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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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石山たち男たちは、ナイフや棒などの様々な凶器で野沢の体を甚振り始めた。

野沢は肩、腕、腹、足・・・・他にも様々な部位を多くの凶器に傷つけられてしまう。

野沢「あぁぁぁっ!!う・・・ああ!!あぁぁぁぁ・・・いあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

野沢は体を痛めつけられて、泣き叫んだ。しかし、石山たちはその悲鳴など気にせず、

彼女の体を傷つき続けた。その体が傷つけられるたびに、

血が出て、体中に・・・そして地面にまで流れていった。その暴行はしばらく続けられていた。

しばらく時間がたち、雨が降り出していた。しかし、皆は橋の下にいるので、雨にうたれてはいない。

そこでは、石山たちが、飽きたのか、とうとう野沢への暴行をやめたそうだ。

野沢「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」

今の野沢は体中が傷だらけとなり、今に意識が消えそうで壁に背中をつけてぐったりしていた。

しかし、その美しき体を汚された少女をあざ笑うかのように、石山はこう言った。

石山「ふふふふふふ・・・・!殺しはしない。これからお前は俺たちのストレス発散のための、

道具になってもらうんでねぇ。今日はここまでにするが、またいつかやるんで、

その間にその傷を治してもらうんだな・・・・・。はっはっはっはっはっはっはっは!!!」

男たち「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!」

こうして石山は笑い声とともに去って行った。無残な姿となった野沢を残して・・・・。

現在の野沢(こうして、今でも消えない傷跡ができてしまった。その頃の私は、

もう死んでしまうのでないかと思った。家に帰りたくても今の状態で帰れるワケがない・・・・。

私は絶望した・・・・。このまま飢死になるのかと思っていた。そんな時・・・・。)

ただ一人、ぐったりして動かない野沢の前にある女性が歩いてきた。

その女性は彼女の胸元に触れた。野沢はそれに感じて、ピクンと少し跳ねそうに一瞬動く。

野沢「ん・・・っ。・・・っ?」 野沢は閉じていた目を少しだけ開け、前にいる女性を見る。

その女性はSSPのメンバー、少し若い春日であった。

現在の野沢(その時・・・・。春日隊長が助けに来てくれた。こんな私を助けに来てくれた。)

そう。それが野沢と春日の初めての出会いであった。春日は重症を負った野沢を助け、

彼女を当時彼女が住んでいた家(マンションではないらしい。)へと連れた。


両親は傷だらけの彼女を見て泣き、春日と話し合っていた。

そして、治療を受け体中に包帯を巻かれていた野沢はベッドに眠っていた。そして・・・。

野沢「う・・・うう・・・・ん。はっ!!」  野沢はゆっくりと目を覚まし、やがて上半身を起こす。

そして、彼女も隣には春日が優しく見守っていた。野沢は彼女の方を見て、恐る恐るこう言う。

野沢「だ・・・・誰ですか?」  春日「始めまして。あなたを助けた人よ。」

現在の野沢(こうして、私は春日隊長と話し合ってみる。彼女がSSPの人だと言う事は、

その時でわかった。私は今までの事を隊長に話していた・・・・。)

野沢「くすん・・・・ぐすっ・・・・!私が・・・・弱いから・・・・。私が弱いせいで、家族は・・・っ!

私みたいな泣き虫や弱虫なんか・・・・許されるハズがないんだわ・・・・!!」

野沢は泣きべそをかきながら、そう言った。その時、春日は静かにこう言った。

春日「・・・・・強くなりたい?」

野沢「えっ?」  そう聞いた野沢は急にきょとんとして、春日の方に向く。

春日「強くなりたければ、SSPに入隊するといいわ・・・・。私が歓迎するわ。」

春日は笑顔で野沢に手を差し伸べる。そして、野沢も彼女の手をとった。

現在の野沢(こうして、私はSSP隊員となった。私はSSPとしての訓練をつんで、

強くなった気がした・・・・。それ以来、あの男たちの姿が最近見えなかった。)


そして、現在。光次郎は野沢の会話を聞いて感心していた。

光次郎「それが・・・・・野沢さんがSSPに入る理由だったんですね・・・・!」

野沢「ええ。まだ・・・・弱虫や泣き虫なところがあるけどね・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・・・。」

野沢「それに、この体の傷跡の意味・・・・少しだけわかっている気がするに・・・・・。」

光次郎「傷跡の意味・・・・・?」

野沢「うん・・・・。それはきっと・・・・・。っ!!?」  野沢は急にまた胸を押さえ込んだ。

光次郎「野沢さん!!まさか・・・・傷跡の意味って・・・・・!」

野沢「ちっ・・・・違うの!古傷が開こうとして・・・その痛みで・・・・・っ!!」

そう、野沢の体中にある多くの古い傷口から少しだけ血が出そうになっていたのだ。

光次郎「・・・・・・っ!野沢さん・・・・・・・。」

野沢「だからお願い・・・・。私の体・・・・・触って?」

光次郎「で・・・・・でも・・・・・。っ!?」  その時、野沢は光次郎にそっとゆっくりと」抱いた。

野沢「お願い・・・・・。あなたが触れてくれないと・・・・この体の痛みが止まりそうにないもん・・・・。

特に胸が・・・・なんか熱くて・・・・・。ねえ・・・・いいよね・・・・?」

光次郎「・・・・・・わかりました。じゃあ・・・・。」

光次郎は野沢の言う事を聞いたか、彼女を急に押し倒した。

野沢「きゃ・・・・・!」  野沢はいきなり背中がベッドにあたって、少し感じた。

光次郎「でも・・・・・もしもの事があったら、容赦できませんよ・・・・?」

野沢「うん・・・・。それでも・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・けど、あなたの体中に傷跡がある。痛みが激しくなるかも知れませんよ・・・!?」

野沢「それでもいい・・・。あなたになら・・・・痛くてもいいから・・・・・。」


一方、デスナイトの対日本攻撃支部のメインルームでは、

桐原支部長やダークネスセイバーの前に、ティーザルと謎の男が来ていた。

ダークネス・セイバー「フライドチェイサーのメンテナンスは終わった。」

桐原「これより、作戦の説明を開始する。心して聞きたまえ。」

ティーザル「ははっ。なんなりと・・・・・!」

桐原「まず、フライドチェイサーで東京の都心へ向かう。だが、そこに、

SSPの待ち伏せが待ってる恐れもある。そこに・・・・お前の使命がある。」

謎の男「私に使命ですと?」  桐原は謎の男に指を差して、命じようとした。

その男はサングラスをしていた。この男は何所か見たような・・・・否、それとも・・・・・。

桐原「そうだ。お前はブラックアタッカー部隊を率いて、SSPが待ち伏せを、

する予定となる地へいち早く急行し、そこでSSPを叩き戦力を減らせ。」

ティーザル「それでフライドチェイサーを止める者たちの数が少なくなると言うワケですな?」

桐原「そうだ。」

ダークネス・セイバー「万一に応えて、フライドチェイサーを強化改造しておいた。」

ティーザル「おお・・・・!これはありがたい。では・・・・行きますぞ。支部長。」

桐原「うむ。」  謎の男「では、俺はここで・・・・・。」

謎の男はいち早く任務に就こうとメインルームから出た。

ティーザル「うむ・・・・っ!行けぃ!!フライドチェイサー!!!!」


とある岩山に巨大な鉄のドアがあった。そして、そのドアが次第に開いていき、

そこからフライドチェイサーが走ってきた。これはフライド発進用のドアだったのだ。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは岩山を走り続けた。そのあまりの猛スピードに、

一瞬にして緑の山へと移ったが、フライドはさらに走り続けた。

このままでは、東京へとあっという間にたどり着いてしまうだろう。


SSP第6分隊支部の司令室では、通信隊員が事件発生の報告を受けていた。

通信隊員「隊長!フライドチェイサーが東京に近づいていますっ!!」

春日「なんですって!!?清水隊員!すぐに高町隊員と野沢隊員に連絡して!!」

清水「はいっ!!」  清水は急いでテーブルに置いてある電話機の受話器をとった。


野沢の部屋。光次郎と野沢はベッドで抱き合っていたが、いきなり何所からか電話の音が鳴った。

光次郎「・・・・・・っ!?」  二人はその電話の音に気づく。

野沢「電話が鳴ったわ。ちょっと待ってね・・・・・・。」

光次郎「はい・・・・・。」  光次郎は野沢から離れ、野沢はベッドから離れて歩いた。

野沢は机に置いてある電話機の受話器を取って、電話を始めた。

野沢「もしもし・・・・・。えっ!?なんですって!!?」

光次郎「どうしたんですか?野沢さん・・・・。」

光次郎が野沢のところへ近づくと、彼女は血相を変えて、彼に向かってこう叫ぶ。

野沢「再びフライドチェイサーが現れたって・・・・・・!!」

光次郎「な、なんですって・・・・・・!?それじゃあ、行かないと!!」

野沢「っ!待って!!!」  光次郎が走ろうとするが、野沢が電話を切り、急に声を出した。

光次郎「な、なんですか!?」 光次郎は足を止め、彼女の方へ向く。

野沢「私も・・・・・戦わせて・・・・・・!!」

光次郎「えっ!?でも、今のあなたの体では・・・・・!」

野沢「確かにまだ痛むかも知れない・・・。でも、あなたと戦いたいの!!!」

光次郎「・・・・・そうですか・・・・。じゃあ、隊長に頼んでみましょう!!」

野沢「・・・・・うん!!」  野沢は出撃できる事に、喜びの涙を流した。


フライドチェイサーは走り続け、東京へと目指していた。

そして、その遠く・・・・東京付近ではたくさんのSSP隊員たちが待機していた。

そこに、野沢と光次郎がいた。空からはフライングファイターと複数の戦闘機が飛んでいった。

フライング・ファイターは桜と青井、清水が乗っていた。3人とも後ろのコックピットに乗っている。

隊員服を着た野沢は光次郎にこう言った。

野沢「あの時の続きだけど・・・・。傷跡の意味・・・・知りたい?」

つづく

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