セイリー「エゥーラ様・・・!これはやはり・・・・・・!!」
エゥーラ「ああ。間違いない・・・・。これは、【グラン・トラップ】!!別名、魔女スイッチ・・・・!」
グランチルダの顔が描かれているスイッチはグラントラップと呼ばれていた。
別名の魔女スイッチと呼んでも構わないそうだ。しかし、このスイッチには一体何の意味があるかしら?
クラッシャーの同士「グランティの奴らめ・・・・!こんなところにも魔女スイッチの設置を・・・・・!!」
一人の同士がこのスイッチを見て、グランティのやり方だと思って腹を立てる。
セイリー「このスイッチは気楽に押してはいけません。万が一の事があっては、
大きな被害が出る事もあります。」
エゥーラ「そうだったな。前に俺たちが活動していたママエフシティーにも、
これと同じスイッチがあった。そのスイッチを押したら、巨大な爆発が起きて、
一つの都市が壊滅してしまった・・・・・!」 エゥーラの脳裏に、魔女スイッチを押した後に、
大きな都市が巨大な爆発に襲われるイメージが浮かんだ。その都市がママエフシティーであった。
クラッシャーの同士「でも、魔女スイッチは他にも色んな仕組みのものもじゃないよな?」
セイリー「ええ。・・・・確かに魔女スイッチによっては仕掛けが違う事もありますが・・・・。」
エゥーラ「だったらなおさら・・・・・!」 エゥーラは魔女スイッチに右手を触れる。
セイリー「エゥーラ様・・・まさか・・・・・!」
セイリーはエゥーラがスイッチを押すのではないかと予感する。しかし、その予感はあたった。
エゥーラ「悪いな。グラン・トラップの効果は押すまで一切わからないからな。
ならば・・・俺は覚悟を決めて押してやるぜ・・・っ!!」 そして、エゥーラは右手に力を入れて、
ついに魔女スイッチを押した。その時、グラン・トラップの起動が始まった。が・・・・?
クラッシャーの同士「・・・・・あれ?」 セイリー「・・・何も変化がありません。」
エゥーラ「・・・・・おかしいな。グラン・トラップが発動したのに、何も起きんとは・・・・。
いや、もしかしたら、別の場所に異変が起きたのだろうか・・・・・!?」
しかし、そこに別のクラッシャー同士の女性が来た。彼女はあわてて走っていたそうだ。
クラッシャー同士の女性「大変です!!エゥーラさん!!!」
エゥーラ「んぬ!?君は・・・グランチルダの砦からのエントランスゾーンで見張りを、
担当しているはず!何故来たのだ!?もし、グランティどもが通ってきたら・・・・・!!」
クラッシャー同士の女性「それどころではありません!!そのエントランスゾーンで、
今、異変が起きたのです!」 女性の言葉にエゥーラたちが驚く。
エゥーラ「な・・・なんだと!?よし!確かめに行こう!!」
かくして、エゥーラはマンボまうんてんのエントランスゾーンに行く事になった。
ここが、マンボまうんてんのエントランスゾーンである。バンジョーたちもマンボまうんてんい入る時、
ここに来たのであった。エントランスゾーンとは、グランティの兵士たちが、
目的の地へいつでも行ける様に作った、目的地へ繋がるワープエリアのところの事である。
現在、このエントランスゾーンにはエゥーラ隊のメンバーの女性が3人いた。彼らは見張り班である。
グランティの兵士がいつ来てもおかしくないように警戒しているそうだ。ここに、
エゥーラとセイリー、見張り班の女性が来た。
エゥーラ「ここで何が起こったのだ?」
見張り班員「はい!あの山より金色に光が発しているそうです。」
セイリー「金色に輝く光・・・・・!?」 セイリーたちは出入り口でるトンネルのある山の方を見る。
その山のてっぺんから確かに金色の光が輝いている。そのてっぺんにあるのは、
なんと、ジグソーであった。しかし、今まではここにジグソーはなかったはず。
ここで説明しよう。ウッキージャングルでエゥーラに押されたグラントラップの仕掛け。それは、
この山のてっぺんに隠されたジグソーを出現させるためであったのであった。
エゥーラ「・・・よし!俺がこの山のてっぺんに登って、光の正体をさぐってやる!はあぁっ!!!」
エゥーラは高くジャンプして、山のてっぺんに到着した。あまりの輝きにエゥーラは手で目を隠す。
エゥーラ「うむ!眩しい・・・!っ!こ・・・これは・・・・・。」 エゥーラは手をさげて、
目線を光の正体の物に向ける。それこそが、ジグソーであった。
エゥーラ「ジグソーだと!??しかし、ここにはなかったはず・・・・。そうか・・・・!
マンボまうんてんでの魔女スイッチによる仕掛けとはここに隠れたジグソーを出す事だったのか・・・!!」
エゥーラはそう思いながら、ジグソーを手に取る。すると、ジグソーの光は弱めになった。
これで、エゥーラはジグソーを一つ手に入ったという事だ。エゥーラはそれをセイリーたちに見せる。
エゥーラ「諸君!魔女スイッチの仕掛けによってここにジグソーが現れた!
俺はたった今、このジグソーを手に入れた!!今回もジグソーの回収に成功したのだぁ!!!」
エゥーラは勝ち誇るように言った。4人の女性とセイリーはただ黙ってそれを見ているだけであった。
セイリー「・・・・エゥーラ様・・・・・。」
一方、おたからザクザクびーちのある浜辺では、
バンジョーとカズーイVSラーティとサリマの激戦が続いていた。
ラーティ「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ラーティはやっと立ち上がったバンジョーに迫る。
カズーイ「行ける!??」 バンジョー「なんとかね・・・・・っ!!」 バンジョーは構えを取る。
ラーティ「とりゃああぁぁぁっ!!!」 バンジョー「っ!むらあぁぁぁ!!!」
ラーティは左手で殴りかかり、バンジョーは右手で殴りかかった。両者の拳はぶつかり合った。
バンジョー「うぐぅ・・・・っ!!」 しかし、バンジョーは何故か痛がる。そう。
バンジョーの右肩はラーティの破壊前歯によって大きな傷を負っている。だから、
バンジョーの右手が衝撃を受けた時にその右肩に影響を及ぼしてしまう事があるのだ。
バンジョー「くぅ・・・・っ!」 ラーティ「俺の破壊前歯による痛みがすぐに治る思うなよ・・・・!」
カズーイ「・・・・っ!(ラーティの奴、何よ!あんたのせいでバンジョーが弱ってるじゃない!!
・・・・このままあたいたちはまた負けてしまうの・・・・!そんな事は・・・・・!!)」
ラーティ「もう一度・・・・・。俺の必殺技を味わうがいい!!!!」
ラーティは勢いよくバンジョーを押し倒した。そして、またも口を大きく開けた。
ラーティ「破壊前歯!!!!」 ラーティは次にバンジョーの顔を狙って、前歯を思いっきりあげた。
カズーイ「っ!!」 どうやら殺す気でいくようだ。しかし、カズーイがそうはさせんと、嘴を突き出した。
ラーティ「ぐあっ!!」 ラーティはカズーイの嘴に突かれ、痛みのせいかバンジョーから離れた。
バンジョー「ごめん!カズーイ・・・・!」 カズーイ「こうなったらあの必殺技で行くわよ!!」
ラーティ「く・・・・っ!あの鳥が・・・・!!」 サリマ「チームワークなら良さそうね・・・・。けどっ!!!」
サリマは銃弾を二発撃って、バンジョーを攻撃する。しかし、バンジョーは突然しゃがんだ。
バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」
バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプを繰り出した。それによりサリマの銃弾二発は、
命中できず砂地にあたり、バンジョーとカズーイは高い空へ。サリマはその空に銃を向ける。
サリマ「大きくジャンプができてもあたりさえすればっ!!!」 バキュン バキュンキュン
サリマは次々と銃弾を撃つ。しかし、バンジョーとカズーイは次第に空に浮かび、
次々と迫る銃弾が外されていくのであった。
プルレス「この高いジャンプ・・・・!ついに来るんですね!!」
ボトルズ「ええっ!くちばしバスターが!!!!」 ラーティ「ちいぃ・・・・・!!」
そして、バンジョーとカズーイは真下にいるラーティの方に顔を向いた。
特にカズーイは嘴を向けながら。くちばしバスターは必ず発動する気だ。
カズーイ「あたいはこれ以上・・・・負けたくない・・・・・・!!!」
サリマ「あの二人・・・・何を・・・・。ま、まさか・・・・・!!ラーティ!逃げて!!」
ラーティ「なんだと!!?」 ラーティはそう聞いて、真上を見る。しかしもう遅い・・・・・。
カズーイ「くちばしいいぃぃぃ・・・・・!!」 バンジョー「バスタアアアアアァァァァァァー!!!!!!」
バンジョーとカズーイはくちばしバスターを発動した。カズーイが嘴を鋭く突き出し、
二人はラーティのいる真下へ物凄い速さへ降下する。
ラーティ「ぐあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!????」
ラーティはくちばしバスターをまともに受けて吹き飛んだ。バンジョーは着地して、その様子を見る。
バンジョー「やったか!!?」 カズーイ「当然よ!くちばしバスターは超強力だから!!」
ラーティ「く・・・・・!!」 しかし、ラーティは砂地に何故か着地した。
本来ならば壁か地面に叩きつけられるはずだが、ラーティは苦痛に耐えて着地したのだ。
バンジョーとカズーイ「な・・・・なに・・・・・!!?」
つづく
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