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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーたちが歩いているところを後ろの向こうから一人のグラブリンが見ていた。

グラブリン「ちっ・・・・!奴らが・・・・・・!!報告してやらぁ!!」

そう言うとグラブリンは走っていった。このグラブリンは偵察員だったようだ。

グラブリン村では、住人たちはやたらと平和そうに感じない雰囲気だった。

「もし・・・・・あの熊と鳥が出たら・・・・・。」 「それにティッカー族も攻めてきたらどうするんだ!?」

「戦士たちにこの村が守れるだろうか・・・・。」 「僕たちが信じなきゃ!!」 「救いの手を・・・・・。」

ニラは住人たちのやるせない姿を心配そうに見ていた。

ニラ「・・・・・みんな、不安がっとる・・・。我々戦士が・・・・・このピンチを切り抜けんと・・・・・!!」

偵察員「ニラさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

そこに、偵察員がニラの元に走ってきた。足を止めると、はぁ!はぁ!と息をした。

ニラ「どないしたねん!!」

偵察員「例の熊と鳥がこの村に近づいてきた!!」

ニラ「なんやてっ!!?」

そこに、またもう一人の偵察員が走ってきた。しかし、もう一人は傷だらけのようだ。

偵察員「大変だ!!!!」

ニラ「今度はなんや!?」

もう一人の偵察員「ぜぇ・・・・・ぜぇ・・・・・・・!無数のティッカー族がこの村に近づいてくる!!

俺たちはそれに気づいて、立ち向かったが・・・・・・・!!」

ニラ「奴ら・・・・・・・とうとい動き出したんかいな・・・・・・・・・!!」

偵察員「ど・・・・・・どうする!??」

ニラ「・・・・・・・よし!我々はこの村を守るべく、全面戦闘隊形を整える!!!

各所に散った戦士たちを集めるんや!!」

偵察員たち「おう!!!」

一方、バンジョーたちは?

バンジョー「・・・・・・・・・・・ああ。それにしても、疲れたぁ・・・・・・。」

バンジョーは今まで歩き続けたため、疲れて座り込んだ。

カズーイ「何やってんのよ!バンジョー!!」

カズーイは怒った後、くちばしでバンジョーの頭をつつく。

バンジョー「あだ!ごめんごめん。でも・・・・・なんか今日、戦いすぎで・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・・・・確かに、今日のクルクル山での時に、

あなたの力を始めて使いましたからね・・・・・・。たぶん、その力を出した後の疲労とか・・・・?」

カズーイ「まあ・・・・確かにあたいも疲れた気がするわ・・・・。」

ボトルズ「では・・・・・・ん?」

バンジョー「お!」

カズーイ「あ!」

3人は前の方を見た。まだ遠いが、村らしきところが・・・小さく見えていた。

ボトルズ「村だ!!村ですよ!!」

バンジョー「本当かい!?」  バンジョーは村と聞いて立ち上がった。

カズーイ「ちょうど良かった!じゃあ、あそこに行って一度泊まらせてもらいましょ。」

バンジョー「うん!」

バンジョーとボトルズが歩こうとすると、後ろから野太い声がした。

「ンモオオォォォォォ!!そこはグラブリン村だ!」

バンジョー「なっ!?」

バンジョーたちは後ろの方を向く。そこに、青いバッファローがいた。野太い声の主はこいつである。

バンジョー「誰だ・・・・・!?君はっ!!」

バッファロー「グフフフフフ!!俺様はビッグバット!!貴様らを倒すために来たのだ!

ンモオオオオォォォォォォォォ!!!!!」

カズーイ「ビッグバットですって!?あたいたちになんか恨みでもある?」

ボトルズ「もしかして・・・・・グランティ!!?」

ビッグバット「ンモオオオオオオォォォォォォォ!!!!貴様らに教える気はないわ!!

死ねええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっ!!!!!!!」

ビッグバットはそう言うと、片方の足で地面を蹴った。突進する準備らしい。

ボトルズ「っ!!来ますよ!!!」

バンジョー「行くぞ!カズーイ!!」

カズーイ「OK!!」

ビッグバット「ンモオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」

ビッグバットはバンジョーめがけ突進しようと走った。

カズーイ「来るわよ!!」

バンジョー「よし!ツメツメ・・・・・・・・!!」

ビッグバット「・・・・・・・・・・・!!」

バンジョーはツメツメパンチを繰り出そうとするが、ビッグバットの走る速さが物凄いため、

バンジョーは技を出す前に、ビッグバットの突進を受けてしまった。

バンジョー&カズーイ「うぎゃあああぁぁぁぁぁっ!!!!」

バンジョーは敵の凄まじい突進のあまりの威力に吹き飛んだ。

ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!」

バンジョー「ぐはっ!!!」

カズーイ「あうっ!!」

バンジョーとカズーイは地面に叩きつけられたため、痛がる。

ビッグバット「ンモオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!!

こんなもんか!?いや、こんなもの、貴様たちの力ではないわ!!!」

バンジョー「な・・・・・・・・何を・・・・・・・・・!」

カズーイ「言って・・・・・るっのよ!!!」

バンジョーは痛みに耐えながら立ち上がった。

ビッグバット「ンモオオオオォォォォォォォ!!!!」

ビッグバットは鳴きながら、再び攻撃体制に入る。

カズーイ「来る!!バンジョー!!!」

バンジョー「うん!!!」

バンジョーはしゃがみ、カズーイは翼を上にあげた。

バンジョー「とんぼがえりジャンプ!!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプでビッグバットの突進をかわした。

ビッグバット「ンモオオオオオォォォォォ!???」

ビッグバットは自分の突進が避けられた事に驚き、空にジャンプしたバンジョーとカズーイを睨む。

ボトルズ「凄い・・・・・・・!!」

ボトルズもバンジョーとカズーイを見て驚く。バンジョーは地面に敵の後ろに着地した。

バンジョー「くっ・・・・・・・・!!」

ビッグバット「ンモオオオオオォォォォォォォ!!!!!!」

ビッグバットは後ろのバンジョーめがけて突進する。

カズーイ「バンジョー!!!」

バンジョー「ぬぁっ!!」

バンジョーは勢いで敵の体当たりを避けた。

ビッグバット「んぬ!?ンモオオオオオオオオ!!!」

ビッグバットはまたも避けられるが、あきらめずにバンジョーにまたも向かう。

バンジョー「まだ来るのか!!?」

ビッグバット「ンモオオオオォォォォォォオ!!!!!」

ビッグバットはまたもバンジョーに迫る。しかし、また避けられる。

バンジョー「うっ!!」

カズーイ「避けたままじゃ、勝ち目がないのよっ!!!!」

バンジョー「わかってる!!」

ビッグバット「ンモオオオオオォォォォ!!!!!」

バンジョー「正面からじゃ駄目だ!!ふん!!」

ビッグバットが接近したとき、バンジョーが素早く動き、ビッグバットの横についた。

ビッグバット「ンモォ!??」

カズーイ「キキツキ・アタック!!!!」

カズーイはキキツキ・アタックでビッグバットの右の部分を攻撃した。

ビッグバット「ンモオォォ!!!!」

ビッグバットは敵の攻撃をいきなり受けてひるみ、さがった。

カズーイ「どう!?」

ビッグバット「ンモオオオォォォォォ!!!この程度では俺は死ねんぞ!?」

バンジョー「ちいいいっ!!」

カズーイ「ローリングアタックよ!!」

バンジョー「よしっ!」

バンジョーはビッグバットから下がった。そして、すぐに前に走り、転がした。

バンジョー「ローリング・アタック!!!!!」

ボトルズ「いけるか!??」

ビッグバット「ンモ!!???」  ドガァァァ

ビッグバットはバンジョーのローリングアタックを受けた。

ボトルズ「やった!!・・・・・・・え?」

ビッグバット「ンモオオオォォォォォォォ!!!」

なんと!ビッグバットは自分の角でバンジョーのローリングアタックを受け止めた。

バンジョーは敵の角に捕まって動けない。

つづく

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