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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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モモ「・・・・と、言う訳で。ついに敵アンドロイドの拠点がわかったのよ。」

イチゴ「そこは一体・・・・・!?」

モモ「ピアンザーファクトリー。かつての大戦で、ドイツ軍が建設した工場よ。

今は廃墟となっているけど・・・・。そこにアンドロイドどもが攫った人たちを集めているの!」

シュドー「そこを一気に叩けば・・・・あっという間に事件は解決しますねっ!!」

モモ「まあ、そう言う事にはなるわな。テブリッシュ、例の武器はもう完成できた!?」

テブリッシュ「はい・・・・!敵は冷凍光線を武器にする。その冷凍光線に対抗するのに、

最適な武器は既に完成しています。これをご覧ください・・・・!」

テブリッシュは手に丸いバッジを持ち出す。上に青色。下は白く何か英文が描かれていた。

テブリッシュ「アンチフリーザーバッジ!これを体に付ければ、

いかなる冷気を受けても、凍結化になる心配はありません。」

そう、テブリッシュが持っているバッジこそ、アンチフリーザーバッジだ。

これさえ付ければ、悪の冷凍光線なんぞどうって事はないのである。

シュドー「すっげぇぞ、テブリッシュ!これさえありゃぁ、俺たちの勝ちも同然だぜ!!」

テブリッシュ「皆の分もある。さっそく付けてくれ。」

テブリッシュは6個分のバッジを両手で持ち、隊員たちに渡す。

隊員たちはそれぞれ一つのバッジを手にし、自分の胸部に付けた。

ちなみに残り一個はサキの分らしい。

シュドー「よっし!付けたぞ!!」  コリス「これで氷付けにならずに済みますね!」

モモ「敵は冷凍光線以外にも他の攻撃を備えているらしいわ。今回の作戦は、

私も自ら出動するわ!皆、さっそくレッツゴーゴーよッ!!」

隊員たち「了解っ!!!!」   そして、コリスは心の中でこう呟いた。

コリス(サキさん・・・・・。今、助けますからね・・・・・っ!!)

こうして、DGC隊員たちによる、アンドロイド基地制圧作戦が開始された。

全ては、捕らわれた人たちを、そして仲間のサキを助けるために。


隊員たちはロードラッシュや専用車で敵拠点に向かってアスファルトの上を走った。

ちなみに、ロードラッシュはイチゴが運転し、テブリッシュ、シュドーが後ろの席に乗っていた。

専用車では、モモが運転し、コリスが隣の席に乗っていた。

二台の車は工業地帯に近そうな町を進み、ピアンザーファクトリーに向かっていた。

モモ「この先にピアンザーファクトリー・・・・・奴等の基地がある事に間違いないわ。

コリス!もし・・・・ピンチに至ったらクリスタルになったら、暴れても構いやしないわ!!

私も危なそうになったら魔法でメチャクチャにするから!!」

コリス「はい。・・・・でも、サキさんを助けるまではあまりメチャクチャには・・・・;」

モモ「ええ。早いとこ、サキを助けなきゃね!!全速前進よ!!」

コリス「はいっ!!」


一方、ピアンザーファクトリーの内部。牢獄とも思える部屋でサキは、

同じ閉じ込められた人々が絶望しているところを見ながら、心の中で呟いていた。

サキ(皆、それぞれ帰りたいと思っているんだわ。もし、アンドロイドに何かされたら・・・・!

それだけで心が折れてしまっている・・・・・。でも、今の私一人では何もできない・・・・。

今できるとしたら、助けを待つ事しかない・・・・・。早く助けて・・・・コリス君・・・・・!!)


そして、メインルームらしき大きな部屋では、アントマンのボスと多くの手下がいた。

アントマン・ボス「さーて!今日も元気に人狩りを・・・・・!!」

その時、レーダーを見ていたアントマン・手下が何を見たか急にハイテンションになった。

アントマン・手下「ウキャァァッ!!ウキャキャキャアアアァァァァァァ!!!!」

アントマン・ボス「どうした?レーダー係よ。」

ボスはレーダー係たる手下が異常になったので、彼の方に近づけてレーダーを覗いてみる。

アントマン・手下「ィヤッティッショウ!!ィヤッティッショウ!!」

アントマン・ボス「何っ!?この工場に近づいている奴等がいるだとぉ!??」

そう。レーダーの右上のところ赤い点がある。この赤い点は敵の印らしい。

アントマン・ボス「・・・・愚かな。来るなら来いや。どうせ俺たちの冷凍光線銃で、

さっきの奴等と同じ道を辿るんだからなァ・・・・!ふはははははははははは!!!」

どうやらレーダーに赤い点はゆっくりと真ん中の法へ進んでいった。


その赤い点とは、既にピアンザーファクトリーに到着し、既に車両から降りた、

モモ率いるDGC隊員たちであった。5人は今、廃墟に近い古き工場。

ピアンザーファクトリーに近づいている最中である。

イチゴ「ここがピアンザーファクトリーか・・・・。いかに不気味な感じがする・・・・。

まさかこのアメリカにもこんなところがあったとはな・・・・・・っ!!」

コリス「しかも、そこにはサキさんやたくさんの人たちが捕らわれているんだ・・・・・!」

シュドー「さらに敵アンドロイドたちがたくさんもいやがりそうだ。まっ!

今の俺たちにはアンチフリーザーバッジがあるから大丈夫だけど。」

テブリッシュ「ああ。だが、機能は完璧なハズだ。後は俺たちの頑張り次第だ・・・・!」

モモ「うん。それじゃ・・・・。っ!!待って!!」

先頭に歩くモモは右手を横に出して、後から歩く隊員たちを止めた。

コリス「っ!?なんですか、隊長?」

モモ「・・・・・見張りがいるらしいわね。」  モモがそう言うと草むらに隠れる。

コリス「えっ!?」  隊員たち「・・・・・っ!?」

隊員たちはそう聞くと、驚いて草むらに隠れた。

そう。モモの言うとおり工場の入り口らしき大きなドアには、アントマンの手下二人が立っていた。

シュドー「くそっ!見張りか・・・・。けど、今の俺たちなら・・・・!」

テブリッシュ「アントフリーザーバッジによって奴等の冷凍光線から守られる。」

モモ「けど、あいつら・・・・。冷凍光線銃を持っていないわよ。」

コリス「え・・・・・・・っ!??」   確かに、見張りの二人のアントマンには、

冷凍光線銃を持っていない。このアントマンは別の方法で迎撃をするらしい。

イチゴ「これではバッジを付けても、別の攻撃を受けて怪我するだけだ・・・・っ!」

モモ「それに、いきなり一斉にかかっても、その騒ぎに他のやつらに気づかれるかも知れない。」

コリス「じゃぁ・・・・どうすれば・・・・・!」

モモ「うん。私に良い考えがあるわ。イチゴ。ちょっと奴等の隙を突いてくれない?」

イチゴ「っ!・・・・つまり、その隙を突かれた奴等を撃つ・・・。奇襲攻撃ですね・・・・っ!?」

モモ「そうよ。あんたの得意な作戦の一つでしょ?」

イチゴ「・・・・はい!任せてください・・・・・っ!!」  そして、イチゴはモモたちから離れ、

草むらに隠れながら走り、工場・・・・その入り口にいる二人のアントマンの方に近づいた。

イチゴ「・・・・・・ここでいいかな。それっ!!」

二人のアントマンより少し近そうな草むらに隠れて止まったイチゴは、

草むらから右手をあげた。その手では、人差し指だけ上に突き出ていた。

アントマン・手下「ハァ?」  「キキッ!?」

二人のアントマンは彼の手を見て、それに近づいてみようと歩き草むらに入る。

二人のアントマンは彼の手にゆっくりと近づいた。

その二人の足が段々と自分に近づいてくるところを見たイチゴは銃を構えようとしていた。

イチゴ「・・・・・・・っ!今だ!!」  イチゴはウルトラシューターの銃口を草むらから出さずに、

二人のアントマンの胸に向け、2発を素早く発射した。草むらから2発の弾が出た。

アントマン「ギキャァァッ!!」  「キャァァァァン!!」

弾はそれぞれアントマンの胸に命中。二人のアントマンは射殺されて倒れていた。

イチゴは立ち上がり、草むらから上半身を出す。モモたちが彼のところに集まる。

イチゴ「うまくいきました。」  モモ「うん!それじゃぁ皆、張り切って潜入するわよっ!!!」

隊員たち「了解!!」  こうして、隊員たちは入り口へと向かい、

敵の拠点たるピアンザーファクトリーに突入した。サキや人々を救うために・・・・。


かくして隊員たちは、ピアンザーファクトリーのロビーらしきところで歩いていた。

シュドー「随分と暗そうじゃねぇか?」  テブリッシュ「だが・・・・敵の気配が感じる。」

モモ「そうね・・・・。ゆっくりと進んで、サキたち捕虜のところへ急ぎましょ。」

5人はゆっくりと歩き続けた。しばらく歩き続けると、何所からかアントマン手下の声が聞こえた。

アントマン・手下の声「グギャゴオォォギガアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

コリス「っ!?アンドロイドの声が!!」  モモ「もうおいでなすったわね・・・・・っ!!!」

そう。5人の周りにそれぞれ数人のアントマンの手下がやってきた。

つづく

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