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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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叶野と上川「了解!!!」

叶野と上川は大神と共に出撃するために走った。

野口「・・・日下部さん・・・・。」

日下部「何よ?・・・私が同じ隊員の心配をして悪い?

何で、私なのか知りたいかしら?」

野口は切なそうにゆっくりと頷く。

日下部「・・・・・言いたくないから、言わなかったけど。

私・・・・。灰間の事が好きなのよ。」

日下部の発言に誰も驚かない。

まるで、全て知っているように。

野口「・・・・知ってます。その事はもう・・・・。」

日下部「けど、あんたも灰間の事、好きなんでしょう?」

野口「・・・・・・はい。」

日下部「その灰間が好きなら、どうしてあいつが、

ティアーズに変身するところを、

止めなかったの!!?」

野口「え・・・!?」 野口は日下部の怒声に驚く。

日下部「あんたが止めてくれたら、今頃、

こんな事にはならなかったのよ!?もし、

死んでしまったどうするってのよ!?」

日下部は涙を流しながら叫んだ。

鉄郎「落ち着きたまえ。息子はミラクルマンなのだ。

彼がまだ死ぬワケがない。死んではいかんのだ!」

美由紀「それに、

翔はあなたたちを守りたいために・・・・。

もし、翔がティアーズにならなかったら、

今頃学校は壊れたかも知れないし・・・。」

日下部「・・・・・っ!ごめんなさい・・・。

でも、灰間のお父さん。

どうして、あんなペンダントを渡したのですか!?」

徳丸「・・・そうだ。僕も思っていたんだ。何で、

灰間がペンダントで、

ティアーズに変身できるかって・・・。」

森下「お願い。教えてください・・・。」

鉄郎「・・・私があのペンダントを発掘した途端、

魔族の襲撃を受けてな。

ある老人と共に逃げ込み、

息子に形見として与えた。

だが、本当の理由は別にある。」

野口「本当の理由・・・?何ですか。それは。」

鉄郎「・・・・あの老人が教えてくれたんだ。

それは、翔が太古の勇者、

ナルドに選ばれた存在だからさ。」

野口たち「え・・・・・っ!!?」


夜の街を地獄の炎に満たす2匹の魔獣。それは、

リムズンとエルミニアである。

リムズン「ビエエエエエェェェェェェン!!!!」

エルミニア「ゴガアアアアアァァァァァァ!!!!!」

リムズンとエルミニアは傍若無人に暴れ回り、

ビルを壊し続け、人々を踏み殺し続けた。そして、

それぞれ口からの光線を吐いて、

破壊する事もあった。

自衛隊の戦車部隊と戦闘機部隊が迎撃しているが、

リムズンとエルミニアには全く通用しない。

そして、2匹は光線で、

自衛隊の兵器を次々と破壊していった。

リムズン「ユンヤアアアァァァァァァ!!!」

エルミニア「ギエエエエェェェェェェ!!!」

夜の上空からダークロイアが、

2匹の活躍を見ていた。

ダークロイア『ウルトラマンティアーズハモチロン、

人類ノ持ツ科学ナド我々ヲ倒ス事ハデキヌ。

我々ハ無敵ダ。

サァ。守護魔獣タチヨ!思ウ存分ニ暴レルガ良イ!!

フハハハハハハハハハハハハ!!!!!』

そこに、バルワンダーDXが飛んで来た。

大神、叶野、上川が操縦している。

大神「これ以上、魔獣共に好きにはさせんき!!

攻撃開始!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンで、

リムズンとエルミニアを攻撃する。

リムズン「ギャアアアアァァァァァァン!!!!!」

エルミニア「ウオオオオォォォォォォォ!!!」

DXがレーザーバルカンを連射し続ける。

対する2匹は、

光線で迎撃するが、避けていく。

電気ビームで2匹を攻撃する。

大神「もっと電撃を強くするんじゃぃ!!!」

エルミニア「グアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

エルミニアは眼から、と言うか5つの瞳から、

無数のレーザーを連射し始めた。

それも、とても広い範囲で。

その多くのレーザーで次々とビルが破壊されていく。

バルワンダーDXはこれを必死に避けている。しかし、

少数が命中してしまう。

上川「うわっ!!避け切れない・・・!」

叶野「だが、できるだけ避け続けるんだ!!

その方がダメージは少ない!!」

リムズン「エエエエエェェェェェェェェン!!!!!!」

リムズンは5つの目から5つの光弾を発射した。

その光弾がバルワンダーDXに向かっていく。

大神「避けろ!!!」

DXは避けるように飛んだ。だが、

5つの光弾がDXを追跡するように動いていく。

上川「光弾が追っていきます!!」

叶野「いわゆるホーミングタイプか!!」

DXは逃げるように飛びまわる。しかし、

5つの光弾がDXを追い続ける。そして、ついに。

全ての光弾がバルワンダーDXに命中してしまう。

それにより、DXの機体が爆発してしまう。

上川「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!??」

叶野「機体の半分が損傷!!

システムも複数ダウンしました!!」

大神「おどれェ・・・!!一旦、退却じゃ!!!」

つづく

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ウルトラマンティアーズ  最終話・また会う時まで。

超悪魔・ダークロイア
赤色守護魔獣・リムズン
青色守護魔獣・エルミニア
ウルトラマンクリスタル
登場


これまで何度も魔星からの侵略者から、

人類を守り続けたウルトラマンティアーズ。しかし、

そのティアーズを倒してしまった強敵が現れる。

それは、魔族が最後に送り込んだ超悪魔、

ダークロイアです。ダークロイアは、

2匹の守護魔獣を使い、ティアーズとBARを、

苦戦させた。奴らの猛攻にティアーズは、

変身者である灰間翔の姿に戻って倒れた。

ダークロイアと守護魔獣はこのまま一気に、

この星を支配するつもりだ。もはや人類に、

未来はないのか。立ってくれ。灰間。

この地球を守れるのはお前しかいないのだ。

BAR基地のメディカルセンターで、

日下部たちBAR隊員たちや、

野口たち灰間の友達が、手術室の前にいた。

そう。灰間は今、その部屋で治療を受けているのだ。

緒川「・・・・皆。安心して。

灰間君は必ず生き返るわ。きっと・・・。」

野口「そうですか・・・。ありがとうございます。」

徳丸「・・・・でも、まだ信じられないよ。

灰間君がティアーズだったなんて・・・!」

森下「そうだよ。何で翔ちゃんが、

ティアーズに変身できちゃうの?」

野口「・・・・福崎君から聞いたけど、

灰間君は姫君の涙と言うペンダントで、

変身できると聞くわ。」

日下部「たかがペンダントだけで変身するなんて・・・!

福崎め・・・。あんな捻くれ者の言う事、

信じているワケ!?あいつの言ってる事は、

ほとんどが冗談・・・・!!」

鉄郎の声「姫君の涙なら、それが可能だ。」

野口たち「・・・・・・っ!?」

野口たちは近くに、鉄郎と美由紀が来た事に驚く。

大神「・・・灰間君のお父さんとお母さんですかぃ?」

野口「あのペンダントの事、知ってるのですか!?」

鉄郎「・・・・何故、息子の翔がウルトラマンティアーズに、

なれるのか、そのワケを語りましょう。灰間がティアーズに、

変身するためのアイテム、ウルティメイトペンダント。

別名、姫君の涙は太古の時代で造られていました。

その時代の地球に、

魔族と魔獣の軍勢が侵略して来ました。

その地球のとある国では、錬金術によって造られた、

不思議なペンダントがありました。姫君が、

勇者を守りたいと言う想いから出た涙が、

そのペンダントに宿り、そのペンダントが姫君の涙と、

なりました。そのペンダントを得た勇者が、

最初のウルトラマンティアーズとなり、

魔獣軍団を追い払いました・・・・。」

上川「何か・・・昔話みたいですね・・・。」

叶野「しかも、ティアーズに変身したのが、

灰間だけではなく、大昔に変身した者がいたとは・・・。」

鉄郎「ペンダントは勇者と姫君が寿命で死しても、

ある遺跡に残して存在させました。

再び現れる魔獣たちに、

立ち向かわん新たな勇者が現れる事を信じて・・・。」

大神「その新たな勇者が灰間と言うワケですね?」

鉄郎「・・・・そうです。」

美由紀「あなた・・・。まさか、あのウルトラマンが、

私とあなたの息子であったなんて・・・・。

今でもありえないと思っている・・・・・っ!」

鉄郎「妻よ・・・。これは真実なのだ。

受け入れなければならんのだ・・・。」

日下部「・・・じゃあ、ウルトラマンティアーズの、

正体は・・・本当に灰間だったのね・・・・。」

その時、緊急指令のサイレンが鳴り出した。

男性の声『東京都内で魔獣軍団出現!!繰り返す!

東京都内で魔獣軍団出現!!

BARはただちに出撃せよ!!』

大神「超悪魔共が来よったか・・・・!!

我々はただちに出撃する!!灰間の仇じゃぃ!

日下部!お前わどうする!?」

日下部「・・・・残ります。」

大神「うむ・・・。では、叶野!上川!行くど!!」

つづく

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倒されたフォーサはバンジョーたちに、

インフェロンの基地への行き先を教える。そして、

ビランもその基地へと突入した。

次回、【プレゼント工場へ向かえ!】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第62話。

今回はフォーサとパーシィと戦うだけの話でした。

パーシィの出番はこれで終了です。

フォーサはインフェロン部隊の戦士であるセイウチですが、

特殊能力も何もないですが、パワーだけが強い感じにしました。

フォーサについては、

次回で生き残っているか死んでいるかで考え中です(

今回もくちばしミサイルでとどめを刺しました^^;

そろそろフローズンズンやま編を、

終了させないといけませんね・・・。何だか、

このステージでの話、グダグダすぎるって感じ(

ウォーザにバンジョーとカズーイと勝手に戦わせました。

すみません。まあ、

熊が嫌いですし、こんな事もありうるかも知れません。

次回はインフェロンのアジトへ突入する回です。

それでは。

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バンジョー「く・・・・っ!彼は仮にもジグソーをくれた!

そして、セイウチたちを守るために、

戦った優しいセイウチなんだ。

そんな良いセイウチさんに攻撃するなんて・・・っ!」

ウォーザ「おらああぁぁぁ!!」

ウォーザは足でバンジョーを打撃する。

バンジョー「うあ!?」

カズーイ「バンジョー!!!」

フォーサ「待て!ウォーザ!

グランティではないお前が戦う必要などない!!」

ウォーザ「・・・でも、僕も住み処を守るために、

この熊に復讐するために、

特訓して強くなったんだ!!」

ウォーザはまた足でバンジョーを打撃する。

バンジョー「ぐわっ!?」

クリグミ「あのセイウチさん。

グランティに入ってないのに、

どうして、熊さんと鳥さんと戦っているの?」

カズサ「友達を守りたいからよ。フォーサと言う友達を。

その友達を守りたいと言う想いが、

バンジョーと戦わせているの。」

ウォーザ「でええぇぇぇい!!!」

ウォーザは頭突きしようとする。

だが、カズーイが嘴で迎撃する。

カズーイ「ふううぅぅぅん!!」

ウォーザ「うわああぁぁぁ・・・・っ!!?」

ウォーザは倒れてしまう。

フォーサ「ウォーザ!!!」

バンジョー「カズーイ!?」

カズーイ「馬鹿!!いくら一般のセイウチだからって、

そいつに殺されたらどうするってのよ!?

チューティを助けるんじゃなかったの!!?」

バンジョー「そうだ・・・!

僕はチューティを助けるために、

この聖なる山でやるべき事をやらなきゃいけない!!」

フォーサ「よくもウォーザをおおおぉぉぉぉ!!!!」

フォーサは怒りと共にバンジョーとカズーイに迫る。

フォーサは頭突きでバンジョーとカズーイを打撃する。

バンジョー「うわあああぁぁぁ!!?」

フォーサ「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

フォーサは足でバンジョーを連続打撃をした。

バンジョー「ぐ・・・ああぁぁ!!ぐえ!!」

そして、最後の1発がバンジョーを殴り飛ばす。

バンジョー「うああああぁぁぁぁぁ!!?」

バンジョーは倒れるが、

ゆっくり立ち上がろうとする。

ウォーザ「フォーサ・・・!やっぱり君は強いや。

君ならきっと、

この悪魔のような熊を倒してくれる・・・。」

フラエ「ふん。この熊と鳥が死んでも、

俺らが残っているのに。愚かな奴だ・・・。」

ガンズ「我々が総攻撃を行えば、すぐに終わるものだ。」

フォーサ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

フォーサは2本の牙でバンジョーを襲う。しかし。

カズーイ「カズーイダッシュ!!!!」

カズーイは自身の足を地面に付け、

物凄いスピードで走る。

これにより、フォーサの攻撃は避けられる。そして、

カズーイが自身の足をリュックの中に入れ、

バンジョーが立ち上がる。

カズーイ「奴の牙は凶悪よ!

もう一度受ければ危ないわ!!」

フォーサ「とああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

フォーサはまたも2本の牙でバンジョーに迫る。

バンジョー「・・・・っ!フォーサ!!

もうこの戦いを終わらせて、

グランティを辞めるんだ!!!

そして、ウォーザと一緒に、

この山で静かに暮らしてくれ!!」

フォーサ「グランティは俺に残された雄一の道だ!!

今更、グランティを抜けられるかああぁぁぁぁ!!!」

フォーサの牙がバンジョーに迫る。

プルレス「バンジョーさん!!早く避けて!!!」

バンジョー「・・・・仕方がない。

なら、戦う力だけでも!

はああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バンジョーはハイキックを繰りだし、

フォーサの2本の牙を砕いた。

フォーサ「ぐええええええぇぇぇぇぇぇ!!!??」

フォーサは牙を破壊され、痛がった。

ウォーザ「フォーサあああぁぁぁぁ!!!?」

バンジョー「さァ!!グランティを辞めるんだ!!

君はこの山でウォーザと一緒に暮らすべきだ!」

フォーサ「確かに、

俺はウォーザと一緒に暮らしたい・・・!」

バンジョー「だったら・・・・!」

フォーサ「しかし、今のセイウチの住み処ではとても、

平和に暮らせるワケがない・・・!!だからこそ、

俺はグランティで住み処の皆が幸せになれる程の、

金と食料を集めなければならないのだ!!!」

そこに、カズサが少しだけ歩いて、こう言う。

カズサ「その住み処のセイウチたちなら、

私たちが何とかしてあげるわ。

そして、あなたにも・・・。

私たち村の者たちが、あなたたちを助けてあげる。」

ウォーザ「どうやってだよ・・・・!?」

カズサ「金と食料は少しずつ分けてあげる。」

ウォーザ「それが足りないって言ってるんだろ!?

それに、政府の奴らのせいで、

住み処は崩壊寸前なんだぞ!!

今更少しずつだけだなんて、

僕たちが幸せになれるもんか!!!」

カズーイ「いい加減になさい!!この愚か者!!!」

ウォーザ「・・・・・・っ!?」

カズーイ「住む場所が壊れかけたからって何!?

そんなの、すぐに復興すれば良いじゃない!!

少しずつ貰うってのも、

悪くないと思うわよ!正直!!」

バンジョー「フォーサ・・・・。

君の本当の望みは何だぃ?

グランティの一員として争い続ける事か?」

フォーサ「・・・・・俺は、ウォーザと一緒に暮らしたい。」

ウォーザ「フォーサ・・・・。」

フォーサ「しかし、

グランティの一員を辞めたくない!!

俺は、グランティから貰った、

多くの報酬をウォーザたちに分けるんだ!

それに、グランティを辞めた者は、

裏切り者として殺されるんだぞ!?

もし、俺がグランティを裏切ったら、

ウォーザたち住み処の奴らが、

虐殺されてしまう恐れがある・・・・!!」

ウォーザ「フォーサ・・・。僕らのためにそこまで・・・・。」

カズーイ「・・・・じゃあ、

グランティを辞めるつもりはないのね?」

フォーサ「そうだ。俺はグランティなんだ。例え、

戦えなくても、

襲う事ならできるううぅぅぅぅ!!!」

フォーサはそう言うと、

カズサに近づくために走った。

カズサ「・・・・・っ!!?」

フラエ「人間の女を狙う気か!?」

マンボ「奴め。カズサ、人質に取るつもりだ。」

バンジョー「フォーサ!!!!!」

カズーイ「させるかああぁぁぁぁ!!!」

バンジョーとカズーイは空を飛んだ。

バンジョーとカズーイ「くちばしミサイル!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしミサイルで、

カズサに迫るフォーサを襲う。

だが、ウォーザがそのフォーサを守ろうとする。

ウォーザ「止めろおおおぉぉぉぉぉ!!!!

フォーサの邪魔をするなああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ウォーザがフォーサの盾になろうとする。だが。

くちばしミサイルがフォーサに見事ヒットした。

フォーサ「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

フォーサはカズサから離れたところへ倒れた。

ウォーザ「え・・・・・・・。」

ウォーザは後ろの方を見る。

そこに、フォーサが倒れていた。

ウォーザ「フォーサああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ついにバンジョーとカズーイのくちばしミサイルが、

ウォーザの親友にして、インフェロン部隊の戦士、

フォーサを倒しました。

そのフォーサが倒れたところを見た、

ウォーザは悲しみの叫びをしました。

果たして、フォーサは生きていて、

グランティを辞める事ができるでしょうか。

ウォーザと共に平和に暮らすために。

ですが、後に、

この聖なる山で大いなる事件が起きる事を、

まだ誰も知る余地もありませんでした。

次回につづく

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ウォーザ「どうしてグランティに入ったの!?

何でそれを教えてくれなかったの!!?」

フォーサ「・・・・ある理由があってな。」

ウォーザ「ある理由?」

パーシィ「ふん!グランティに入った奴が、

どんな理由を話そうと、俺らの正義に裁かれる事に、

変わりはないんだよ!俺ら政府の軍人はお前ら悪に、

同情する事が大嫌いなんだよ!!」

ウォーザ「五月蠅い!!フォーサは悪なんかじゃない!!

フォーサは僕の友達だ!!

フォーサは善良なセイウチなんだ!!!」

ウォーザの目から一粒の涙が出る。

フォーサ「・・・・悪いな。ウォーザ。

俺はもう善良じゃないんだ。」

ウォーザ「な、何を言っているんだぃ?フォーサ・・・。」

フォーク「俺さ・・・。この世界の事が嫌いになったんだよ。

10年前、俺もお前と同じように、

デスブラザーに家族を殺されたんだ。

俺たちだけじゃない。

多くのセイウチの子供たちまでもが・・・!

だが、世間は・・・人間共は、

俺たちを助けてくれなかった。

世間は俺たちセイウチなど無視しているのだ!!」

カズサ「・・・・っ!知ってたわ。セイウチ族に、

そんな事があった事を・・・・。」

パーシィ「まあ。所詮、動物だし。うん。

普通の動物が人間様に、

歯向かわない方が良いと思うよ?」

フォーク「そして、俺たちセイウチ族は、

大勢の金を失い、貧乏となっていた。俺は金を求めて、

人間たちの住む村へ行こうとした。その時に、

グランティの使者に出会い、

俺をその組織に入れたのだ。」

ウォーザ「それが・・・3年間も、

この山にいなかった理由?」

フォーサ「ああ・・・・。」

カズーイ「で、グランティに入る事で、

金を多く手に入れようとしたワケね。」

バンジョー「でも、それは間違っていると思う。

セイウチ族を救いたいのはわかるけど、

グランティに入ってまで、

金のために争うなんて・・・!」

フォーサ「五月蠅い!!!!!」

バンジョーとカズーイ「・・・・っ!?」

フォーサ「何故、俺たちセイウチ族を助けない・・・!

何故、俺たちから金を奪う!!

そのせいで、多くの子供たちが・・・!!」

カズサ「待って!!それなら、私たちと白熊族が、

少しずつ金と食料を与えてあげたハズよ!!」

フォーサ「それじゃ足りないんだ!!

デスブラザーへの復讐を果たすため、

多くの金でセイウチの住み処を平和にするために・・・!

お前らを皆殺しにするのだああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

フォーサはそう言って、カズサを襲おうと走る。

プルレス「く、来る!?」 クリグミ「怖いよォ!!」

カズサ「・・・・・・・っ!!」

バンジョーとカズーイ「やめろおおおぉぉぉぉぉ!!!」

バンジョーが走り、カズーイが、

強烈な嘴攻撃でフォーサを突き飛ばす。

フォーサ「ぬおおおぉぉぉぉ・・・・!!」

そこに、パーシィがフォーサを、

追い打ちするようにキックする。

パーシィ「うらぁ!!うるせーんだよ。

てめェらごときに、

多くの金を与える必要なんてどこにあるの?ねぇ?」

パーシィは倒れたフォーサの頭を踏みつける。

フォーサ「ぐっ!!お、おのれェ・・・!」

パーシィ「セイウチなど、ただ不細工なだけだし、

保護する必要など、どこにある?

無駄に魚を狩るし。・・・ん?」

ウォーザ「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ウォーザが素早くパーシィに向かって突進する。

パーシィ「よっと。」 パーシィはこれを避けてしまう。

ウォーザ「フォーサをいじめるなああぁぁぁ!!!」

ウォーザが足で打撃するも、

パーシィにまた避けられる。

パーシィ「グランティに庇うとか、

お前も悪の存在みてェだな!!」

パーシィはウォーザを蹴った。

ウォーザは激痛と共にさがる。

ウォーザ「ぐああぁぁぁ・・・・!?」

フォーサ「うぉ、ウォーザ!!!」

パーシィ「クズが・・・・!」

そこに、バンジョーが物凄いスピードでパーシィを殴る。

バンジョー「うおっ!!!」  パーシィ「ぶっ!!?」

カズーイ「クズわあんたでしょうが!!

キキツキアタック!!!」

カズーイはキキツキアタックでパーシィを攻撃する。

パーシィ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

パーシィはキキツキアタックを受けて、さがった。

パーシィ(こいつら・・・!

スピードアップしやがったのか!?)

バンジョー「とおおおぉぉぉぉう!!!」

バンジョーが殴りかかる。

しかし、パーシィはこれを避けた。

パーシィ「うお!!?」

カズーイ「タマゴミサイル!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを連射し、パーシィを襲う。

だが、パーシィはこれを避け続ける。

パーシィ「たかがタマゴで・・・・!!ぐお!!」

だが、1発のタマゴがパーシィに命中した。そして、

複数のタマゴがパーシィを攻撃していく。

パーシィ「うああああぁぁぁぁ・・・・!!」

バンジョー「今だ!!ローリングアタック!!!」

バンジョーはローリングアタックで攻撃するが、

パーシィはこれを避けてしまう。

パーシィ「ぬうぅぅん!!おのれェ!!」

パーシィはバンジョーの後ろに回り、

背後から打撃しようとする。

セイリー「しゃああぁぁぁ!!!」

その時、横からセイリーが走り、

パンチでパーシィの身体を貫く。

パーシィ「ぐほあああぁぁぁぁぁ!!?」

セイリー「この瞬間を待っていました・・・!」

セイリーはそう言いながら、パーシィから離れる。

パーシィ「ぐ・・・・っ!気づかなかったぜ・・・。

だが、まだ・・・負けねェ・・・!ぐっ!?」

パーシィは貫かれた部分を痛がる。

セイリー「ふん・・・・!!」

セイリーが走ると、

パーシィがその動きを読み取ろうとする。

パーシィ(正面から蹴る気だな・・・!

だが、この速度なら簡単に・・・!)

パーシィは右に避けようと動く。だが。

パーシィ「・・・・・ぐあっ!?」

パーシィは貫かれた部分の痛みにより、

動きを止めてしまう。

パーシィ「く・・・・っ!(うまく動けねェ・・・・!!)」

パーシィは体を貫かれた激痛により、

うまく動けないのだ。これにより、

敵の動きを読めても避ける事はできないのである。

セイリー「はあああぁぁぁぁぁ!!!」

セイリーのキックがパーシィの身体を刺した。

パーシィ「ごあああぁぁぁぁ・・・・!!」

パーシィの腹の近くに穴ができた。

そして、口からは血を吐いた。

パーシィ「クソが・・・!

俺は政府に認められた栄光ある人間なんだぞ・・・!!

俺は正義の戦士として・・・!

ここで散るワケにわ・・・・!!」

エゥーラ「お前の戦力は心を読み取る事だけ。

それ以外は、雑魚ってワケだな。」

エゥーラは銃口をパーシィに向ける。

パーシィ「ぐ・・・・っ!(撃つ気だ!!

よ、避けなければ・・・!

しかし、この激痛でうまく避けられるか・・・・!!)」

エゥーラ「死ね!!ファイヤー弾!!!!!」

エゥーラはファイヤー弾でパーシィを燃やした。

パーシィ「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ファイヤー弾をまともに受けたパーシィは、

炎に包まれながら倒れた。

パーシィ(さっきよりでけェ量の火炎だ・・・!これじゃ、

絶対に避けられない・・・!完敗だぜ・・・・・・。)

フラエ「ははははははは!!ざまァないぜ!!」

ガンズ「これでパーシィは完全に死んだな。」

マンボ「奴の能力、敵の動き、読み取るだけ。

それ、取り除けば、敵じゃない。

後はフォーサだけ。」

カズーイ「そうね。まだこいつが残っていたわね。」

カズーイはフォーサの方を見る。

フォーサはゆっくりと立った。

その近くには、ウォーザがいた。

バンジョー「・・・君がグランティに、

入っている理由はわかってる。」

カズサ「・・・・けど、私たちは、

あなたたちセイウチを見捨てたワケではない。

10年前に、

あのデスブラザーに襲われたと言う事件は、

私たちも知っているわ。

私たちは、あなたたちを助けるために、

少しずつ食料と金を分けた・・・。」

ウォーザ「知ってるよ。そのくらい。けど、

それだけじゃ満足できないよ・・・!それに、

この前、政府の奴らに住み処を荒らされたから、

さらに金と食料が多く減っちゃったよ・・・!!」

カズサ「な、何ですって・・・・・!!?」

カズサは政府の軍隊が、

セイウチの住み処を襲った事に驚く。

ウォーザ「だからね・・・。

あんたらの持っている金と食料。全部、くれるかなァ?」

カズサ「・・・・全部は流石に・・・・。」

ウォーザ「お前らは良いよねェ・・・!

ムカツクよねェ・・・!!

あの軍隊のように襲われてないからさァ・・・!!

金と食料なんて僕たちより数倍持っているし・・・・っ。」

ウォーザは涙を流して、そう言う。

フォーサ「・・・・そうだな。やはり、

この村は襲う価値があるみたいだ。

この村から全ての金を奪い、

あの住み処を救ってやる。そして、

この山をインフェロン様の支配下としてやる・・・・!!」

バンジョー「そんな事をするなら、

僕たちが君を倒さなきゃいけない・・・。

本当は倒したくないけど・・・!」

カズーイ「どうする?ここで退くか。

あたいたちに殺されるか。」

フォーサ「退く事はできん。例え殺されようが、

この村だけでも、

攻略してくれるわあああぁぁぁぁぁ!!!」

フォーサはバンジョーとカズーイに襲いかかる。

フォーサ「うおおぉぉぉ!!でい!!」

フォーサは足でバンジョーを打撃し続ける。

バンジョー「ぐっ!?うお!!とう!!!」

バンジョーはフォーサを蹴って反撃する。

フォーサ「ずあああぁぁぁぁ!!!」

フォーサは頭突きでバンジョーを攻撃した。

バンジョー「が・・・・っ!!」 カズーイ「はっ!!!」

カズーイは嘴でフォーサを突く。

フォーサ「ぐっ!?そらあああぁぁぁ!!!」

2本の牙でバンジョーの両肩を刺す。

バンジョー「ぐおおぉぉぉぉ・・・・!!!」

ミル「・・・・っ!!2本の牙がバンジョーの肩を!!」

テル「最悪な場合、

両腕が使い物にならなくなる!!!」

バンジョー「おらあああぁぁぁぁ!!!」

バンジョーはハイキックでフォーサの顔を蹴る。

フォーサ「ぐおっ!!?」

フォーサは顔を蹴られて、バンジョーから離れた。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!」

バンジョーはツメツメパンチでフォーサを殴り続けた。

フォーサ「うああああぁぁぁぁぁ!!?」

ウォーザ「止めれつってんだろおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

そこに、ウォーザが突進でバンジョーを突き飛ばした。

バンジョー「が・・・・っ!!」

カズーイ「このセイウチ・・・・!!」

ウォーザ「お前みたいな熊が、

フォーサをいじめるなァ!!!」

ウォーザが2本の牙でバンジョーを襲う。

だが、避けられる。

バンジョー「止すんだ!!君とは戦いたくない!!」

ウォーザ「黙れえええぇぇぇぇぇぇ!!!」

ウォーザがバンジョーに襲いかかる。

カズーイ「バンジョー!!

この馬鹿をどうにかしないと!!」

つづく

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