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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その追跡の果て、アンドロイドを追ったサキはとある公園の近くに来た。

サキ「・・・・・はっ!・・・っ。」  すると、サキは慌てて物陰に隠れる。

彼女の前には、たくさんのアンドロイドがいるからだ。そのアンドロイドたちのところには、

大きなバンと、氷付けにされた多くの人々がいた。サキはこの恐るべし光景を見て小さな声で呟く。

サキ「・・・・氷付けにされた人々とアンドロイドたちのバンかしら・・・・!」

そして、アンドロイドたちは氷付けになった人たちをバンの中に詰め込んでいるではないか。

アンドロイド「アンバンバンバンバ!」  「キャアァァァ~!」  「ナン!!」

サキ「捕虜を車に入れて、アジトに乗り込もうとしているんだ・・・・!このままでは、

また町の平和が崩れていく。なんとかしないと・・・・でも・・・・・・!」

その時、サキの後ろに何者かの気配がした。その気配はまるで殺意だった。

サキ「・・・・・・っ!?」  サキは後ろから殺気という気配を感じたので、後ろに向いてみる。

そこには銃器を持ったアンドロイドがいた。サキの後ろにいたのはアンドロイドだった。

サキ「っ!!ア、アンドロイド・・・・・!!!」   サキが気づくのはもう遅かった。

アンドロイド「ワアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」

アンドロイドはサキに銃器を向けた。その銃口から青い光が放たれる。


コリスはサキと同じ町を歩いてアンドロイドを探していた。その時・・・・。

サキの声「きゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

突然、サキの悲鳴が響き渡った。その断末魔はコリスの耳にも届いた。

コリス「・・・・・っ!!サキさん!!!」

サキの悲鳴を聞いたコリスはすぐにサキを探そうと走っていた。


サキを必死に探すコリスはあるところを見て驚き、物影に隠れる。

コリス「・・・・・っ!!?こ・・・・これは・・・・・!!」

彼の前には、アンドロイドたちが多くいる公園があった。その公園では、

アンドロイドたちが凍った人々を大きなバンを詰め込んでいるのであった。

そう、この公園はさっきサキも目撃した同じ公園であるのだった。

コリス「ア・・・アンドロイドたちが凍った人々を車に入れている・・・・!

あの車は捕虜を運ぶための車両なのか・・・・!っ!!!??」

コリスはついに残酷な光景を見て、驚く。アンドロイド二人に運ばれている氷付けの女性・・・。

その女性はサキではないか。そう、サキはさっき、アンドロイドの銃撃を受けて、

氷付けにされ今は奴らによってバンに入れられようとしていたのだ。

コリス「サキさん!!!!!」  コリスは氷付けになってしまった大切なサキを助けようと、

物陰から飛び出して公園に入った。アンドロイドたちはそれに気づく。

アンドロイド「キャアアアアァァァァァァァ!!!!」 「キャキャアアァァァァ!!!」

アンドロイドたちは大急ぎで、それぞれ凍った人たちをバンに入れたり、

コリスを倒そうと彼の方に向かった。その中には拳で戦う者や銃器を構える者が多くいた。

コリス「く・・・・っ!よくもサキさんを!!」  コリスは即座にウルトラシューターを構え、

火薬弾連射で次々とアンドロイドを撃ち、破壊し続けた。しかし、一人のアンドロイドが銃を構える。

コリス「はっ!えぃ・・・!」  アンドロイドが銃から冷凍光線を発射してきたので、

コリスは間一髪、その光線から避けその後すぐに火薬弾をで射撃する。

アンドロイド「ピャッ!!!」  アンドロイドの銃器が撃たれて爆破してしまう。

アンドロイドはそれに驚き銃を捨てるが、コリスはもう一度射撃した。 ズギュン ボン

アンドロイドは頭を撃たれたので、その頭が爆発し絶命して倒れた。

アンドロイド「ギイィィィ~!!ギュイィィ~!!」 「ザケン!!」

しかし、他のアンドロイドたちは凍ったサキをバンに入れてしまった。

コリス「っ!しまった!!サキさん!!」  コリスはサキがバンに入れられた事を知って、

急いでバンのところへ向かう。しかし、そこに二人のアンドロイドが立ちはだかる。

アンドロイドたち「キキイッ!!!」  コリス「ちぃ!どけえぇぇっ!!」

コリスは殴りかかってくる一人のアンドロイドの拳を手刀で弾き、

奴の顔を殴って、蹴り飛ばした。すると、二人目のアンドロイドが襲い掛かる。

しかし、その二人目もコリスの肱打ちに腹を攻撃され、ハイキックで倒された。

アンドロイドたと「ビエエェェェン・・・・!!」 アンドロイド二人を倒したコリス。だが、

凍ったサキが乗せられているバンが既に、走り出したのであった。

コリス「あっ!しまった!車が・・・・・!!」 コリスは必死に走ってバンを追うが、

バンの速さに敵わず車はそのまま去ってしまった。コリスは残念がった。

コリス「く・・・・・っ!僕がもっと早く気づけば・・・・・!隊長に報告しないと・・・・。」

コリスはサキを攫われてしまった事を悔やみながら、基地へと戻った。


夜のDGC基地に戻ったコリスは、さっそくモモに状況を報告した。

モモ「ええっ!!?サキが攫われた!!??」

コリス「はい・・・・・。ごめんなさい・・・・・。僕が早く気づけば・・・・・・!」

コリスはサキを救えなかった悔しさを表しているかのように拳を握り締めている。

シュドー「いや、コリス。お前は悪くないさ。」

テブリッシュ「悪いのは全て、あのアンドロイドのせいなんだ。そう自分を責める事はない。」

コリス「でも!僕は・・・・・・っ。」

イチゴ「もっと自分に自身を持つんだ。今度は僕たちが助けようじゃないか!」

モモ「イチゴの言うとおり、明日、サキを助ける作戦を考えておかなくちゃねっ!」

コリス「・・・・・・っ。ありがとうございます・・・・・・・。」

コリスは皆の優しさに触れて、落ち着いて少し微笑む。

モモ「・・・・・ってなわけで、今日のところは解散ね。皆、それぞれ帰っていいわ。」

テブリッシュ、シュドー、イチゴ「はい・・・・・。」  3人はそう聞いて司令室から出た。

コリス「じゃあ・・・・僕も・・・・。」  コリスも司令室へ帰ろうと歩くが、モモが呼び止める。

モモ「コリス!あんたはまだ帰ってはいけないわ・・・・。」

コリス「ね・・・姉さん?でも・・・・・。」

モモ「サキを助けたいんなら・・・・・ちょっと私の話でも聞いてなさい?」

コリス「話・・・?サキさんを助ける方法が見つかりましたか?」

モモ「まあね。一緒に外に出る?今に面白いところが見れるわよ。」

コリス「は、はい・・・・・。」 モモが歩くと、コリスが彼女のあとについていく。

二人は司令室から出て、さらには基地から出ていった。二人は夜の外に立っていた。

コリス「姉さん・・・・・。一体何をする気ですか・・・・?」

モモ「うふふふふ。来たわね?」

コリス「え・・・・?あっ!!」  コリスは目の前から来る何者かを見て驚いた。

その何者とは、太そうな青い犬と紫の小ザルと小さな黄色い小鳥の3匹だった。

コリス「ね、姉さん!!変な物体が・・・・・!!」  コリスは慌ててそう言うと、モモは少し怒った。

モモ「変な物体じゃないわよっ!あいつらは・・・私のお供なのよ?」

コリス「お、お供・・・・?」  そして、モモのお供たる3匹もコリスの前に立つ。すると・・・・?

紫色の小ザル「モモの言うとおりだい!僕たちは変な物体じゃないぞ!!」

黄色い小鳥「全く!こいつがモモの弟!?私たちを知らないなんてロマンじゃないわねぇ~!」

青い犬「わしらは昔からモモをサポートしたお供であるぞぃ!」

コリス「しゃ、しゃべったあぁぁぁ!!?」

コリスは3匹の動物が人間の言葉を喋れた事に
驚く。モモは冷静に3匹にこう言った。

モモ「また会ったわね。クックブック、チャーモ、ルピピ。」

コリス「クックブック?チャーモ?ルピピ?」  コリスはまだその名を知らなかった。

青い犬「いかにも、ワシがクックブックだわん。」

紫の小ザル「ボクはチャーモだよ!」  黄色い小鳥「私はルピピよ。」

そう、かつてモモをサポートした3匹のお供。青い犬がクックブック、紫の小ザルがチャーモ、

黄色い小鳥がルピピである。今、コリスはここに初めてこの3匹と対面したのだ。

コリス「あ・・・・・あなたたちが、姉さんのサポートを・・・・!?」

チャーモ「そっ!僕たちはモモの活躍を何度も支援したのさっ!」

ルピピ「今でも、あたしたちはモモのサポートをこっそりしているわ!」

クックブック「おぬし。マリンナーサでわしらの活躍を聞いてないかの?」

コリス「えっ!?・・・・・あっ!思い出した!!」


これはコリスが幼い頃のお話。当時の彼はマリンナーサで母、王妃様とお話をしていた。

王妃様「コリス。あなたのお姉さんにはね、3匹のお供がいましたの。」

コリス「3匹のおとも?」

王妃様「そう。犬のクックブック、サルのチャーモ、小鳥のルピピ。

あの3匹はモモをいつも助けてくれる、優しい動物たちなのですよ。」

コリス「そうなんだぁ・・・・。」

王妃様「今、テレビで3匹の活躍を放送するから、一緒に見ましょうね^^」

コリス「うん^^」 こうして、二人はテレビでモモと3匹のお供の活躍を見ていた。


現在。コリスは今になってやっと思い出したのであった。

コリス「そうか・・・・!あなたたちが姉さんのお供をしてくれたんですねっ!!

忘れていました・・・・。あなたたちの活躍を昔、テレビで見ていたところを・・・・。」

チャーモ「おう!僕たちの活躍、かっこよかっただろ!?」

ルピピ「とってもロマンチックでしたでしょ?」  コリス「はい^^」

クックブック「・・・そうじゃ!モモ!!ついに敵のアジトがわかったんじゃ!!!」

モモ「っ!ついに見つかったのね・・・・・!!」

つづく

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