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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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青井「ちょ・・・ちょっと!いきなり何言ってるのよ!?」

桜「何故・・・・そう言うの?」

光次郎「・・・・・僕たちがフライング・ファイターを修理している間でも、いつ奴らの拠点に、

たどり着けるかわからない。地上の他の隊員たちも毒ガスにやられてないかどうかは心配だ。

それに、フライングを撃墜したあの光線・・・・。あれを撃った何者かがこの山に、

潜んでいるかも知れない・・・・・。もしかしたら、奴がこの山を覆おうとする毒ガスを・・・・・!」

桜「そう・・・・!つまり、奴は毒ガスで地上の者を倒し、光線で空中の者たちを倒そうと・・・・!!」

光次郎「僕の考えでは、そうかも知れない・・・・・。」

青井「だとしたら・・・・・っ!!そいつが毒ガスを作った元凶だって事!!??」

光次郎「僕の予想ではね・・・・・。・・・たぶん、その予想が外れるかも知れないけど・・・・。」

清水「だが、あまり予想とばかりでは作戦が進まない事もある。SSP隊員は、

自分が見た真実を信じて、皆にその事を伝えなければならない事もあるのよ。」

野沢「でも、私は光次郎君の見た真実を信じてみたいわ。あの光線を出した奴、

毒ガスの中から撃ってきたそうだから、きっと奴がこの事件を起こした奴だと思うわ。」

清水「・・・・わかった。それなら、高町君は私や野沢と一緒に、

奴の拠点へ進みながら、毒ガスを作った奴の捜索を行うとしよう!」

光次郎「・・・・ありがとうございます。」

野沢「それじゃ、行きましょ♪光次郎君。」

桜「では、私たちはフライングファイターの修理にかかるとします。」

野沢「お願いね。」   清水「では、行こう。高町隊員、野沢隊員。」

光次郎「はいっ!それでは、桜ちゃん、奈々ちゃん。行ってくる。」

桜「行ってらっしゃい。光次郎君。」 青井「だから、私は青井だって・・・・!もう・・・・。」

桜は優しい笑顔で手を振り、青井は少し怒りながらも、恥ずかしがりながら手を振った。

光次郎は野沢と清水の後についてきて、デスナイトの前進基地へ向かうつれに、

毒ガスをだした元凶たる者を探そうと、森の中を歩いていた。

清水「・・・・・ところで、ガスマスクを持ってきたか?」

光次郎「え?ガスマスク・・・・・?」

野沢「ほら、隊長が万が一、毒ガスに入ったら危ないから・・・。」

光次郎「・・・・ああ。それなら、これの事ですか?」  光次郎はポケットから、

最新の半面ガスマスクを持ち出した。それがSSP専用のガスマスクである。

野沢「うん。ちゃんと持ってるね、おりこうさん^^」

野沢も同じガスマクスを持ち出し、清水もそのガスマスクを持ち出す。

清水「では、念のためこれを付けて行動に出よう。」

かくして、3人はそれぞれガスマスクを顔に付けて、毒ガスが漂うそうな場所へと歩いた。

3人が歩くにつれ、毒ガスが次第に増していきそうに見えた。

光次郎「く・・・・っ!なんか毒ガスが僕たちに迫りそうだ。でも、このガスマスクのおかげで、

僕たちはそんな恐ろしいガスを吸わなくても行動できる!」   光次郎の言うとおり、

3人はガスマスクに毒ガスの恐怖から守られ、そのガスの中でも自由に生きれるのだ。

清水「うむ。奴らの前進基地はこの先にあるハズだが・・・・・。」

野沢「ええ。昨日、確かにこの先に敵の基地が・・・・・。っ!?」

野沢は腕に付いているDGC専用シーバーが鳴ったので、そのシーバーを使う。

野沢「こちら野沢・・・・・。っ!?なんですって!!?」

清水「どうした?」

野沢「大変よっ!!別働隊がブラックアタッカーの襲撃を受けているとの報告が!!」

清水「な、何っ!!?」  光次郎「デスナイトめ・・・・っ!!感づいたか・・・・・!!!」


別の森では、SSP隊員たちとブラックアタッカーの戦いが繰り広げられていた。

ほとんどが剣で戦っているが、中には銃器で敵を倒す者たちも戦っていた。

SSP隊員「でやああぁぁぁぁ!!!」  一人の男性隊員が剣でブラックアタッカーに斬りかかる。

ブラック・アタッカー「む!?甘いわあぁっ!!」  しかし、ブラックアタッカーは、

剣で隊員の攻撃を受け止め、勢いよく剣を振って隊員の剣を弾き飛ばした。

SSP隊員「うわっ!!」  隊員は剣を弾かれて尻餅をついてしまう。

ブラック・アタッカー「ぬはははは!!覚悟するがいぃ~!!」

隊員「ひ・・・・っ!?」 隊員はブラックアタッカーにとどめを刺されると思ってビクつく。

そこに、神山副隊長が走ってきてスパークサーベルでそのアタッカーに斬りかかった。

神山副隊長「スパアアァァァァァク!サアァァァ~ベルッ!!!!」

神山副隊長はサーベルを素早い一振りして、ブラックアタッカーを斬り倒した。

ブラック・アタッカー「うわあぁぁ・・・・!!」  SSP隊員「あ、ありがとうございます・・・・・。」

助けられた隊員はゆっくり立って、神山副隊長に感謝した。

神山副隊長「仲間を失うわけにはういかないからな。それに、ここはデスナイトの前進基地に、

近そうだ。私は先にそこへ行く。後は任せた・・・・っ!!」

SSP隊員「はっ!引き受けました!!」  そう聞いた神山副隊長は頷いて敵基地へと走った。


清水「く・・・・っ!一刻も早く前進基地へ向かわなければ・・・・・!!」

野沢「うん!このまま真っ直ぐ行けば、敵の前進基地があるハズ・・・・!」

光次郎「そこを進めば・・・・・・!!ん?何か・・・・聞こえませんか・・・・??」

野沢&清水「え・・・・っ??」  3人は何か聞こえているので、耳をすませてみる。

ズシィィィン・・・ズシィィィン・・・・・ 何やら巨大な獣が歩いているような音が。

そして、3人のところに謎の大きな影が。3人は上を見上げてくる。

光次郎たち「っ!!!?」 そこに、この山を毒ガスに満たそうと企む恐怖のモンスロイド、

スモッグダイラスの巨大な姿があった。光次郎はボウガン、他の2人はサイレントガンを構える。

光次郎「デスナイトのモンスロイド・・・・・・っ!!!」  3人は一斉射撃で先攻をかける。

サイレントガンの火薬弾とボウガンの火薬入りの矢が無数にスモッグダイラスを襲う。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァオゥ」  攻撃を受けたスモッグダイラスはひるむが、

すぐに反撃を始める。両手の銃口から毒ガス・ポイズン・ガスを噴出して3人を襲う。

清水「・・・・っ!!これは・・・・毒ガス!!!逃げろ!!!」  3人は走って敵の毒ガスから避けた。

野沢「そうか・・・・!この山に毒ガスを発生させたのは・・・・この怪獣の仕業だったのね!!!」

光次郎「ちくしょう・・・・・!!モンスロイドめ・・・・・!許さん!!」

清水「・・・・光次郎!!ここは、我々に任せて君は早く敵基地へ行きなさいっ!!」

光次郎「えっ!?しかし、二人は・・・・・?」

野沢「心配しないで!モンスロイドは私たちがちゃんと足止めする!!

一人でも早く敵の前進基地を叩かないと、大変な事が起こるかも知れないから!!!」

光次郎「・・・・・・っ!!ごめんなさい、幸運を祈ります!!」

光次郎はモンスロイドを二人に任せて、デスナイトの前進基地を叩くために走った。

清水と野沢はそれを見て微笑み、モンスロイドに向かってサイレントガンを構えた。

清水「北海道の平和を脅かした悪の使者め!許さん!!!」

野沢「私たちが退治してあげるわっ!!」 二人は一斉射撃でモンスロイドを攻撃した。


光次郎はついに、巨大な青いドームの基地の前についた。

光次郎「こ・・・・ここが、デスナイトの前進基地・・・・・!いかにも大きそうだ・・・・。」

青いドームの下にはいわゆる城壁と言っていい機械の壁がある。

光次郎の前にある壁には大きなドアがあった。光次郎がそのドアの近くまで歩くと、

そのドアが自動的に動いた。光次郎はゆっくりとその開いたドアを通って基地内へと入った。


ついに光次郎は青いドームの前進基地に入った。

光次郎「・・・・・ここが・・・・・デスナイトの前進基地内・・・・。でも・・・・・何も・・・ない・・・・・?」

そう。この前進基地の中は天井が青く、地面が土、壁が機械らしいだけで、

他は何もない。ただ、大きく広いだけの何もない殺風景な基地であった。

しかし、外から見れば、青いドームの中には工場のような基地が見えていた。待てよ?

もしかして、あれはホログラムだと言うのか!?だとしたら、見た目に騙されたと言う事になる。

光次郎「・・・・・っ!一体、デスナイトは何故このような基地を・・・・・!?」

とまどう光次郎の隣に神山副隊長がこう言いながら歩いてきた。

神山副隊長「これは・・・・ダミーか・・・・・!」 光次郎は彼女の方を見て驚く。

光次郎「わわっ!!?あ・・・・あなたは・・・・2分隊の神山副隊長!!??」

神山副隊長「・・・むっ!お前は・・・・高町光次郎か!?」

神山副隊長も光次郎を見て、彼の前に立ち止まった。

光次郎「お・・・お久しぶりです!!」

神山副隊長「ほう・・・・。どうだ?SSPの仕事は。」

光次郎「え・・・ええ・・・・。ほ、ほんの少ししか活躍できてませんが・・・・。

ところで、この前進基地がダミーって・・・・・。」

神山副隊長「ああ。私たちは騙されたんだ。デスナイトは完全に前進基地の秘密を守るために、

まず、このダミーを作った。私たちを騙すためのな。しかし、本物の前進基地はどこへ・・・・?」

光次郎「・・・・この青いドームの基地以外はどこにもなさそうだから・・・・・。」

神山副隊長「・・・・・・っ!本当の前進基地は・・・・地下基地かも知れん・・・・・!!!」

光次郎「なんですって!!?」

神山副隊長「私の考えでは、奴らの本当の前進基地は地下にあるかも知れん!!

高町!一緒に来い!一緒に奴らの本当の前進基地の入り口を探すんだ!!!」

光次郎「はい!まず、このダミー基地から出ましょう!!」

こうして、光次郎と神山副隊長はこの青いドームのダミーな前進基地から出た。

つづく

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