ウルトラマンクリスタル 第63話・ウルトラマンクリスタル
音速使徒・ザギレマサ
天空巨人・ライドマン
登場
ついに現れた使徒のボス。彼の名はグランメアルド。
グランメアルドはコリスとモモの正体をDGC隊員に明かした。
それと同時に、アメリカのDGC基地をも破壊してしまった。
帰る場所を失ったコリスたちだが、彼らの友情は強かった。
例え、コリスとモモが夢の国の存在であろうとも、
隊員たちは二人を仲間として受け入れてくれた。
コリスとモモはDGCの戦士たちと力を合わせて、
悪の巨人、使徒デガンマクレを倒した。だが、
グランメアルドは既に新たな使徒を送ろうとした。
ここは、見るからにして、暗黒に包まれている世界だった。
そこは、何故か神殿のような建物が多く建ててあり、
辺りには水色の煙に満ちていたそうだ。
神殿の中心には、やや黒い巨大な城があった。
そう。この城・・・いや、この世界こそが、
使徒たちの住み処であったのだ。その城の中には、
使徒たちのアジトがあり、
そこでグランメアルドが椅子に座っていた。
まるで、王様気分を味わっているかのように。
彼の前に、3人の使徒がいた。一人は人間の女性に似た使徒。
一人は顔に異形な仮面を付けていた。体の色では青が中心で、
足が細そうに見え、両腕には鋭い刃のような物が生えていた。
一人は緑色が中心な色をして、悪魔のような容姿をしていた。
口が裂けていて、一つ目であった。悪魔らしい翼も生えていた。
身体が少し幼そうだが、顔がと翼が大きかった。
グランメアルド「むぅ・・・まさか、別の敵の登場で、
ついに使徒は俺たちだけとなってしまったか・・・・。」
女性の使徒がグランメアルドの前に歩いて、こう言う。
女性の使徒「奴は多くの仲間の使徒を抹殺してしまいました。
マリンナーサの姉弟だけではなく、あの国の者までも・・・!」
グランメアルド「まあ。所詮、今まで倒された使徒たちは、
ほとんどは下等なレベルだっただろう。だが、
お前ら3人は俺様に近い程の力を持つ最強の戦士たちだ。」
仮面を付けた使徒「グルルルルルルルルルル・・・・・」
悪魔のような使徒「ケケケケケケケケケケ・・・・・・!!!」
二人の使徒はグランメアルドにそう言われて、機嫌が良くなる。
だが、女性の使徒一人は不安そうにこう言う。
女性の使徒「しかし、デガンマクレも最強のハズでした・・・。
これ程に、あのウルトラの力が強大だったとは・・・。
グランメアルド「確かに、あの力は恐ろしい。だが、
我ら4人の力はウルトラを超えている事を信じようではないか。」
悪魔のような使徒「グランメアルド様。ココハコノ、
エスレズナ様ニオ任セクダサイ。マリンナーサノ姉弟ナンゾ、
コノ俺様ノ力デ・・・・ッ!!!」
悪魔のような使徒改めエスレズナが静かに奇声に似た声で喋る。
グランメアルド「いや。お前には例の計画の担当をしてもらう。
マリンナーサの姉弟の抹殺は、ザギレマサに任せよう。」
仮面を付けた使徒改めザギレマサが冷静にこう言う。
ザギレマサ『はっ。私のハイスピードで見事、
夢の国の使者たちを抹殺してみせましょう。』
エスレズナ「ハァ!?フッザケンナヨ!!テメーノヨウナ、
ハヤイシカ能ノネー仮面野郎ガヨ!!
俺ガ抹殺ニ似合ッテルンダヨ!!!」
ザギレマサ『速いだけではない。攻撃も十分、お前に近いハズだ。』
女性の使徒「落ち着きなさい!!二人とも!!」
女性の使徒が怒鳴ると、二人の使徒はビクついて落ち着く。
グランメアルド「行け!!ザギレマサ!!貴様の超スピードな戦法で、
必ずや夢の国の使者を倒し、地球を我が者にするのだ!!」
ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァ」
つづく
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