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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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モモ「う・・・ぐすっ。うぅ・・・・。うぇ・・・。」

そんな彼女の近くにコリスたちが来た。

コリス「・・・・・姉さん。」

彼の声を聴いたモモは驚き、焦って涙を吹く。

モモ「っ!こ、コリス・・・・。」

コリス「・・・・・さっきはすみませんでした。

僕が諦めたせいで、姉さんを泣かせてしまって・・・。

僕が泣いてもこの星に平和が戻らない。厳しい事を言いますが、

あなたも泣いては何も変わらない・・・。」

モモ「変わらないから・・・。泣いてるんでしょ?

現実はうまく変わる事はできないんだから・・・・。」

コリス「でも、現実は変えられると思います!諦めなければ・・・。」

モモ「諦めなければ・・・・?」

コリス「ええ。僕は気づいたんです。

最後まで諦めてはいけないって。」

モモ「コリス・・・・・。っ!」

そして、モモはコリスの隣にサキや初代モモもいる。

初代モモ「私は最初から諦めないわ。だって、

諦めない方が勝てそうな気がするもん。」

モモ「モモちゃん・・・・。」

初代モモ「だから、モモちゃんも諦めないで。

使徒たちなんか絶対にやっつけられるわ。そう信じて・・・。」

コリス「そうですよ。あなたはいつも言ってたじゃないですか。

なるようになるだばないだばさって・・・・。」

モモ「・・・・そうね。なるようになるだばないだばさ!」

モモは笑顔で立って、そう言う。それを見た3人は微笑む。

初代モモ「そうそう!モモちゃんにはやっぱり笑顔が似合うよ。」

モモ「ありがとう。何だか・・・やる気が出たわ。」

サキ「・・・・ありがとう。コリス君。」

コリス「いえ。お礼なら、ハリーさんに言ってください。

彼のおかげで、

僕は本当の自分に気づいたんですから・・・。」

サキ「そうね。でも、あなたのおかげで、私たちは何度も、

多くの困難を乗り越えられたわ。

私、良かった。あなたと出会えて・・・。」

コリス「サキさん・・・。僕もあなたたちに出会えて良かった・・・。」

モモ「・・・・コリス。」

コリス「・・・・姉さん。僕、グランメアルドを倒しに行きます。

今度は諦めずに。僕の使える力を全て使って・・・・。」

モモ「・・・・今度は負けないよね・・・?」

モモは切なそうに聞くが、コリスは笑顔でこう言う。

コリス「負けません。次は絶対に勝ちます。」

初代モモ「うん!それで良い。負けないと言う決意があれば、

どんな困難も、どんな現実も乗り越えられる。」

サキ「そして、夢と希望も掴める。・・・っ?」

その時、4人の近くにハリーたちが来た。

コリスたちはそれに気づく。

ハリー「・・・いよいよ、最後の戦いに出るんだな。」

コリス「はい・・・・。」

シャドーは切なそうに言い、隊員たちは少し微笑んで言う。

シャドー「戦えなくても・・・勝つ気ね。」

テブリッシュ「コリス。俺たちはお前を信じる。」

シュドー「勝つまで諦めんじゃねーぜ。コリス。」

イチゴ「忘れないで。君は一人で戦っているワケじゃない。

君は・・・僕ら仲間の想いと一緒に戦っているんだ。

僕はそう思う。」

コリス「・・・・そうですね。

僕はあなたたちの想いで戦っていますものね。」

クックブック「コリスや。お前だけが頼りじゃ。」

チャーモ「この星と夢の国を救えるのは、コリスだけなんだ。」

ルピピ「信じるわ。あなたの勝利を・・・。」

ハリー「俺たちはずっとお前を応援する。だから、戦え!」

コリス「はい・・・。」 ブレンダ「必ず勝ってね。」

ジャック「ピンチだったら、俺たちも駆けつけてやるよ。」

皆の応援を受けてコリスは微笑む。

そして、サキが彼の前に歩く。

サキ「私。新しい曲を考えたの。」

コリス「新しい曲・・・・?」

サキ「ええ・・・。この戦いが終わったら、聞かせてあげる。

その曲のテーマは・・・・。」

サキは自身の顔をコリスの耳に近づけて、密かに語る。

サキ「あなたに捧ぐ、深い愛・・・・。」

そして、頬を赤く染めながら微笑むサキはコリスから離れる。

モモ「・・・・コリス。勝つのよ。人々に、

夢と希望を・・・そして、幸せを取り戻させるために。」

コリス「はい・・・・。では、皆さん。行ってきます。」

そして、

コリスは皆の前で輝くウルトラウォッチのついた右腕を天に掲げた。

コリス「ショワッチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そして、コリスはウルトラマンクリスタルになった。

巨大化したクリスタルは最後の決戦へ向けて飛び立った。

ウルトラマンクリスタル「・・・・ショワッ!!!!!」

モモ「・・・はっ!?」 

その時、モモは遠くからあの二人が来た事に気づく。

その二人は、地球におけるモモのパパとママだった。

モモ「パパ!!ママ!!」

パパ「とうとう言ってしまったね。君の仲間が・・・。」

モモ「え!?ど、どうしてそれを・・・・!?」

ママ「実は、最初からここにいたのよ。私たち。あなたたちを、

ウルトラマンクリスタルを応援するために・・・・。」

モモ「・・・パパもママも、諦めていなかったのね・・・・。」

モモが涙目で微笑んで言うと、パパやママも微笑んでそう言う。

パパ&ママ「当然。」 その様子を見たジャックは微笑んでこう思う。

ジャック(やはり、家族は良いもんだな・・・。)

そして、ランドルやアイリーンも微笑んで頷く。

息子と同じ気持ちである。

ママ「私は夢を諦めたくない。だから、

この星は滅んで欲しくないの。」

パパ「そう。私たちは夢を追っている。その夢を追っている限り、

この星は滅びないと信じる。例え、夢が叶えても・・・。」

ママ「この星は永遠に終わらない。

この星に永遠の幸せが訪れる事を願っている。」

パパ「だから、皆で応援しよう。ウルトラマンクリスタルを・・・。」

モモ「ママ。パパ。・・・・ありがとう。」

二人に感謝して微笑むモモは暗い空に向かって、こう呟く。

モモ「コリス。絶対に勝って。そして、

生きて戻って・・・。私たちはここであなたを待っているから。」


黒きお城の前に、巨大なカリアムが立ち、笑っていた。

カリアム「はははははは・・・・!!全ての国の人間どもに、

恐怖をバラ巻いた!!

これで、この星は完全に我らの物・・・!

そして、この星の生物全てを我が同胞に変えてやるわ・・・。

あっははははははははははは!!!・・・・むっ!?」

その時、カリアムは飛んできたクリスタルを見て、怒る。

カリアム「マリンナーサの王子・・・・・!!!」

そして、クリスタルはカリアムの前に着地した。

ウルトラマンクリスタル「使徒どもめ・・・・!!

今こそ決着をつけてやる!!」

カリアム「ぬううぅぅぅ・・・・!!それはこっちのセリフよ!!

お前などこのカリアムだけで片付けてやる!!

覚悟おし!!!」

カリアムが剣を構える。クリスタルは心の中でこう呟く。

ウルトラマンクリスタル(姉さん。皆。見ててください・・・・っ。)

カリアム「・・・・・・・!」

そして、カリアムはクリスタルに斬りかかる。

ウルトラマンクリスタル「っ!!えええぇぇぇい!!!」

クリスタルは避けるが、カリアムはまた剣を振るう。しかし、

その剣をクリスタルは受け止め、

そのままカリアムを投げ飛ばす。

カリアム「・・・・!?・・・・・!!」

カリアムは立ち上がって、剣を突きだす。

クリスタルはそれを避ける。

ウルトラマンクリスタル「ふっ!!シェア!!とあっ!!」

さらにクリスタルはカリアムの次の攻撃を避け、

パンチを打ちこむ。

カリアム「・・・・・!?」 カリアムはそれを受けて、止まる。

ウルトラマンクリスタル「はあああぁぁぁっ!!」

クリスタルはハイキックでカリアムを蹴り上げ、さがらせた。

カリアム「・・・・・!・・・・・・・!!」

そして、クリスタルはカリアムの頭を掴み、

後ろの方へ投げ飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「むん!!ショワアアァァァァッ!!!」

カリアムは投げ飛ばされるが、何とか着地した。

カリアム「・・・・・!!・・・・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「くっ!おおおぉぉぉぉぉ!!!」

クリスタルは走って、カリアムに近づくが。

カリアム「・・・・・!!」 カリアムは剣を思い切り振った。

それにより、クリスタルは斬られてしまい、ひるんでしまう。

ウルトラマンクリスタル「うあああぁぁぁ・・・・っ!!!」

カリアム「ソード・スパーク!!!!!」

カリアムはソードスパークでクリスタルを攻撃しようとする。

ウルトラマンクリスタル「っ!はっ!!!」 

クリスタルはバック転で避ける。

それにより、クリスタルがいたハズの地形が爆発する。

カリアム「アイ・レーザー!!!!!」 

さらにカリアムはアイレーザーで攻撃。

ウルトラマンクリスタル「とう!!えぃ!!シュワ!!」

クリスタルはバック転で多くのレーザーを避けた。

ウルトラマンクリスタル「ふん・・・・!たあああぁぁぁ!!!」

そして、クリスタルはジャンプした。そのままカリアムに空中キック。

カリアム「ホーリー・バーリヤ!!!!」

だが、カリアムはホーリーバーリヤを発動。

クリスタルのキックが光のバリアに当たり、

クリスタル自身が弾き飛ばされる。

ウルトラマンクリスタル「うあ・・・・っ!!!」

そして、倒れるクリスタルはすぐに立ち上がる。しかし。

カリアム「死になさい!!ソード・スパーク!!!!!」

カリアムはソードスパークでクリスタルを攻撃。

今度は命中した。

ウルトラマンクリスタル「ぐあああああぁぁぁぁぁ・・・・!!!!」

攻撃を受けたクリスタルだが、何とか耐え抜いた。

カリアム「・・・・・!!・・・・!」

カリアムは走って、またクリスタルに斬りかかる。

ウルトラマンクリスタル「っ!えぃ!!でぁ!!はっ!!とぁ!!」

クリスタルは必死にカリアムの攻撃を避け続ける。

カリアム「ちょこまかするんじゃない!!!」

カリアムは剣を縦に振るい、クリスタルを思い切り斬る。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!・・・・っ!でぃや!!!」

クリスタルは斬られた痛みに耐えて、

自身を回転して、ミドルキックで反撃する。

カリアム「・・・・・・・・・!!!」 カリアムはこれを受けてさがる。

ウルトラマンクリスタル「せぃ!!はぁ!!

ショワアァァァッ!!!」

さらにクリスタルはチョップ、パンチ、アッパーで連撃する。

カリアム「クリスタルめ・・・・!!」

カリアムはあまりの連撃に痛がり、反撃で斬りかかる。

ウルトラマンクリスタル「とおおおぉぉぉぉう!!!

クリスタルはジャンプで避けて、カリアムの後ろに着地する。

カリアム「・・・・・!!」 カリアムは後ろに剣を振るうが。

ウルトラマンクリスタル「てやああああぁぁぁぁぁ!!!!」

クリスタルがキックでカリアムの剣を蹴り飛ばす。

カリアム「・・・・・・・・・!!!?」

カリアムは剣が弾き飛ばされた事に驚く。

グランメアルドの声「カリアム!!何をしている!?」

ウルトラマンクリスタル「っ!?その声は・・・・!!」

その時、グランメアルドが現れた。クリスタルはそれに気づく。

ウルトラマンクリスタル「グランメアルド・・・・!!

今度こそ負けないぞ!!」

グランメアルド「それはどうかなァ?

ドリームブレイカーの恐怖を、

もう一度味あわせてやる!!くたばれ!!

くだらぬ夢と共に!!!」

ウルトラマンクリスタル「負けるもんか・・・!!

そんなものに!!!」

グランメアルド「ドリームブレイカー!!!!!!!!!!!」

グランメアルドはドリームブレイカーを発動し、今までより、

とても巨大で激しい雷がクリスタルを襲う。

ウルトラマンクリスタル「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

グランメアルド「ぬはははははははははははははは!!!!!!

苦しめ!!!そして、負けを認めるのだああぁぁぁぁ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「く・・・・・・っ!!!(ま、負けるものか!!

僕には・・・・皆がいるんだ!!

皆が・・・僕を応援してくれているんだ!!!

ここでくたばりたくはない!!

人々に夢と希望を取り戻させるために・・・・!!!)

そして、クリスタルの脳裏に仲間たちの姿が浮かび上がる。

モモ『・・・・コリス。勝つのよ。人々に、

夢と希望を・・・そして、幸せを取り戻させるために。』

テブリッシュ『コリス。俺たちはお前を信じる。』

シュドー『勝つまで諦めんじゃねーぜ。コリス。』

イチゴ『忘れないで。君は一人で戦っているワケじゃない。

君は・・・僕ら仲間の想いと一緒に戦っているんだ。

僕はそう思う。』

ハリー『俺は諦めちゃいねェ。

俺だって、この星に平和が戻って欲しい!!

だから、お前も諦めるな!!

お前はマリンナーサの王子だろ!?

正義のヒーロー。ウルトラマンクリスタルだろ!!?

お前は諦めずにこの星を救えるように頑張りゃ良い!!

俺たちも頑張る。だから、現実に負けねーでくれ・・・!』

サキ『この戦いが終わったら、聞かせてあげる。

その曲のテーマは・・・・あなたに捧ぐ、深い愛・・・・。

好きよ。コリス君・・・。あなたを愛している・・・・・。』

ウルトラマンクリスタル「僕は負けない・・・・・っ!!!

こんな残酷な現実などに!!!!

はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

グランメアルド「どう言う事だ!?全然通じないだと・・・・!?」

グランメアルドは自分の技をクリスタルが耐えている事に驚く。

何故なら、クリスタルには皆の想いがあるからだ。

皆の想いが夢を破壊する雷からクリスタルを守っているのだ。

ウルトラマンクリスタル「行くぞ!!!

クリスタルボマー!!!!!!」

クリスタルは今までより強いクリスタルボマーを発動した。

その必殺技をカリアムはまともに受けた。

カリアム「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

カリアムは燃え上がって倒れた。とうとうカリアムは死亡した。

つづく
 

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