カワタ「な・・・・なんだって・・・・・・!??」
リムミン「・・・・・でも、カワタ君。あなたは育て続けてあげるわ。
あなたを捨てた両親復讐できるようにね・・・・。これからも、あなたを幸せにしてみせる・・・・!」
ネール「その前に、まずはそのカワタとやらの隣にいる二人を倒す!!」
ディン「やれっ!!マザリュース!!!」 マザリュース「エエエェェェェェェェェン!!!!」
マザリュースはコリスとモモを倒そうと、歩き始めた。そして、口から火炎を吐いた。
モモ「わっ!!火炎だ!!非難して!!!!」 カワタ「リムミンさんが!!!」
コリス「いいから逃げるんだ!!!!」 カワタがリムミンさんのところへ行こうとするも、
コリスに腕を引っ張られて怪獣が暴れている教会を出されて、非難をした。
リムミン「カワタ君!!!ええい!!追え!!マザリュース!!!!」
かくして、コリスとモモは、カワタを連れて教会から出て、夜の森にいる。
しかし、教会の隣にマザリュースが現れる。何故か教会よりさらに大きくなっている。
マザリュース「エエエエェェェェェェン!!!!エエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!!」
モモ「さっきよりも大きくなっている!!!」 コリス「エリザベスめ・・・・・っ!!」
マザリュースが二人を殺そうと歩き、コリスとモモはさがりながら敵を射撃した。
攻撃を受けた怪獣は口から火炎を吐くが、二人はそれを避ける。
リムミン「子供たちのいる施設を燃やすな!!マリンナーサの姉弟はもういいっ!!!
ここは我らに任せて、お前は街を焼き尽くすのです!!!!!」
マザリュース「エエエエェェェェェン!!!エエェェェェェェェン!!!!」
マザリュースはリムミンに命令され、都会へ向かおうと歩いた。
リムミンはディンやネールとともに、いきなりコリスたちの前に現れた。
コリスとモモ「エリザベス!!!!!」 カワタ「リムミンさん!!!!」
リムミン「コリス。モモ。私はカワタ君のような子供たちを救いたいの。だから・・・・。」
リムミンがそう言った後、いきなり肌が変わる。完全なる白であった。
ネールやディンも肌が白くなり、やがて3人の目が赤くなり、瞳が黒くなる。
今の3人はまるで怪人のような姿であった。コリスたちはそれを見て、驚く。
カワタ「リ・・・・リムミンさん・・・・・・!!」
リムミン「カワタ君。・・・・・ごめんなさい・・・・・・・。ディン!!ネール!!」
ディン&ネール「うん!!!!」 ネールとディンは頷き、リムミンの側につく。
3人はくっつき、光り始める。やがてその光りが大きくなっていき、
光りが消える。そこから3人が合体したか巨大な怪獣となっていた。
顔が3つあり、首が長かった。姿はその3つの顔と手も足もない胴体だけであった。
顔は獣のようではなく、人間に近いそうで、口がなく目が赤く輝いていた。
そう。この怪獣こそがリムミン、ディン、ネールの3人が合体した怪獣・エリザベスであった。
エリザベス「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
コリス「か、怪獣だ!!!!」 モモ「あれがエリザベス族が合体した怪獣よ!!!」
カワタ「じゃあ・・・・・。リムミンさんが怪獣に・・・・・・っ!!!」
エリザベス「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
エリザベスはコリスとモモを倒してしまおうと移動を始めた。
コリス「姉さん!!カワタ君を連れて非難してください!!!」
モモ「ええ!行くわよ。カワタ君。」 カワタ「リ、リムミンさああぁぁぁぁぁん!!!」
モモはカワタの手を引っ張って非難した。一人きりになったコリスは変身しようとする。
コリス「ショワッチ!!!!」 コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。
エリザベス「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
エリザベスは空を飛んで逃げ出した。クリスタルは怪獣を追おうと飛んで行った。
ウルトラマンクリスタル「逃がすか!!たァ!!」
空飛ぶクリスタルはエリザベスを追う。しかし、怪獣の前に謎の空間トンネルが現れた。
エリザベスはそのトンネルの中へと入っていった。
ウルトラマンクリスタル「異界への入り口・・・・・!はっ!!」
クリスタルも怪獣の入ったトンネルへと入っていった。トンネルの先にはどんな世界があるのか?
夜の街では、マザリュースが大暴れをしていた。怪獣によって火の海にされつつある。
マザリュース「エエエェェェェェン!!エエエェェェェン!!エエエエェェェェェェン!!!!!!」
マザリュースは手で多くの建物を破壊し、口から火炎を吐いて周辺の街並みを燃やしていた。
多くの人々が怪獣から逃げようと走っていた。逃げ遅れた人々は火炎を浴びて死んでしまう。
怪獣は口から火炎を吐いて建物を次々と燃やし、破壊してしまった。
そこに、DGCのスカイラッシュ1(シュドー)とスカイラッシュ2(テブリッシュ)やイチゴとサキ、
自衛隊の戦闘機部隊と戦車部隊がかけつける。ちなみに、
イチゴとサキはショット・バトラーを持っていた。それで怪獣を攻撃するつもりだ。
シュドー「ったく!!一体、どんな怪獣だよ。赤ちゃんの声を出しやがって・・・・・・!!」
テブリッシュ「攻撃開始だ!!これ以上、被害を出してはならない!!!!」
スカイラッシュ部隊はレーザーバルカン、戦闘機部隊はミサイル一斉発射で攻撃した。
攻撃を受けたマザリュースは怒って、火炎で多くの戦闘機を撃墜した。
続いて、戦車部隊や歩兵部隊が一斉砲撃や一斉射撃でマザリュースを攻撃。
マザリュース「エエエエェェェェェェン!!!!!エエエエエエエェェェェェェン!!!!!!!!!」
怪獣は怒り狂って、火炎放射で遠くの戦車が多く破壊し、近くの戦車を多く踏み壊していた。
イチゴ「奴はとてつもなく凶暴だ。気を付けて!!」 サキ「はいっ!!!」
サキとイチゴはショットバトラーでマザリュースを攻撃していた。
クリスタルは今、トンネルの中である異次元の世界を飛んでいた。しかし・・・・。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!?お・・・・・お前は・・・・・・!!」
クリスタルは目の前に何者かが浮いていた事に驚く。それは、冥界仮面ゴダルであった。
ゴダル「ここからは、僕とエリザベスの故郷たる冥界だ。お前に入らすワケにはいかん。」
ウルトラマクリスタル「く・・・・・っ!!悪いけど、早く決着をつけさせてもらうよ!!!!」
クリスタルはクリスタルレーザーで攻撃するが、ゴダルはいきなり消えて、外してしまう。
ウルトラマンクリスタル「消えた・・・・・?くぁ!!!!」
戸惑うクリスタルの後ろにゴダルが現れ、彼の背中を思いっきり蹴りつけた。
蹴り飛ばされたクリスタルはバランスを取り戻し、ゴダルの方に向いた。
ウルトラマンクリスタル「く・・・・・っ!ぅおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
クリスタルは素早いスピードで思いっきりゴダルを殴り飛ばした。
ゴダル「・・・・・!・・・・・・・・・!!!」 ゴダルは必死に耐え、クリスタルに向かった。
クリスタルも負けずに、ゴダルの方に向かう。両者は素早いスピードで、
激しい空中戦を繰り広げていた。目にも止まらぬ動きで戦う両者。
ゴダル「・・・・・・・・!!」 ゴダルは指先からレーザーでクリスタルを攻撃する。
ウルトラマンクリスタル「ふん!クリスタルレーザー!!!」
クリスタルは敵のレーザーを避け、クリスタルレーザーで反撃。今度は命中した。
夜の森では、カワタがモモにこう語った。
カワタ「僕ね・・・・・・。リムミンさんの事を本当の母さんだと思っていたんだ・・・・・。
リムミンさんは僕たち人間のクズたちをいつも大切にしてくれて、
本当の子供のように育ててくれた・・・・・。両親に捨てられ、大人を憎んでいた僕の心を、
開かせてくれたのもリムミンさんだったんだ。僕はリムミンさんが好きだった・・・・・・。
本当は僕を捨てた奴らなんて殺す気もなかったんだ。ただ、
リムミンさんを守りたい・・・・・。それが僕の夢だったんだ。それだけで精一杯だった・・・・・・・。」
カワタは涙を流しながら、自分の本当の気持ちを語り続けた・・・・・・。
その間でも、クリスタルとゴダルが異空のトンネルで戦い続けていた。
格闘はもちろん、光線を撃ち合う事もあった。
モモ「それが・・・・・あなたの夢・・・・・・。」
カワタ「僕は大きくなったらリムミンさんを守れるような立派な大人になりたい!!!
リムミンさんが死んじゃったら意味がないっ!!!僕、リムミンさんが、
死ぬなんて・・・・・嫌だ!!!リムミンさんが死んだらどうやって生きていけばいいの?
もう独りぼっちになるなんて・・・・・・・いやだよおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・っ!!!!!!」
カワタはそう言って、モモに抱きついて泣きじゃくった。
ゴダル「・・・・・・・!!」 ゴダルは空中キックでクリスタルを攻撃。
ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!」 ゴダルの打撃を受けてひるんだクリスタル。
さらに、ゴダルはパンチやキックの、この空間でトリッキーなラッシュ戦法を繰り出した。
ウルトラマンクリスタ「ぐあ!!あぅ!!がはっ!!うあああぁぁぁぁ!!!!」
クリスタルは最後のパンチを受けて吹き飛ぶが、耐え抜いた。
ゴダル「終わりだ・・・・・・っ!!!」 ゴダルはとどめをさそうとクリスタルに襲い掛かる。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ!!ムーンギロチン!!!」
つづく
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