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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜「・・・・・・・・はい。」

春日「・・・・・あなたの家族は・・・・・・・デス・ナイトの研究員だからね・・・・・・。

みんなも・・・・桜の過去を・・・・知ってるわよね?」

清水「はい・・・・・・。」

野沢「・・・・・隊長がそう言ってましたから・・・・・・・。」

桜「隊長。」

春日「何?」

桜「・・・・・この話が終わった後で、ある人のところに行ってもいいでしょうか?」

春日「あなたの心が癒えればね・・・・。」

桜「あれは・・・・・・まだ私が生まれた頃・・・・・・・・・・・。最初のお父さんとお母さんは、

赤ん坊の頃の私には・・・・・すごく優しくしてくれました・・・・・・・・。

でも・・・・・私が幼稚園児くらいになると、急に両親が暗くなって・・・それから・・・・・・・。」

桜の発言とともに彼女の残酷な過去が見えてくる。

彼女が幼い頃に・・・・両親に突然、暗い研究所のとある部屋に連れて行かれていた・・・・・・。

幼い桜「パパ・・・・・・ママ・・・・・ここどこ?怖いよ・・・・・・。」

幼い彼女は泣きそうに言った。しかし、両親は黙っていたままだった。

そこに、一人の研究員が両親の前に来た。そして、父がやっと発言を出す・・・・。

桜の父「桜・・・・・・・今日からお前は、デス・ナイトの戦士になるのだ。」

幼い桜「です・・・・ないと・・・・・・?」

桜の母「デスナイト。お前はこれから人を傷つけなければいけないのよ。

残念でしょうけど、あなたに幸せは来ない運命なのよ・・・・・・・。

もしかしたら死ぬかも知れない。死後・・・・地獄に落ちるかも知れないけど。」

幼い桜「いや!!」

父と母「なんだって!!!?」

幼い桜「私・・・・・・傷つけるなんていや!!!!」

幼い桜は逃げていた。両親と研究員はそれを追っていた。

「待てぇ!!!」  「裏切るのか!!」 「お前はデス・ナイトの子だ!!戦士なのだぞぉ!!!!」

幼い桜「いやぁぁぁ!!助けて・・・・おねえちゃ~ん!!!!」

しかし、研究員たちは桜を捕まえてしまった。

幼い桜「きゃぁぁぁぁぁ!!!やだやだやだやだやだぁぁぁぁ!!!」

桜の父「あきらめたまえ。これも運命なのだ。」

桜の母「あなたには近い未来、友達もおらず普通に遊べない。

あなたは・・・・・・・生まれなければよかった存在だったのよ・・・・・。」

幼い桜「お姉ちゃん!お姉ちゃあぁぁぁぁぁぁ~~~ん!!!!」

・・・・・そして、現在・・・・・・。部屋は桜の過去話によって暗い雰囲気を表した。

桜「・・・・・・・結局、私は捕まってしまいデス・ナイトの人たちにあらゆる虐待を受けた。

もちろん、幼稚園には行けました。けど、帰ったらまた虐待の時間に戻りました。

両親は私にご褒美とかくれず、どこか楽しいところへは連れてってくれませんでした。」

清水は辛そうな顔して、桜にこう言った。

清水「・・・・・・・それから・・・・・あなたは自分の親を憎み、組織を抜け出したのね・・・・・・。」

野沢「うっ・・・ぐす・・・・ぐすん・・・・ううっ・・・・・・。」

野沢は桜のあまりの悲しい過去に同情して泣いていた。他の・・・・3人くらいの隊員も泣いていた。

春日「・・・・・・それで、まだ、他にもあるわよね?」

桜「はい・・・・・でも、皆さんが悲しんでいるので、もう止めます・・・・・・・。」

清水「待って!さっきの話・・・・・・あなたの姉とは・・・・・。」

清水は質問しようとするが、桜も突然涙を流した。

清水「うっ・・・・・・・。」

桜「もう・・・・・いいたく・・・・ありません・・・・・・・!」

桜は泣きながら部屋から出た。自分の過去はあまりにも過酷で、

その事を他の人に語るだけで辛かっただろう・・・・・・・。

春日「・・・・・・・月野・・・・・・・・・。」

野沢「桜ちゃん・・・・・・・私たちがいるからね・・・・・・・。」

商店街で、あかりが買い物をしていた。

あかり「あとは・・・・光次郎さんが頼んだ物ね。ってことはコンビニに決まりね!ん?」

あかりは偶然、走っている桜を見た。しかし、桜の表情は悲しげで、涙は出たままだった。

あかり「・・・・・・あの人は・・・・・・・。」

一方、デス・ナイト日本支部アジトでは?

アドゥス・サイルドとガンズ・スライドが佐野山のもとに戻ってきた。

佐野山「ご苦労だったね、二人とも。君たちの素晴らしいコンビネーションが、

SSPの連中を窮地に追い込んでくれた!」

ジェノサイド・シーザー「これより、次の任務を発表する。」

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「はっ!!」

佐野山「裏切り者・マリオネット・ライターの居場所がわかったのだ。

彼女は・・・・高町光次郎とやらの少年を保護している。

奴らは秋田町にいる。そこを襲撃したまえ!」

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「了解!!!」

一方、桜は泣き止んだが・・・まだ悲しげな表情で町を歩いていた・・・・・。

桜「・・・・・・お姉ちゃん・・・・・・・・・・。」

そして、再び桜の過去。幼い桜は彼女の姉と一緒に積み木をつんで遊んでいた。

その姉は・・・・小学生くらいの女の子であった。

桜の姉「桜。今度は巨大タワー作ろっか!」

幼い桜「うん!作って作って!」

二人はとても笑いあった。だが・・・・時は過ぎて、両親と食事を取っていた。

幼い桜「・・・・・・・・・・・・。」

幼い桜は皿にピーマンを残していた。

桜の父「どうした?桜。」

幼い桜「・・・・・・ピーマン・・・嫌い・・・・・。」

桜の父「甘ったれるな!!!!」

父は怒ってテーブルを思いっきり叩いた。桜は泣きそうになる。

桜の姉「・・・・・じゃあ私が食べてあげる!」

幼い桜「ほんと?うわーいありがとう。お姉ちゃん。」

桜の母「いけませんわ!他人に頼っては!!」

桜の母「いいじゃないですか。お姉ちゃんは妹を大事にしなきゃ・・・・・・。」

そして、現在。桜は自分の姉を思い出して、少し笑っていた。

桜「・・・・・もし、お姉さんが今も生きてれば・・・・どうしてたかな・・・・・・。」

そして、再び桜は笑顔をなくす。

桜「・・・・・・本当にどうしてたかな・・・・・・。光次郎君・・・・・・・・。」

桜は光次郎君のあの言葉を思い出した。

光次郎『桜ちゃんが・・・・人殺しなんてするわけ・・・・・ないよね・・・・?』

桜(・・・・・ごめんね・・・・・・光次郎君・・・・・・・・私・・・・・・・・・・。

よし!じゃあ、教えてあげる!私の本当の姿を・・・・・・・!)

光次郎は自分の部屋でパソコンをしながらあかりの帰りを待っていた。

しかし、心では、桜の本当の姿はなんなのかと思っていた。

光次郎(・・・・・・桜ちゃん・・・・・・・・もし、君があれだとしても、僕に優しくしてくれるよね・・・・・・・。)

光次郎は今まで桜と過ごしてきた日々を思い浮かべた。

光次郎と桜は小学4年生の頃から出会い、それから二人とも仲良く遊んでいた。

ときにいじめられっ子に泣かされた光次郎は桜に頭を撫でられ慰められた。

桜はときどき光次郎の家に来る事もあった。真奈美と出会ったのも、小学4年の頃であった。

3人とも楽しい日々を送っていた・・・・・・彼にとっては楽しい一時でもあった。

光次郎「そういえば、真奈美ちゃんもあの頃に出会ったっけ。

でも・・・・・・去年で死んでしまったな・・・・・・・・。」

そして、ドアがトントンと音が鳴り、開く。あかりが光次郎の部屋に来たからである。

あかり「ただいま帰りました。」

光次郎「お!来たか。・・・・・じゃあ、あかりさん。ついてきて。」

あかり「・・・・・・・・はい。」

一方、桜も光次郎の家の前に来た。

桜「・・・・・・光次郎君・・・・・・・・。」

高町邸・和室

光次郎とあかりは座りながら光次郎のアルバムを見ていた。

あかり「わあ。可愛い赤ちゃんですね。」

光次郎「こいつは・・・・・・生まれたばかりの僕なんだ。」

最初は赤ん坊の頃の光次郎の写真を見ていた。

光次郎「・・・・僕はその頃をまったく覚えていなかったね。あかりさんは赤ん坊の頃、どんな事した?」

あかり「え?わ・・・・私も・・・・・あまり覚えてません・・・・・・・。

今思えば、私と昔話しようとでも?」

光次郎「その通り。ごめん・・・・・急に自分の過去が恋しくなって。あかりさんはどんな過去持ってる?」

あかり「・・・・・・・・・・。」

あかりは光次郎に言われて、急に辛い表情を表す。

光次郎「あ!ごめん・・・・・・そんなつもりは・・・・・・・。」

あかり「いえ・・・・いいです。・・・・私・・・・・・過去の事・・・・・覚えていません・・・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・・・・・。」

つづく

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これは、トリックスターラブの非公式小説で、運営されているサイト様や企業などは関係ありません。

この小説は私のトリスタでのプレイヤーキャラクター・・・・・、

「サキ・ガーファイ」を中心に、彼女がカリバア島へ向かう前の話を書こうと思います。

大変オリジナル設定が大有りですので、苦手な方は避けたほうが吉かも(ぉ

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今回のもふり絵茶の絵を載せます。あ、一部、ちょびグロあり?

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ヴィレッタ「・・・!!やだ!放して!!!」

ギェゾン「やだね。君は僕の仲間の心を奪った・・・・・この罪は重いよ・・・・・・・・!!」

ヴィレッタ「仲間・・・・・・・?」

ギェゾン「そう・・・・・・君を愛してしまった・・・・ヘンリーは・・・・僕の仲間だったのさ・・・・・!!

奴はお前と出合う以前は殺人者だったんだよ!!!!」

ヴィレッタ「・・・・・・・っ!!?」

ヴィレッタはその言葉を聞いて、驚きの表情を表し、目から一粒の涙が溢れた。

ギェゾン「君には罰を与えなきゃいけない・・・・・・・。」

ヴィレッタ「あっ!!!!」    ゴッ

ヴィレッタはいきなりギェゾンに顔を思いっきり殴られ、気を失って倒れた。

ギェゾン「ふん・・・・・!あと少しで処刑の準備は完了する・・・あとは・・・・・・・!」

ヨーロッパの公園

コリス、サキ、ヘンリーはベンチに座りながら会話していた。

コリス「・・・・・・そうだったのか・・・・・・。」

ヘンリー「それから僕はヴィレッタに助けられてから、彼女に近づくようになった。」

コリス「でも、君はそのヴィレッタが嫌いだって思ったでしょ?」

ヘンリー「そうだ!僕はあいつなんか大嫌いだった・・・・・・でも・・・・・・。」

サキ「それは・・・・・・恋って事じゃないかな?」

ヘンリー「恋?」

サキ「そう。あなたは・・・・そのヴィレッタちゃんの優しさに恋をしたのよ。」

ヘンリー「でも、僕はこの世界を破壊する使命を持っているんだ。この世界の人など・・・・・・!」

コリス「だったら、やめればいいじゃない!」

ヘンリー「無理だ!!一度与えられた使命を途中でやめたら処刑が待っている・・・・・・。」

サキ「じゃあ、私たちが守ってあげる!」

ヘンリー「守る・・・・・・?でも、僕は君たちの・・・・・・。」

サキ「ううん。あなたは・・・・もう悪人なんかじゃない。この世界に暮らそう!」

サキは笑顔ではっきりと言った。ヘンリーはきょとんとした。

ヘンリー「暮らす・・・・・?しかし・・・・・・僕の世界に・・・僕の家族が・・・・・・。」

コリス「大丈夫、君が元いた世界ともきっと共存してみせる!いつか!!」

ヘンリー「共存・・・・・・?」

コリス「大丈夫・・・・・・僕は・・・・いや、僕たちは全ての世界を共存するように頑張ってるんだ!」

サキ「だから安心して、ヴィレッタちゃんと一緒にいてもいいんだよ。」

ヘンリー「・・・・・・・・僕は・・・・・・・。」

その時・・・・・・・どこからともなく、ギェゾンの笑い声が響きだした。

ギェゾンの声『はははははははははは!!!!!』

ヘンリー「・・・・!ギェゾン!!」

ヘンリーはギェゾンの声を聞いて、急にベンチから立った。そして、怒りの表情を表す。

ギェゾンの声『ヴィレッタは捕まった!お前を裏切らせたヴィレッタはいつものところにいる!!』

ヘンリー「なんだって!!?その娘をどうする気だ!!!」

ギェゾンの声『殺すよ・・・・・。あいつは君にとって殺すつもりの人だっただろう・・・・!?』

ヘンリー「確かに・・・・・そうだけど・・・・・・・。」

ギェゾンの声『では、彼女を殺す!!そうすれば、お前の気持ちは・・・・・・!!』

ヘンリー「くっ・・・・・・・・。」  ヘンリーはヴィレッタが殺される事に辛かった・・・その時・・・・・。

サキ「それは違うわ!!!!」

ヘンリー「え・・・・・?」

サキ「ヘンリー君は・・・・・・ヴィレッタちゃんが好きなのよ!!

なのに、あなたは・・・・・その娘を殺そうとするなんて・・・・・!!」

コリス「そうだ!!ヘンリーだって・・・・・・好きで君の言うことを聞いてるわけじゃない!!

確かにヘンリーはこの世界に来る前はどうでもよかったけど、ヴィレッタちゃんに出会ってから、

変わって・・・・・・優しい気持ちを持てたんだ!!」

ヘンリー「二人とも・・・・・・・。」

ヘンリーはコリスとサキの想いに、初めて自分の本当の気持ちに気づき、頷いた。

ギェゾンの声『黙れ!!とにかく彼女の首を取る!!!』

それから、ギェゾンの声は聞こえなかった。ヘンリーは歩いた。

コリス「ヘンリー・・・・・・。」

ヘンリー「ヴィレッタは僕を助けてくれた・・・・・・だから・・・・・今度は僕が助ける番だ!!!!」

ヘンリーはそう言って、走り出した。愛するヴィレッタを救うために・・・・・。

サキ「私たちも追いましょ!コリス君!!」

コリス「はい!!!」

サキやコリスもヘンリーに続いて走った。

ヘンリーはギェジンのいる灰ビルにいた。

周りには相変わらず醜い死体が多く倒れていた。

ヘンリー「ギェゾン!!出て来い!!!」

ギェゾンの声『来たな、ヘンリー!5階まで来い!!』

ヘンリー「わかった!!」

ヘンリーはビル内の階段を走り、5階にたどり着いた。そこに、ギェゾンがいた。

ギェゾン「よく来たな・・・・・ヘンリー・・・・・・・。」

ヘンリー「・・・・・・・・・・ヴィレッタはどこだ・・・・?」

ギェゾン「・・・・・・・ここだ。」

ギェゾンは右のところに向かって指を指す。そこに、血まみれになって倒れているヴィレッタがいた。

ヘンリー「ヴィレッタ!!!!」  ヘンリーはいきなり倒れているヴィレッタに駆け寄る。

ギェゾン「安心しろ・・・・まだ死んではいない。だが、本当の処刑はこれからだ・・・・・。」

ヘンリー「処刑?」

ヘンリーはギェゾンを睨んだ。大切な人を傷つけた人への怒りだ。

ギェゾン「やはり・・・・・お前はこの娘が好きだったんだね・・・・・。」

ヘンリー「・・・・・・好きだ!」

ギェゾン「・・・・・やっぱり・・・・・この娘を殺す・・・・・お前を殺した後でな!!」

ギェゾンは怒りの声でそう言うと、光とともに、茶色の鎧を纏い、怪人の姿になった。

ギェゾン「君だって・・・・この世界を憎んだろ・・・・それをなぜ裏切る?」

ヘンリー「・・・・・・・・ヴィレッタ・・・・・・・・・。」

ヴィレッタ「・・・・・・・・ん・・・・・・・・。」

ヴィレッタはまだ意識があるので、少し目を開けた。彼女の目の前にはヘンリーが近くにいる。

ヴィレッタ「・・・・へん・・・・・リー・・・さ・・・ん・・・・・・・。」

ヘンリーはヴィレッタに背中を向いた。

ヘンリー「・・・・・・ごめん・・・・・・これが・・・・・僕の姿だ・・・・・・・。」

ヘンリーはそう言って、光とともに緑の鎧を纏い怪人となる。二人とも同じ姿の怪人である。

ヴィレッタ「・・・・・・!?(ヘンリーさんが・・・・・・あの時の怪人だったなんて・・・・・・!)」

ヴィレッタはまだ回復してないせいで意識が薄れているが、

ヘンリーが怪人に変身しているところをちゃんと見て、心の中で驚きと苦悩でいっぱいだった・・・・。

ヘンリー「確かに僕はこの世界を嫌った。でも、この娘が僕を助けて、

大切な人を守るとか、友達とか、優しさとか言って、この世界の素晴らしさを教えてくれた・・・・・・。

僕はそんな彼女に恋をした・・・・・だから・・・・僕は、使命を裏切る!!!」

ギェゾン「では、散れ。むん!」

ヘンリー「ふん!!」

ヘンリーとギェゾンはお互い近づいた後、キックやパンチを打ち合った。

ヘンリー「はああっ!!うっ!!うお!だぁぁ!!」

ギェゾン「ぐっ!どあ!!でぇぇい!!おあ!!」

ヘンリー「でええええぇぇぇぇぇ!!!!」

ヘンリーがギェゾンの顔にハイキックを決める。ギェゾンはひるんだ。

ギェゾン「ぐああああ・・・・・っ!!!」

ヘンリー「おおおおおおっ!!!」

ギェゾン「くっ・・・・・てやあああ!!」

ギェゾンは迫るヘンリーにアッパーを繰り出す。ヘンリーはその痛みと衝撃に飛んだ。

ヘンリー「うはっ・・・・・!!」

ヘンリーは地面に落ちた。ヘンリーは大ダメージを受ける。

ヘンリー「ぐっ・・・・・うあ・・・・・!!」

ギェゾン「そろそろ終わりにしてやる・・・・・・!!」

ヘンリー「いや・・・・・まだ・・・・終わりたくない!!」

ヘンリーはそう言って、立ち上がり、ギェゾンに向かって走る。

ギェゾン「遅いな・・・・・・ブラウン・レーザー。」

ギェゾンは左手から茶色の光線を発射した。

ヘンリー「うわああああぁぁぁぁぁ!!!!」

ヘンリーはその光線を受け、吹っ飛び、壁に叩きつけられた。

ヴィレッタ「・・・・へ・・・・ヘンリー・・・・・さん・・・・・・・!!」

ヴィレッタはじょじょに意識を取り戻しつつあった。ギェゾンはそんな彼女を見る。

つづく

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桜「悲しみは・・・・・増えてはいけない!!」

桜機は他の戦闘機より先にミサイルを連射し、アドゥス・サイルドやガンズ・スライドを攻撃した。

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・・!!」

続けて、他の戦闘機隊もミサイルを一斉連射して、攻撃。

ガンズ・スライド「・・・・・・・!!・・・・!」   ガガガガガガガ ズガァァァンドドォォン

ガンズ・スライドは両手の機関銃で撃ち、戦闘機を次々を撃ち落した。

桜「くっ・・・・・!このおおぉぉぉぉぉ!!」

残った桜機はガンズ・スライドにスパローミサイルを撃った。敵はそれを受け、ひるむ。

ガンズ・スライド「・・・・・・!?・・・・・・・・・・・・・・!!」

桜機がガンズ・スライドに近づいた時、ガンズ・スライドが機関銃を直接振り回し、桜機を叩こうとした。

桜「はっ!!機関銃で殴るつもり!!?」   ドカァァァァァン

間一髪、ランド・バーナーの砲弾がガンズ・スライドの腕を攻撃、それによって、

桜の戦闘機はガンズ・スライドの攻撃を避けることができた。桜の操縦席に花園から通信が入る。

花園『大丈夫!?桜ちゃん!!』

桜「理子ちゃん!ありがとう・・・・・・・。」

花園『ジャンボ・ロイドは二人いる!私たちはアドゥス・サイルドと交戦します!』

桜「うん!!ガンズ・スライドは任せて!!」

ランド・バーナーは機関砲でアドゥス・サイルドを攻撃。アドゥス・サイルドはひるむ。

アドゥス・サイルド「・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・!!!」  ビュン ビュン ズガァァドカァァン

アドゥス・サイルドは鞭を振るう。それによってランド・バーナーの近くの地面が爆発した。

花園「あう!!」

第4分隊員「敵の攻撃距離から離れる!!」

花園「りょ・・・・了解!!」

ランド・バーナーは後方へバックした。しかし、アドゥス・サイルドはゆっくりとそれを追う。

花園「追ってくる・・・・!?機関砲を!!」

第4分隊「よし!!」

ランド・バーナーはバックしながら機関砲を連射する。

しかし、アドゥス・サイルドはそれを受けながらも歩いてくる。

アドゥス・サイルド「・・・・・・・・・・!」

アドゥス・スライドは再び鞭をランド・バーナーに向かって振るう。

すると、鞭はランド・バーナーがバックした跡の地面にあたり、その地面が爆発した。

花園「あの鞭をなんとかしないと!!」

野沢「4分隊が苦戦しているわ!!でも、私たちはあの銃使いを!!」

清水「私はこのジープに搭載されたランチャーを使うわ!あなたはE-バズーカを使いなさい!」

野沢「了解!!」

ジープに乗っている清水と野沢も攻撃にかかった。

清水はジープに搭載されていたロケットランチャー、野沢はバズーカで攻撃した。

ガンズ・スライド「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・!!」   ドカァァァンドカドカァァァァ

ガンズ・スライドは地上からの攻撃を受けたため、機関銃を地上の第6分隊用のジープに向ける。

ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」

ガンズ・スライドは機関銃を撃ち続けた。しかし、ジープにはあたらず、

周りの地面が、さらに近くのビルまでも次々と爆発するだけだった。

清水「このぉっ!!」

清水と野沢は再び砲撃する。しかし、ガンズ・スライドが機関銃を撃って、

その弾でランチャーとバズーカの砲弾を次々と相打ちさせ、自身の身を守った。

ドゥンドゥン ガガガガガガガ ドカァ ズドン チュドォォドガァァァン ドカァァアン

野沢「攻撃を攻撃で防いだ!!?」

ガンズ・スライド「・・・・・・・・・!・・・・・・・・・!?」   ドカァァァァン

ガンズ・スライドはジープに迫る途中に、いきなり右肩を桜の戦闘機のミサイルに攻撃されたため、

怒って再び桜機に機関銃を向ける。

桜「えぃっ!!」

桜機がミサイルを連射すると、ガンズ・スライドは機関銃を撃ってまたもミサイルを掻き消す。

桜「ああ!!」

野沢『気をつけて!!奴は機関銃の弾で私たちの砲撃を防いだのよ!!』

桜「わかりました!!だったら・・・・・・!!」

桜機は一気に速度をあげて、ガンズ・スライドに接近する。

清水「・・・・・!?月野!!何するの!!?」

桜「こいつを倒さないと・・・・・・・・・・・!!」

桜の脳裏に・・・・・とある残酷な風景が浮かび上がってきた。

それは、幼い自分の目の前に、まるで嫌っているかのように睨む男性と女性の姿であった。

男性は桜の父。しかし、父は幼い桜を押し倒し、服を脱がそうとした。

桜の母である女性はその娘である桜が父から虐待を受けるところを冷たく見ていた。

桜「私は・・・・・・!!」  桜機がガンズ・スライドに近づいた時、

いきなり、アドゥス・サイルドドの鞭が桜の戦闘機を打った。

桜「きゃあああああっ!!!」  ドカァァァァン

桜の戦闘機の右の羽が鞭によって砕けたため、うまく飛べない。

清水「脱出しなさい!!!」

桜は戦闘機から脱出した。その後すぐ、アドゥス・サイルドは鞭で戦闘機を打ち、大破させた。

アドゥス・サイルド「・・・・・・・・・・・!!」

ガンズ・スライド「・・・・・・・そろそろいいだろ?」

アドゥス・スライド「ふふふふ。そうね・・・・・・・・・。」

ガンズ・スライドとアドゥス・サイルドは光となって消えた。

花園「逃げたわ・・・・・・・・。」

清水「二人のジャンボ・ロイド・・・・・・強敵だわ・・・・・・!」

野沢「・・・・桜ちゃんを探さなきゃ・・・・・。」

高町邸

光次郎は相変わらずパソコンをしていた。今日も悲しそうな表情で真奈美のサイトにいた。

光次郎「・・・・・今日、真奈美ちゃんが生きてれば・・・・・・・・・。それに・・・・・。

桜ちゃん・・・・・・あの時、ブリザード・エクシア戦で僕に弓矢を持たせたのは・・・・・・・。」

光次郎はブリザード・エクシアと戦っていた事を思い出した。

光次郎は何者か(本当は桜)が置いてきた弓矢でジャンボ・ロイドを攻撃、

マリオネット・ライターがその敵にトドメをさした。光次郎はその弓矢が誰が置いたのかわからなかった。

その時、彼の目の前に桜がいた。

桜の声『・・・・・・・・あなたも・・・・・・戦ってたんだね・・・・・・・・・。私と同じように・・・・・・・・。』

光次郎「・・・・・・まさか・・・・・・桜ちゃん・・・・君はやっぱり・・・・・・!!」

その時、部屋のドアからトントンと音がした。光次郎はそれに気づく。

光次郎「む!?(・・・・・・またか・・・・・・でも・・・・・・・。)」

光次郎は予想した。またもあかりが来る。その予想があたり、あかりが部屋に入ってきた。

あかり「買い物してきますが、光次郎さんは何が欲しいですか?」

光次郎「・・・・・・・じゃあ、ペットボトルのコーラとクリームパン3個、チョコフレークをお願い。」

あかり「わかりました^^」

光次郎「・・・・・・・あかりさん。」

あかり「なんでしょう?」

光次郎「・・・・・・もし、買い物から帰ったら・・・今日はもう勝手にこの家から出ないでくれる?」

あかり「え?」

光次郎「・・・・僕はあの事件からずっと独りぼっちなんだ。だから、あかりさん・・・・・。」

あかり「くすっ。わかってます。私はこれからもあなたの側にいますよ。」

あかりはそう言って光次郎の頭を撫でる。光次郎は辛そうな表情でまたあかりにこう言った。

光次郎「・・・・・今日、見せたい物があるんだ。帰ったら和室に来てね・・・・・・。」

あかり「・・・・・・はい。」

あかりは優しい声で返事して、部屋から出た。

光次郎「・・・・・・・・・桜ちゃん・・・・・君は・・・・・・幼い頃からどんな経験をしたの?僕は・・・・・・・。」

SSP第6分隊支部・司令室

清水「なぜ、あんな無茶な事したの!!?」

桜「ご・・・・・ごめんなさい・・・・・。」

清水「反省するつもりならさっきの勝手な行為は慎みなさい!!」

野沢「待って!清水さん!」

野沢は怒る清水を止めて、桜を見る。桜の表情はいかに辛いそうだ。

野沢「・・・・・・・桜ちゃん。一体・・・・どうしたの?」

桜「・・・・あ!ご・・・ごめんなさい・・・・・・。」

野沢「ううん。次は気をつけようね。・・・・・桜ちゃん・・・・・まさか・・・・・・。」

春日「・・・・・・・昔の事を思い出したそうね。」

春日が桜に近づいて、そう言う。隊員たちは驚きの表情で、春日と桜を見た。

春日「・・・・・そうでしょ?」

桜「・・・・・・・・・・・・。」

春日「・・・・・・・・黙ったままじゃ解決にはならないわよ。」

桜「・・・・・・すみません・・・・・たぶん、そうかも知れません・・・・・・。」

春日「あなたは・・・・・・まだ昔のトラウマに捕らわれているそうね・・・・・・。」

つづく

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