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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜と光次郎は二人で青いベンチに座っていながら、話していた。

桜「・・・・・私たちが中学卒業して一週間、なんかこうしてずっと一緒にいられるようになったよね・・・。」

光次郎「確かに、僕たち・・・・・一緒だね。」

桜「うん・・・・・。光次郎君はどう思う?」

光次郎「え・・・・・?」

桜「・・・・このままずっと・・・・私と一緒である事を・・・・・。」 桜はそう言うと、光次郎の手に触れる。

光次郎「・・・・・そうだよ・・・・僕は君の側に永遠にいたい。当たり前じゃないか。」

桜「私も・・・・・光次郎君と一緒にいたい。だって・・・・・私・・・・・。」

光次郎「?」 桜は切なそうに言っていた。そして、二匹の鳥が木の枝から飛び出すと、桜はこう言った。

桜「光次郎君に・・・・・・恋しているから・・・・・。」

光次郎「え・・・・・。」  桜が恥ずかしくも優しい笑顔と切ない声でそう言うと、

光次郎はその言葉を聞いて驚く。その時、鳥たちが空を舞い踊っていた。

光次郎「・・・・・・・僕に・・・・恋を・・・・・・。」

桜「うん・・・・・。」

光次郎「でも・・・・・僕・・・・・・弱いし・・・・・。」

桜「弱くてもいい。ただ、私は・・・・・光次郎君の事を、優しい人だと少し思ったから。」

光次郎「・・・・僕は優しくない・・・・・。」

桜「ううん。優しいよ。あなたは、今までジャンボロイドとの戦いから、

私を何度も救ってくれたんだもん。今の光次郎君は・・・強くて・・・・優しいわ・・・・・。

だからね、私は・・・・あなたを信じている。もし、私がピンチになった時に助けてくれるって・・・・。」

光次郎「・・・・・でも、もし、それができなかったら・・・・。」

桜「できなくてもいい。私とあなたは結ばれていれば、必ず奇跡は起きる・・・・・・。

そして、もし、あなたがまた独りになっても忘れないで。あなたの記憶に、心の中に、

私や・・・・・あなたが今まで出会ってきた優しい人たちがいて、応援しているという事を。」

光次郎「・・・・・・・うん・・・・・・。」 光次郎は悲しげに頷いた。

その時、野沢と清水が二人のところに来た。

清水「月野隊員・・・・・・。」

桜「・・・・・あ、清水さん、野沢さん。」

野沢「ん?あ、君は、あの時の・・・・・光次郎君だよね!?」

野沢は光次郎を見ると、彼に指を指す。久々の再会にはしゃいでいるそうだ。

光次郎「え?ああ!あなたたちは、SSPのお姉さんたち!!」

清水「光次郎。君もいたのか・・・・・。」

光次郎「はい・・・・・。桜ちゃんに呼ばれて・・・・・。」

清水「全く、月野隊員。一般人をここに呼んどいて・・・・・。」

桜「す・・・・すみません・・・・^^;」

野沢「まあまあ。たまにはこーいうのもいいじゃんwで、光次郎君、桜ちゃんとどんな話してた?」

光次郎「え?え、えーっと・・・・;」

桜「恥ずかしくて言えません・・・・・・/////」

野沢「恥ずかしいって事はまさか、恋話?」  野沢がそう言うと、光次郎と桜は一気に赤くなった。

光次郎「た、たぶん・・・・・・・・///////」   桜「そうかも知れません・・・・・・///////」

二人がそう言うと、野沢は嬉しそうに二人を抱きついた。

野沢「あははぁ!やっぱり、光次郎君と桜ちゃん、可愛いわwww」

野沢が嬉しそうに抱きしめると、二人は苦しそうに見えた。しかし、光次郎は・・・・。

光次郎「うわ。大きい////」 光次郎は野沢の胸を見て、赤くなった。

光次郎から見ると、野沢の胸はとても大きく、少しだけ揺れていた。

桜「あ・・・・あの・・・・・;苦しいです・・・・・;」

野沢「あ、ごめん。」  桜に言われた野沢は二人から離れた。

桜「ふぅ・・・・・・。って、光次郎君、大丈夫・・・・;」 桜は光次郎を見て、驚く。

光次郎はさっきの野沢の胸を見て、その魅力に酔ったせいか赤くなっていた。

桜「もう・・・・野沢さんが大きな胸で抱きしめるから、光次郎君のびちゃったじゃないですか・・・。」

野沢「えぇ~いやん。ごめんね、光次郎君・・・・・。」

清水「・・・・・光次郎君・・・・・・。ちょっといいかな・・・・・?」

光次郎「え?あ、はい・・・・・。」 清水に言われると、光次郎は正気になって、彼女の話を聞く。

清水「あなたは・・・・今まで何度もデスナイトと戦ってきたわね?

私たちとともに・・・・・・。別行動だけれども・・・・。」

光次郎「・・・・はい。確かに、僕はあなたたちと同じデスナイトと対立しています。

でも、僕はあまり戦うのは嫌いだし、本当は人殺しも・・・・・。」

清水「でも、あなたがそのままでは、私たちと一緒に戦い、

戦いを早く終わらせることが不可能だわ。隊長から聞いたわ。

ついに、日本支部のアジトが見つかったそうよ。」

光次郎「なんですって!!?奴らのアジトが・・・・・!?」

野沢「清水さんの言う事は本当よ。春日隊長は各支部の隊長たちと共に、

日本支部をどう攻めるか、会議を行っているの。」

桜「え!?デス・ナイトの日本支部が見つかったんですか!!?」

野沢「あ、桜ちゃんは聞いてなかったのね・・・・・^^;」

清水「全く・・・・。ちなみに、私が野沢と一緒に歩いている時に、隊長から携帯電話で、

私にその事を話してきたわ。でも、たとえ、日本支部を壊滅しようとも、

デスナイトは別の支部を日本に送り出すに違いないわ・・・・・。」

光次郎「・・・・・・まさか、その日本支部攻撃に、僕も参加しろと・・・・・!?」

清水「・・・・無理しなくてもいいわ。あなたは一般人。一般人をその過酷な戦いに、

参加させるのは私の気に入らないかも知れない・・・・・。」

桜「大丈夫よ。光次郎君、私たちは生き残るから・・・・・。」

光次郎「う・・・・うん・・・・・・・。」

清水「それと、もう一つ話したい事がある。」

光次郎「はい?」

清水「・・・・・・・もし、戦いが続くようであれば、私たちの元で戦わない?」

光次郎「え?」

清水「つまり・・・・・・SSPに入隊する事よ。」

光次郎「っ!!?ぼ・・・・僕が・・・・SSPに・・・・・・?」

清水「そうよ。あなたは今まで一人で戦っていたけど、SSPに入ればより有利に戦えるわ。」

光次郎「でも・・・・・僕は・・・・・・。」

桜「私は構わないわ。光次郎君がSSPの第6分隊に入ったら、私、光次郎君と一緒に戦えるわ。

そして、光次郎君さえいれば、私たち(第6分隊)、ちょっと楽しくなるかも。」

光次郎「そ・・・・・そうかなぁ・・・・・。僕、SSPと言う組織の事、あまり知らないし・・・・。」

野沢「大丈夫、第6分隊の人たちは皆、優しいお姉さんが多いわよ^^

ちなみに、清水さんも私と同じくらい胸が大きいわよ♪」

清水「ちょっと、野沢//////」  清水は胸を両手で隠しながら叫んだ。

光次郎「・・・・・うーん・・・・・。本来なら僕、高校に行くから、

そこで授業を受けなきゃならないし、他にも色々予定があるし・・・・・・。」

清水「それなら、私たちがなんとかしてあげるわ。」

桜「・・・・私・・・・光次郎君にSSPに入隊して欲しいと思った事あるの・・・・・。

だから、もし、私がお願いしたら・・・・・一緒に戦ってくれるよね?」

光次郎「で・・・・・でも・・・・・・。もし、作戦に失敗したら・・・・。」

野沢「その時は私が慰めてあげるわ。よしよしとね^^」

清水「・・・・・別に怖いなら入らなくてもいい。でも、私たちはあなたを待っているわ・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

清水「・・・・ちなみに、私たちの基地はこの街にあるわ。・・・・・では、野沢、月野隊員、帰るわよ。」

野沢「はい。また会おうね、光次郎君。」

桜「・・・・・・待ってるからね・・・・・。」  3人は光次郎から離れて基地へ戻ろうと歩いていった。

光次郎「・・・・・・いいのかな・・・・・。僕が・・・・・・。」

光次郎はそう呟くと、ベンチから立って、公園から出ようと歩いた。

彼は今、SSPに入ろうかどうか迷っているのだ。


桜、野沢、清水は基地に戻ろうと街を歩いていた。その時、桜が突然足を止めた。

野沢「どうしたの?」

桜「・・・・・なんか・・・光次郎君に他に言っておきたいことが残っていたから、

ちょっと光次郎君のところに行って来ます。すぐ、基地には戻りますから。」

清水「しょうがないわね。早く行きなさい。」

桜「ありがとうございます。」  桜は礼をすると、彼女たちから離れて、走っていった。


桜は公園についた。しかし、光次郎の姿がない。

桜「あれ?・・・・・光次郎君、もう帰っちゃったのかな?・・・・きっと、彼は家に帰ってるんだわ。

よし、光次郎君の家に行かなきゃ。」  桜がそう言うと、いきなりデンジャラス・アタッキーの声がした。

デンジャラス・アタッキー「見つけたぞ!!」

桜「っ!?」  桜は後ろの方を向く。そこに、デンジャラスアタッキーと浅倉の姿があった。

浅倉「ふーん。あんたが裏切り者の桜。可愛いわねぇ~。」

桜「あなたたちは・・・・デス・ナイト!!!!」  桜がポケットからピストルを出す。しかし・・・・。

浅倉「そんな物騒な武器を持って・・・・・・。」 パチン 浅倉が速くも桜に近づき、

平手で桜の両手を叩き、ピストルを落とした。次の瞬間、桜の後ろにまわり、彼女を捕まえてしまう。

桜「く!は・・・・速い・・・・・・・!!!」

浅倉「うふふふふふふ。その苦しそうな顔・・・・可愛いわね。

きっと、惨い攻撃を受けたらもっと可愛いでしょうねぇ・・・・・・w」

桜「な・・・・何をする気・・・・・!?」

浅倉「あたしは何もしないわ。まあ、デンジャラス・アタッキーがやるけどね・・・・。」

デンジャラス・アタッキーが両手をポキポキと鳴らしながら桜に近づいた。

デンジャラス・アタッキー「おい!この裏切り女。てめぇ~・・・・デスナイトを裏切った者はどうなるか、

知ってるよなぁ・・・・・!!!」

桜「・・・・・死刑・・・・・・・・・。」

デンジャラス・アタッキー「ああそうだよ!その死刑ならここでやるさ・・・・・・・。

てめぇの腹も胸も顔も全部、私の拳でぶっ潰してやる!覚悟はいいなぁ・・・・・・・・!!」

桜「っ・・・・・・・・・・・・!!」


一方、高町邸では、あかりが和室で横たわっていた。手で胸に触れて、息をしながら・・・・・。

あかり「はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・。(感じるわ・・・・・・。私の回路が、

私のこの胸から響くくらい悲鳴をあげているわ・・・・・。後・・・・・何時間持つのだろう・・・・・・。)」

そこに、光次郎が玄関で靴を脱いで、廊下にあがって、帰ってきた。

光次郎「ただいま。」  和室で光次郎の声を聞いたあかりは必死に立とうとした。

あかり「っ!(光次郎さんだわ・・・・・・!立たなきゃ・・・・・・!)」

あかりは胸を押さえ込みながら、和室から出て、光次郎の前に立った。

あかり「おかえりなさいませ。」

光次郎「うん。ただいま。」

あかり「昼食ならテーブルに置いてあります。夜食は・・・・・・・。」

あかりは言ってる途中で急に光次郎の前に倒れこむ。光次郎はそんな彼女を抱える。

光次郎「わっ!どうしたんだ!?」

あかり「・・・っ!い・・・・いえ・・・・・。ごめんなさい・・・・・。」

あかりは辛い表情で光次郎から少し距離を置く。

あかり「私は和室でお休みになります。」

光次郎「うん。・・・・いいよ。」

あかり「・・・・・ありがとうございます。」  あかりは笑顔を見せながら和室に戻った。

光次郎「・・・・・・・・・・・・。」 光次郎はあかりが和室に入るところを見た後にキッチンに行った。

つづく

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