3匹のティッカーに噛まれたバンジョーは物凄く痛がる。
カズーイ「バンジョー・・・!くああぁぁぁっ!!」
さらに、カズーイも2匹のティッカーに、
リュックごと身体を噛まれてしまう。
そして、ユミにも大勢のティッカーが襲いかかる。
ティッカーたち「ぐおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ユミ「く・・・・っ!!流石にこの数と圧倒さは・・・!」
ユミは空を飛んで離れようとする。だが、
1匹のティッカーがジャンプし、ユミの右足を噛み始める。
ユミ「きゃあ・・・っ!?」
ユミはティッカーに足を噛まれ、倒れる。そして、
複数のティッカーがユミの両足に、右手、胴体の複数を噛み始める。
ユミ「うあああああぁぁぁぁぁ!!?」
ティッカロス「良いぞ!!このまま、喰い殺せ!!!
かつて、奴らが我々に地獄の虐待で殺し尽くしたように・・・!」
ツウィンクリーズ「ティッカロス!!もう、こんな事は止めるんだ!!
全ての生き物に復讐するなんて、どうかしてるよ!!?」
ティッカロス「黙らぬか!!我らの気持ち・・・!諸君にわかるのかね!?」
バンジョーの身体中を噛むティッカーたち。そこに、
さらなる数のティッカーが、さらにバンジョーを噛み始める。
バンジョー「があぁぁ・・・っ!!い、いけない・・・・!!
このままでは、噛み殺されてしまう・・・!何とかしなきゃ・・・・っ!」
カズーイも、別のティッカー2匹に首を噛まれて、苦しんでいる。
カズーイ「ううぅぅ・・・っ!!く、首が千切れるぅ・・・!!」
ティッカロス「もっと苦しむが良い・・・!下等生物共!!」
ツウィンクリーズ「止めろ!!これ以上、
酷い事をするなら、もう許さないぞ!!!
君たちはそんなに、あの過去の事で歪んでしまったのか!!?」
ティッカロス「・・・・ツウィンクリーズよ。君たちは、
我らを迫害していないため、許していたが。
今は我らの邪魔をしようとしている。
君たちならわかってくれると思ったが、とても残念だ。
者共。クリスマスツリーを襲撃しろ。ツウィンクリーズ共を襲え。」
ティッカロスの指示に、多くのティッカーたちがクリスマスツリーに近づく。
ツウィンクリーズ「ああっ!!や、止めろおおぉぉぉぉ!!!!」
ユミ「が・・・っ!!あううぅぅ・・・!」
ティッカーA「ぐへへへへ・・・!!この女。美味そうだなァ。」
ティッカーB「特に胸とか良いなァ・・・!ケケケケ!!」
多くのティッカーがユミに近づこうとする。
それもいやさしそうな表情で。
そして、ユミの身体を噛んでいるティッカーたちも、
表情がいやさしくなっていた。
ユミ「こ、この変態共ォ・・・!!いい加減に放しなさいよォ!!!」
左手の手刀で胴体を噛んでいる2匹のティッカーを斬る。
ティッカーたち「ゆぴいいいいぃぃぃぃぃ!!?」
ユミの反撃に驚くティッカーたちは全員、ユミの身体から離れる。
これにより、ユミは自由の身となり、空を飛んだ。
ユミ「今、助けるわよ!!バンジョー!!カズーイ!!」
ユミは空中でバンジョーとカズーイに近づく。そして。
ユミ「たああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ユミは空中から物凄いスピードで、手刀を使い、
バンジョーのとカズーイを噛んでいる複数のティッカーを一気に斬る。
ティッカーたち「ぴぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
バンジョー「今だ!!てぃ!!はああぁぁ!!」
バンジョーは手足を振るい、
その部分を噛んでいるティッカーたちを投げ飛ばす。
カズーイ「このっ!!このっ!!」
カズーイも自分の身体を噛んでいるティッカーたちを嘴で倒す。
これで、バンジョーとカズーイも自由となった。だが、
3人とも、身体中に噛まれた跡があったが、大丈夫のようだ。
ユミ「っ!?クリスマスツリーが・・・!!」
バンジョーたちはクリスマスツリーに、
多くのティッカーたちが襲うところを見て、驚く。
ツウィンクリーズ「うう・・・・っ!」
ツウィンクリーズは慌ててクリスマスツリーの中に入る。
バンジョー「奴らにクリスマスツリーへ入らせるな!!」
バンジョーは走り、ユミは飛ぶ。そこに、
別の多くのティッカーが襲いかかる。
ティッカーたち「行かせるかああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ユミ「邪魔する気!!?せやあああぁぁぁっ!!」
ユミは両手の手刀を振るい、複数のティッカーを斬る。
その時、複数のティッカーがクリスマスツリーの中へ入ってしまう。
バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」
バンジョーとカズーイもくちばしアタックで多くのティッカーを倒す。
バンジョー「たああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バンジョーはジャンプし、
クリスマスツリーの鉢へと着地する。そして、ユミも。
大勢のティッカーたちがクリスマスツリーへ近づく。
ユミ「奴らは私に任せて!!あなたたちは中の連中を・・・!!」
バンジョー「わかった!!カズーイ!!」
クリスマスツリーの中は、とにかく、葉に満ちていた。
その葉をうまく利用して登ろうとするティッカーたちは、
飾っているツウィンクリーズたちを食べようとした。
ティッカー「マーチャー共に代わって、今度は俺らが喰ってやる・・・!!」
ツウィンクリーズA「ひ、ひいいぃぃぃ!!やめろおぉぉぉ!!」
ツウィンクリーズB「せっかく飾ったのに、こんなのないよォ!!」
ティッカー「ぐへへへへへ・・・・!!ぎっ!?」
バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!」
その時、バンジョーとカズーイがとんぼがえりジャンプで、
このクリスマスツリーの中へと入った。
ティッカー「ぎげっ!!熊と鳥!!もうこんなところに来やがったか!!」
バンジョー「これ以上、ツウィンクリーズを襲わせない!!!」
バンジョーはパンチで1匹のティッカーを倒す。
ティッカーA「ゆぎっ!!」 ティッカーB「こらあああぁぁぁぁ!!!」
別のティッカーがバンジョーに襲いかかる。
カズーイ「せいっ!!」 カズーイが嘴でそのティッカーを倒す。
ティッカー「このクソ熊がああああぁぁぁぁぁ!!!!」
このクリスマスツリーの中に入った全てのティッカーが一斉に、
バンジョーとカズーイに襲いかかる。
カズーイ「タマゴミサイル!!!!」
カズーイがタマゴミサイルを連射して、数匹のティッカーを倒す。
だが、残った全てのティッカーたちがバンジョーに近づく。
バンジョー「はあああぁぁぁぁぁ・・・・!!!」
だが、バンジョーが何故か敵が来るのを、
待っているかのように右手に拳を固めている。
ティッカーたち「死にやがれええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ツウィンクリーズ「危ない!!熊さん!!鳥さん!!」
そして、全てのティッカーがバンジョーに迫ろうと、集まって行く。
バンジョー「今だ!!とおおぉぉぉう!!!!!」
バンジョーは一気に思い切り右手を前に振るう。そして、
その拳を受けた全てのティッカーたちが身体がボロボロになりながら、
吹き飛んでいく。
ティッカーたち「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
クリスマスツリーから、多くのティッカーの死骸が飛び出して来る。
これを見たティッカロスは驚く。
ティッカロス「な、何!!?どう言う事だ・・・!?」
そして、
クリスマスツリーから次にバンジョーとカズーイが跳び出し、着地する。
バンジョー「クリスマスツリーの中にいる連中は全て倒した!!」
カズーイ「後はあんたたち残りを倒すためよ・・・!!」
ティッカロス「・・・・くくっ!!ククククク・・・・!!」
ティッカロスは突然、笑い出そうとしていた。
ユミ「・・・・っ!何がおかしいのよ!?」
ティッカロス「ククク・・・!!いや、すまない。君たちが、
ここまで悪人だったとは思わなかったよ。
我らの同胞をここまで殺し尽くすとは・・・。」
カズーイ「いいえ!!あたいたちは決して悪人ではないわ!!」
ティッカロス「悪人さ!!お前たちも!!お前たちも所詮、
我らを迫害する他の種族の中にいる愚か者に過ぎない!!」
バンジョー「・・・じゃあ、教えてくれないか。僕は感じたんだ。
君たちからは、悪意だけではなく、何か憎しみや狂気と言った、
負の感情のような物を感じ取った。
君たちの過去に一体、何があったんだぃ?」
カズーイ「バンジョー!?」
ユミ「そうね・・・。私もそれを気にしているわ。
ねェ。教えても良いでしょ?それくらい。」
ティッカロス「うむ・・・・。良いだろう。教えて差し上げよう。
まあ、偽善者である君たちに、
これから語る物語の負に耐えられるかどうかの話だが・・・。」
怪獣ツウィンクリー・マーチャーから、
ツウィンクリーズを守ったバンジョーたちの前に、
かつての強敵、ティッカー族が再び現れました。ですが、
今度のティッカー族はかつての連中とは違う悪意を持ち、
より恐ろしい戦力を持ち、バンジョーたちを苦しめました。
そのティッカー族の、
リーダーであるティッカロスが、
これから自分たちの過去を語ろうとしています。
その過去で、ティッカー族はどのように悪意を持ったのでしょう。
ティッカー族との戦いはまだ続くそうです。
これが、最後であると良いのですが。
次回につづく
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