながら走り、バルガンの銃弾を連射する。

日下部も走りながらバルガトリングを連射して、

キマイラ星人を複数倒す。

灰間「おらああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

灰間はジャンプして、一人のキマイラ星人を蹴って倒す。

近くにいたキマイラ星人の二人が灰間を格闘で襲いかかる。

キマイラ星人「・・・・・・・!!」 一人の星人が右腕で打撃する。

灰間「ぬっ!!とう!!」 灰間は左腕でガードし、右手でパンチする。

灰間のパンチを受けたキマイラ星人は倒れるが、

もう一人がキックで襲う。

灰間「むっ!?はあぁぁぁっ!!」 灰間は華麗に避け、キックをする。

灰間のキックを受けたキマイラ星人が倒れ、

他の星人たちが次々と攻めてくる。

キマイラ星人「・・・・・!・・・・・・・・・!」

灰間「ちっ!まだ来るか!!おら!!でや!!」

灰間はパンチやキックで次々とキマイラ星人を倒していく。

日下部も複数のキマイラ星人の無数のビームにひるまず、

バルガトリングで次々と倒していく。すると、隣に一人の星人が来るが、

日下部はすぐにその星人を倒し、

コンピューターに隠れながら、星人たちを倒していく。

日下部「灰間!!ここは私に任せて、バルザスとやらを破壊して!!」

灰間「一人で大丈夫かよ!?」

一人のキマイラ星人の頭と右腕を掴んで動きを封じた灰間がそう聞く。

日下部「未来の軍人である私にこれくらい訓練に過ぎないわ!!

だから!!」

灰間「わかったよ!ここは任せるぜ!おらぁ!!」

灰間は一人のキマイラ星人を蹴り飛ばし、近くに赤いドアを見つける。

灰間「あそこか・・・・!!」 灰間はそのドアに向かって走る。

キマイラ星人「あっ!!待て!!!」

3人のキマイラ星人が灰間を追うが、日下部に撃たれて倒れる。


ドアを開けた灰間は、そのドアの中に来た。

そこはとても巨大な部屋で、まるで格納庫みたいだ。そこに、

頭に3つの触覚があり、目が一つだけで大きい、

奇怪な魔獣がいた。そう。この魔獣こそが、バルザスである。

頭の触覚にコードが繋いである。ペンダントが光り、灰間に語りかける。

灰間「あれがバルザス・・・!魔獣じゃねーかよ。しかも、

頭に繋がっているコードで電波を吸収してやがるのか!?ならば!!」

キマイラ星人はこの山の中で基地を建設し、そのどこかに、

電波を吸収する装置を設置し、

その装置と魔獣バルザスを繋いでいるのが、

その頭に付いているコードで、

それでバルザスは電波を吸収しているのだ。

灰間「そのコードを破壊すれば良いんだな!!」

灰間はバルガンの銃弾を3発撃ち、その3つのコードを破壊する。

すると、コードが爆発し、格納庫のような部屋が爆発し始める。

バルザス「グイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

それと同時にバルザスも動きだし、鳴き声をあげる。


そして、司令室の方も爆発が起き、

ほとんどのキマイラ星人が倒れる。

キマイラ星人「・・・・・・・!!・・・・・・・・・・!!」

日下部「ぅあ・・・っ!?な、何が起こったの!!?」

キマイラ星人「ククククク・・・・!!貴様の仲間が何かしたせいで、

バルザスが電波を吸収できなくなって大暴れを始めたのだ!!

だが、この星を破壊できるのに十分のパワーは得たハズだ!!

バルザスよ!!

この地球の全てを壊し尽くせ!!そして、我らキマイラ星人の、

住み良き星へと改築するのだああぁぁ・・・・!!ぎゃっ!!!」

そう言ったキマイラ星人の近くに爆発が起き、

そのキマイラ星人が倒れる。


山が崩れ、そこからバルザスが現れた。

バルザス「グイイイイィィィィギイイイイイイィィィィィィン」

バルザスは歩き、村の方へ向かった。村の住人は逃げ惑う。

バルザスは目から電撃光線を発射して、多くの民家を爆発させた。

バルザス「グイイイイイイィィィィィギイイイイイィィィィィン」

バルザスは進行し、村の民家を踏み潰している。

何とか脱出した灰間と日下部はその魔獣の姿を見る。

日下部「あれが魔獣バルザスね・・・!」

灰間はバルザスに向けて、棒型異常反応探知機を向ける。

灰間「すっげー大量の電波反応だぜ!

余程、電波を喰ったんだな・・・。」

日下部「・・・って!あんたが何かしたから、

ああなったんじゃないの!?」

日下部は灰間に怒鳴る。

灰間が何かしたせいで魔獣が暴れたと思っているからだ。

灰間「仕方がねーだろ!?電波を吸うためのコードを破壊すれば、

魔獣も止まってこのまま死ぬんじゃないかと思ってよ。」

バルザス「グイイイイィィィィィギイイイイイイィィィィィィン」

灰間と日下部が喧嘩している間に、

バルザスは目からの電撃光線で建物を攻撃する。

日下部「とにかく、魔獣を何とか止めるわよ!!」

灰間「おう!!」 灰間はバルガン、

日下部はバルガトリングで攻撃する。

無数の銃弾を受けたバルザスだが、

まるで何とも思わないような無傷で、

進み続ける。このままでは東京へ突入してしまう。

そこに、バルワンダーDXが飛んで来た。操縦しているのは、

叶野と上川であった。バルワンダーDXは魔獣の方へ向かう。

上川「魔獣の体内に、

物凄い電波エネルギーが含まれています!!」

叶野「恐ろしい能力を使う前に何としても倒せ!!攻撃!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでバルザスを攻撃する。

だが、少しも通用していない。

魔獣は体内の電波をエネルギーにして、

皮膚に電波のバーリヤを張っていたのだ。そのバリアの威力は、

とても低いが、ダメージは半減されるのである。

バルザス「グイイイイイイィィィィギイイイイイイィィィィィィン」

バルザスは目から電撃光線を発射して、

バルワンダーDXを攻撃する。

だが、DXはそれを避け、レーザーバルカンで攻撃。だが、通用せず。

そして、ついに魔獣は東京に近づいてしまった。

街並みが大きく見える。

日下部「これ以上、行かせない!!魔獣!!こっちよ!!!」

日下部はバルガトリングを連射して、バルザスを攻撃する。

バルザス「グイイイイイイィィィィギイイイイイィィィィン」

だが、攻撃を受け突かないバルザスは、

日下部の方に向かず、東京へ行こうとする。

日下部「こっちへ来なさいよォ!!!」 日下部は魔獣を撃ちつづける。

だが、全然効かない。このままでは。

日下部(このままじゃ・・・!

一流の軍人にはなれず、地球を守れない・・・!

だったら・・・・。命をかけてでも!!)

日下部はさらに走り、バルザスの前に立つ。そして、

バルガトリングを乱射し、魔獣を撃つ。だが、通用しない。

バルザス「グイイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

バルザスはそのまま日下部を踏みつぶそうと歩く。

日下部「く・・・・・っ!!」

灰間「あいつ・・・!無茶しやがって!!ティアーズ!!!」

灰間はウルトラマンティアーズになり、

後ろからバルザスに近づく。

ウルトラマンティアーズ『やめろ!!!』

ティアーズはバルザスを羽交い絞めし、

日下部から離れさせようとする。

つづく

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バンジョー「こ、これは・・・!?」

カズーイ「ジグソーだわ!!ジグソーがこんなにたくさん・・・!」

ミクス「これ、全部カエル族が持ってた物なの!?」

プルレス「うん。君たちが戦っている間に、

僕とボトルズは何か役立てようと密かに行動していたんだ。」

ボトルズ「倉庫でカエル族が持っているジグソーを探していました。

見つかった時は本当に驚きました。こんなに多いんですもの。」

コッパ「俺らが戦っている間に、そんな事をしたのか。すげェよ。」

ミスターバイル「ワニワニ!どの道、カエル族のジグソーは、

探すつもりだったワニ。お前たちのおかげで手間が省けたワニ。」

マンボ「ジグソーの数、35個。」

バンジョー「うそっ!?こんなに・・・・!!?」

バンジョーとカズーイはカエル族のジグソーが35個だと聞いて驚く。

コッパ「俺らのより多くないか!?まあ、いずれは・・・。」

ミスターバイル「手始めに、

どこかに置いておく事が最適かと思うワニ。」

ユミ「どっち道、戦争は終わったんだし。半分個で良いんじゃない?」

コッパ「まあ、その事については考えるよ。もう戦争は終わったんだ。

もう誰も争わなくて済むんだ!」

ミスターバイル「そうワニ。さァ!!皆の者!!そろそろ、

住み処へ帰るワニ!!帰ったら、この沼を俺たちワニ族と、

カエル族が共存できるような素晴らしいところに改築するワニ!!!」

ワニ&カメ「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

こうして、ワニ族とカメ族はそれぞれ住み処へと戻った。

バンジョーたちはカメ族のところへ帰ったが、

マンボは一人だけワニ族のところへ帰った。


そして、カメ族の住み処では、タンクタップが皆の前に立ち、こう語る。

タンクタップはとても優しい笑顔であった。

タンクタップ「皆。本当に良くやった。カエル族は滅び、

ワニ族との共存は果たされるだろう。それにより、

この沼は平和な世界となりつつあるだろう。そして、

バンジョーとカズーイ。そして、クラッシャー諸君。

あなたたちのおかげで、戦いは終わりました。真に感謝します・・・。」

バンジョー「いえ。僕らは偶然・・・・。」

カズーイ「ジグソーを探しに来ただけよ!」

コッパ「そのジグソーならお前らにやるよ。

良いだろ?タンクタップ様。」

タンクタップ「ああ。あなた方には何か礼をせねばならんからな。」

カズーイ「よっしゃ!!」 バンジョー「すみません。カズーイが・・・。」

ティップタップ「良いんですよ。

僕もお父さんと同じく礼をしたいですから。

そうだ!もう一度、コンサートを聞かせてあげましょう!」

バンジョー「おお!それは良いですね。」 ユミ「是非、聞かせて!」

バンジョーとユミは笑顔で言う。ティップタップの演奏が楽しみらしい。

コッパ「おーし!こうなりゃ、お前らの欲しいもんは、

できるだけくれてやらァ!ティック!お前も手伝いな!!」

コッパが笑顔で言うと、ティックも笑顔で応える。

ティック「ええ。一緒に頑張りましょ!」

一同「あははははははははははははははははは!!!!!!!」

皆の笑い声はカメ族の住み処に響いた。


ワニ族の住み処では、

ミスターバイルの前にマンボや5匹のクロコタスがいた。

ミドリ「いやァ。マンボさんの回復魔法がなければ、

このまま死んだと思ったよ・・・。」

マンボ「クロコタス。全快。もう大丈夫。」

ミスターバイル「良かったワニ。お前らクロコタスも、

俺たちと同じ素晴らしいワニ族の住人だワニ。

まだ死んじゃいかんワニ。」

ミドリ「ありがとう。ミスターバイル。でも、ワニ族の長は・・・・。」

マンボ「ワニ族の長。いない。マンボたち、倒した・・・。」

ミドリ「ええっ!?倒しちゃったの!!?」

ミスターバイル「あの方・・・。いや、奴は邪悪な何かで暴走したワニ。

だから、あえて倒したワニ。そこで、

俺様が新しいワニ族の長になろうと思うワニ!」

ミドリ「おお!それは良い!!ミスターバイルが長なら、

ワニ族は絶対に安心になれるよ!!」

ミスターバイル「これから、俺様は式典へ向かうワニ。

俺様が長になった事を皆に伝えねばならんワニ。」

バイルはそう言うと、どこかへ歩いた。

そこで、マンボはミドリの方を見る。

ミドリは何かと不安そうな表情をしていた。

つづく

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キマイラ星人「・・・・・・・!」

だが、一人のキマイラ星人のビームが日下部の近くの地面にあたる。

日下部「きゃあっ!!?」

それにより、日下部は扱けるような動きで倒れる。

灰間「っ!?日下部!!」 日下部「くぅ・・・っ!!」

日下部はそのままバルガトリングを連射し、

自身を撃ったキマイラ星人を倒す。

灰間「にゃろ!!」 灰間もバルガンで二人の星人を倒す。


その頃、叶野と上川は別の山地にある建物を見る。

その建物こそが、

電波エネルギー研究開発センターである。そのセンターから、

一人の研究員の男が慌てるように必死に走って来た。

上川「っ!?どうなさいました!?」

上川に呼ばれ、彼の前に止まった研究員はこう言う。

研究員「宇宙人たちがいきなり他の研究員たちを襲い、

奴隷のように扱い始めたんだ!!早く助けてくれ!!」

叶野「わかりました!行くぞ!!上川!!」 上川「はいっ!!」

叶野と上川は走って、センターへ向かった。


機械的な部屋で、キマイラ星人たちが会話をしている。

キマイラ星人A「二人の地球人が我がアジトに接近しました!!」

キマイラ星人B「おのれェ!!地球人共め!!だが、

このアジトでは恐ろしいトラップがある!きっと、奴らを倒せる!!!

魔獣バルザスの覚醒を急げ!!電波をもっと集めろォ!!!」

キマイラ星人A「了解!!

電波吸収装置の機能をアップさせます!!」


灰間と日下部は銀色のドアの前にいた。

日下部「この洞窟にドアなどなかったわ!」

灰間「間違いねェ。ここが星人たちのアジトだぜ。」

灰間はドアを開けるために、そっと触れようとする。だが。

日下部「待ちなさい。罠だと思うわ。ドアの隣の壁にいなさい。」

灰間「お、おう・・・。」

灰間と日下部はそれぞれドアの隣の壁に立つ。

灰間は左の方、日下部は右の方である。

日下部はそっと手を動かし、ドアに触れる。

すると、ドアが開く。その瞬間、そこから無数のビームが出た。

灰間「なっ!?」 灰間はこれに驚く。そして、無数のビームがやむ。

日下部「・・・・・・・っ!」

そして、日下部はすぐさまドアの前に立ち、

バルガトリングを連射する。

灰間もドアの前に立ち、そのドアの中の様子を見る。そこには、

多くのキマイラ星人が倒れていた。日下部に倒されたからだ。

灰間「まさかの待ち伏せとは、驚いたな・・・!」

日下部「これくらい読めなきゃ、軍人失格だわ。」

灰間と日下部はドアの中に入った。


その頃、大鳥町では、野口、徳丸、森下の3人が歩いていた。

徳丸「最近、テレビとかパソコンとか映らなくて、

とっても残念な日だなァ。」

森下「そうよねェ。何か、面白い事ないかしら?」

野口「きっと、大丈夫だよ。

灰間君たちBARが何とかしてくれるから。」

森下「その翔ちゃんが日下部さんと一緒に頑張っているんでしょ?

二人の愛なら、どんな事件も解決しちゃうもんねェ。」

森下は笑顔で言うが、野口は切なそうになる。

野口「ええ・・・・。そうね。」

徳丸「電波が多くなくなるようじゃ、

ゲーセンのゲームもできなそうだね。

アクアパッツァとかウルトラマン倶楽部とかやりたかったのになァ。」

森下「もしかしたら、映画とかも見れないかもォ。

劇場版の仮面ライダーも天空の城・ラピュタも見れないかも。」

徳丸と森下は残念そうに言う。野口は心の中でこう呟く。

野口(灰間君。私には戦う力はないかも知れないけど・・・。

あなたの勝利を信じる事ならできる。だから、

絶対に勝って。そして・・・・・・。)


機械的な廊下を歩く灰間と日下部。

日下部「ここは敵のアジト。いつ、敵がどんな方法で、

攻撃してきてもおかしくない。このようにね!」

日下部は後ろを向いて、バルガトリングを連射。その後ろには、

二人のキマイラ星人がいて、攻撃を受けて倒れた。

灰間「へェ・・・。そう言う事か。なら!こう言うのはどうかな!?」

灰間はバルガンの銃弾を上の方に発射する。その銃弾が、

天井にあるカメラらしき装置を破壊した。

日下部「上出来ね・・・。えぃ!!」

日下部は一人のキマイラ星人を持ち上げ、前の方へ投げ飛ばす。

すると、その星人が急に電気を浴び、消滅してしまう。

灰間「見えないバリヤーもあるのか・・・!」

日下部「敵の基地には必ず罠がある。この仕掛けを解く方法は、

いくらでもある。・・・むっ!?これね。」

日下部は壁の付いている突起を押す。すると、

前の通路を防いでいる見えない何かが見えるようにある。

それは電気のオリであった。そのオリがすぐに消えた。

日下部「トラップは消えたわ。先に急ぎましょ。」

日下部と灰間はさらに前へと進んだ。その時。

灰間が右の方に向け、

銃弾を3発撃ち出す。右の方には何もないが。

日下部「どうしたの!?」 灰間「敵が隠れてやがったよ。」

右の方からキライマ星人が姿を現して、倒れた。

キマイラ星人は透明化して、密かに灰間と日下部を狙っていた。

だが、灰間はペンダントにそれを教えられ、気づいたのだ。

さらに前へ進む二人。

灰間が天井に潜んでいたキマイラ星人をバルガンで攻撃。

星人が落ちて倒れる。そして、日下部は床にバルガトリングを撃ち、

その床が無数の銃弾を浴び、急にゲートのように開いた。それは、

落とし穴のようで、穴に中はマグマに満ちていた。

このように灰間と日下部は星人たちのアジトを進み続けていた。

そして、灰間と日下部は立ち止まる。二人の前には、

複数のキマイラ星人が現れたからだ。

キマイラ星人「てめーら・・・!子供のクセに、

我らのアジトを攻略していきやがって・・・・!!」

日下部「私たちは軍人なのよ?今までのトラップは、

訓練でやった物とほぼ同じだったわ!!この地球は、

絶対にあんたたちになんか渡さないから!!!」

灰間「さァ!!返してもらうぜ!!全ての電波をよォ!!」

キマイラ星人「黙れ!!地球人が!!かかれェ!!」

複数のキマイラ星人が水色のビームを連射し、

灰間と日下部が銃弾を連射する。再び激しい銃撃戦が始まる。


同じく、電波エネルギー研究開発センター内でも、

激しい銃撃戦が行われていた。複数のキマイラ星人と、

叶野と上川がそれぞれ物に隠れ、それを盾にしながら撃ち合っている。

ちなみに、叶野と上川はバルガンである。

上川「皆さん!!早く逃げて!!!」

センターにいた人たちのほとんどは何とか逃げ出す事ができる。

叶野と上川の攻撃でキマイラ星人が次々と倒れていく。

だが、敵がどんどん増えてくる。だが、

上川と叶野ならきっと負けないだろう。


機械的な廊下で灰間と日下部は次々とキマイラ星人を倒していく。

キマイラ星人「たかが二人の地球人に何をしている!!

もっと増援を出せ!!何としてもここを食い止めるんだ!!!」

日下部がバルガトリング連射で、

この通路のキマイラ星人を全て倒す。

前へと走る灰間と日下部。そこに、

新たに二人のキマイラ星人が現れる。

キマイラ星人「・・・・・・・・!!」

灰間と日下部はそれぞれ一人の星人をすぐに倒す。

さらに進む二人の前に、また多くのキマイラ星人が現れた。

それも、ハイテクなバリケードらしき物二つの前に。

つづく

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灰間「ぐ、軍人の子供・・・・・!?」

日下部「そうよ。私の父と母はね。二人とも軍人だったの。」

灰間「両親が軍人って・・・。すげーな。」

日下部「あの二人は軍隊で初めて出会い、一緒に戦ったと聞いたわ。

そのたびに徐々に愛が芽生え、ついに二人は結婚した。

そして、私が生まれた・・・・。そして、私は・・・・。」

日下部の両親は軍人の夫婦であった。

その夫婦の元で生まれた日下部は、

その夫婦にすくすくと育てられて、それなりに幸せな日々を送っていた。

小学4年生の頃にになるまでは。


これは、日下部が小学4年生の時である。

日下部は父と母からある話を聞いていた。

日下部「地球防衛軍・・・・?」

日下部の父「そうだ。お前は来年から地球防衛軍に入って、

毎日、悪い奴と戦わなければならないんだ・・・!」

日下部「でも・・・。戦うのって何か怖いし。

傷つけるのも傷つけられるのも嫌・・・。」

まだ幼い女の子である日下部は戦う事を拒んでいた。

日下部の母「真美。お前は私たちと言う軍人の子供なのです。

私たちは地球防衛軍の戦士だったの。」

日下部「でも・・・・。」

日下部の父「真美よ。これは決まった事なのだ。

お前が生まれた瞬間、

妻と一緒にお前を軍人に鍛えてやろうと思ったのだよ。」

日下部の母「あなたは私たちの意思を継がなければならないの。

もし、あなたの大切な何かが怪獣や宇宙人に壊されたら?」

日下部「そ、そんなの嫌!!」

日下部の母「その大切な何かを守るためには、軍人に入って、

強くなるしかない。そうすれば、守りたい物は何でも守れるわ。」

日下部の父「娘よ。強くなれ。何事にも恐れない強さを持て。

立派な軍人にとして成長して欲しい。それが、私たちの願いだ。」

日下部「・・・・・わかった。私、軍人になってみる・・・。」

こうして、日下部は軍人に入る決心をした。


そして、小学5年生になった日下部は軍隊に入り、

一生懸命に訓練をしていた。だが、まだ幼いので物凄い疲労をしていた。

これを徐々に克服するため、少しずつ休んで頑張っていた。

そして、小学6年生でついに若く可憐な軍人となった。

だが、ここでとんでもない事件が起きた。


日下部「えっ!?親が怪獣に襲われた!!?」

電話でそう聞いた日下部は慌てて病院の方へ走った。


病室で眠っている日下部の両親。

それを見た日下部は悲しそうに叫ぶ。

両親は怪獣との戦いで酷い怪我を負ったそうだ。

日下部「お父さん!!お母さん!!」

日下部の父「うう・・・。ま、真美。お前だけは・・・。

必ず・・・。生き残ってくれ・・・・・!生き残って、

この地球を守り抜け・・・。軍人として・・・・・。」

日下部の母「た、戦う事だけじゃなく・・・。ちゃんと、

女の子らしい事もするのよ。それも、立派な軍人になるためよ・・・。

どんな事が起きようとも、決して諦めないでね・・・・。」

そして、両親は眼を閉じ、倒れた。それを見た日下部は。

日下部「い、嫌あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

日下部は泣き叫んだ。ここから日下部は決心した。

親の意思を継ぎ、必ず一流の軍人になろうと。


そして、現在。洞窟を歩く日下部と灰間。

灰間「それで、その親は死んだのか?」

日下部「いえ。かろうじて生きていたわ。でも、

二度と戦えないでしょうね。でも、私は戦い続けるわ。

親の意思を継ぎ、この地球を魔族から守り抜くために・・・。」

灰間「でもよ。もし、その親が軍人でなければ、

お前はこんな辛い戦いに、

巻き込まれる事はなかったかも知れないな。」

日下部「そうね・・・。もし、そうだったら、

私は本当の女の子らしい生活をして、

楽しい学生ライフを楽しんでたかも知れない。

でも、軍人の仕事もなかなか楽しいって感じ。

敵を撃つと思わずスカっとする事もあるし。」

灰間「・・・・かも知れねェ。むっ!?」

灰間と日下部の前に複数の宇宙人が現れた。

宇宙人たち「・・・・・・・・・・!!!」

日下部「また来たわね・・・!」

宇宙人たちは一斉に水色のビームを連射する。灰間と日下部は左右に避ける。

灰間「邪魔すんな!!」  灰間はバルガンの銃弾を連射。

3つの弾が3人の宇宙人を倒す。

日下部もバルガトリングで複数の敵を倒す。


少し暗く、機械的な部屋では、

灰間や日下部と戦っている宇宙人が多くいた。

その複数が椅子に座り、コンピューターを使っていた。

少数立っている宇宙人の一人が喋り出す。

宇宙人「地球人の子供め・・・!たった二人で、

我が部下を数人も倒してしまうとは!!もっと兵を出せ!!

我々、キマイラ星人に喧嘩を売るとどうなるか、

思い知らせてくれる!!

電波エネルギー研究開発センターに派遣した者たちに指令を出せ!!

一刻も早く研究員に電波エネルギーの開発を急がせろと!!」

宇宙人の名はキマイラ星人であった。星人の目的は、

地球上の電波を奪う事だった。

何故、電波を欲しがるのだろうか。


洞窟では次々と現れてはビームを連射するキマイラ星人たち。

灰間と日下部は走りながら、銃弾を撃ち続ける。

キライマ星人「・・・・・!!・・・・・・・・!!」

灰間の日下部の攻撃を受けた星人たちが次々と倒れていく。

つづく

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灰間「確か、この辺りのハズだが・・・・。」

日下部「確かじゃないでしょ?絶対に、この山地よ。」

灰間は日下部にそう言われて、驚く。

灰間「お、おう・・・。(今日の日下部、何かどこか違うぞ?

何かあったのか?いや、いつもの事かな・・・。)」

その時、灰間の棒型異常反応探知機が鳴り出した、

灰間「っ!!日下部!!」 日下部「どうしたの!?」

日下部は灰間に近づく。

灰間「この方角より、大量の電波反応があるぞ!!」

灰間と日下部から前の方向に多くの電波があるらしい。

日下部「なら!さっさと進むわよ!!一刻も早く調査しなければ!!」

灰間「あっ!!ちょ、ちょっと待て!!」

日下部は素早く走り、灰間は慌てて走った。


BAR基地の司令室では、上川、叶野、大神がいた。

上川「しかし、あの二人だけで大丈夫でしょうか・・・?

あの二人はまだ子供ですのに・・・・。」

叶野「日下部は軍人の子供。灰間はミラクルマン。

その二人なら、どんな状況もクリアできる。

今まで二人で事件を解決できたところを何度も見ただろ?」

上川「そりゃそうですけど・・・。」

その時、テーブルに置いている電話が鳴り出す。

その電話の受話器を取る叶野。

叶野「もしもし、BARです。・・・・何!?」

大神「どうしたんなら?叶野。」

叶野「電波エネルギー研究開発センターで、

多くの宇宙人が現れたそうです!!」

大神「何じゃとォ!?まさか、

電波が消えたのも、宇宙人の仕業か!」


ある洞窟の前に来た灰間と日下部。

この洞窟に多くの電波があるそうだ。

日下部「この洞窟にあるのね・・・。」

灰間「ああ。あそこに電波が多くある。」

日下部「じゃ。さっそく行くわよ。灰間。」

灰間「ああ。早く電波を取り戻さねーと・・・!」

こうして、二人は洞窟の中に入った。


洞窟の中は暗そうだが、辺りは銀色になっているそうだ。

灰間「この洞窟は・・・誰かに造られているらしいな。」

日下部「要するに、電波を盗んだ犯人がいるって事でしょ?」

灰間「ああ・・・。

この洞窟は機械的に造られたと言って良いだろう。」

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間「っ!?しゃがめ!!日下部!!」 日下部「え、ええ!!」

灰間と日下部はしゃがみ込む。すると、二人の前の方向から、

複数の水色のビームが出てきて、二人を襲う。だが、

一足先にしゃがんだので、命中せずに済んだ。そして、

二人の前にビームを発射した者が3人現れる。その3人は、

どれも同じ姿をしていて、

体全体が銀色で、顔には目も鼻も口もない。

両腕が銃器に似たような部分になっている。

灰間「お前ら・・・!宇宙人だな!?」

宇宙人「・・・・・・・!!」

宇宙人と呼ばれた3人は再び水色のビームを連射する。

灰間「危ねっ!!」 日下部「・・・・・・っ!!」

灰間は慌てて避けるが、日下部は避けようとせず、

バルガトリングを連射して、3人の宇宙人を全て倒す。

宇宙人「・・・・・・・!??」

日下部「敵が宇宙人だって事はわかったわ。

さっ。行きましょう。

早く立派に戦わなきゃ、立派な軍人には近づけないわよ。」

灰間「お、おう・・・。」

日下部は灰間と共に洞窟を歩き続ける。

その時、灰間が話しかける。

灰間「・・・・なあ。日下部。」

日下部「・・・・何よ?」

灰間「確か、立派な軍人って言ったよな?

その軍人になりたいのか?」

日下部「悪い?」

灰間「い、いや。その・・・。お前さ。俺と同じ中学生なのに、

何でBARに入っているのだろうと、前から思ってよ・・・。」

日下部「BARの前に、ある軍隊に入っていたわよ。

小学6年生からね・・・。」

灰間「そっか・・・。って、小学生から軍人かよ!?お前!!」

灰間は日下部が小学生から軍隊に入った事に驚く。

日下部「だって・・・。私、軍人の子供だから。」

つづく

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