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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そして、ベッドの上で姉崎は眠っていた。

それを見た大神は不安たらしげに医師に聞いてみる。

大神「先生!どうですか!?容体は・・・!」

大神の質問に医師は暗そうにゆっくりと語る。

医師「・・・・残念ながら、既にご臨終です。」

大神「な、何ですっと・・・・!!?」

大神はそれを聞いて、ショックする。姉崎は、

既に死んでいたのだ。レギュラン星人の光線を浴びた時点で。

エクシードファウストによって基地を破壊されて、

大怪我をしてしまった姉崎は、

もはや瀕死に重傷に近い状態にあった。それを、

宇宙人の光線による激しい苦痛を受けて、死んでしまったのだ。

日下部「そんな・・・!姉崎さんが・・・・・・っ!!」

大神「姉崎・・・!姉崎・・・・っ!!」

大神は死んでしまった姉崎の右腕を掴み、

涙を流す。友が死んで、とても悲しんでいるのだ。

日下部「た、隊長・・・・・っ。」

大神「うう・・・・!く・・・・っ。」

大神は泣いていた。かけがえのない友人が、

帰らぬ人となったのだ。日下部も涙目になりながら、

病室からゆっくりと出た。悲しみにくれた大神をそっとしようと。


BAR基地の司令室では、叶野、上川、日下部がいた。

叶野「今回は都合により、私が隊長代理を務める。」

上川「大神隊長は友達だった姉崎さんを失って、

悲しみにくれてますからね。

指揮できる状態じゃなくなったかも・・・。」

上川が暗そうにそう言うと、日下部が怒りだす。

日下部「そんな軽い事を口に出さないでください!」

上川「ご、ごめん・・・。それより、灰間君はどうしたの?

何だか、いない感じがするけど・・・・。」

叶野「灰間隊員なら今、自宅で休んでいる。

魔獣たちとの争いに、

巻き込まれて怪我をしていたらしい。」

日下部「とにかく、ここは3人で何とかするしかないわね・・・!」

叶野「そうだ。たった今、警備班から、

ポイント97-Sでアーストロンと魔獣グルトニングが、

抗争しているとの情報が入った。

俺たちはバルワンダー2号で出撃する!」

上川&日下部「了解!!!!!」


夜の遊園地で、アーストロンとグルトニングが喧嘩していた。

アーストロン「ガアアアアアァァァァァオゥ」

グルトニング「ゴォアアアアアァァァァァァァ!!!」

怪獣と魔獣は互いを殴ったり蹴ったりで打ち合いをしていた。

この遊園地には人間は一人もいない。

だが、魔族どもはいない。

灰間が目撃した複数の人間に化けていた魔族たちだった。

魔族A「行け!!グルトニング!!怪獣などぶっ殺せ!!」

魔族B「・・・・むっ!?バルワンダーだ!!」

空からバルワンダー2号が飛んで来た。

搭乗しているのは、

叶野、上川、日下部であった。日下部が運転を行っている。

上川「怪獣と魔獣だ!!」 日下部「接近します!!」

アーストロンが角でグルトニングを突く。

グルトニング「ゴォアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

だが、魔獣はそれに負けず、アーストロンを思い切り殴る。

アーストロン「ガアアアアァァァァァオゥ!ガアアァァァァオゥ」

打撃を受けたアーストロンはさがり、口から火炎を発射した。

火炎を浴びたグルトニングは少しだけさがり、

両目からレーザーを発射。

それを受けたアーストロンは物凄いダメージで倒れる。

アーストロン「ガアアアアァァァァァァオゥ」

グルトニング「ゴォアアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

グルトニングは口から溶解ガスを吐き、倒れた怪獣に迫る。

アーストロン「ガアアアァァァァオゥ!ガアアアアアァァァァァオゥ」

溶解ガスに覆われたアーストロンの身体が少しずつ溶けていく。

日下部「あっ!!怪獣が溶けていく!!」

そして、溶解ガスを吐き終えたグルトニングは、

アーストロンがまるで液体のように完全に溶けたところに見る。

グルトニング「ゴォアアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

魔獣は勝利の雄叫びを上げて、消えて行った。

叶野「畜生・・・・!逃げやがったか!!」

上川「魔族め!僕らには眼中にないんだ!!」

こうして、怪獣アーストロンは死んでしまった。

グルトニングはそれに喜び、去って行った。


バルターボを運転して町を移動している大神は、

シーバーで叶野からの連絡を受けていた。

大神「そうかぃ。怪獣が魔獣を倒したか・・・。」

叶野の声『はい。魔獣は現在、どこにいるかわかりません。

一生懸命、探索しておりますが・・・。』

大神「そうか。少しお願いして良えか?

自宅で休んでいる灰間に、悪かったと言ってくれんかの?

わしは灰間の言った事を信じる事はできんかった。

そのせいで、

姉崎は死んでしまったんじゃ。灰間の、

姉崎は宇宙人に憑依されたと言う発言は本当だった。

だから、灰間に伝えてくれ。

疑ってすまなかったとのォ・・・。」

叶野の声『わかりました。伝えておきます。』

それから、叶野の声は聞こえなくなった。

大神「・・・・・・姉崎。むっ!?」

その時、走るバルターボの前に、

等身大のレギュラン星人が現れる。

つづく

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