モモたち「な、何ですって!!?」
一同は驚く。地球が闇に覆われたと聞いて驚く。
ジャック「使徒の奴ら。自分の世界と地球を、
融合しやがったんだ・・・・!!奴らは、
地球を手に入れやがったんだ・・・!」
サキ「そ、そんな・・・・!私たちの地球が・・・・!!」
サキは自身たちの故郷である地球が使徒たちに、
乗っ取られたと知り、絶望しそうになる。
コリス「それで、奴らはどうやって、地球を・・・・!?」
ジャック「うむ。グランメアルドの野郎・・・。
禁じられた古の魔法を使ったらしいんだ・・・!」
テブリッシュ「古の魔法・・・!?まさか、
古代からの宇宙に存在していたと言うのか!?」
ジャック「ああ・・・。夢の国の長から聞いたぜ。
その魔法は20の死者の魂を灯にして、
それを魔法の力に変えて、
二つの世界を融合する事ができるんだ。」
イチゴ「・・・わかったぞ。使徒のリーダーは、
部下の使徒たちを僕らに向けて、僕らが奴らを倒す事で、
野望を密かに進めていたんだ・・・・!!はめられた・・・。」
イチゴは今までの戦いがグランメアルドの罠である事を知り、
今まで奴の思う通りに動かされたと思って、悔しがる。
シャドー「グランメアルドの奴・・・!自身の部下を、
捨て駒にするなんて・・・!!酷い奴だわ!!!」
シュドー「畜生・・・!!使徒どもめ!!汚ェ真似を!!」
王様「えらいこっちゃ!!えらいこっちゃだばァ!!!」
王様は地球が危ないと知り、大騒ぎをしていた。
王妃様「使徒は禁忌に触れ、罪をさらに深めました。
もはや許してはおけません。
即座に地獄へ落とすべきです!!」
コリス「く・・・っ!姉さん!!地球へ行きましょう!!」
モモ「そうね!!使徒なんか一発で追い出してやる!!!」
クックブック「モモ!!それは危険じゃ!!」
チャーモ「使徒のリーダーはとっても強いんだぞ!?」
ルピピ「モモとコリスじゃとっても歯が立たないわ!!!」
モモ「だから、何よ!?奴らを倒せれば、それで良いじゃない!?
それや、行きましょ!!皆!!!」
隊員たち「了解!!!!」
一同が地球へ戻ろうとする時、王様がモモを呼び止める。
王様「モモや。地球での使命は辛かったろう・・・?」
モモ「っ!パパ・・・。」
王妃様「これから始まる戦いが終わったら、
これからはずーっと、この国に住んで良いのよ。」
モモ「ママ・・・・。」
王妃様「そして、コリスも。今までの戦いで疲れたでしょう。」
コリス「・・・・・・っ。」
王様「二人とも。夢と希望を取り戻させる使命。
ご苦労だっただば。もう無理しなくて良いだば。
だから、ここに戻っておいで・・・。」
王妃様「これから、
私たち家族全員で静かに暮らしましょう・・・。所詮、
人々に夢と希望を取り戻させるのは無理だったのです。」
王様と王妃様はもはや地球の事を完全に諦めていたそうだ。
こかからは子供たちと一緒に静かに暮らしたいと思っているのだ。
だが、モモとコリスは明るい笑顔で、モモはこう言う。
モモ「残念だけど、それ無理。」 王様&王妃様「えっ!?」
王様と王妃様はそれに驚く。そして、コリスも。
コリス「僕たちの使命はまだ終わってません。それを、
完全に終えたら、ここへ帰ります・・・。」
モモ「それに、ここに帰ったら、地球のパパとママの、
夢が消えてしまう。そんなの望んでないから・・・。」
モモのパパとママの夢については、第58話を参照(´・ω・`)
王様「・・・そうだばか。なら、無理は言わんだば。」
王様と王妃様はモモとコリスの気持ちを理解した。
王妃様「ですが、ここへ帰りたくなったら、
いつまでもここに来てください。いつまでも、待ってます。」
コリス「はい。パパ。ママ。ありがとうございます。」
モモ「私。地球の人々の夢をかなえさせたい。もし、
全ての夢が叶ったら、地球と夢の国は再び共存できるでしょ?
私、その共存を実現させたい。そうすれば、
いつまでもパパとママに会えるわよね?」
王様&王妃様「モモ・・・・・っ。」
王様と王妃様はモモの語りを聞いて、涙目になる。
ジャック「早く急ごうぜ!!地球へ。」
シャドー「こうしている間でも、
人間たちがどうなっているか・・・。」
モモ「そうね・・・・!行きましょ!!地球へ!!!!」
美しい地球。だが、その地球が今、暗黒の闇に包まれている。
アメリカの都会・ワシントンの街が闇の世界となり、
ほとんどのビルが崩れかけ、神殿のような建物が、
多くあった。辺りには水色の煙に満ちていた。
そんな不気味な世界にあったワシントンに、
巨大化していたグランメアルドとカリアムがいた。
グランメアルド「人間どもに告ぐ!!人間どもに告ぐ!!!
俺は使徒のリーダー・グランメアルドである!!!
見ての通り!!この星は我が使徒の世界と融合した!!
この星はもはや我らの物となったのだ!!これから、
貴様らは我が使徒の奴隷となってもらう!!!!」
グランメアルドとカリアムを見ていた人々は、
生気を失ったように、廃人となっている。
カリアム「っ!?グランメアルド様!!あれを!!!」
グランメアルド「うむっ!!?」
カリアムが剣を向けた方向をグランメアルドが見る。
そこから、3機のスカイラッシュが飛んできたのだ。
そう。DGC隊員が地球に戻って来たのだ。
ZEROはコリス。
1号機がシュドー、2号機がテブリッシュである。
カリアム「DGCめ・・・!!地球に戻って来たか!!!」
グランメアルド「まあ良い!殺れ!!カリアムよ!!
DGCの連中など、一捻りしてしまえ!!!」
カリアム「ははっ!!」
つづく
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