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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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フラエ「政府の奴らは、この洞穴の中を拠点としているらしいな。」

ガンズ「秘密裏に行動している連中はほとんど、

鬼畜と言われるからな。

きっと、この洞穴にいる連中も、鬼畜に違いないだろうよ・・・!」

フラエ「もし、そうであるなら、一足先にぶっ飛ばすしかねーな。」

ガンズ「ああ。奴らが俺たちの都合を悪くする事をする時だけな。

グランティと潰し合う事をするなら、少しは良いが。」

フラエ「念のため、奴らの行動を見張っとか。

何かが掴めるかも知れん。」

フラエとガンズは、政府の者たちのいる洞穴の方を見張った。

政府の軍がどのように動くか確かめるかのように。


洞穴の中では、政府の軍の兵士たちが多くいた。ここには、

複数のコンピューターが設置され、食料や金、武器など多くあった。

中には、洞窟温泉でバンジョーたちを助けた人間の男、ダンクもいる。

ダンクは今、軍服を着ている中年と会話していた。

その中年は、少し老いているように見えるが、表情がとても険しい。

軍服の中年「・・・で、その例のデスブラザーが今、

バンジョーとカズーイと名乗り、この聖なる山に来たと言う事かね?」

ダンク「はっ。あの洞窟温泉からの方角には、この山がありました。

デスブラザーは必ずこの聖なる山に来ると予測していました。

何故なら、

この山には、奴の欲しがるジグソーが多く眠っているからです。」

軍服の中年「デスブラザーはジグソーを全て奪おうと、

この聖なる山を滅ぼすつもりかも知れん・・・!さっそく、

デスブラザー抹殺にかかれ!!そして、

グランティやクラッシャーの部隊もこの聖なる山にいるかも知れん!!

奴らも殲滅しておけ!!良いな!?エージェントのダンク!!」

ダンク「わかっております。大尉殿。諸君!!

これより、我々はデスブラザーの捜索、そして殲滅に向かう!!

奴の陰謀からこの山を救うのだ!!出動!!!」

兵士たち「ははっ!!!」


そして、洞穴から大勢の軍服の兵士たちが走って来た。中には、

数台のジープも走っている。政府の軍が出動したのだ。

フラエとガンズは岩に隠れながら、その兵士たちの出動を見ている。

フラエ「ついに動きやがったか・・・!!政府の連中・・・!」

ガンズ「奴ら・・・!この聖なる山で何をする気だ!?」

謎の声「お前らを駆除しに来たんだよ。」

後ろから謎の声が聞こえ、フラエとガンズがそこに向く。

そこには、白い髪が長く、

どこにでもいそうな体型の人間のような男であった。

もちろん、軍服を着ているので、政府の兵士の一人だ。

フラエ「っ!!?て、てめェ・・・!!俺らの事を気づいたのか!!?」

軍服の青年「つーか、この最初から気づいたんだけどな。俺の名は、

パーシィ。政府のエージェントよ。お前らの事は知っている。

フランケンのフラエと銃のガンズ。貴様らはグランティの、

最強部隊であるブレンティの戦士。まさか、俺らの事、見張った?」

ガンズ「ああ・・・。だとすれば、どうする?」

パーシィ「ぶっ殺す。」

フラエ「けっ!それだけかよ。

人間がエラそうな言葉を吐くんじゃねェ!!」

フラエがいきなりパーシィに殴りかかる。だが、

パーシィは静かにフラエの拳を少し動くだけで避ける。

フラエ「何・・・・っ!?」

パーシィ「言っておくが、俺は感じるのがとても得意でね。

お前の動きも感でほとんど読めるんだよ!!」

パーシィはそう言って、フラエを蹴る。

フラエ「ぐあ!!」 ガンズ「このォ!!」

ガンズは3発の銃弾を発射し、パーシィを襲う。だが。

パーシィ「ふっ・・・!!」 パーシィは素早くそれを避ける。

ガンズ「おのれ!!」 ガンズはさらに1発の銃弾を発射。

パーシィ「とう!!!」

だが、パーシィはその1発を手刀で跳ね返してしまう。

ガンズ「何っ!!?俺の銃弾が・・・!?」

パーシィ「弾の速度も感で知る事ができるのよ。それから・・・。」

パーシィの後ろからフラエが走り、殴りかかる。

フラエ「・・・・・・っ!!」

フラエは気づかれないようにして、パーシィを打撃しようとする。

だが、パーシィはそのフラエの攻撃を見事に避けた。

パーシィ「背後からも、

敵の気配を感じ取る事ができるのよ。むん!!」

パーシィは肘打ちでフラエを打撃する。

フラエは吹き飛び、倒れる。

フラエ「うあああぁぁぁ・・・・っ!!」

ガンズ「フラエ!!」 パーシィ「はああああぁぁぁぁ!!!」

パーシィは走り、ガンズを思い切り殴る。

ガンズ「ぐはああぁぁぁ!!!」 ガンズも倒れる。

パーシィ「フランケンや銃など、俺の感の強さと屈強したパワーさえ、

敵わんって事か。もしかしたら、俺。ブレンティの戦力を超えてね?」

パーシィは笑みを浮かべる。その時、フラエとガンズが立ち上がる。

フラエ「超えてね?じゃねーよ・・・!

人間が、調子こきやがってよォ・・・!」

パーシィ「ほう・・・。立てるか?流石はブレンティと言いてェわ。」

フラエ「てめーは感が強いから俺らの動きが読めると聞くが、

いつまで読めるか、わかんねーよなァ?」

パーシィ「は?何が言いたいんだよ。てめェ。」

フラエ「言っておくがよ、俺はお前ら政府が嫌いだ・・・!

政府は自分たちの事しか考えない、

偽善者の集まりだからよおおぉぉぉ・・・!!」

その時、フラエの両腕の筋肉が強まり始めた。

フラエの筋肉強化が始まったのだ。

フラエ「貴様のようなムカツク奴は殺す。

それが、俺のやり方って奴よ・・・!」


エゥーラとセイリーはジープで、クリスマスツリーへと向かい始めた。

セイリーがジープを運転している。

セイリー「この方角を進めば、クリスマスツリーです・・・!」

エゥーラ「うむ。全速前進だ!!もし、クリスマスツリーに、

グランティが何かしでかしていると言うなら・・・!!

それを必ず阻止してみせる!!この聖なる山を・・・!」

セイリー「・・・・・むっ!?」 

突然、セイリーがブレーキを思い切り踏む。

それにより、ジープが急に止まり、エゥーラはこれに驚く。

エゥーラ「おわっ!?何をやってんだ!!セイリー・・・!」

セイリー「目の前をご覧ください・・・・。」

エゥーラ「何・・・!?あっ!!あれは・・・・!」

エゥーラとセイリーの前には、多くの軍服の兵士たちがいた。

その先頭には、ダンクととてもマッチョな大男がいた。

ダンク「君たち。

クラッシャー第50遊撃部隊のエゥーラとセイリーだね。

そうか。この山に来ているクラッシャーは君たちだったのか。」

エゥーラ「貴様たち・・・!何者だ!?グランティか!!?」

ダンク「断じて違う!我々はいわゆる政府の部隊。この聖なる山に、

デスブラザーがいると聞いて、ここに来た。」

エゥーラ「じゃあ、どけ!!俺たちの邪魔をするな!!」

マッチョな大男「そうはいかねェ!!てめーらクラッシャーも、

俺らの敵なんだからよォ!!てめーらはここで殺す!!!

俺はボルン!!政府所属の抹殺担当エージェントよ!!」

セイリー「エゥーラ様。どうやら、ここは・・・!」

エゥーラ「ああ。話し合いは効かねーみたいだな・・・!セイリー!!」

セイリー「はい!!!」 セイリーはジープを思い切り走らせる。

ダンク「撃て!!」 兵士たち「ははっ!!!」

ダンクの命令で、銃を持った兵士たちが横に並び、一斉連射する。

だが、ほとんどの銃弾がジープに当たるが、通用しない。

兵士「つ、通用してません!!このまま向かっていきます・・・!!」

ダンク「仕方があるまい・・・!ボルン!!頼む!!!」

ボルン「おっしゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ボルンは走るジープの前に立ち、

大きな手でジープに触れる。そして、

そのジープが急に止まった。いや、ボルンがジープを止めたのだ。

つづく

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