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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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プルレス「くちばしバスターの威力に耐え抜いた・・・・!!?」

ボトルズ「あのビーバー・・・・!コンガと及ばないけど凄く強い・・・・!!」

バンジョーたちはラーティがくちばしバスターを受けても倒れない事に驚いた。

ラーティ「や・・・・やるな・・・・・!やはりお前たちは恐ろしい・・・・・!!」

カズーイ「恐ろしいから何!?またやる気!??」

バンジョー「僕とカズーイのくちばしバスターでも効かない君も・・・・・!!」

ラーティ「いや、俺はそんなに恐ろしくはな・・・・・ぶふうぅぅっ!!」

ラーティが言ってる途中で、いきなり血を吐いて膝をついた。どうやら技が少し効いているようだ。

サリマ「ラーティ!!!!」 サリマがラーティを庇い、バンジョーたちに銃を向ける。

カズーイ「今度は彼女が相手みたいね・・・・・!!」

サリマ「・・・・・そうよ。次は私があなたたちを・・・・・・・!!」   サリマは怒りにこもった声で、

バンジョーに銃を向ける。その時、ラーティに肩を触れられる事に気づく。

ラーティは既に立っていて、彼女の横に立つ。そして、バンジョーたちにこう言った。

ラーティ「・・・・・今回は俺たちの負けにしてやるよ。」 サリマ「え!?」

その言葉にサリマはもちろん、バンジョーたちも動揺する。

バンジョー「ど、どういうことだ・・・・・・!?」

ラーティ「・・・・・・だが、この次はこうはいかないぞ。必ずお前達を止めてやるぞ・・・・・!」

ラーティはそう言いながら、バンジョーたちから離れていく。サリマもラーティについていった。

さらに他の同士たちもそれぞれ倒れた者たちを抱えて二人についていって去って行った。

バンジョー「・・・・・・行ってしまった。でも、彼らは一体・・・・・・。」

カズーイ「・・・・・なんとか勝てたけど、なんか調子よくないわ・・・・・。」

バンジョー「・・・・・うっ!!」 バンジョーは戦いのダメージのせいか急に膝をついた。

そして、ラーティに傷を負わされた右肩に痛みが残っていそうなので、そこを押さえる。

カズーイ「っ!?バンジョー!しっかり!!」

カズーイがバンジョーを心配する。すると、バンジョーは立ってカズーイにこう言った。

バンジョー「・・・・大丈夫だよ。これくらい・・・なんともないさ・・・・!さあ、荒地へ行こう!」


かくして、ラーティ部隊はバンジョーたちから去り、別の浜辺を歩いていた。

ラーティ「・・・・・うっ!」 ラーティはまだダメージが残っているか、倒れそうになる。

その時、サリマが彼を抱えて、優しそうに慰めるように言う。

サリマ「・・・・大丈夫?・・・・あの熊と鳥。相当危ない奴らね・・・・・。」

ラーティ「ああ。だが、まだ完全な力を発揮したわけではない。特にあの鳥は・・・・。」

サリマ「ええ。彼らはまだ全ての力を出し切ってそうにないけど、あの鳥はって一体・・・・?」

ラーティ「・・・・何故、あの鳥、カズーイが熊のバンジョーのリュックに入っている?」

サリマ「・・・・・わからないけど、あの【デスブラザー】と呼ばれし者も・・・・・。」

ラーティ「噂ではそうかも知れんな。だが、彼らがその者とどんな繋がりを持つかわからない。

それに、俺はあの鳥について疑問を持っているのだ。」

サリマ「疑問?」  そして、部隊は徒歩を止める。そして、ラーティはサリマたちに向かって語る。

ラーティ「・・・・何故、あの鳥が翼を持ってとしても空を飛んでないと思う?」

サリマ「っ!?確かに・・・・・。あの鳥が翼を使って空を飛んでいるところを見てないわね・・・・。

とんぼがえりジャンプを使った時は高く跳んだように見えたけど・・・・。」

ラーティ「・・・そうだ。あの鳥が空を自由に飛べない限り、彼らは完全なる力に近づけない。

俺たちはこれより休憩できる場所へ進む。そこへ負傷者の治療を行おう。」


バンジョーとカズーイ、ボトルズとプルレスはようやく荒地に入った。

4人はこの通り、荒れていて地面が何故か浜辺と同じくらいの砂でできていた。

しかし、ヤシの木が複数にあって、その木だけが緑の部分と言っていいかも知れない。

バンジョー「・・・・・なんとか荒地についたけど・・・・・。」

ボトルズ「噂では、この島のスピニット族がここら辺に住んでいるかと思います。」

プルレス「・・・・・バンジョーさんとカズーイさんは連戦続きだから、これ以上戦ったらまずいかも・・・。」

カズーイ「確かに、流石のあたいたちでも激しい戦いが続けては疲れるかも・・・・。」

バンジョー「だったら安全地帯へ今すぐ行けそうな方法を考えなければ・・・・・。」

ボトルズ「そうしましょう!敵が来る前に早く・・・・・・。」

そして、4人はうーんと考え込んだ。いち早く安全な場所を探せる方法を。

しかし、全員はあまりひらめけない。ゆっくりと時間は進み、プルレスはついにひらめく。

プルレス「っ!そうだ!!!」  3人「えええっ!?」

プルレスの声に3人が反応する。プルレスがひらめいた事とは何なのか・・・・・?

バンジョー「どんな方法を思いついたんだ!?」

プルレス「それは・・・・・・。カズーイさんが空を飛んで皆を運べばいいんですよ!!」

カズーイ「あたいが飛んで!!??」 カズーイがいきなりプルレスに叫ぶ。

プルレス「うわわっ!?な・・・・なんですか、カズーイさん・・・・;」

カズーイ「・・・・あ!ご・・・ごめん・・・・・・。つい・・・・・。」

プルレス「で・・・・でも、カズーイさん、一応鳥ですし・・・・・^^;」

カズーイ「た、確かにあたいは鳥よ!でも・・・・・・・あたい・・・・・。」

カズーイは言いづらかったのだ。確かにカズーイは鳥である。鳥なら空を飛ぶことも夢ではないはず。

しかし、カズーイではどこか鳥らしくないところがあるらしいが・・・・・?

カズーイ「・・・・あたい・・・・実は、飛べないの。」

ボトルズとプルレス「え!!!!!!???」 カズーイの発言にボトルズとプルレスは驚く。

なんと。カズーイは空を飛べないといった。しかし何故だ。カズーイは鳥なのに、

何故か飛べないのだ。その事に二人は驚くのだが、バンジョーだけ驚かなかった。

プルレス「で、でも・・・・・。カズーイが空を飛べないって一体どういう事ですか・・・・!?」

ボトルズ「・・・・確かに、今までカズーイが空を飛んだところを一切見てませんからね・・・・。」

バンジョー「・・・・・・・・・・・・・・。」 バンジョーは辛い表情で黙り込んでいた。

まるで、何かを言えないように。カズーイも辛い顔して黙り込んでいた。

プルレス「・・・ねえカズーイさん。ちょっと聞くけど・・・・・。」

カズーイ「・・・・あたいが何故空を飛べないと聞きたいんでしょう?」

プルレス「はい。あなたは・・・・どんな理由で空へ飛べないと言うんですか?」

カズーイ「・・・・・・それは・・・・・・。」  カズーイは言おうとした時、ボトルズが突然、悲鳴をあげた。

ボトルズ「うわあああああぁぁぁぁぁぁ~!!!!!」  その声に皆がボトルズを見る。

バンジョー「どうした!?・・・・ああ!!」 バンジョーはボトルズを襲う何かを見て驚く。

それは、大きな緑色の二枚貝の姿で目が二つもあり、その目は貝の外から出ていた。

その二枚貝が大きな口?でボトルズに襲い掛かっていた。

ボトルズ「な、何するんだよおおおぉぉぉ~!!!??」

大きな二枚貝の生物「オヤツだオヤツだ!オヤツをよこせ!!オイラ、【ヤム・ヤム】!!!」

プルレス「ヤム・ヤム!?まさか、二枚貝のヤム・ヤム族!!?」

バンジョー「ヤム・ヤム族?」 カズーイ「そいつもグランティに所属してるの?」

ヤム・ヤム「オイラ、グランティじゃない!とにかく、モグラ!オヤツオヤツ!!」

どうやらグランティに入っていないというヤム・ヤムはボトルズが、

オヤツ・・・すなわりお菓子を隠している事を知っていたらしい。匂いによって・・・らしいが。

ボトルズ「・・・うーん。そこまで言うならあげますよ・・・・・。」

ボトルズは仕方がなくポーチから一個の飴玉を出して、それをヤム・ヤムに見せる。

ヤム・ヤム「わーい!オヤツだオヤツだw・・・ヤム!!!」 オヤツを見て嬉しがるヤム・ヤムは、

勢いよく口を大きく開けて飴玉を食べた。しかし、ボトルズは彼の勢い過ぎる食べ方に驚き、

間一髪飴玉を手から放して、ヤム・ヤムにその手を食べさせないように避けた。

ボトルズ「うわっ!危ないなぁ~もう・・・・・。」

ヤム・ヤム「もっと!もっとオヤツくれ!!!」 そう聞いたボトルズは嫌がるように言う。

ボトルズ「ええぇぇ~!?残りは・・・・ちょっとなぁ・・・・・;」

ヤム・ヤム「くれ!くれ!!くれ!!!くれ!!!!」  ヤム・ヤムはしつこく強請る。

バンジョー「なんなんだこの貝のお化け・・・・;」 カズーイ「とっても口五月蝿いわ・・・・。」

そして、ヤム・ヤムはバンジョー(特にリュック)の方に目を向けた。そして、彼にこう叫んだ。

ヤム・ヤム「お前、オヤツ持ってる!匂いでわかる!お前のオヤツもオイラにくれ!!」

ヤム・ヤムはまた匂いで知ったのだ。バンジョーのリュックには実は、

多くもないが少なくもない数のハチミツが入っていたのだ。カズーイもそれを知っていたのだが、

あまり多くは食べず、ちょこっとだけつまみ食いする程度であった。

バンジョー「・・・いや。流石にこれはあげられない。」 ヤム・ヤム「は!?」 ヤム・ヤムは少し怒る。

カズーイ「ってゆーか、あんたにあげるオヤツなんてないんだけどねぇ~。」

ヤム・ヤム「こーなりゃ力ずくでも奪ってやる!!ヤム!ヤム!」

ヤム・ヤムはオヤツを奪おうとバンジョーに襲い掛かる。また戦いの始まりだ。

バンジョー「く・・・・っ!こっちは疲れているというのに・・・・・!!」

カズーイ「でも、やらなきゃハチミツが・・・・!!」 そう言われたバンジョーは仕方がなく構えをとる。

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!ヤム!ヤム!」 ヤム・ヤムはピョンピョン跳ねながら襲い掛かる。

バンジョー「ちぃ・・・・!はあぁぁっ!!」 バンジョーは左ストレートで応戦する。しかし・・・・・。

ヤム・ヤム「ヤム!!!」 ガブゥ ヤム・ヤムはバンジョーの左手を噛んでしまう。

バンジョー「うぐぅ・・・・!離せえぇっ!!」 バンジョーは右手チョップで敵を叩き込んだ。

そして右手はヤム・ヤムにあたると、バンジョーは突然右肩と右腕に激痛を感じる。

バンジョー「うがあああぁぁぁ・・・・・!!!?」 ヤム・ヤム「ヤム!!?」

ヤム・ヤムがチョップをくらって口を開けると、バンジョーは自由になった左手で痛む右腕を押さえる。

バンジョー「ああ・・・・・!!」 カズーイ「バンジョー!大丈夫!?右腕の痛みがまだ・・・・・!!」

バンジョーの右肩がラーティの攻撃で大きな傷を負わされたので、今でも痛みが残っているだろう。

だから今、右手で物を叩いたので、その影響が右腕から右肩までに影響を及んだらしい。

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!!」 ヤム・ヤムが再び襲い掛かる。

バンジョー「・・・・っ!てぃ!!」 バンジョーは左ハイキックでヤム・ヤムを蹴り飛ばす。

しかし、ヤム・ヤムはまだ倒れずにまだ殺気を残す。逆にバンジョーは疲れて息をしている。

ボトルズ(・・・・やはり、バンジョーはさっきの激しい戦いとその疲労で、

戦いでの気力が少なくなっているんだ・・・・!今の戦いで最悪な場合だったら負けるかも知れない。)

ヤム・ヤム「お前(バンジョー)、疲れている!ならば、オイラでも倒せる!!ヤム!!」

バンジョー「く・・・・っ!!」 カズーイ「まだよ!!タマゴミサイル!!!!」

カズーイは口からタマゴミサイルを一発飛ばした。見事ヤム・ヤムに命中した。

ヤム・ヤム「ヤム!??」 攻撃を受けたヤム・ヤムは離れたところに扱けた。

そして、ヤム・ヤムは一瞬気を失いかけるが、また起き上がるかも知れない。

ボトルズ「よし!今のうちに逃げましょう!!」 こうして、4人はヤム・ヤムから離れようと走った。

つづく

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