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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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二人は様々な虫の声が聞こえる声が響いている森の中をくまなく歩いていた。

ハリー「しかし、妙だぜ・・・・・。以前ではこんなに声を発していなかったのに・・・・・。」

コリス「・・・・やっぱり、ここが殺人昆虫の住みか・・・・・・。」

ハリー「だとしたら・・・・・・・っ!?隠れろ!!」

コリス「わ!」

ハリーは急にコリスを引っ張りながら、右の木々に隠れた。

コリス「もぉ~!何するんで・・・・・・!」  コリスが言ってる途中にハリーがそれを静止した。

ハリー「しっ!!見ろよ・・・・・!!」  二人は木々にから前をこっそり見てみる。

すると、そこにティックルが二匹いるではないか。二匹は何か会話をしているそうだ。

コリス「っ!!殺人昆虫の一種・・・・ティックル・・・・!!」 コリスは小さな声で言った。

ハリー「ほーう・・・・やはり、ここに殺人昆虫がいやがったか・・・・!!」

ティックル「アリャリャリャリャリャ!!」 「アリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!」

ハリー「・・・・・奴ら、鳴き声で会話しているのか・・・・!?」

コリス「いえ。彼らは時に人間の言葉を話せます。」

ティックルA「・・・・・この森を秘密を知った奴はここに入ってないだろーな?」

ティックルB「ああ!たとえ、俺らのアジトに入った奴がいても、すぐに殺しちまうからな。」

ティックルA「間もなく、我がボス・ビドロン様の計画の最終段階に入ろうとしてんだ!

その間に人間どもに俺らの秘密を知られてはいけない!!」

ティックルB「よし!見張りを続行しよう!」

ティックルA&B「アリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!!」 そして、二匹は離れて行った。

ハリー「おいおい・・・・・!殺人昆虫の親方とやらがなんらかの計画を進めてるってさぁ・・・・!!」

コリス「・・・・・・ビドロン・・・ですね・・・・・!あいつさえ倒せば・・・・・!!」

ハリー「行くぞ!コリス!!」  コリス「はい!!」  二人は木々から出て森の中を走った。

コリス「・・・・・っ!!?」  コリスは殺気を感じ、上の方を見た。

ワプスが飛んで来た二人の前に着地。ヤリを構えていた。

ワスプ「ブブブブブブブブ!!!」

ハリー「ハ、ハチの昆虫怪人!!」

コリス「こいつも殺人昆虫だ!!!」 コリスがそう言うと、ワスプが彼に襲い掛かってきた。

ワスプ「ブブブブブブブブブ!!」  ワスプはヤリを突き出し、コリスを襲う。

しかし、コリスはそれを避けた。

コリス「うわ!!」   コリスはハリーを巻き込まぬように彼から離れて、ワスプと対峙する。

ハリー「コリス!!!」  ハリーは自分からコリスとワスプを見て、コリスを心配する。

コリス(こいつさえ魔法で簡単に倒せるのに、ハリーさんがいては・・・・!!)

ワスプ「ブブブブブブブブブブブブ!!!!」  ワスプは再びヤリでコリスを殺そうとかかった。

ハリー「コリス!危ない!!」  ハリーがそう言うと、コリスが銃を取り、構えた。

コリス「くっ・・・・・・・・!!」 バキュン バキュン  コリスは火薬弾でワスプを撃った。

ワスプ「ブブブブ!?ブブブブブ・・・・・!!!」 ワスプは身体中を撃たれ、ひるむ。

コリス「でええぇぇぇぇい!!」  コリスはワスプにとび蹴りでトドメをさした。

ワスプ「ブブウウゥゥゥゥゥ!!!!」  ワスプはコリスに蹴られて、倒れた。

ハリー「すげぇぞ、コリス!銃を持ってきたなんて!」

コリス「念のために持ってきたんです。さあ、行きましょう。」

ハリー「おうよ!」  二人は再び走り出した。その時、トンボの怪人が彼らを後ろから見ていた。

トンボの昆虫人間「た・・・・大変だ・・・・!」  昆虫人間はそう言って、慌てて走っていった。

二人は走っていった。その時、二人の前に3人の昆虫人間がいたので、二人は足を止める。

ハリー「おっと!こいつらも・・・・・!」

コリス「蝶・・・・てんとう虫・・・・・蓑虫・・・・・の昆虫人間たちですね。」

二人の前の3人の昆虫人間たちは何か平和そうであった。

蝶型とてんとう虫型は女性で二人とも人間の女性のような顔や体つきを持っているが、

それじれ昆虫らしい羽根を持っていた。蓑虫型は糸で木にぶら下がりながらそんな彼女たちを見た。

ポップ風にのんびりした顔であった。

てんとう虫「それでねぇ・・・・。ん?」

蝶型「どうしたの・・・・・?あ。」

蓑虫型「・・・・・あーれー・・・・この二人は・・・・・。」  3人の昆虫人間がコリスとハリーに目を向いた。

ハリー「ヤベ!;こっち見たぞ・・・・・・!!」

コリス「ど・・・・・どうしよう・・・・・!」

蝶型&てんとう虫型「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!人間~!!!!」

蓑虫型「わ~人間だ~。」 蝶型とてんとう虫型は飛んで、蓑虫型は木の葉に隠れて逃げた。

ハリー「あ・・・・逃げたぞ・・・・・・?」

コリス「・・・・・恐らく、あの昆虫人間たちは一般人だったでしょう。

昆虫世界にも、いろいろ社会もありますね・・・・・・。」

一方、DGC本部の司令室では・・・・・サキが通信機の前に座っていた。そこにイチゴが来た。

イチゴ「・・・・・コリスからの連絡を待ってるんだね?」

サキ「・・・・っ!あ、はい。一応・・・・・・。」

イチゴ「くす。優しいんだね。サキちゃんは。」

サキ「・・・・・・はい・・・・・・。」  イチゴが微笑むと、サキも微笑んだ。

ピ――――ピ―――― その時、通信機が鳴りだし、サキがヘッドホンに耳を付け、マイクの前で言う。

サキ「こちら、サキ!!」  どうやら、通信の相手は自衛隊の通信隊員の男であった。

通信隊員『各地に殺人昆虫が動き出しました!!無数に暴れて、人々に危害を加えています!』

サキ「場所は!!?」

通信隊員『32地区、S4地区、RK地区、F地区の四ヶ所です!!』

サキ「わかりました!我々も出撃にかかります!!」

通信隊員『お願いします!!』  そして、通信を終えると、サキがモモに向かって叫ぶ。

サキ「隊長!32地区、S4地区、RK地区、F地区にそれぞれ無数の殺人昆虫が、

動き出しました!!それぞれ無数に暴れて人々に危害を加えています!!」

モモ「なんですって!?こうも早く侵略を始めようとしてるなんて・・・・・・!」

シュドー「まずいですね・・・・・!!」

テブリッシュ「私たちにできる事は・・・・・・!」

モモ「あるわ。自衛隊たちが各地で殺人昆虫たちと戦っているわ!

テブリッシュは32地区、シュドーはS4地区、イチゴはRK地区、サキはF地区を担当!

各隊員は自衛隊と協力、殺人昆虫の殲滅の任にあたる!出動!!!」

隊員たち「了解!!!」  隊員たちはヘルメットを被りながら、司令室から出た。

テブリッシュ「みんな!殺虫光線機の装着を忘れるなよ!!」

シュドー「ったりめーよ!!それがなきゃ、殺人昆虫どもは倒せないからよ!」

サキ「奴らの侵略を止めなきゃ・・・・・・!!」

一方、コリスとハリーは森の中を歩いていた。すると、二人の前には・・・・・・。

コリス「わあ・・・・・・・。」

ハリー「すげぇ・・・・・・・。」  二人があまりにも驚いていた。何故なら、彼らの前には、

たくさんのテントがあり、たくさんの昆虫人間たちが楽しく暮らしていた。

中には飛んで遊ぶ子供たち。話し合う人々。木の実で料理している大人たちもいた。

コリス「ここは・・・・・・昆虫人間たちの村だ・・・・・・・!」

ハリー「なんかすっげー平和な村だな。でも、以前はこんな村なかったぜ・・・・!!

よし!ちょっと情報収集に行ってくるか・・・・・・!」

ハリーは歩こうとしたが、コリスは彼の前に手を出し、静止した。

コリス「待ってください。昆虫人間たちは僕たち人間を嫌っています・・・・・。

だから、むやみに会ったら何をされるかわからない。だから・・・・。」

ハリー「そうか・・・・・。じゃあ、このまま様子を見るとすっか。」

コリス「・・・・・はい。」  しかし、彼らの後ろにマンティスが現れた。

マンティス「キリキリキリキリキリキリキリキリ!!!」  二人は後ろに気づき、怪人を見て、驚く。

ハリー「げっ!!カマキリ型の殺人昆虫だ!!」

コリス「こんな時に・・・・・・!!」

マンティス「貴様ら人間だな!?我々の秘密を知ろうとする者は許しておけん!死ね!!!」

コリス「っ・・・・・・・!!」  コリスが銃を構えた。マンティスを撃つつもりだ。しかし・・・・・。

マンティス「キリイイィィィ!!!」  ガッ マンティスが鎌を振って、コリスを銃を弾き飛ばした。

コリス「あ!僕の銃が・・・・・!!」

ハリー「な!?ヤバイぞ!!」

マンティス「キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ!!!!」

マンティスが鎌を振り回して二人に斬りかかった。その時、二人はマンティスから逃げ出した。

ハリー&コリス「わああああああぁぁぁぁぁぁ~!!!!」   二人は必死に逃げた。

コリス「・・・・・・あ!!!」 しかし、二人はその必死のせいかここ、昆虫人間の村に来てしまった。

ハリー「ヤベ!つい勢いで・・・・村に来ちまった・・・・・・;」 住人たちがコリスたちを見つめている。

「・・・・・・うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  「人間だああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「逃げろおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」  昆虫人間たちはコリスたちから一斉に逃げ出した。

コリス「え!?あ、ちょっと・・・・・!」

ティックル「アリャリャリャリャ!!」 「アリャリャリャ!」 「アリャリャリャリャリャリャリャ!!!!!」

すると、無数のティックルが地面から出てきて、コリスとハリーを包囲していた。

コリス「くっ・・・・・・!銃がどこかに飛んでしまったから戦える力がない・・・・・!」

マンティス「その者たちを捕らえよ!!」

ティックル「アリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!!!!」

マンティスの発言に無数のティックルが二人に迫る。

コリス&ハリー「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・!!!!」

マンティス「捕らえた者はただちに我がアジトの牢獄に閉じ込めよ!!」

つづく

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