第９３話・死ねオラアァァァ！！ パート４

ミルはカルーゼルがギランを、

バンジョーとカズーイごと刺した瞬間、

ミルが見えない光の衝撃波でバンジョーとカズーイを吹き飛ばし、

二人をカルーゼルの攻撃から救ったのだ。

カズーイ「いたたた・・・！何よォ？今のは。」

カルーゼル「ちっ！熊と鳥は失敗か・・・！しかし！！」

カルーゼルはギランの体を刺したネギを押し込む。

ギラン「ぐえええぇぇぇ・・・！！き、貴様ァ・・・！」

カルーゼル「てめェだけでもぶっ殺してやるぜェ！！」

テル「敵は動けなくなっている・・・！よーし！！」

テルは光のボールを発射し、それがギランの顔に命中する。

ギラン「ぐぎっ！！？」

カルーゼル「おおおぉぉぉ・・・！！」

ギラン「くっ！！調子に乗るなァ！！！」

ギランは目の前で自身を刺しているカルーゼルを倒そうと、

胴体のトゲを飛ばし始める。

カルーゼル「おおっ！！？」

カルーゼルはこれに気づき、素早く離れるが、

飛ばした複数のトゲがカルーゼルに迫る。命中寸前だ。

カルーゼル「ぬ・・・っ！！」

その時、複数のトゲが突然、弾かれて落ちた。

カズーイがタマゴミサイルの連射で、

カルーゼルに迫るトゲを撃ち落としたのだ。

バンジョー「ありがとう。カズーイ。」

カズーイ「バンジョーに言われた通りにやったけど、

大丈夫なの？」

バンジョー「僕は元からクラッシャーと、

共闘するつもりだったさ。」

ミル(やっぱり、私の予想通りだったわ・・・。

あの熊君と鳥ちゃんは・・・やはり・・・・。)

テル「ミル！！合体技だ！！」

ミル「・・・ええ！」

ギラン「ふううぅぅぅ・・・！！おのれェ！！」

ギランは自身に刺さったネギを取り、投げ捨てた。

そこにテルとミルが拳を光らせて、走ってきた。

テルとミル「ハイパーストレンジナックル！！！！！！」

テルとミルはハイパーストレンジナックルを繰り出した。

ギラン「うぐああああぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！？？」

攻撃を受けたギランは吹き飛ばされて、倒れた。

ギランの口と目から大量の血が流れている。

どうやら死んだそうだ。

バンジョー「ふぅ。やったか。」

ターシュー「しかし、敵の隊長は秘密通路ってのを使ったな。」

レリッカー「まずはその秘密通路とやらを探さないと。」

カズーイ「そうね・・・。」

カルーゼルはネギを拾った。そして。

バンジョー「クラッシャーの皆！

一緒に秘密通路を探してくれ・・・。」

カルーゼル「死ねおるあああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」

カルーゼルはネギでバンジョーに斬りかかった。

これを見た一同は驚く。

バンジョー「うわっ！？」

カズーイ「な、何するのよ！！？」

カルーゼル「るせェ！！！」

カルーゼルはまたも斬るが、また避けられる。

バンジョー「く・・・っ！敵はもういないんですよ！？

僕らが争っている場合じゃあないでしょ！？」

カルーゼル「てめェらのような平和を乱す愚か者なんか、

俺の敵だ！！一番、憎むべき敵なんだよォ！！！」

カルーゼルはまたも斬る。今度は命中した。

バンジョー「くはっ！？」

カズーイ「バンジョー！！？」

ミル「・・・テル。私たちも行く？」

テル「・・・・そうだな。ふっ！」

テルとミルは走り、バンジョーとカズーイに迫る。

テル「はっ！！！」

ミル「えぃ！！！」

テルは光のビーム、ミルは光のヤリで攻撃するが、

どちらもバンジョーは避けた。

バンジョー「どうして・・・・！」

カルーゼル「死ねえぇぇぇい！！」

カルーゼルがネギを突き出すが、

バンジョーはその先端を両手で受け止め、攻撃を防いだ。

バンジョー「く・・・っ！」

カズーイ「キキツキアタック！！！」

カズーイはキキツキアタックでカルーゼルを攻撃した。

カルーゼル「ぐふっ！！？」

つづく