不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
バンジョーは一階の坂道を歩き、二階に来た。
そこは廊下があって、壁の左右にはそれぞれ小部屋のドアがたくさんあった。 ここの二階はティッカーたちの生活しているところと言っていいだろう。 カズーイ(リュック)「なんかマンションみたい。」 バンジョー(シロアリ)「奴ら・・・・・普段はここでどんな生活してるんだろう・・・・・?」 バンジョーはそう言った後、この二階の廊下を歩き始めた。 カズーイ(リュック)「見て。ドアにちゃんと番号が書いてあるわ。」 ドアにはそれぞれ番号が書かれていた。例えば右の一つのドアの白い看板に「4番」と、 左の一つのドアの白い看板には「6番」と書かれていた。他にもいろいろあるそうだ。 真っ直ぐの廊下を歩いていたバンジョーは次に右の廊下を歩くと、 一匹のティッカーが歩いてきた。バンジョーはそのティッカーと目が合い、お互いに足を止めた。 ティッカー「ん?」 バンジョー(シロアリ)「・・・・・あの・・・・・あなたたちはこの塔でどんな生活をしていますか? (よし!こいつにこの塔の秘密を聞き出してやる・・・・・!!)」 ティッカー「は?お前、もしかしてここのティッカーじゃないの?」 バンジョー「え?ここのティッカーじゃないって?」 ティッカー「お前、頭大丈夫か?いいか?我々ティッカー族は、 この塔に住む約数千匹だけではない。それぞれ別の地域で、 我が同胞たちが数億匹も住んでいるのさ。で、お前はどこのティッカー族だ?」 バンジョー(シロアリ)「え・・・・・えっと・・・・・・。カリバア島からです!(嘘だけど・・・・・;)」 ティッカー「へぇ。そうだ!いい事教えてやるよ。」 バンジョー(シロアリ)「いい事?」 ティッカー「我々マンボまうんてんブロックの宿敵であるグラブリン族を知ってるか?」 バンジョー(シロアリ)「はい。確か。紫の怪人たちだとは聞いた事はありますが・・・・。」 バンジョーはグラブリン族を知っているが、あえて敵にバレないようにちょっとだけ語った。 バンジョー(シロアリ)「たしか、あなたたちが彼らの村を襲撃しましたが、 何故か全滅してしまいましたと聞いて・・・・・。」 ティッカー「へぇ。だが、奴らはこのマウンテンのだけじゃねぇ。」 バンジョー(シロアリ)「え?」 ティッカー「グラブリン族には数々の種類がある。一つはこのマウンテンにいる奴ら。 いわゆるノーマルと言っていいだろう。一つはシーマン・グラブリン。 海に関するところに住み、海での戦いを得意とした奴らが多い。 また、一つはグラブリン・フード。彼らは自然を好んで、よりよい自然のある森で活動している。 他にもいろいろありそうだが、俺が知ってるのはあの3つだけだ。」 バンジョー(シロアリ)「そ・・・・そうですか・・・・・。(知らなかった・・・・・・・。 ベスたちに同胞がたくさんいたなんて・・・・・・・。シーマンとフードか・・・・・・。 彼らもベスたちと同じいい人なのだろうか・・・・・?)」 ティッカー「それじゃ、俺は塔から出るよ。仕事をしようと思ってよ。」 ティッカーが歩き始めると、バンジョーが彼に声をかける。 バンジョー(シロアリ)「どこへ行くんですか?」 ティッカー「食物を集めようとしてな。ちなみに俺は食料到達隊の一員だ。 他にも偵察隊やら攻撃隊やら行くけど、彼らはグラブリン族と謎の熊と鳥によって、 より多くのメンバーを失ってしまっている。攻撃隊は今でも、グラブリンの奴らに反撃をする機会を、 待っているはずだ。総統も再び村に総攻撃をかけようかと考えておっしゃる。じゃ、俺はここで。」 ティッカーはそう言いながら二階から降りて一階に行った。 カズーイ(リュック)「聞いた?バンジョー・・・・・・!」 バンジョー(シロアリ)「うん。早く総統を探さないと・・・・・・!!」 バンジョーはそう言って廊下を走っていった。そこに右の方のドアが開かれ、 そこから口にパイプを銜えたティッカーが出てきたが、走ってくるバンジョーにぶつかってしまった。 バンジョー(シロアリ)「いで!!」 バンジョーとティッカーはお互いぶつかって痛がっていた。 ティッカー「いてててて・・・・・・・!てめぇ!何しやがる!!? 廊下は走っちゃいけないって何度も言っておろう??」 ティッカーは離れてそう怒鳴った。 バンジョー(シロアリ)「いやぁすみません;あの・・・・・総統はどこにいるんですか?」 ティッカー「は?総統は最上階の5階にいるに決まってるだろうが。」 バンジョー(シロアリ)「5階!??」 ティッカー「そうだ。だが、必要な時以外に無鉄砲に入ってはいけない。 あの方は凶暴だ。もし、ふざけて入ったら怒られるかも知れないのだぞ。」 バンジョー(シロアリ)「そうですか・・・・・・。そうだ!確か、あなたたちは、 約4000匹いると聞きました。その多くの数がこの塔に・・・・・・?」 ティッカー「そうだ。実は、この塔には地下があってな。そこにもたくさんのティッカーが住んでいるのさ。 なお、その地下には戦うための訓練場もあって、特に戦う気のある奴が多くそこにいるって事よ。」 バンジョー(シロアリ)「そうですか・・・・・・・。(どうりでグラブリンたちと戦えるって事だ・・・・。)」 ティッカー「じゃあな。俺は今、3階のゲームセンターに行くところだ。」 バンジョー(シロアリ)「え?この塔にもゲーセンとかあるんですか?」 ティッカー「ったりめーよ!この塔にはいろいろ息ぬき用の施設があってな。 2階では、全部、ティッカーが住む部屋だらけだが、3階ではゲーセンがあり、 4階ではお風呂場に他の種族から奪った物を展示するところ、 さらにスポーツを楽しむ部屋もあるんだぜ。地下では、 捕まえた他の種族の女の子を好きなだけ虐待できるところもあるぞ。 まあ、今は好きなだけ楽しむんだな。けど、5階の総統の部屋には行くんじゃねぇぞ・・・・・・。 ちなみにゲーセンでは、大怪獣バトルやガンダムVSガンダムなどが大流行だぜ。じゃ。」 ティッカーがそう言って3階へ行こうと歩いて、バンジョーから離れて行った。 バンジョーはティッカーが消えた後すぐにこう言った。 バンジョー(シロアリ)「・・・・・奴らの総統は5階にいる・・・・・・・!」 カズーイ(リュック)「ゲーセンでは大怪獣バトルやガンダムVSガンダム以外に何かあるかしら?」 バンジョー(シロアリ)「今はそんな事言ってる場合じゃないだろ?」 カズーイ(リュック)「そうね。さあ、早く5階へ進みましょ!」 バンジョー(シロアリ)「うん!」 バンジョーはそう言うと5階へ目指そうと歩いた。 歩くとまたティッカーにぶつかるだろうと考えていたそうだ。 一方、グラブリン村では、ベスたちがジュジュのところにいた。 チャック「・・・・・・・本当にあの熊と鳥で大丈夫だろうか・・・・・・。」 スコット「いや、問題ない。彼らは俺たちと互角に戦ったからな。」 エルマー「その熊たちの力・・・・・・・本当にアレだったら、 ティッカー族の最後の日が今日になるんじゃねぇの?」 ニラ「せやなぁ。でも、ティッカーは塔に何千匹も多いしなぁ。」 ベス「・・・・・俺は信じるよ。あいつらならきっとティッカーを倒せる。そうだろ?ジュジュ。」 ジュジュ「うむ。不死の魔術師の力を借りたバンジョーたちなら、 ティッカー族と互角に戦える。そして、お前たちが力を合わせれば、必ずやティッカー族は滅ぶだろう。」 チャック「では、今すぐ我々も・・・・・・!」 ジュジュ「早まるではない。お前達の出番はしばらくの辛抱が必要であろう・・・・・。 ちなみに、彼らは不死の魔術師の力により、ティッカーと同じ姿となって、 密かに奴らのアジトに入り込んでいるだろう・・・・・。」 チャック「ええ?不死の魔術師の力でティッカーに!?スパイ作戦だな・・・・?」 ベス「でも、彼らがピンチになったら・・・・・・?」 ジュジュ「うむ。たとえ、ピンチになろうとも、敵の戦力が彼の必死の攻撃により、 半減すれば、お前たちはさらに有利に戦える時が来るだろう・・・・・・。」 ジュジュの前にいるベスたちを遠くから密かに見ている者がいた。ティッカーの姿に見えるが・・・・・・。 その頃、コンガが支配しているジャングルでは・・・・チンピーがこっそり走っていた。 そして、足を止めると、草に隠れ、何かを探しているように顔を振り続けた。 チンピー「どこだ?どこにあるんだ・・・・・?」 そこに、コンガの手下のサルがチンピーを見つけて、急に怒った。 コンガの手下「何やってる貴様ぁ!ウキ――ッ!!」 チンピーは怒鳴られて驚いた。 チンピー「ウキャキャ!?ご、ごめんなさい・・・・・;」 コンガの手下「ごめんなさいじゃねーウッキ!!貴様の行動などお見通しに過ぎん! どうせお前たちこのジャングルに住む平和な種族から我々が取った食物を、 取り返そうとしてんだろうが・・・・・ハッハッハッハッハ・・・・・・・・・!!」 チンピー「ぐっ・・・・・・・!」 不気味に笑う手下にチンピーは怒りの表情を見せる。 コンガの手下「そんな目してんじゃねぇよ、ガキのクセに!!!」 コンガの手下は当然怒ってチンピーを蹴り飛ばした。 チンピー「ウキキキッ!!」 チンピーは後ろに扱ける。凄く痛そうだ。 コンガの手下「ウ――ッキッキッキッキッキッキッキ!!! 貴様の思い通りなどそう簡単にはならんわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 コンガの手下はチンピーから離れて、消えていった。 チンピー「・・・・・必ず取り返して見せる・・・・・・・!」 チンピーは両目から涙を浮かべながら呟いた。 ティッカーの塔ではバンジョーは3階への道を見つけたようだ。 バンジョー(シロアリ)「この階にも坂道があるのか・・・・・。」 バンジョーたちの前にある坂道が上に続いている。ちなみにこの坂道の右部分は壁にくっついている。 カズーイ(リュック)「きっとこの坂道をのぼれば、3階に行けると思うわ。」 バンジョー(シロアリ)「よし!さっそく行こう!」 バンジョーはさっそく坂道を歩いて3階に行った。 一方、5階の大きな部屋では、ティッカーの総統がいた。彼の前に複数の部下がいた。 ティッカー総統「ぬぅぅぅぅぅ・・・・・!グラブリン族め・・・・・・・!! さっきの戦争でよくもぉ・・・・・!だが・・・・・負ける気はせん! 我が部下には何千匹もいるからよぉ・・・・・・ハハハハハハハハハ!!!!」 ティッカー「ですが、まだわかりません。不死の魔術師が動き出し、 彼がもしグラブリンに協力したら・・・・・・・!」 ティッカー総統「むう・・・・!そうであったな・・・・・!!」 そこに、偵察隊の一匹のティッカーが慌てて総統の前に来た。 ティッカー「報告します!不死の魔術師が何者かを我々と同じ姿に変えて、 スパイ活動を行っているそうです!不死の魔術師とグラブリン族が手を組んでしまったんです!!!」 ティッカー総統「な、なにいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!??????」 つづく PR |
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