その頃、ベスは謎の集団によって壊された自分の家の瓦礫にひそかに隠れていた。
そして、グバルはゴリラに槍を向けた。そして・・・・・・・。
グバル「うがああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
グバルは走った。
ゴリラ「速い・・・・・!」
グバル「とおおおぉぉぉっ!!」
グバルはゴリラに槍を刺そうとしたが、ゴリラがそれを受け止めた。
ゴリラ「うっ!!なんて・・・力・・・・・!?」
グバル「はああああああああっ!!!!!」
ゴリラ「今度は・・・・そのまま投げるだとぉっ!?」
グバルは自分の槍でそれを掴んだゴリラを後ろに投げた。
グバル「はっ!!」 ブォォォォオオン
ゴリラ「ウッキャアアァァァァ!!!」
ゴリラは地面に叩きつけられた。しかし、ゴリラは早くも立ち上がった。
ゴリラ「だが・・・・この程度で、死ぬものか!!ウホッ!!」
ゴリラは余裕の表情で胸を叩く。グバルは後ろの敵に槍を向ける。
グバル「貴様の闘争・・・・凄まじいが・・・・・この村を・・・・やらせん!!!!!」
グバルは再びゴリラに向かってきた。
ゴリラ「ウホ!!ウハ!!ウホホ!!!」
ゴリラは5,6回オレンジを投げた。オレンジはグバルの体に命中してしまう。
グバル「うっおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
グバルの体中が溶けかかっていく。ゴリラが何度もオレンジを投げるからだ。
それでも、グバルはその痛みに耐え、ゴリラに向かって走った。
グバル「があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ゴリラ「こやつ・・・・・・・ウホオオオオォォォォォォォ!!!!!」
ゴリラはオレンジを早く投げ続けた。それはグバルの体に全て当たり、
彼の体から煙が溢れ・・・・もう危ない。だが、グバルは一歩も引けを取らない・・・・・。
グバル(我が息子、ベスよ・・・・・・・。いつか、大きくなったら、戦士になれ。
ただし、無理なら・・・・・普通に・・・穏やかに暮らしてくれ・・・・・・・。)
グバルの目から涙が・・・・グバルはベスの事を思い出した。
そして、家族と一緒に家で過ごした楽しい出来事をも思い浮かべた。
グバル「我が父・・・母・・・弟の死を乗り越えよ・・・・・・・。
ベスよおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
ゴリラ「ウ・・・・ホ!?」
グバルはついにゴリラに接近した。 ドスッ
グバルはゴリラを刺した・・・・・・。ゴリラの・・・・手に・・・・・・。心臓を突き刺せず、
ゴリラは倒せなかった。
ゴリラは・・・・・自らに腕でグバルの槍を受け止めたのだ。
ゴリラ「ぐ・・・・・危うく腕、犠牲にせねば、やられるとこだった。」
グバル「・・・・・・・・・・・・・。」
グバルの体中には大量の血が流れていた。今にも皮膚が崩れそうだ・・・・・。
ゴリラ「・・・・お前・・・負け。」
ゴリラは笑った。グバルはゆっくり倒れた。
ゴリラ「お前の体・・・・もう溶ける。もう、後戻りできない・・・・・!」
グバルの体が溶け出した。そして、ゴリラのもとに数人の部下が集まった。
ゴリラ「・・・・・・諸君!!基地、帰る!!!」
「おう!!!!」
こうして、ゴリラ率いる集団は帰っていった。そして・・・・・朝日が出てきた・・・・・・。
ベス「う・・・・ん・・・・・・・。」
ベスは自分を隠していた瓦礫から出た。ベスが見たのは、
村の廃墟になり、大勢のグラブリンたちが死んでいった・・・・・・。
ベス「・・・・・・・・!!」
ベスは当たり前のようにこの残酷な光景を見て、泣きそうになった。
ベス「そうだ!お父さん・・・・お母さん・・・・ペス・・・・・・・。」
ベスは自分の弟、そして、両親を探し続けた。
そして、現在にいたる。
ベスは怒りの表情を表した。
ベス「・・・・・・・今に見ていろ・・・・・コンガ・・・・・・・!!」
ベスはそう言いながら、立ち上がった。槍を持って、どこかへ走った。
そんなベスをあの時バンジョーたちを見ていた少年と少女の二人組みが密かに見ていた。
よく見れば、二人とも、ボロいローブを着ていた。
少女「へえ。あの子も・・・・犠牲者なんだ・・・・・。」
少年「だが・・・・・・グラブリン族が俺たちを受け入れないのは当たり前だろう。」
少女「そうね・・・・・頑固者の種族だもんね。」
少年「次のターゲットに行くぞ!」
少女「はーい。」
少年は冷静が発言し、少女は能天気に答えた。
一方、グラブリンの村では・・・・・・・。チャック、スコット、ニラの3人は外に出た。
チャック「ったく!まだ帰ってねぇのか!ベスの奴!!」
スコット「なぜ、あいつに構う?」
チャック「構っちゃいねーよ!あいつが、もし、関係のない奴にでも手を出したら・・・・・。」
ニラ「確かに・・・・・グラブリン族は自分たちに攻撃しようとする種族を断じて許さなへんて。」
スコット「そうだ。なのに、ベスめ・・・・・・我ら以外の全てが自分たちの敵だと思ってやがる。」
チャック「あの野郎・・・・・・まだわかってねぇのか・・・・!自分の親父さんの言葉をよ。」
ニラ「ベスはん・・・・・お前は・・・・・戦いの世界に引きずっとんねん・・・・・!」
3人は厳しい表情でベスの事を思った。
一方、バンジョー、カズーイ、ボトルズの3人はとある草原で休んでいた。
バンジョーはカズーイが入っているリュックを緑の草に満ちた地面に置いて、
寝転がった。ボトルズは座って本を読んだ。
バンジョー「うーん。気持ちいいなぁ。」
カズーイ「ほんと、空気もおいしいわ。」
ボトルズ「えーと・・・・・えーと・・・・・・。」
カズーイ「モグラくん、何読んでんの?」
ボトルズ「モグラくんって僕の事ですか?」
カズーイ「だってあんたモグラでしょ?とりあえず何読んでるか、あたいにも教えなさいよ。」
カズーイは余裕な顔で言う。
ボトルズ「・・・・・今、魔の髑髏についてのページ探してるんです。」
カズーイ「そうね・・・・・・・。その髑髏はどこにあるやら・・・・・。」
ボトルズ「それだけではありません。あの髑髏には危険な効果もあるんです・・・・・。」
カズーイ「そう・・・・・その危険な事がなんなのか・・・・をね。」
ボトルズ「そう・・・・・・あった!!」
カズーイ「見つけたのね!」
ボトルズ「これを見てください!!」
ボトルズはカズーイに近づいて、本のページを見せた。
つづく
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