桑崎「支部長。次の指令はなんです?」
佐野山「早まるんじゃないよ。桑崎。SSPの戦略と戦力がどれくらい恐ろしいかわかってきてきたかね?」
桑崎「はっ。」
佐野山「そこでだ。サンダー・フェイズを貸してくれんかね?」
桑崎「なぜ?」
佐野山「サンダー・フェイズを強化するのだ。SSPにも敵わないほどね!」
桑崎「うむ。よいな?サンダー・フェイズ。」
サンダー・フェイズ「・・・・・・はい。」
ジェノサイド・シーザー「影雄様。例のマリオネット・ライターの事ですが・・・・・。」
佐野山「心配いらんよ。奴は必ず来るさ。そう、災いが起きる時な・・・・・。
そうさ・・・・・今に我々が災いを起こし、奴を呼び出してやる・・・!」
開発室にて、
サンダー・フェイズは台で寝ていて、まわりの研究員たちがサンダー・フェイズを改造していた。
深夜の秋田町を桜は歩いていた。
桜「雷を操るジャンボ・ロイドか・・・・・・なんとかしなくちゃ!」
桜は考え込みながら歩いていた。
しかし、彼女の後ろの方にある電柱に隠れている謎の男と女のペアが桜を睨んでいた。
桜はそれを知らずに呟いた・・・・。
桜「私もSSPなんだ。ジャンボ・ロイドを倒して、光次郎くん・・・そしてこの世界を守らなきゃ!!」
男「この者・・・・・我々を知っているのか・・・・?」
女「ですが、見た目は少女です。我々は何かを漏らしたというのでしょうか?」
男「わからぬ。我々はこの町をしばらく行動してみよう。」
翌日・・・・光次郎の家に朝の光が輝かいていた。
光次郎は自分の部屋で、ベッドで寝ていた。
そこへ、メイドの服を着た少女が眠る光次郎の頬に優しく触れる。
あかり「光次郎さん。」
光次郎「う・・・・うん・・・・・?」
光次郎は目を覚ました。そしてゆっくり起き上がる。
あかり「おはようございます。光次郎さん。」
あかりはにっこりした。
光次郎「君・・・・・・まだいたの・・・?」
あかり「・・・・はい。あ、お食事の用意ができましたので、来てくださいね。」
光次郎「お食事・・・・・?」
光次郎はあかりについていった。そして、キッチンにつき、テーブルを見てみると・・・。
光次郎「こ・・・・これは・・・・・。」
あかり「朝ごはんです。パンと目玉焼き、ご飯がありますよ。」
光次郎は朝ごはんを食べていた。そして、食べ終わった後、自分の部屋で制服に着替えた。
光次郎はそのまま家から出ようとする。そこへ・・・・・。
あかり「光次郎さん!」
光次郎「・・・っ!?」
あかり「・・・・・いってらっしゃい。」
あかりは優しく声をかけた。しかし、光次郎はその声で少し切ない表情になり、
声を出さずに家から出た。
その頃、秋田町のどこかでは・・・・?
桑崎「サンダー・フェイズ。気分がどうだ。」
サンダー・フェイズ「昨夜、強化改造を受けましたが以前と変わらない気がします。」
桑崎「そうか。では、ジャンボ・アップし、この町で実験してみろ。支部長からはもう許可が出ている。」
サンダー・フェイズ「・・・はい。」
サンダー・フェイズは再び雷を身に包み、巨大化する。
光次郎「・・・・・・!あ・・・あれは・・・・!!?」
光次郎は見た・・・・・・。目の前にはまだ遠いが巨大化したサンダー・フェイズがいたのだ。
光次郎「あ・・・・・・あんな遠くから人・・・・いや、巨人がいるの????」
光次郎はあまりの恐怖に体が崩れた。
サンダー・フェイズ「・・・・・・・・・・!!」
サンダー・フェイズは目の前の民家を踏み潰した。さらに手から光線を出して、
町を破壊した。
町の人たちは逃げ出した。そして・・・・・。
光次郎「う・・・・うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
光次郎は泣き叫びながら逃げ出した。サンダー・フェイズが無差別に暴れているからだ。
光次郎「助けて・・・助けて・・・・助けてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
光次郎は恐怖に震えた声で助けを求めた。サンダー・フェイズは破壊を続いてる。
光次郎とは違う方向に桜がいた。
桜「ジャンボ・ロイドが暴れている!SSPに連絡しないと!!」
つづく
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