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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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森下と徳丸「魔の眼・・・・??」

森下と徳丸は魔の眼と言う言葉に驚く。

灰間「ああ。それが、今回出てきた魔獣だ。」

徳丸「でも、そんな魔獣の事、誰も知らないよ?」

灰間「まあ、奴は見えないようになっているからな。」

森下「それなのに、何で翔ちゃんは知ってるの?」

森下は何故、灰間に見えるのか不思議に思っている。

灰間「それが何故か見えちまうんだよ。俺には。」

森下「あ。そっか。翔ちゃんはミラクルマンだから、

見えない物も見えちゃうんだよねェ~っ♪」

灰間(本当はウルトラマンだから見えたんだけどよ・・・。)

徳丸「魔の眼って一体、何をやっているの?」

灰間「さあな。恐らく、人々の不幸を見ているらしい。」

野口「・・・・そう言えば、昨日。料理の失敗で、

親に怒られていた時、他の誰かに見られた気がして・・・。」

野口は不安そうに言うと、灰間はこれに反応して、叫ぶ。

灰間「それだ!その他の誰かってのが、魔の眼なんだよ!」

野口「そ、そう・・・・。でも、怒られている時ではなく、

しばらくの間、

寝ようとしている時でも誰かに見られた感じがするわ。

もし、それが灰間君の言う魔の眼だったら、どうしよう・・・。」

野口はさらに不安そうに言う。

灰間(ああ・・・。そう言えば、ガンQって野郎。

野口を嬲りたいって言ってたっけ・・・・。まあ、

もし、そうなったぶっ殺すけど。)

野口「・・・今日も何だか不幸が起きそう。」

灰間「安心しろ。魔の眼は幸せになった人は襲わねーよ。多分。」

徳丸「そうそう。笑う門には福来るってね。」

森下「万が一と言う事があっても、翔ちゃんが助けに来てくれるよ。」

灰間「何で俺なんだよ?」

森下「だって、BAR隊員だし。」 徳丸「ミラクルマンだし。」

灰間「・・・・まあ、

俺だって野口には不幸になって欲しくねーからなァ。」

野口「ありがとう。3人とも。何か・・・元気が出ちゃった・・・・。」

野口は一粒だけ涙が出ながらも、それを吹いて微笑んだ。

徳丸「あっ!そうそう。

昨日のティアーズの漫画、面白かったよねェ。」

森下「うん。いきなり大勢の魔獣が出たんだもん。ビックリだよ。

でも、BARやウルトラマンティアーズがすっごい活躍して、

楽しかった。翔ちゃんもちゃんといたし♪」

野口「そうね。灰間君もかっこ良く活躍したもんね。」

灰間「・・・・ま。面白かったな。(色んな意味で・・・。)」


ガンQは今日もどこかで人々を見ていた。車に轢かれた男に、

駆け寄って泣き崩れる子供A。大勢の子供たちにいじめられて、

ギャン泣きする一人ぼっちの子供B。

家を追い出されて泣きさけぶ子供C。

ボロボロな姿で悪魔の形相をして歩く子供D。

女の子の形をした人形を、感情なさそうな表情で壊し続ける子供E。

泣きながら怒って、施設で暴れる子供F。

大切な物を壊した子供を残虐に痛めつける子供G。

それらを見たガンQは満足そうに笑っていた。

ガンQ『ウンウン・・・・。今日モ子供タチハ良イネェ。

負ニ溺レタ子供ハ成長スルニツレ、悪人ヘト変ワル。

ソノ瞬間ガ、俺様ニトッテ最大ノ歓声・・・!醜キ現実。

ヤハリ、コウデナクッチャ・・・・・ッ!!』


夕日の大鳥町。灰間と野口は二人で帰宅していた。

野口「じゃ、ここで。」

灰間「ああ。またな。・・・不幸になるなよ。」

野口「うん。頑張ってみるわ。」

そして、灰間と野口はそれぞれに分かれて、歩く。その時。

ガンQの声「ウィキキキキキキキキキキキ・・・・」

灰間「っ!?」 灰間は空からガンQが現れた事に気づく。

ガンQ『見ツケタゾ・・・!ソレヲ壊シテ、

オ前ヲ絶望サセテ、笑イマクッテヤル・・・・!』

灰間「見つけた!?それって一体・・・・!」

灰間が問いかける間に、ガンQが急に消えてしまった。

灰間(何か嫌な予感が・・・・・っ!)


BAR基地の司令室では、徳丸が何か話している。

徳丸「そう言えばさ、うちのアパートにいる貧乏な人が、

見えない誰かに見られた感じがするんだって。

僕らは誰も見てないって言ったけど・・・・。」

叶野「そろそろ寒くなった感じがしただけじゃないのか?

もうすぐ11月に近くなりそうだしな。」

灰間(ガンQだ。

奴は貧しい人をも嘲笑っているんだ。そして、奴は、

俺に何かを語りかけた。一体、何を見つけたってんだ?)


夜。野口は自宅の2階にした。シャワーを浴びえたか、

ピンク色のパジャマを着ていた。

野口「ふぅ。今日は料理で親に褒められて良い感じだったわ。

何だかスッキリした気分。あとは寝るだけ・・・。」

野口は部屋の電気を消して、ベッドに近づこうとする。その時。

ガンQの声「ウィキキキキキキキキ・・・・・」

野口「っ!?だ、誰・・・・!?」

野口は不気味な笑い声に恐怖を感じる。

ガンQの声『見タゼェ・・・!シャワーヲ浴ビテイル時ノ、

オ前ノ全裸ヲォ・・・!ソシテ、今日モ可愛ラシイナァ。』

野口「えっ!?ま、まさか・・・。灰間君の言った、魔の眼!?」

ガンQの声『ゴ名答。ズット君ヲ監視シテイタンダ・・・・!』

野口「え・・・?っ!?きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

野口は暗いところで見えるガンQの目を見て、

その驚きと恐怖で悲鳴をあげる。

ガンQはその姿を野口に見せるようにしたのだ。

つづく

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