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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「そうね。あんたたちは魚だから、

こんな汚い水なんかより、海の底で静かに暮らした方が良いわ。

ただし、

クランカーのロボットみたいな体さえ誰もが気にしなければだけど。」

クランカー「でも、何とかしてみせます!私は昔から、

多くの魚たちと友達になりたいと思ってましたし・・・。」

グルウプ「私たち二人が力を合わせれば、

どんな困難も乗り越えられるさ!」

クランカー「そうです。あなた方への御恩は永遠に心に刻みます。

おかげで、私たちはグランティから解放できるのですから・・・。」

プルレス「これが・・・クランカー・・・・・!」

ミクス「噂以上に大きい・・・・・。」

プルレス、ユミ、ミクスの3人はクランカーの巨大な姿を見て、感激する。

プルレス「まさか、クランカーの姿を本当に見れるなんて!」

プルレスは嬉しさが込みあがるのを感じていた。

ユミ「ええ・・・!こんな事は滅多に少ない経験だわ。」

ミル「まあ、クランカーは観光にも似合う奴だしね。」

テル「昔はな。だが、今やグランティの奴隷・・・・。」

ミルとテルはあまり感心しなかった。どうやら、

二人は前にクランカーを見たそうだ。

バンジョー「でも、クランカーはもう奴隷じゃない。僕らが助けたから。」

カズーイ「そうそう!もう、あんな奴らに捕まんないでよ?」

カズーイがクランカーにそう言うと、バンジョーも彼にそう言う。

バンジョー「僕たちは信じるよ。また、君たちに会えると。

それまで、しばらくお別れだ。僕らは戦いに行かなきゃいけないから。」

クランカー「はい!あなたたちの勝利を心より信じましょう!」

バンジョー「ああ!それでは、行くぞ!皆!!」

カズーイたち「うん!!!!」

一同が賛成するが、テルが一人だけ納得できない様子だった。

テル「・・・・って、何でお前が仕切るんだ・・・?」

そして、バンジョーたちはクランカーかとグルウプから離れ、

通路を歩いて、戦場へと向かっていた。

グルウプ「さらば!!また会おう!!ブクブクブクブク!!!」

クランカー「さよおおぉぉぉぉぉうならああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

クランカーが大きな声で叫ぶと、バンジョーたちは驚いて、耳を塞ぐ。

バンジョーたち「うわわわわわわわ!!!」

カズーイ「・・・・最後まで五月蠅いわねェ・・・・っ!!」

プルレス「クランカーって、声が凄く大きいのね・・・・;」

ミル「う、うん・・・。クランカーって大声が立派だったわ。

前に来た時だって、凄い声だったし・・・・。」

テル「と、とりあえず、行くぞ・・・・。」

テルも大声に耐えていて、

落ち着いた表情を必死に保ちながら、そう言う。

眉毛が少しだけ歪んでいそうだが。一同はゆっくりと歩いた。


一方、ロドシー部隊長の潜水艇が停泊している場所では、

既にザランや少数に生き残ったメンバーたちが、

大勢のミューティーヒューマンとミューティーアニマルを全滅させていた。

ザラン「はぁ・・・はぁ・・・!流石はミューティーアニマル!

1匹1匹が強力だったな・・・・っ。そのせいで、大勢の仲間が。」

傷だらけになったザランは、多くの仲間がやられた事で、

両膝を地面につき、悲しそうになる。一人の女性メンバーが彼を慰める。

ブレンティメンバー「でも、もう敵は現れません。

我々は勝ったのです・・・っ!」

ザラン「だと、良いのだが。チャズを倒さない限りは・・・・。」


潜水艦のブリッジでは、ロドシーがザランたちの勝利をスクリーンで見た。

ロドシー「・・・・こちらの攻防戦はこちらが勝ったわね。後は、

ガムロたちが敵の大将のチャズの命をとれるかどうか・・・・。ね。」

その時、通信員である男性のメンバーがロドシーに声をかける。

ブレンティメンバー「・・・・っ!部隊長!!ガムロさんから通信です!!」

ロドシー「本当!?伝えて頂戴!!!」 ロドシーが血相を変えて言う。

ブレンティメンバー「はっ!

チャズ男爵が既に倒されたそうです・・・・っ!!」

ロドシー「・・・それでは、ついにガムロたちが・・・・!」

ロドシーがガムロたちがチャズを倒したと思って、喜びそうになる。

ブレンティメンバー「ですが・・・!

倒したのは、例の熊と鳥だそうです!!」

ロドシー「熊と鳥!?バンジョーとカズーイがやってくれたのね!」

ブレンティメンバー「ですが、その熊と鳥が味方を襲ったそうです・・・・っ!」

ロドシー「えっ!!?」 ロドシーはそれを聞いて、悲しそうになる。


そして、バンジョーたちは通路を歩き続ける。辺りが緑色になっていた。

その時、彼らの前にガムロの足が床を踏んだ。

一同はそれを見て、止まる。

バンジョー「っ!!?あ・・・あなたは・・・・・!!」

そう。彼らの前に、傷だらけになったガムロが現れたのだ。

ガムロ「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。」

ユミ「ブレンティの特攻隊長のガムロさん!!!」

テル「何故・・・・あんたが傷だらけに・・・・っ!?」

二人はガムロの傷ついた姿を見て、動揺する。

ガムロ「・・・・チャズは死んだ。」

ユミ「えっ!?それは本当ですか!?」 一同はチャズの死亡に驚く。

ボトルズ「もしかして、あなたが倒したのですか!?」

ガムロ「違う・・・・。奴を倒したのは・・・・。」

ガムロは指をバンジョーとカズーイの方に指し、怒鳴り付ける。

ガムロ「熊と鳥・・・!貴様たちだ!!!」

バンジョー「な・・・・っ!?」 カズーイ「何ですってェ!!?」

一同はガムロの発言に驚く。

カズーイ「な、何を馬鹿な事を言ってるの!?あたいたち、

まだチャズを倒してなんかないわよっ!!?」

バンジョー「それに、僕らはチャズに会った事もないんですよ!?」

そう。バンジョーとカズーイはまだチャズに会ってないため、

彼を倒していない。ガムロは何か勘違いしているそうだが。

ガムロ「しばらっくれるな!!俺や仲間にも手をかけた分際で!!!」

バンジョー「そ、そんな!?僕らがそんな事をするハズないよ!!」

バンジョーとカズーイは確かにブレンティのメンバーには手を出していない。

フラエやガンズは除くが。だが、

ガムロは二人に強い憎しみを向けているそうだ。

ガムロ「知らんとは言わせん!!俺は見たんだぞ・・・・!!

熊!!貴様が一人で俺の仲間たちをも虐殺しているところをなァ!!」

ガムロはこの時の前に、あの謎の熊がガムロに見られた直後、

後に駆け付けたブレンティメンバーを多く殺してしまったそうだ。

しかも、彼は己の拳のみで倒していったのであった。

ガムロ「そして、わかったぞ・・・!貴様らの正体が・・・・!!」

バンジョー「ぼ、僕らの正体・・・・!?」

カズーイ「ちょっと!!

あたいたちは普通の熊と鳥だって、何でわからないの!?」

カズーイが強気で言う。

このガムロとバンジョー&カズーイのやりとりを、

見ている一同はただ、動揺して見ているしかなかった。

ミクス「く、熊さんと鳥さんが私たちの仲間を・・・・!?」

ユミ「もしかして、フラエが仕組んだ事に腹を立てて、

密かに仲間たちを殺して行ったんじゃ・・・・!?」

ミクスとユミがバンジョーとカズーイが自分たちの仲間を、

殺したのかと疑い始める。だが、プルレスは信じていた。

バンジョーとカズーイがそんな殺生をするハズがないと。

プルレス「そ、そんな事ないよ!!

バンジョーさんとカズーイさんに限って・・・!」

ガムロ「いや!貴様たちは普通ではない。そう・・・・。貴様たちは、

かつての戦争で、この世界に混沌と恐怖を齎した、伝説の熊と鳥。

最恐の戦士・・・デスブラザーなのだから!!!!」

バンジョーたち「!!!!!!!?????」

バンジョーたちはデスブラザーと聞いて凄く驚く。

あのデスブラザーがバンジョーとカズーイだったとは・・・。

ですが、そのガムロの放った言葉は真実なのでしょうか。否、

二人はチャズを倒していなく、クランカーを救出したのです。

大きな勘違いにより、バンジョーとカズーイVSガムロの喧嘩が、

ここに始まってしまうのです。ですが、

デスブラザーとは何か。バンジョーとカズーイの正体は。

その謎はまだ・・・・明かせてはいないのです。

次回につづく

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