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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ゴダル「・・・・・恐らく、奴はなんらかの魔法で逃げただろう。もし、今僕がいなければ、

あなたはクリスタルに倒されただろうね。」

ネリマリス『なんですってぇぇ!!?』  ネリマリスはゴダルの言葉が気に入らないため、

怒った。そして、その怒りとともにゴダルに迫る。

ネリマリス「ヒイイィィィィィィ」  ネリマリスは両手の爪でゴダルを引掻こうとした。

ゴダル「・・・・・・・・!・・・・・・・・・!」 ゴダルはネリマリスの引掻き攻撃を二回避け、

三回目に振るうネリマリスの爪を右手で受け止め、敵の腹に張り手を決める。

ネリマリス「・・・?!ヒイィィィィィィ」  ネリマリスは腹を攻撃されひるみ、さがりながらも、

すぐに走り、ゴダルと衝突し、組み合う。

ゴダル「・・・・・・・・・!!!」  ゴダルは怪人の力を利用し、後ろに投げ飛ばした。

ネリマリスは敵に投げられ、地面に叩きつけられたが、すぐに立ちゴダルを睨む。

ゴダル「まだやる気かい?」

ネリマリス「ヒイイイイィィィィィ」  ネリマリスは今度は空を飛び出す。

そして、ゴダルの周りをしばらく飛び回った。ゴダルは飛んでいるネリマリスを目で追うように見た。

ネリマリス「ヒイイイィィィィ」

ゴダル「・・・・・・・・・・・!」  ネリマリスはさらに空を飛び回り続け、速度も上がっていった。

ネリマリス「ヒイイイィィィィィイ」  ネリマリスはついに空から急降下し、ゴダルに突進をしかけた。

ゴダル「・・・・・・!!!!!」  バキャアァッ 

しかし、ゴダルは向けってきたネリマリスを右ハイキックで蹴り飛ばした。

ネリマリス「・・・・・!?・・・・・・・・!!」  ネリマリスは蹴られて、またも地面に叩きつけられた。

テブリッシュ「怪人の動きを読んだだと!!?」

シュドー「やろぉ・・・・・・!!ウルトラマンを倒してもこの余裕とは!!」

ネリマリス「ヒイイイイィィィィィィィ」  ネリマリスはゴダルに飛び蹴りを繰り出した。

ゴダル「・・・・・・・・・・!!?」  ゴダルは敵の飛び蹴りを受け、後ろに扱けそうになるが、

自分を回転させ、なんとか扱けずに立った。そして、また余裕を見せているかのように腕を組む。

ゴダル「・・・・ふん。この程度かしら?」

ネリマリス「ヒイイィィィィイ」 ネリマリスは両手から赤いレーザーを出して、ゴダルを攻撃。

ゴダル「ゴドゥシルド。」  ゴダルは左手から黒い光の壁を作り、敵のレーザーを防いだ。

ゴダル「ふん・・・・。っ!?」  ゴダルが黒い光の壁を消すと、目の前に怪人が引掻きかかって来た。

ネリマリス「ヒイイイィィィィィィ」

ガシュッ  ネリマリスは爪を思いっきり振って、ゴダルの体を切り裂いたかのように見えた。しかし。

ネリマリス『どう・・・・・?はっ!!?』 しかし、ネリマリスの爪にヒビが生えた。

ネリマリスに確かに引掻かれたゴダルの体はなんと!無傷であった。

ネリマリス『鎧も硬いもんね・・・・・!!』

ゴダル「・・・・・確かに僕の鎧は硬い。それに比べ、あなたのその格好では、傷だらけだったね。」

ネリマリス『ふっ。そろそろ決着を着けなきゃね・・・・・!!』

ゴダル「・・・・僕もそのつもりだ。」

二人の戦士はにらみ合いながら、ゆっくりと右の方へとまわる。そして。

ネリマリス「ヒイイイィィィィィィ」

ゴダル「・・・・・・・・・!!・・・・・・!!」  両者は正面に向かい合い、激突をする!はずだったが・・・・。

ドパァァァァァァァァン 突然、黒い雷が両者を吹き飛ばし、離れさせた。

ネリマリス「ヒイイイイィィィィィィイ」

ゴダル「うわああああぁぁぁぁっ!???」

吹き飛ばされた両者は地面に叩きつけられた。

ゴダル「ぐっ・・・・・!!この僕に強烈な電撃をあたえるとは・・・・!!」

ネリマリス『さっきの電撃・・・・・!まさか、シャドー様!!???』

離れていた二人の距離の真ん中にシャドーが現れた。

シャドーは雷とともに出現していたのであった。

サキ「っ!?悪夢のプリンセス・・・・・・!!」

シュドー&テブリッシュ「シャドー!!!!!」

ゴダル「・・・・・またあなたか・・・・・。」

シャドー「全く、二人とも、それくらいにしなさいよね・・・・!」

ネリマリス『ですが、シャドー様!このゴダルがウルトラマンを逃がしたんですよ!!?

冥界の王子が聞いて呆れます!普通なら余裕で倒せたはずです!』

シャドー「ま、仕方がないでしょ。ウルトラマンはそう簡単には倒せないわ・・・・・。

ところで、ゴダル。私と手を組まない?」

ゴダル「手を組む?」

ネリマリス『シャドー様!!』

シャドー「あなたは黙ってなさい。ゴダル・・・・。ウルトラマンクリスタルを倒したいでしょ?」

ゴダル「・・・・・倒したいさ。」

シャドー「私にはわかるわ。あなたはウルトラマンクリスタルの中にある力を、

自分の手にしたい。その力を手に入れて何を齎すかしら?」

ゴダル「・・・・・答える気はない。」

シャドー「それでもいいわ。いずれ、答えは自然に見つかるから。

私の仲間になれば、あなたに協力してくれる者がたくさんいるわ。」

ゴダル「・・・・僕に仲間なんていらない。」

シャドー「・・・・・ふーん・・・・。結構強引ね。」

ゴダル「・・・・・・・シャドー城に案内して。」

ネリマリス『なっ!??』

ゴダル「僕は今のこの人間界の事はまだ知らない。それよりも、

僕は伝説のあの力をなんとしても手に入れなければならない。なんとしても・・・・!」

シャドー「・・・・・うふふ。いいわ。ついてらっしゃい・・・・・!

ゴダル・・・・・あんたに協力するわ・・・・・。」

シャドーがそう言うと、3人の巨人は同時に消えていった。

シャドー「・・・・・・・消えやがった・・・・・!!」

テブリッシュ「まさか、あいつ・・・・シャドーの仲間になるんじゃないだろうな!?

そうしたら大変な事になる!!」

サキ「っ・・・・・!ああ!!!」  サキは何かを気づいたかのように叫んだ。

シュドー「どうした!?」

サキ「こ・・・コリス君が!!」

テブリッシュ「なんだって!??」

戦いの後、危うく廃墟になるところだった街で3人はそれぞれに分かれてコリスを探していた。

シュドー「おぉぉぉぉい!!いるか!コリスううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

テブリッシュ「いたら返事してくれぇ!コリスうううぅぅぅぅぅ!!!!」

サキ「コリスくうぅぅぅぅぅぅぅん!!!!」  3人はコリスの名を叫び続けた。

シュドー「コリスううぅぅぅぅ!!!」

テブリッシュ「コリスっ!!!」

サキ「コリス君!コリスくうぅぅぅぅぅぅぅん!!!」  3人はコリスを探し続けた。しかし見つからず、

とうとう3人は疲れて交流した。

シュドー「どうだ?コリスは見つかったか!?」

テブリッシュ「駄目だ・・・・・!見つからない・・・・・!!」

サキ「まさか・・・・・・。ううん!コリス君が死ぬなんてありえない!!」

サキは顔を振りながら、言った。切ない表情をするシュドーとテブリッシュ。サキは涙を流した。

コリス「みんな・・・・・・。」

シュドー、テブリッシュ、サキ「っ!??」

3人の前にコリスが歩いてきた。しかし、コリスはさっきの戦いで傷だらけになった。

隊員服もボロボロであった。サキは嬉しそうにコリスを抱きしめた。

サキ「コリス君!!!・・・・よかった・・・・・コリス君・・・・・・。」

シュドー「でも、こいつ、傷だらけだぜ!?」

サキ「え!?」  サキは見た。コリスが傷だらけになっているところを。

コリス「うう・・・・・・・。」  コリスはこの通り、苦痛に声を漏らしていた。

テブリッシュ「きっと、あの怪人か冥界の王子とやらにやられたのかも知れない。」

サキ「っ・・・・・!大丈夫!?コリス君!!」

コリス「・・・う・・・・うう・・・・・。ぼ・・・僕は・・・・・だい・・・・じょ・・・・・・・。」

コリスはそう言ってる間に目を閉じてサキの胸の前で眠っていた。

サキ「コリス君・・・・・・・。」  サキはコリスをそっと優しく抱いた。

シュドー「眠ってるだけだろ!?まだチャンスはある!病院に行こう!!」

テブリッシュ「よし!DGC基地のメディカルセンターに運ぼう!!!」

そこに、4人の前にロードラッシュが来た。どうやら乗っているのはイチゴであった。

イチゴ「忘れ物だ!みんな乗って!!」

シュドー「ありがてぇ!!!」

テブリッシュ「行こう!サキ!!」

サキ「はい!!」  サキたちは急いでロードラッシュに乗った。

テブリッシュ「頼むぞ!イチゴ!!」

イチゴ「はい!!」  イチゴはロードラッシュを運転し、DGC本部へ向かった。

サキはコリスを抱きながら切なそうに呟いた。

サキ「・・・・・・コリス君・・・・・・・。」   コリスはまだ眠っている。まるで回復を待っているかのように。

コリス「・・・・・・・・・・・・・。」

シュドー「安心しろ。コリスは死なない。絶対に・・・・・・。」

サキ「・・・・・はい。」

そして、一同はとうとうDGC本部に到着した。

傷だらけとなり眠っていたコリスはメディカルセンターに運ばれ、

ベッドで眠っていた。モモと隊員たちは心配そうにそれを見守っていた。

モモ「それで・・・・・・。ウルトラマンクリスタルもあの冥界の王子に・・・・・。」

テブリッシュ「はい。コリスがこうなったのも、奴のせいだと思います。」

イチゴ「冥界の王子・・・・厄介な相手が来たね・・・・・。」

シュドー「ムカツク野郎だったぜ・・・・!」

サキ「コリス君・・・・・・。大丈夫だよね?」  サキは祈るように手を組んだ。

テブリッシュ「そして、奴は悪夢のプリンセス・シャドーとも手を組んだと見えます。」

モモ「シャドーと!???(まさか・・・・・本当にあたったのね・・・・・!私の予感が・・・・・!)」

モモはゴダルがシャドーの仲間となったと聞いて驚き、震えていた。

イチゴ「悪夢のプリンセスと冥界と王子か・・・・・!」

シュドー「それでも、クリスタルが死ぬはずがねぇ・・・・!」

モモ「・・・・・・・今日は解散。みんな、また明日ね。」

隊員たち「はい・・・・・・・。」   隊員たちはメディカルセンターから出た。サキを除いて・・・・。

サキ「・・・・・・・コリス君・・・・・・・・。」  そして、サキも彼を心配しながら部屋から出た。

モモ「・・・・・・・・コリス。起きなさい・・・・・・。」

コリス「・・・・う・・・・うん・・・・・・。」  コリスはモモの声が聞こえたかのように目を開けた。

モモ「目覚めたわね。」

コリス「・・・・・お姉さん・・・・・・。ここは?」

モモ「DGC本部のメディカルセンターよ。あなたはウルトラマンクリスタルとなって、

冥界の王子との戦いにやられたのね。」

つづく

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