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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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マンボ「・・・マンボもパーティしたかった・・・・。しかし。」

マンボはカズサの家の前に来る。その中で、

バンジョーとカズーイが眠っているからだ。

マンボ「・・・・起きろ。熊。鳥。」

マンボは杖の先端を小さく光らせる。すると、

カズサの家から、バンジョーとカズーイが出てきた。

バンジョー「ふわあぁぁぁ・・・。何だろう?

急に起きて、

ここから出なくちゃいけない気がするなんて・・・。」

カズーイ「まるで、誰かに操られているみたいね・・・。」

マンボ「マンボ。お前たち、ここに来るように、

マジック、かけた。お前たち。

マンボの元へ来るようになった。」

バンジョー「・・・・っ!?ま、マンボ!?」

カズーイ「あんた!今までどこへ行ったのよ!!?」

バンジョーとカズーイはマンボの姿を見て、驚いた。

マンボ「・・・・マンボ。熊と鳥に伝えたい事、ある。」

バンジョー「・・・・何だぃ?伝えたい事って・・・。」

マンボ「・・・・・マンボ。今夜より、

お前たちから離脱し、一人で冒険、する。」

バンジョー「え・・・・・!?」  

カズーイ「どう言う事かしら?」

マンボ「そのままの意味。マンボ。一人で旅に出る。」

バンジョー「・・・・何で?一人で旅しなくちゃならないの!?」

カズーイ「そうよ!これからの冒険において、

あんたの魔法が必要だと言うのに!!」

バンジョー「教えてくれ!!どうしてなんだ!!?」

マンボ「・・・・デスブラザー、追うため。」

バンジョー「で、デスブラザーだって・・・!?」

カズーイ「あんた・・・!あたいたちが、

デスブラザーじゃないって事を知ったの!?」

マンボ「・・・・・いや。一つ、聞く。

・・・お前たち。デスブラザーか?」

マンボの発言にカズーイが急に怒った。

カズーイ「はぁ!?あたいたちわ、

デスブラザーじゃないって言ってるでしょ!?

一緒に冒険したから分かるハズじゃない!!まさか、

あたいたちを信用できないあまり、

逃げようってワケじゃ・・・!!」

マンボ「・・・・違う。あのデスブラザー、こう言った。

あのデスブラザーとヘルシスターの名前、

バンジョーとカズーイ。そして、

お前たち、バンジョーとカズーイは偽物であると・・・。」

バンジョー「・・・・違う。僕たちは偽物なんかじゃない。

本物なんだ。そして、普通の熊と鳥なんだ。その証拠に、

僕はクルクル山のふもとで普通の熊として生まれ、

カズーイは赤い鳥族の1羽として生まれたんだ!」

カズーイ「奴らの言ってる事はでたらめよ!!大ホラよ!!!」

マンボ「マンボも、そう信じたい。だからこそマンボ。

その真相、知るために。デスブラザー、追う。そのために、

しばらくお前たちの一行とは、離れて冒険する。

マンボ。信じる。お前たち、正義のヒーロー。

デスブラザー、倒すべき悪であると・・・。」

マンボがそう言うと、バンジョーとカズーイは気を静める。

バンジョー「・・・・皆には何か挨拶しないのか?」

マンボ「・・・いずれまた会う事になる。皆に伝えてくれ。

マンボ、必ず戻ってくる・・・と。」

バンジョー「分かったよ。」

カズーイ「もし、本当にいなくなったら、恨むからね。」

マンボ「・・・・ああ。それでは、マンボ。行ってくる。」

マンボが一人で村から出ようと歩く。その時。

バンジョー「待ってくれ!!」 バンジョーがマンボを呼び止める。

マンボ「・・・・・・っ!?」

バンジョー「・・・・デスブラザーに負けないでくれよ?」

カズーイ「勝たなかったら、コテンパンよ。良いわね?」

マンボ「・・・・マンボ。必ず、奴ら、倒す。」

マンボは微笑み、歩く。ついに村から出てしまった。これで、

マンボはバンジョー一行から離脱し、一人で旅に出た。

デスブラザーを追うために。

バンジョーとカズーイはそれを見送った。

カズーイ「行っちゃったわね。あの骸骨。」

バンジョー「・・・・デスブラザーを倒すためにね。よし!

カズーイ!!僕らもマンボに負けず、

チューティを助ける冒険に頑張ろう!!」

カズーイ「そうね!!あの魔女から、あんたの妹を助けなきゃ!」

バンジョー「よし!寝よう。」

バンジョーとカズーイはカズサの家に戻り、眠りについた。


カズサの家。ある部屋で、

プルレスとクリグミが一緒に寝ていた。

プルレスは眠っているが、クリグミは何故か起きて、

切なそうな表情でプルレスの方を見ていた。

クリグミ「・・・・本当に会えなくなっちゃうのかな・・・?

プルレス君と・・・。そうだ。僕は元々、

プルレス君たちを探していたんだ。」

クリグミは故郷でグランティの襲撃を受け、

プルレスや仲間たちとはぐれてしまったのだ。そこで、

フローズンズンやまでカズサに育ててもらい、

そこで仲間たちを待っていたのだ。

クリグミ「せっかく再会できたのに、

またすぐに別れるなんて・・・。やっぱり嫌だよ・・・・っ。」

クリグミは泣きそうに、そう言った。


グランチルダのアジトでは、

グランチルダがクランゴの報告を受けて、驚いた。

グランチルダ「何いいいぃぃぃぃぃぃぃ!!?

インフェロンのぶたああぁぁぁぁぁいが、

かいめええぇぇぇぇつし、

デスブラザーが聖なあぁぁぁぁる雪やあぁぁぁぁまを、

去っっっっっったぢゃとおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!??」

クランゴ「ハイ。デスブラザーハ現在、ドコヘ向カッタカ、

分カリマセン。インフェロン部隊ノ全滅ニヨリ、

聖ナル雪山ノ攻略ハ失敗ニ終ワリマシタ・・・・!!シカモ、

アノ熊&鳥ワマダ生存中ノ事デス・・・!!」

グランチルダ「くううぅぅぅぅ!!とおおぉぉぉぉんだ、

クリスマスぢゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!クランゴ!!

他あああぁぁぁぁぁのエリアの状況ううぅぅぅぅぅは、

どおおぉぉぉぉぉぉうなっているっっっっっ!!???」

異形の怪物「ゴビバレー砂漠での攻略は着々と進めているぜ。

例え、デスブラザーが現れても、

俺様がぶっ殺してやるぜェ・・・!」

幽霊族の戦士「我がマンションの方は、

今でに敵を攻撃を受けず、全く無傷だゾゾゾオオォォォ!

私はそこから、多くの兵を出して、

部隊の失ったエリアを攻略するゾゾ。」

異人の青年「俺の部隊も健在にして、あるエリアを攻略中さ。

他の部隊も今でも活動し続けているよ。」

シーマン族の男「政府の部隊もクラッシャーも、

我らグランティの部隊の波状攻撃で、それぞれ苦戦しつつある。

世界は確実に俺らの物となりつつあるぜ!!」

グランチルダ「ククククククク!!

そのとおおぉぉぉぉぉうり!!

我らグランティわ強おおぉぉぉぉぉぉい組織なのぢゃゃゃ!!

せええぇぇぇぇいふもクラッシャーなどかんたああぁぁぁぁんに、

滅ぼすううぅぅぅぅぅ事ができ、あのデスブラザーも、

マンボ・ジャンボも、わしのマジッッッッッックにかかれば、

確実ううぅぅぅぅぅに倒せるぢゃろっっっっっ!!!

そおぉぉぉぉう!!世界はわしら、

グランティのおおおぉぉぉぉぉぉぉ物ぢゃゃゃゃゃ!!!!!」


そして、ついに朝となった。今日はとてつもない晴れで、

雪は降ってないらしい。カズサの村の前で、

バンジョーたちがいる。そして、バンジョーたちの前には、

カズサたちこの山の住人たちがいた。

カズサ「本当のここで御別れなのね。」

カズーイ「この山でやるべき事は終わったわ。行かなくちゃ。」

ボギー「私たち家族を助けていただき、本当に感謝するよ。」

ユミ「弱い民を救うのは、私の趣味ですから!」

ミクス「またピンチになったら、助けに行こうと思います。」

ツウィンクリーズ「おかげで、聖なる雪山は守られました。

本当にありがとう!熊さん。鳥さん。」

ティッカロス「君たちのおかげで、我々ティッカー族は、

この山の者たちと共存する事ができた。真に感謝する。」

バンジョー「いえいえ。」

カズーイ「・・・・それにしても、エゥーラにセイリーめ!

あたいたちに黙って、どっかに行っちゃうなんて・・・!

最後まで嫌な奴っぽい連中だったわね。」

カズーイの言う通り、エゥーラとセイリーの部隊は、

既にこの村から去ったのだ。バンジョーたちに何も言わずに。

ミル「あのエゥーラたちなら、

また会う事になるかも知れないわ。」

テル「そうだな。共にグランティと戦うために・・・。」

フラエ「それより、さっさとこの山から出ようぜ?

いつまでも寒いったらありゃしないぜ・・・。」

ガンズ「そうだな。それに、ロドシー隊長たちやガムロさんと、

交流しなければならんし。」

ボトルズ「政府の人たちもいなくなったみたいですし、

僕らはここで失礼します。」

カズサ「そうね・・・・。では、さよならの時が来たわね。」

バンジョー「はい・・・・。」

プルレス「クリグミ・・・・。」

クリグミ「プルレス君・・・・・。」

プルレス「・・・・元気でね・・・・。」

つづく

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プルレス「バンジョーさん!カズーイさん!」

バンジョー「おお。プルレス。」

カズーイ「それに、緑のプルレスも。」

クリグミ「あ!熊さんと鳥さんだ!!」

バンジョー「元気してるかぃ?クリグミ君。」

クリグミ「うん!プルレス君が一緒にいてくれるから。」

プルレス「だって、僕たち。友達だもんね!」

クリグミ「ねェ!プルレス君。」

プルレス「何だぃ?クリグミ。」

クリグミ「せっかく会えたんだし、この村にずっと住んでくれる?」

プルレス「え・・・!?」 プルレスはクリグミの言葉に驚く。

クリグミ「だって、僕・・・。

プルレス君とまた離れてしまうなんて嫌だもん。

僕、プルレス君ともっと遊びたいの!

カズサお姉ちゃんと一緒に・・・。

だからね!プルレス君!3人で一緒に・・・・。そして、

熊さんも鳥さんも・・・・・。」

カズーイ「それわ無理ね!」

クリグミ「え・・・・!?」 クリグミはカズーイの発言に驚く。

バンジョー「・・・ごめんね。クリグミ君。僕らは、

明日。この聖なる山を出なくちゃいけないんだ。」

クリグミ「何で・・・!?もう会えなくなっちゃうの・・・!?」

プルレス「・・・・そうなるかも知れない。だって、僕たち。

悪い奴と戦う旅をしているんだ。」

カズーイ「そう。プルレス君はね。

自らあたいたちと一緒に旅をしているの。

だから、いつまでもこんな寒い場所にはいられないのよ。」

クリグミ「・・・・嘘だよね?」

バンジョー「嘘ではない。」

クリグミ「嘘だもん!!だって、

プルレス君は僕に会うために来たんでしょ!?

プルレス君は僕とずっとに一緒にいてくれるでしょ!?」

クリグミは泣きそうにそう叫んだ。

プルレス「僕だって、クリグミ君と一緒にいたいよ!!でも、

無理なんだ・・・!君を危険な旅へ連れてくるなんて・・・!」

クリグミ「じゃあ、また僕のところからさよならしちゃうの??」

プルレス「そうするしかない・・・!けど、

運が良ければ、また会いに行くから・・・!」

クリグミ「ぷ、プルレス君・・・・。」

そこにカズサが歩いて来た。

カズサ「クリグミ。プルレスの気持ちも分かってあげて。

信じましょ。また会えるって事を・・・。」

クリグミ「カズサお姉ちゃん・・・。

う、うええええぇぇぇぇぇぇん!!!」

クリグミは泣き叫び、カズサに抱き着いた。

そして、プルレスも泣き崩れる。

プルレス「ぃううぅぅぅ・・・・!ごめんよォ。クリグミ・・・。」

カズーイ「ジンジョーたち・・・。」 

バンジョー「・・・・っ!」

バンジョーとカズーイも辛そうな感じになっている。

そこに、サンタクロースが来た。

サンタクロース「悲しんでいるな。

2匹のジンジョーの子供が・・・。」

バンジョー「ええ・・・。クリグミ君は、

プルレスとまた別れるのが辛いみたいです。」

カズーイ「そして、プルレスもまた、あたいたちと旅に出て、

クリグミと別れる事を本当は拒んでいるかも知れないわね。けど、

あの青ジンジョーには、

あたいたちと旅しなければならないの・・・!」

バンジョー「・・・ごめんなさい。サンタさん。

2匹のジンジョーの子供に辛い思いをさせてしまって・・・。」

サンタクロース「いや。あの青いジンジョーが望んで君たちと、

旅をするなら、それは間違いではない。また、

もし、本当に辛い思いをしているなら、

それは成長している証と言って良かろう。」

バンジョー「サンタさん・・・・。」

サンタクロース「だが、辛いだけが良い事とは限らない。

よし!私に任せてくれたまえ!!」

サンタクロースはそう言って、プルレスたちに近づく。

サンタクロース「2匹のジンジョーや。」

プルレスとクリグミ「っ!?」

泣いているプルレスとクリグミはサンタの方を見る。

サンタは優しい笑みでこう言う。

サンタクロース「君たちに、これをプレゼントしよう。」

サンタクロースはプルレスとクリグミに、

それぞれプレゼントの箱を渡した。

クリグミ「これ・・・。なぁに?」

サンタクロース「開けて御覧なさい。」

プルレスとクリグミはプレゼントの箱を開けて、

その中の物を取り出す。

それは、プルレスとクリグミに似たぬいぐるみであった。

プルレス「ぬいぐるみさんだ。」

サンタクロース「これは、君たちが遠く離れても、

一緒にいる事を感じる事ができる不思議なぬいぐるみだ。

これなら、君たちは寂しくないハズだ。」

プルレス「僕のぬいぐるみにクリグミ君のぬいぐるみ・・・。

えへへ・・・。ありがとう。

サンタさん。大事にするよ。」

クリグミ「・・・・ありがとう。サンタさん。」

サンタクロース「ほっほっほっ。良いとも。良いとも。

では、幸せになるように頑張るのだよ・・・。」

カズサ「サンタさん・・・。いつもの事ですが・・・。いえ、

今度ばかりは、本当にありがとうございます。」

サンタクロース「うむ。人々に幸せを与えるのが、

サンタの仕事だからな。」

サンタクロースはそう言って、カズサたちから離れて行った。

そして、バンジョーとカズーイも。

ある場所でアシナガが盆踊りをして、辺りの人たちを笑わせていた。

バンジョー「アシナガもアシアガなりに楽しんでるね。」

カズーイ「盆踊りって果たして、

クリスマスに似合うかしらね・・・;

けど、一つだけ心配なところがあるのよ。」

バンジョー「何が心配なんだぃ?」

カズーイ「それはね・・・。あの骸骨君がいないって事なのよ。

分かるでしょ?この村に、あいつの姿が見当たらないのよ?」

バンジョー「もしや、マンボの事か?そう言えば、

マンボはここにいない気がするな・・・。探してみるか。」

カズーイ「そうね。」

バンジョーとカズーイはマンボを探すべく、この村全体を歩き回った。

しかし。マンボの姿など全くなかった。一体、

マンボに何が起きたのだろう。そんな最中に時が過ぎ、

ついにクリスマスパーティが終わった。

村の中心にサンタがトナカイが背負うソリに乗り、人々にこう言う。

サンタクロース「諸君。今年のパーティも終わり、

いよいよ私が帰る事にしよう!だが、寂しい事はない!

私は来年のクリスマスに、またここに来るよ!!そしたら、

また皆でパーティをやろう!!では、さらばだああぁぁぁぁ!!!」

サンタがそう言うと、トナカイが走り空を飛ぶ。こうして、

サンタは夜空で自分のいた世界へと帰っていった。

アシナガ「いやぁ!楽しかったぜェ!!このクリスマスパーティ。」

ミル「本当ね。」

ボトルズ「・・・・ん?どうしたのですか?

バンジョー。カズーイ。」

カズーイ「・・・・ねェ。眼鏡君。あの骸骨、見なかった?」

ボトルズ「マンボさんの事ですか?そう言えば、

いませんでしたねぇ。一体、何があったのでしょうか・・・。」

ミル「パーティにすら参加していなかったわね。

どっか行ったんじゃないかしらね?きっと・・・。」

バンジョー(・・・・マンボ・・・・・。)

こうして、クリスマスパーティは終わった。


そして、村は暗くなると同時に静かになった。もう深夜なので、

ほとんどの住人が眠りについているのだろう。

そこに、マンボが一人だけ立っていた。

つづく

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フラエの声「おい!!!」

バンジョーとカズーイ「っ!?ふ、フラエ・・・!?」

バンジョーとカズーイはフラエの方を向いた。

フラエ「デスブラザー。今回はクリスマスパーティだから、

無理に争っちゃいけねェけどさ。今度は、

絶対に殺してやるからなァ・・・!それまで我慢すっから。」

フラエは大きな肉を食べて、そう言う。

カズーイ「まっ。せいぜいしてなさい。

あたいはいつでもOKだから。」

ガンズ「フラエ。本当に戦おうとするなよ?」

フラエ「ああ。わかってるよ。むしろ、

それで怒りを溜めこんでやる・・・!」

バンジョー「カズーイ。あまり挑発するなよ。」

カズーイ「はいはい。」

バンジョー「・・・・僕たちは決して、

デスブラザーなんかじゃない。

デスブラザーは僕たちではなく、全く別の存在だったんだ。」

フラエ「ふーん。」

ガンズ「別の存在か。我々から見れば、

デスブラザーはどう見ても、熊と鳥であったがな。」

フラエ「それが、お前らだよ。熊と鳥。ククク・・・!」

カズーイ「それを絶対に証明させてあげるわ・・・!」

バンジョーとカズーイはフラエとガンズからゆっくりと離れた。

カズーイ「何よ!あいつら!!ムカツク!!」

バンジョー「まあ。無理もないよね。デスブラザーは、

僕たちと全く似ているし。勘違いされているんだ。」

カズーイ「そうね・・・。あ!テルとミル。

そして、あのメイド女。」

バンジョーとカズーイは、テルとミル、セイリーのところへ来た。

テル「ちっ!デスブラザーか・・・。」

ミル「もう。まだそんな事、言ってる!」

テル「ミル。いい加減、現実を見れ。

こいつらはデスブラザーなんだぜ?」

カズーイ「まだそうとは決まったワケじゃないでしょ!?」

ミル「そうだわ。

見た目で判断するのは良くないらしいわよ。テル。」

テル「だが・・・・!」

セイリー「・・・いえ。私も、

この熊と鳥をデスブラザーだと確信していますわ。」

テル「だろう?」 ミル「だろうじゃないって・・・。」

バンジョー「・・・・セイリーさん。エゥーラはどうなったの?」

セイリー「エゥーラ様なら・・・。」

その時、バンジョーのリュックに何かの銃口が突き付けた。

バンジョーとカズーイは驚き、後ろを向く。

バンジョーとカズーイ「わっ!!?え、エゥーラ!?」

そう。銃口を突き付けたのは、エゥーラであった。

既に復活していたのだ。

エゥーラ「悪いな。デスブラザー。俺は死なねェし。

お前らのような悪を滅ぼすまでわな・・・。」

セイリー「エゥーラ様。このミートソース。美味しいですわよ。」

エゥーラ「そうだな。食い荒らすか。」

カズーイ「食い荒らすって何!?」

エゥーラ「うるせーんだよ。デスブラザー。

貴様たちは俺に話しかけんじゃねェ。」

セイリー「私も、あなた方とはもう会話しとうございません。

エゥーラ様。このような輩は放っておき、

一緒に食事しましょう。」

エゥーラ「そうだな。ついでに負傷した奴にも分けてやろうぜ。」

カズーイ「仲間に対しての優しさは評価するけど、

あたいたちに対して、

あの態度・・・!ムカツクわ!!せっかくのパーティなのに、

こんな奴らと果たして楽しめるかしら!?」

バンジョーとカズーイは今、苛立ち始めようとする気分であった。

ミル「・・・・クッキー食べる?お菓子もあるから。」

バンジョー「・・・そうだね。二つだけ貰うよ。」

ミル「そうね。パーティだから、楽しもうよ。」

カズーイ「そうね・・・。もぐもぐ。」

バンジョーとカズーイはそれぞれ、

クッキーを食べて、テルたちから離れた。

ミル「・・・よく我慢したわね?偉いわよ。テル。」

テル「う、うむ・・・・;」

ミルは笑顔になり、テルは大汗を流した。ミルは密かに、

手に光を集め、それをテルの背中に向けていたのだ。恐らく、

ミルはテルに、バンジョーとカズーイの悪口を、

言わせないためであろう。

ある場所でウォーザはチーズケーキを食べていた。

ウォーザ「むしゃむしゃ!!幸せェ!!

こんな美味い物を食べるのは、

初めてだ!!・・・・っ!?」

ウォーザはバンジョーとカズーイが来る事に気づいた。

カズーイ「それにしても、ティッカーたちも結構、いるんだけど。」

バンジョー「けど、皆と仲良くしている。

あの時から、和解したんだね・・・。

・・・っ!?あれは、ウォーザ・・・・!?」

ウォーザ「・・・・何で来たんだよォ・・・・!」

ウォーザは笑顔から一瞬に怒りと悲しみに満ちた表情になり、

バンジョーとカズーイから離れた。

カズーイ「・・・・何あれ?」

そこに、クリグミとプルレスが来た。

つづく

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バンジョーとカズーイ「おおおぉぉぉぉ。」

そこでは、多くの者たちが大喜びで楽しんでいた。

そこでボトルズに会う。」

ボトルズ「あ!バンジョー。チキンちゃん。

もう怪我は良いのですか?」

バンジョー「うん。ほとんど体力が回復したよ。」

カズーイ「まっ!あたいたちは強いからね!」

ボトルズ「そうですか・・・。あ!ボギーさんたちや、

ユミさんにミクスちゃんも来てますよ!」

カズーイ「え!?本当!?」

ユミの声「本当よ。鳥ちゃん。」

バンジョー「ん?あ!!」

バンジョーとカズーイは、ユミがミクスと共に、

ケーキを食べている事に気づいた。そして、ボギー親子もいる。

ミクス「あの・・・。大丈夫ですか?

凄い戦いをしたそうですが・・・。」

カズーイ「大丈夫に決まってるわよ!ほーら!!

この通り、ピンピンしてますわ!」

カズーイは元気良く身体を動かして、そう言う。

ユミ「きっと、辛い戦いだったでしょうね。それに比べ、

私たちは白熊さんたちを守るだけで、大怪我もせずに・・・。」

バンジョー「何を言ってるんだぃ?君だって、

クリスマスツリーの時に、

僕らと一緒に戦ってくれたじゃないか!」

カズーイ「あんたもミクスも立派に戦ってくれたんじゃないの?」

モギー「そうだよ!ユミお姉ちゃんや悪い人間から、

痛い目に遭いながら僕たちを守ってくれたじゃない!」

グロッギー「むしろ、お姉ちゃんがいなくちゃ、

こんなに美味しい物わ食べられなかったかも・・・。」

グロッギーは七面鳥の肉を食べながら、そう言う。

ボギー「そうか・・・。私がいない間に、君が、

この子たちを守ってくれたのか・・・・。」

ユミ「ええ・・・。まあ、そう言う事です。」

ミクス「私も一生懸命、戦いました。」

ソギー「うん!お姉ちゃん。ミクスちゃん。ありがとう!!」

ユミ「グランティから弱き民を守る。

それが、ブレンティですから!」

ボギー「ありがとう。そうだ。熊君。鳥君。君たちも、

何か食べないかね?美味い物がとっても多いぞ。」

バンジョー「そうだね。」 カズーイ「頂こうかしら?」

バンジョーとカズーイはボギーたちと共に食事を楽しんだ。

カズーイ「う~ん!美味いわ!このイチゴショートケーキ!!」

バンジョー「このチョコケーキも美味いね!でも、

ハチミツがないのは残念だな・・・。」

ユミ「サンタさんに頼んでみれば?近くにいるから。」

ユミはサラダを食べながら、そう言う。

バンジョー「そうか・・・。では。」

ボギー「熊君。鳥君。」

カズーイ「ん?何?」

ボギー「・・・本当にありがとう。うちの子が欲しがった、

プレゼントを代わりに届けてくれて。」

カズーイ「まっ。すっごく苦労はしたけどね。」

バンジョー「あの子たち、凄く泣いていたから、

放っておけなくて・・・。」

ボギー「そうか・・・。このご恩は一生、忘れはしないよ。

それに、君たちともソリレースで遊びたかったよ。

あの時みたいに・・・。」

ボギーの言うあの時とは、前のソリレースで、

セイウチに変身したバンジョーとレースした時であった。

カズーイ「そうね。いつかはできると良いわね。」

そして、バンジョーとカズーイはボギーたちの元から離れた。

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第69話・聖なる雪山での別れ

デスブラザーとヘルシスターの巨大雪だるま破壊を、

食い止めようとするバンジョーとカズーイだったが、

再び敗北してしまう。しかし、

最後の希望である光を空へ送り、

サンタクロースを呼び出した。そして、

サンタは奇跡の力で巨大雪だるまを回復させた。

ついに、聖なる雪山での戦いが終わったのだ。


カズサの家で、バンジョーがぐっすりと寝ていた。

そして、隣の壁に飾られたカズーイがこう叫ぶ。

カズーイ「バンジョー!そろそろ起きなさい!!」

バンジョー「っ!?うぅぅぅん。ふわあぁぁぁ。」

バンジョーはゆっくりと起き上がった。しかし。

バンジョー「うっ!?」

バンジョーは身体に苦痛を感じた。よく見れば、

バンジョーとカズーイの身体には包帯が巻かれていた。

余程の戦いに傷を多く負っただろう。

バンジョー「痛みが多すぎて意識を失って、

眠っちゃったね。僕たち・・・。」

カズーイ「そうね。それより、外を見て!」

バンジョー「ん・・・?おお!!」

バンジョーとカズーイは窓から外の方を見た。


今、カズサの村ではとても賑やかなパーティをしていた。

この村の人たちはもちろん、クラッシャーの面々、

白熊族、セイウチ族。さらにツウィンクリーズや、

ティッカー族もいた。そして、ボトルズたちも。

バンジョーとカズーイ「わあ・・・。」

カズサ「皆。サンタさんを迎えてパーティをやってるのよ。」

バンジョー「あ。カズサさん。」

カズーイ「よく見れば、あのサンタもいるわ!」


カズーイの言う通り、カズサの村には、

あのサンタもいた。子供たちにプレゼントを配っている。

男の子「サンタさん。ありがとう。」

サンタクロース「ほほほほほ。良いとも。良いとも。」

ボトルズ「まさか、本当の存在していたとは。感激です!」

プルレス「うん!!本物のサンタさんの姿が見られるなんて、

まさに子供たちの憧れだよね!」

サンタクロース「そうかぃ。なら、君たちプレゼントをあげよう。」

ボトルズとプルレス「本当ですか!?」

ボトルズとプルレスはサンタからプレゼントを貰える事に感激。


カズサ「皆。サンタさんを迎えて、感謝するために、

祭りを行っているのよ。まあ、私たちはこうして、

年に一度にサンタさんに会って、

こうやって祭りをしているのだけれどね。」

バンジョー「そうですか・・・。」

カズーイ「バンジョー!!あたいたちも行きましょ!」

バンジョー「うん。そうだね。」


バンジョーとカズーイはさっそく、カズサと共に、

家から出て、パーティに参加した。

つづく

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