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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部「ええ・・・。相手は魔族だったわ。」

上川「そう言えば、あの噂のせいかな?最近、

女の人たちが次々と行方不明になっている事について。」

叶野「ああ。だが、日下部隊員の発言のおかげで、

その事件の黒幕も、魔族だと言う事がわかった。」

灰間「そうかよ・・・!あのクソ野郎共。また、

この地球で悪さをしてやがんな・・・。隊長!!

今すぐ、女性たちを浚った魔族たちを探索しましょう!

これ以上の犠牲者が増える前に・・・・!」

大神「ふむ。灰間の言う通り。魔族はまたも、

女性たちを狙うやろう。良し!灰間、叶野、上川は、

ただちに魔族の探索にあたれ!!ただし、殺してはあかん!!

女性たちを連れて去った場所の事を吐かせるんじゃ!!」

灰間、上川、叶野「了解!!!!!」

大神の命令を受けた灰間たちが走ろうとすると。

日下部「待って!!灰間!!」

日下部がそう言うと、灰間は足を止める。

日下部「・・・どうして、私の事を責めないの?」

灰間「こんな時に何、聞いてんだ?」

日下部「だって、私。

あなたの大切な友達を救えなかったのよ!?

むしろ、戦いに巻き込んでしまったと思うわ・・・。

そんな彼女を助ける事ができなかった私に、

どうして何も言わないのよ!?

どうして、罵ったり殴ったり罰を与えようとしたりしないの!!?」

日下部は切なそうにそう言う。日下部は悔しいのだ。

灰間の大切な友人の野口を助けられなかった自分を、

せめて怒らない灰間に対して。日下部はこう思うだろう。

軍人なら、大きな失敗をすれば必ず責められるものであると。

だが、灰間は日下部を責めない。

灰間「・・・・別にお前が悪いってワケじゃねーよ。

悪いのは全部、魔族だろ?

俺がギッタギタにすんのは魔族だけよ。

安心しろよ。野口は必ず俺が助けて見せる。今回の魔族は、

女性だけを襲うだろう。

だから、お前はここにいろ。ここが安全だからな。」

叶野「灰間!!何をしている!!」

灰間「っ!?す、すまん・・・・!」

こうして、灰間たちは司令室から出た。

日下部「・・・・何よ。ここでかっこつけちゃってさ・・・。」

大神「いや。灰間の言う事は正しいぞ。日下部。」

日下部「大神隊長・・・。」

大神「おどれは灰間の友達を一生懸命に守っただろ?」

日下部「でも、助けられませんでした・・・。

私が不甲斐ないせいで・・・。」

大神「確かに、不甲斐ない事もするじゃろう。だが、安心してくれ。

灰間の友達さんは、灰間たちが助けるけ。お前は、

何も責任を感じんで良え。

お前が救えなかった者が救われるんじゃい。」

それに、お前は一人ではない。仲間がいるんど。」

日下部「仲間・・・・ですか。」

大神「うむ。その仲間を信じる事も、

自分の力の一部と思えば良えかも知れんど?」

日下部「そうですか。・・・・・っ。」


野口は今、とても暗い場所で眠っていた。そして、目を覚まそうとした。

野口「う、ううん・・・・。はっ!?こ、ここは・・・・!?」

目覚めた野口が見たのは、何やら恐ろしい光景であった。

自分の周りには、

それぞれすすり泣いている女性たち数人だけであった。

野口「もしかして、ここは檻の中・・・!?」

そう。野口は数人の女性たちと共に檻に閉じ込められていた。

そして、その檻から見える光景を野口は見て、驚いてしまう。

野口「・・・・・っ!!?こ、これは・・・!」

女性A「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

女性B「助けてええええぇぇぇぇぇ!!!えぎゃ!!!」

女性C「んあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女性D「痛いよおおおぉぉぉぉぉ!!!」

多くの女性たちが地獄の責め具を受けて、悲鳴をあげていた。

それぞれ、様々な方法で苦痛を受けている。

そのせいで、少数が死んでしまう。

その女性たちを痛めつけているのは、魔族の男たちであった。

魔族A「ぎゃはははははははははははは!!!!」

魔族B「おらぁ!!!泣け!!喚け!!」

魔族C「ちね!!びゃーか!!このくしょ人間ぎゃ!!!」

魔族D「ちあわちぇええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

野口「な、何ここ・・・!?一体、どうなっているの・・・・!?」

その時、檻の近くに、顔が醜くとても屈強している男が来た。

謎の男「ぐふふふふふ・・・・!!どうよ?新人共。」

野口「あの・・・。ここ、どこですか!?」

謎の男「ここは地獄さ。我ら魔族が、お前ら地球人の女共を、

遊び道具として扱う楽しい地獄よ!

俺はバクゴン!!この地獄の主だ!!」

野口「ま、魔族・・・・!?」

バクゴン「おお。そうだよ!よーく見ておけよ?

てめーらも、いずれああなるんだよ!!今日も俺好みの、

玩具が多いなァ。特にお前が・・・!

ぐははははははは!!!」

バクゴンは野口の頬に触れて、檻から離れていった。

野口「ど、どうしよう・・・!このままじゃ・・・。」

女の子の声「ふえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!」

その時、野口は女の子の泣く声に驚く。そう。

その女の子がすぐ近くにいた。髪は短いが、少し長めであった。

野口(こ、こんな小さな子まで手を出そうとするなんて・・・!

魔族・・・。許せないわ・・・!)

女の子「ひっく・・・!ひっぐ・・・・!っ!?」

野口は女の子の頭を撫でて、優しくこう言う。

野口「もう大丈夫よ。私が助けてあげるから・・・。」

女の子「・・・本当?お姉ちゃん。私を助けてくれるの?」

野口「ええ・・・・。」

他の女性A「無理よ・・・。ここに閉じ込められた以上、

もうどうする事もできないのよ・・・・!」

他の女性B「私たち。

もう魔族に酷い事をされるしか道はないんだよ?」

他の女性C「携帯もとられたし、助けも来てくれないわよ!!」

女の子「そ、そんな・・・・っ!」 女の子がまた泣き出そうとする。

野口「諦めないで!皆!!まだ、助かる道はあるハズです!!

よく考えてみてください!!もしかすると、

この檻から出られるどころか、

この地獄から抜けられるかと思います!!」

他の女性A「どうやって、抜けられるの?」

つづく

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日下部「・・・・ま。良いや。あんたが嬉しそうだから良しとするわ。

・・・・で、野口さんこそ、灰間君の事、どう想っているワケ?」

野口「・・・・・・・っ。」

野口の脳裏に灰間と一緒にいた事を思いだす。

メタシサス事件の後で、灰間と抱き合った事を特に。

野口(もし、あの時の事を喋ったら、

日下部さんどうするのかしら・・・?)

どうやら、野口はそれを語る事ができないらしい。

野口「・・・・灰間君は、私にとって大切な友達なの。」

日下部「友達・・・ねェ。私と一緒みたいね。」

野口「うん・・・。でも、灰間君への想いは・・・・。

多分、私の方が・・・・・。」

日下部「え・・・・?」

野口「とりあえず、BARでの任務の時に・・・。

もし、できたら。それまでに灰間君を守ってほしいの!」

日下部「そう言われても、あいつ。私に守られなくても、

勝手に傷つきながらも戦うんだからね。まっ。

一応、仲間だし守ってやりたいけどね。もちろん、あんたも。」

野口「私も・・・?」

日下部「ええ。あんた。灰間の仲間でしょ?それに、

私たちは人類の平和を守る防衛隊だから、

あんたを含めて、多くの人間を守るために戦っているのよ。」

野口「日下部さん・・・・。」

日下部「だから、あんたは。

私たちの事を信じれば良いのよ・・・。むっ!?」

その時、日下部と野口は前方に何か来る事に気づき、

歩を止める。そこには、白い煙に満ちていて、

そこから複数の男たちが歩いていた。

複数の男たち「ひっひっひっひっひっひっひっ・・・・!!」

野口「・・・・っ!?」 野口はその男たちに恐怖を感じる。

日下部「何なのよ!?あんたたちは!!」

男A「ちょっと、俺らのところに来いや・・・!」

男B「お前らに気持ちの良い事をさせちぇやるよォ。」

野口「気持ちの良い事・・・!?」

日下部「騙されないわ!どうせ、悪い事に決まっているわ!!」

男C「あぁ?この偉大なる魔族が、

せっかく友好的に誘おうとしてんだぞ!?」

日下部「あんたたち魔族なんて絶対に信用しないわ!!」

男A「やはり、BAR隊員はそう甘くないと言うワケだな。

かかれ!!!」

男Aがそう言うと、複数の男たちが日下部と野口に襲いかかる。

男たち「があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

日下部「野口!!さがりなさい!!」 野口「は、はい・・・!」

日下部が迫る男たちの一人をいきなりパンチで倒す。

日下部「ふん!!!」 魔族B「ゆっ!?」

魔族C「ゆんやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

魔族Cが日下部に殴りかかる。

だが、日下部は平手でその拳を止めとめる。

日下部「ふっ・・・!てやぁ!!!」

日下部はハイキックで魔族Bを蹴り倒す。

日下部「言っておくけど、あんたたちを倒すために、

日々特訓をしていたのよ!

格闘ではあんたたちより上にいってるつもりよ!!」

魔族D「野郎・・・・!!」 魔族Dが鉄棒で殴りかかる。

日下部「はっ!!!」 日下部は素早いパンチで魔族Dを倒す。

魔族D「うわっ!!?」 

そして、日下部はその鉄棒を手にとり、武器とする。

日下部「はああぁぁ!!てい!!とう!!むん!!」

日下部はその鉄棒で3人の魔族を素早く倒す。

魔族E「ぎいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

魔族Eがナイフで斬りかかると、日下部は鉄棒でガードする。

日下部「ぐ・・・っ!このおおぉぉぉ!!」

日下部はキックで魔族Eを倒す。

続いて、魔族Fもすぐに倒した。

日下部「はああああぁぁぁぁぁ!!!」

魔族F「ゆべえええぇぇぇぇ!!!」 

その時、野口の悲鳴が聞こえる。

野口「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

日下部「っ!?野口・・・!!あっ!!」

その時、

日下部は野口が二人の魔族に捕まっているところを見た。

魔族G「せめて、この女だけでも、貰い受けていくぞ!!」

野口「い、いやぁ・・・・!」

日下部「させるかあああぁぁぁぁぁぁ!!!」

日下部は野口を助けようと走るが、

後ろから魔族がパイプで殴りつける。

魔族H「うらあああぁぁぁぁぁ!!!」 日下部「がっ!?」

頭を殴られた日下部は倒れる。そして、

残った魔族たちが野口を連れて、

白い煙の中に逃げる。

日下部「野口さああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

そして、野口は魔族たちに連れ去られ、

共に煙の中に入り、その煙が消えてしまった。


BAR基地の司令室に来た日下部の話を聞いた灰間は驚く。

灰間「何!!?野口が浚われた!!?」

つづく

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ある薄暗い場所で、多くの悲鳴が聞こえている。

悲鳴A「きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

悲鳴B「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

悲鳴C「ひぎいいいいぃぃぃぃぃ!!!!」

それは、全て女性の声であった。まるで、

物凄い苦痛を受けているかのようであった。

ここでは、謎の男たちの集団が多くの女性たちを、

様々な方法で痛めつけているのだ。

男たちはそれを行って不気味に笑っていたのだ。

まるでここは、地獄であるかのようだ。


秋田学園では、日下部が自分のクラスで授業をしていた。

日下部(今回のテストも、間もなくクリアね。あとは、

何かの事件を待つのみ・・・だわ。)

日下部はこのテストを終わらせているそうだ。

実は勉強がとても得意であるようだ。そして、

授業の時間が終わり、自由時間となった。その時。

複数の女子生徒たちの会話が聞こえる。

女子生徒A「ねェ。聞いた?女の人が次々と蒸発しているって。」

女子生徒B「聞いた聞いた。何か怖いわね。

一体、何であんな事が起きたのかしら?」

日下部「どうしたの?皆。」

日下部が会話をしている女子生徒たちに近づいて、そう聞く。

女子生徒A「あ。日下部さん。聞いてよ。

最近、女の人たちが行方不明になっているそうだよ?」

日下部「行方不明に・・・・!?」

日下部はそれを聞いて、少し驚く。

女子生徒C「・・・・あ!そうだ!!そう言えば、複数の男性が、

少数の女子大生たちを捕まえているところを見たわ!!」

女子生徒A「え!?マジ!!?」

日下部「その男性たちは一体、何なの!?」

女子生徒C「詳しい事はわからないよ。だって、

急に起きた出来事だし・・・。

一体、どこへ連れ去ったのやら・・・。」

日下部「複数の男性たち・・・。蒸発した女性たち・・・。

もしかして、既に新しい事件が!?」


ウルトラマンティアーズ第44話・破られ

拷問魔獣・バクゴン登場


学園の廊下を歩く日下部の前に、野口が来た。

野口「・・・・あ!日下部さん。」

日下部「あら?野口さん。どうしたの?」

野口「下校時間だから、帰ろうとしたの。日下部さんは?」

日下部「悪いけど、これからBARに行こうと思うわ。」

野口「そう・・・。灰間君と一緒ね。」

日下部「あいつもBARのところへ行ったの?」

野口「うん・・・。珍しく、

早く行こうと私たちから先に離れてね・・・。」


秋田町の道路を歩く野口と日下部。

野口「・・・・な、何か珍しいね。私とあなたで一緒に歩くなんて。」

日下部「そうねェ。・・・って、

何であんたが私と一緒に歩いているのよ?」

野口「だって、ここが帰り道だから・・・。」

日下部「そう・・・。」

野口「それに、最近、女性が次々と蒸発している噂があるから、

何か一人で帰るの心細いし・・・。」

日下部「確かに、そんな噂は聞いたわ。しょうがないわね。

今だけ守ってあげるから。ただし、あなたが家に帰るまでね。」

野口「ありがとう。日下部さん。」

そして、日下部と野口は一緒にゆっくりと歩いていた。

しばらくすると、野口がこう言いだす。

野口「・・・・灰間君の事、どう想っている?」

日下部「灰間?うーん。あいつは結構、頑張っているし。

結構、頼れる仲間だと思うわ。ただの仲間だと思うわ。」

野口「そう・・・。」

日下部「何をほっとした感じになっているの?」

野口「ううん。何でもないわ。」

つづく

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ユミとミクスを襲おうとするスピード自慢のデグスが、

白熊の子供たちに牙を剥く。バンジョーとカズーイなき、

この聖なる山の戦いがさらに熱くなっていくのか。

次回、【鬼畜なり政府の軍人】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしかた。バンカズファースト第53話。

今回はテルとミルが復活して政府の軍人と戦う回でした。

その相手はチェリアで人間の女性キャラです。

もちろん、オリキャラです。あと、

デグスと言う人間の男もオリキャラにございます。

バンジョーとカズーイが謎のトンネルに吸い込まれて消えるシーンが、

ありましたが、

実はあの完結したオリトラマンの小説である、

ウルトラマンクリスタルの第42話に登場した、

ラグロム星人が作った時空のトンネルで、

そのトンネルでクリスタルがいる時代に飛ばされたワケです。

その第42話とのリンクを描きたくて、

あのシーンを描いたのです。はい(

従って、次回はバンジョーとカズーイの出番はありません。

次回はユミ&ミクスが白熊の子供たちを守るために戦います。

それでは。

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チェリア「く・・・・っ!?むっ!?」

チェリアは今度はミルが迫る事に気づき、剣を構える。

ミル「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

チェリア「ぬあああぁぁぁぁ!!!」

チェリアはそんなミルを斬ろうと、剣を振るうが。

ミルはジャンプでこれを避ける。

完全なパワーでジャンプ力も高めたのだ。

ミル「でやああぁぁぁぁぁ!!!」

ミルは光る手刀でチェリアを攻撃した。まるで斬撃みたいだ。

チェリア「ぐああああぁぁぁぁぁ!!!?」

攻撃を受けたチェリアは倒れそうな感じで苦しむ。

テル「まだまだあああぁぁぁぁ!!!」

テルはひるんだチェリアを連続で殴る。そして、最後は1発蹴る。

チェリア「うっ!!ぐふ!?くっ!!うぁ!!

があああぁぁぁぁ!!?」

チェリアはさがり、テルとミルから離れる。

ボトルズ「やはり、完全なパワーを持つ二人は強い・・・!」

チェリア「ぐぅ・・・!!お前たちごときに・・・・!!

お前たちごときにいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

チェリアは怒り心頭にテルとミルに斬りかかる。だが。

ミル「・・・・はっ!!!」

ミルはチェリアに向かって左手を向く。すると、

巨大なエネルギーの塊がチェリアを包み、物凄い苦痛を与える。

チェリア「きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

エネルギーの塊が消えて、チェリアはまた倒れそうになる。

兵士A「チェリア軍曹!!!」

兵士B「くそぅ・・・!!軍曹を援護するぞ!!!」

多くの兵士たちがチュリアを助けようと、テルとミルに銃を構える。

チェリア「手出し無用!!ここは私一人で十分!!」

兵士C「ですが、その身体では・・・・!」

チェリア「こんなクズ共との戦いに、

お前たちを犠牲にするワケにはいかないわ。

こいつらなんか私一人で倒せる・・・!安心なさい。」

ミル「・・・何かなめられているわね。私たち。」

テル「この女。ムカツクぜ。」

チェリア「もし、万が一の事があったら、逃げるんだ。そして、

ダンク准尉とその仲間たちに、こいつらが拠点を攻める事を伝えろ!

もっとも、私がこいつらに負ければの話だけどね・・・。

けど、負けないわよ!」

チェリアは再び剣を構える。そして、走り出す。

テル「むっ!?」 ミル「速い!?」

チェリアはすぐにテルとミルに急接近する。そして、斬りかかる。

チェリア「たああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

テルとミル「わあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

チェリアの剣に弾き飛ばされるテルとミルは倒れるが、

すぐに立ち上がる。

ミル「どうやら、こいつも本気になったワケね・・・!!」

テル「たかが人間の女に・・・・!」

ボトルズ「でも、君たちも人間でしょ?」

ボトルズがテルとミルにそう言うと、テルが怒り出す。

テル「何だと!!?」 チェリア「よそ見するなァ!!!」

チェリアは素早くテルを斬る。テルは攻撃を受けてしまう。

テル「が・・・・っ!!?」 ミル「テル!!このォ!!!」

ミルはチェリアに迫る。だが、チェリアは剣でミルの体を貫く。

ミル「くああぁぁぁぁっ!!!」

チェリア「どうだ!?やはり、こいつらなど私一人で倒せるのさ!!」

テルとミルが倒れると、チェリアは笑顔でそう言う。だが、

テルとミルはゆっくりと立ち上がった。

身体から湧き出る光のエネルギーと共に。

ミル「いったたたた・・・・!何よ?

今の攻撃。ダメージが少しだけじゃない。」

チェリア「ば、馬鹿な・・・・!?思い切り斬ったハズなのに・・・!

普通の人間なら、普通に・・・・!」

テル「完全な光のエネルギーによって、これくらいの傷など、

少しだけなら消えるのさ。

光のエネルギーが常に俺たちを守ってくれるさ!」

チェリア「くそ・・・!!おのれえええぇぇぇぇぇ!!!!」

チェリアはぶち切れて、テルとミルに斬りかかる。

テルとミル「ストレンジシールド!!!!!」

テルとミルは同時に手を前に向け、そこから光の壁が現れる。

チェリア「ふああああぁぁぁぁぁ!!!」

チェリアの剣が光の壁にぶつかる。

テルとミルは光の壁に守られているのだ。

テルとミル「ふん!!!」

そして、光の壁が急に散り、チェリアを弾き飛ばす。

チェリア「うわっ!!?」

ボトルズ「す、凄い・・・・!!こんな技もできるなんて・・・・!」

チェリア「まだだ・・・!まだ負けるかああああぁぁぁぁぁ!!!」

チェリアは再び斬りかかろうと走る。

テル「こりねークソ女だな!!おい!!ずあああぁぁぁぁ!!!」

テルは右手から光のボールを出し、それでチェリアを攻撃する。

チェリア「て、手から光のボールが・・・!?うあ!!」

チェリアは光のボールを直接、受けてしまう。

チェリア「ぐううぅぅぅ・・・!!こ、このおぉぉ!!」

自分の身体を打った光のボールが消え、

チェリアがまた走る。そこに。

ミル「これでもくらいなさい!!ええええぇぇぇぇぇい!!!!」

ミルは光のヤリでチェリアの体を突き刺す。

チェリア「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

マンボ「勝負、あった。政府の部隊、負ける。」

チェリア「な、何故だ・・・!?何故、私と同じ人間が・・・!

人間がこんな力を持っている・・・!?

どうやって、手に入れたのだ!!?」

ミル「うーん。悪いけど、教えるつもりはないわ。」

テル「お前たち政府に俺たちの秘密はやらん。」

チェリア「な、何ですってええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

チェリアは怒って斬りかかろうと走る。そして。

テル「そろそろくたばれよ・・・・!!」

そして、テルとミルはそれぞれの手を物凄く光らせる。そして。

テルとミル「ストレンジガトリング!!!!!」

テルよミルは今までより数倍の威力を持つ、

ストレンジガトリングでチェリアを攻撃。

チェリア「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

チェリアは無数の光の弾を受けて、血を吐いて倒れる。ついに、

テルとミルはチェリアを倒したのだ。

もはや、立ち上がる事はできないだろう。

兵士たち「チェリア軍曹!!!!」

兵士たちが倒れたチェリアに駆け寄る。

そして、チェリアは小さな声で言う。

チェリア「に、逃げなさい・・・!お前たちでは勝てない・・・・。」

そして、兵士たちはジープに乗り込んで、逃げ出そうとした。

複数の兵士が倒れたチェリアを1台のジープに乗せる。

兵士「覚えておれ!!クラッシャー!!次は勝つぞ!!!」

こうして、政府の部隊は逃げ去った。

ボトルズ「か、勝った・・・!政府の部隊に・・・。」

ミル「急ぐわよ。早くエゥーラたちを助けないと。」

テル「そうだ。政府ごときに、

クラッシャーの戦力を失わせるワケにはいかん。

あの偽善者共のせいで、

俺たちの戦力を減らすワケにはいかねーんだ・・・!」

クラッシャーの戦士「そうだ。

あの偽善者共に俺たちの全てを理解していない。

理解しようともしていない。

勝手に俺たちの事を、犯罪者扱いしやがって。」

ボトルズ「でも、政府の人たちは皆、

正しい事をしているハズですが・・・。」

テル「正しいだと!?世の中にそんなに甘くはないんだぜ!?

政府の奴らは、自分たちの事しか考えない鬼畜共さ・・・!」

ミル「そうよ。奴らは自分にとって良い都合になるためなら、

他人の都合を悪くしてしまう法律も作ってしまうのよ。

その法律を憎んで、

私たちクラッシャーに入った者も多く存在するわ。」

マンボ「そして、クラッシャー。お前たち。

自分たちだけ、正しいと思っている。

だが、実際にお前たち、正しい組織ではない。」

テル「・・・・何が言いたい?」

マンボ「お前たちクラッシャーの目的。グランティを倒す。

そして、正しい行い、ほとんどしない。つまり、

お前たちクラッシャーも偽善者の集まり・・・!」

テル「てめェ・・・!!この骸骨が!!」

テルがマンボに殴りかかる。それをミルが止める。

ミル「やめなさい。テル。確かに、

私たちも偽善者かも知れないわ。」

テル「だが、ミル。俺たちは政府と違う方向で・・・。」

ミル「・・・人は、本当の正しい行いが何なのかわからないのよ。

それより、早く救出に行きましょ。新たな敵が来る前に・・・。」

ボトルズ「そうですね。急ぎましょう。恐らく、

チェリアの部隊が逃げ去った跡を辿れば・・・・。」

テル「政府の拠点が見つかるワケか・・・!」

こうして、ボトルズたちはエゥーラを救出するための行動を続けた。

だが、

この後に起こる大激戦の予感を誰も感じ取る事ができなかった。


そして、白熊たちの住むかまくらの村。その村に住んでいる、

白熊たちは今でも平和に暮らしている。だが、

その平和が敗れる事を誰も予想していなかった。

彼らは気づいていないのだ。近くにその平和を破る者がいる事に。

村から離れたところ。そこには、複数のジープがあった。

そう。政府の戦士であるデグスとその手下の兵士たちが来たのだ。

デグスが1台のジープに、

一つのランチャーを取り付けている兵士にこう言う。

デグス「砲撃の準備はできたな?」

兵士「はっ!いつでも撃てます・・・!」

デグス「うむ。この山の者たちからの、

信頼を失うなとダンク様がおっしゃったからなァ・・・。

だが、俺はこの山の連中の事を信頼しちゃいねェ・・・!

あの村の中に、あのブレンティの女がいる!!俺らの目的は、

その女を狩る事だ!!あの女を倒すためなら、

あの村の連中をも秘密裏に巻き込む!!

撃てえええぇぇぇぇぇ!!!」

デグスがそう叫ぶと、

ランチャーから複数のミサイルが発射される。

そのミサイルが白熊たちのかまくらの家を複数襲う。

そして、複数のかまくらの家が爆発してしまう。

白熊たちはこれに恐怖して逃げ惑う。

デグス「はははははははははははは!!もっと撃てェ!!

クラッシャーなどと言う間違った正義などぶっ殺せ!!!

つーか、クラッシャーなど正義ではなく、

悪そのものだがなァ!!

わははははははははははははははははははは!!!!!」

デグスは大笑いをし、

ランチャーから次々とミサイルが発射され続ける。

エゥーラとセイリーを救出するために動き出したボトルズたちに、

襲いかかる政府の女戦士チェリアを、テルとミルのコンビが、

見事に打ち倒しました。

ですが、もう一人の政府の戦士の一人、

デグスがユミを抹殺するために動きだし、

平和に住んでいる白熊たちを巻き込みました。このままでは、

白熊たちが危ない。そして、

謎のトンネルに吸い込まれたバンジョーとカズーイも、

この聖なる山から消えてしまいました。二人は、

一体どこへ去ってしまったのでしょうか。そして、

この山に戻る事が無事にできるでしょうか。

この聖なる山での戦いはまだまだ続くのです。

次回につづく

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