バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第24話・憎しみは水の中に消えて
クランカーを完全救出したバンジョーとカズーイ、ボトルズの3人は、
ついにプルレスたちと再会を果たした。そして、グランティ部隊の一人である、
ミューティーズのリーダー、チャズも倒された。さらに、
ガムロがバンジョーとカズーイを襲ってきた。彼らを、
チャズを倒したついでに、仲間を殺した犯人だと思い込んでいるからだ。
あの犯人の正体は一体、何なのだろう。そんな疑問を無視するように、
ガムロがバンジョーとカズーイに勝負を仕掛けて来た。
ガムロ「バンジョーとカズーイ・・・・。いや、デスブラザー!!!」
ガムロの怒声に一同は動揺する。
バンジョー「デ・・・デスブラザー・・・!!?僕らが・・・??」
ガムロ「そうだ。貴様らはしてきた事がわかるか?貴様らのせいで、
多くの命が消えたんだぞ!?知らないとは言わせん!!」
カズーイ「知らないに決まってるでしょ?あたいたちが、
平気で命を奪うワケないじゃない!!大体、
何なのよ!?デスブラザーって・・・・・!?」
プルレス「デ、デスブラザーって何ですか・・・・!?」
ボトルズ「かつて、この世界に破壊と殺戮を行った、伝説の黒い熊です。
謎の鳥と一緒に行動しているとも聞いてますが・・・。」
ミクス「まさか・・・!バンジョーさんとカズーイさんが、
あのデスブラザーだったなんて・・・・・っ!!」
ミクスが二人がデスブラザーである事に恐怖して、震える。
ユミがそんなミクスの頭を撫でながら、切なそうにこう言う。
ユミ「確かに・・・今までバンジョーとカズーイの戦法は、
伝説の力に近いかも知れない・・・。私たちクラッシャーは、
伝説の熊と鳥の存在を恐れているから、それに近い、
バンジョーとカズーイを殺そうとしている人が多いけど・・・。」
ボトルズ「金色の光で無敵になる技を手に入れたと聞きます。」
テル「やはり、この熊と鳥がデスブラザーだったのか・・・。」
テルとミルがバンジョーとカズーイに近づいた。
バンジョーとカズーイ「っ!!?」
ボトルズ「な、何をする気ですか!?」
バンジョーとカズーイがテルとミルが近づいて来ている事に驚き、
ボトルズが二人を止めようと叫ぶ。
ボトルズ「まだデスブラザーと決まったワケじゃありません!!
もしかして、力が似ているだけで・・・・!」
ミル「似ている?ありえないわね。」
テル「伝説の力を扱える者はただ二人。
それが、デスブラザーだ・・・。」
ガムロ「待て!!テル!ミル!」
テル&ミル「ん!?」 ガムロの声にテルとミルが動きを止める。
ガムロ「この熊と鳥は俺が倒す。仲間たちの仇として・・・・!!」
テル「・・・・わかった。」 ミル「やりたかったんだけどなァ。」
二人はさがった。ミルは少しガッカリな気持ちだった。
ガムロ「・・・・デスブラザー。覚悟は良いな。」
カズーイ「だから、あたいたちはデスブラザーじゃないわ!!
そうでしょ!?皆!!」
カズーイはボトルズたちに問うが、彼らは黙り込んでいる。
プルレス「そ、そうだよ!!
二人がデスブラザーなハズがないじゃない!!」
カズーイ「そうそう!!聞いたわね!?怪物のおっさん!!」
ガムロ「だが、俺から見れば貴様らはデスブラザーだ!!!」
ガムロは走った。どうやら、攻撃を仕掛ける気だ。
カズーイ「もォ!!聞き分けのない奴だから!!!」
そして、バンジョーも走り出す。そして、素早いパンチで先攻する。
バンジョー「とあっ!!」 バンジョーの拳がガムロの顔面に直撃。
ガムロ「うっ!?」 ボトルズ「直接入った!!!」
ボトルズはバンジョーの攻撃に驚く。だが。
ガムロ「おらあぁぁぁっ!!」 バンジョー「うはっ!?」
ガムロはいきなり左手でバンジョーを殴って、さがらせた。
つづく
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