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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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隊員たち「了解!!!」 隊員たちは了解し、しばらく司令室にいた。

中には命令まで帰宅する隊員たちや司令室でくつろぐ隊員たちもいた。

光次郎「・・・・・あの。春日隊長。」

春日「・・・・・何か?」

光次郎「・・・・野沢隊員たちも帰ってらっしゃるので、

僕もそろそろ帰宅しても良いですか?」

ちなみに、清水はまだこの司令室に残っているそうだ。

春日「・・・・・いえ。あなたにはこの部屋に残ってもらうわ。」

光次郎「え!?ど・・・・どう言う事ですか・・・・??

僕には・・・・・任務の遂行をさせないんでしょう・・・・?」

春日「・・・・あなたに話したい事があるの。」

光次郎「話したい事・・・・!?」

春日「・・・・それは、私とあなたが2人きりになってからね・・・・。」

光次郎「・・・・・・・っ。」 光次郎は理解できなかった。

何故、春日が光次郎を任務に出さないのに、帰宅させてくれないのか。

それに、話したい事とは何なのか。光次郎はそれを考えながら、時間が進んでいく。


ついに午後10時となり、隊員たちは悪魔を捜索するために出撃した。

司令室では春日と光次郎の2人だけとなった。

光次郎(とうとう・・・・僕と春日隊長だけになってしまった・・・・。

一体何が起きるんだろう・・・・・。まさかっ!?)

その時、光次郎の脳裏に何かが浮かび上がった。

ベッドで横たわる春日が裸になって光次郎を誘っていると言う妄想が湧き出た。

光次郎『た・・・・隊長・・・・・!??』

春日『・・・いっぱい甘えていいのよ。高町隊員。』

光次郎「・・・・って、んな事があるワケがない!!」

光次郎は赤くなって、そんな妄想が現実に出るワケがないと顔を振りまくった。

恐らく、光次郎は2人きり=ラブコメ展開になるのではないかと、

思うからだ。・・・・光次郎はエロゲのしすぎだろうか・・・・?

春日「・・・・高町隊員。」 光次郎「あ!はいはい・・・・;」

光次郎は慌てて春日の前に立つ。

春日「・・・・隊員たちがいなくなったわ。今のうち、あなたに聞いておく。」

光次郎「は・・・はい。何でしょう?」

春日「もし、あかりさんがあなたの元へ現れなかったら、

あなたは今頃、どうなったと思う・・・・・?」

光次郎「え・・・・!?もし、あかりさんがいなくなったら・・・・?」

春日「ええ・・・。人は出会いによって運命が変わるの。

本来ならあなたがどうなっていたのか私はわからない・・・。

けど、あかりさんがあなたと出会ったから、今のあなたがある。」

光次郎「・・・・はい。あかりさんのおかげで、

あの時まで弱虫で愚かだった僕も勇気を持って、戦う事もできました。

様々な出会いもできて、様々な事も学びました。

皆、あかりさんがいたからです。もし、彼女がいなければ、

僕は今でも独りぼっちで、家で寂しく引きこもっていた。

それに・・・・もし、最悪な場合は自殺するか、

犯罪に走っていたのかも知れません・・・・。」

春日「そう。そこよ・・・。弱者は何もできない。その代わり、

心が真っ黒に染まれば犯罪なら簡単にできてしまうわ。

あなたの心は今は真っ白だけど、あかりと出会う前は黒かったそうね・・・。

もう一度聞くけど、もし今までデスナイトの存在を知らなかったら、

どうなったと思う・・・・?」

光次郎「え?知らなくても・・・・僕は普通に・・・・・。」

春日「寂しい生活を送っている・・・・わよね?

けど、デスナイトは弱者の心に漬け込むわ。例えば・・・。

現在事件を起こしている悪魔のようにね・・・・。」

光次郎「えっ!?悪魔・・・・。まさか、例の悪魔はやはり!!」

春日「そう・・・・。デスナイトの使者だと思うわ。」

光次郎「ええ!?でも・・・・何故、春日隊長がそれを知っているんですか?」

春日「・・・・第1分隊の井坂隊長が教えてくれたわ。

第1分隊は最も戦力が優れて、戦闘はもちろん、調査もどの分隊より上よ。

調査員たちが懸命な調査をして、とうとう悪魔の正体を知ったわ。」

光次郎「そんな・・・・!では、何故その事を僕や隊員たちに・・・・っ!」

春日「事情があるのよ。いろいろとね・・・・。」

光次郎「事情・・・・。それで、その悪魔はジャンボロイドだったのですか・・・!?」

春日「・・・・第1分隊の話が正しければ、そう言う事ね・・・・。」

光次郎「でも、さっきあなたが言ってた【現在事件を起きた悪魔】って・・・・。」

春日「そう。悪魔は人間の弱い心に漬け込んで、悪の存在に変えてしまう、

恐ろしい産物。デスナイトはその悪魔をモチーフにしたジャンボロイドで、

心の弱き者たちを悪人にして、デスナイトの戦闘員にしていると思うんだわ。」

光次郎「・・・・っ!!そうか・・・・もし、僕があかりさんと、

出会ってなかったら、僕の心が真っ黒になったら・・・・!

デスナイトの悪魔が僕を悪人に変えてしまうと言うワケですね!!!?」

春日「そう・・・・。よくわかったわね・・・・。話はまだ、続くわ・・・・。」

光次郎「え・・・・!?」


一方、桜たち隊員たちはそれぞれの地区で悪魔を探していた。

桜と青井は数人の隊員は、とある町中で調査をしていた。

桜「ここに悪魔が出てくる確率が高いわ・・・・。」

青井「確かにこの町は治安が悪くて、捨て子も多いと聞きます。」

黒木隊員「悪魔はその捨て子だった人を狙っているわ。

悪魔の姿が見えた時点で、即座に射撃するのよ!!」

隊員たち「はいっ!!!!」

黒木隊員を中心に悪魔の捜索は徹底的に続けられた。

捜索のため、隊員たちは町中を歩き続ける。その時・・・・。

青井「っ!!先輩たち!!あれを・・・・・っ!!!」

隊員たち「っ!!?」 青井が指さしたところを皆を見る。

それは夜空。そこで悪魔が飛びながら、少年を連れ去っていた。

桜「悪魔だわ!!!!!」 桜と青井は悪魔を見つけて、さっそく銃を構える。

黒木隊員「待って!!一般人を抱えているわ!!!」

つづく

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ウルトラマンクリスタル  第40話・フェナリナーサから来た男!?

三面異次元・ギギ
鋼鉄怪獣・カタドンガー
天空巨人・ライドマン
登場

夢の国。そこには数々の国があった。だが、尽きる事のない現実によって、

人は夢を失い、全ての夢の国が地球から出なければならなかった。

あの人々の夢と希望を取り戻させんと使者を送り込んだフェナリナーサと、

マリンナーサも・・・・・。宇宙に浮かぶフェナリナーサより、

一つの光が出た。この光は一体、何なのだ?

光は流星のごとく、地球へと進んだ。もしや、新たな使者だろうか・・・・?


コリスはどこかの草原でトレーニングをしていた。

コリスは、次々と現れる怪獣たちに備えて力を数倍つけようと言うのだ。

今、スピードをつけようとランニングに励んでいる。

その時、何者かがコリスに向かって飛び掛った。

何者か「はあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 コリス「っ!!??」

その者はコリスに攻撃しようとジャンプキックを仕掛ける。

コリス「くっ!!てやああぁぁぁぁっ!!!」

コリスはいち早く避けようとジャンプした。コリスに攻撃しようとした者は、

攻撃を外され、着地した。コリスがその者の着地をする。

その者はどこかイカした感じの衣装をして、

緑色の長い髪と、紫色の瞳をした少年であった。

コリス「な・・・・何をするんですか!!?」

少年「今の飛び蹴りを避けるのは、普通の人間では難しかった。

だが、お前は簡単に避けた。やはり・・・・お前か。マリンナーサの王子よ・・・。」

コリス「っ!?だ・・・・誰なんだ!?あなたは・・・・!!」

少年「・・・・知りたいか?ならば、俺を倒してからなァ!!!」

少年はそう言うと、すぐにコリスに蹴りかかる。

コリス「くっ!!はぁ!!」 コリスは腕でガードし、ミドルキックで反撃。

少年「っ!!とあぁぁっ!!」 少年はそれを避けようよ、バック転でコリスから離れる。

コリス「は、速い!?」 少年「ふっつ!!どりゃあぁぁぁぁ!!!」

少年は素早くストレートでコリスの腹を打つ。コリスは吐きそうになる。

コリス「うはっ!!!(な・・・なんて重いパンチなんだ・・・・!!)」

さらに少年はアッパー、スピンキックでコリスを痛めつける。

少年「ふん!!!ほあああぁぁぁぁぁ!!!!」

コリス「うっ!!ぐあああぁぁぁぁっ!!!」

コリスは強烈なダメージに遠い地面に飛ばされる。

少年「とう!!」 そして、少年は倒れたコリスに向かって、ジャンプした。

コリス「く・・・・・っ!!」 コリスはゆっくり立つ。少年は空中キックを仕掛ける。

少年「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コリス「ちっ!!はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コリスもジャンプして、空中キックを仕掛ける。どちらの攻撃が勝つか?

ドカアアァァッ 互いのキックがぶつかり合い、両者が吹き飛んだ。

少年、コリス「うわっ!!!!」 そして、2人はそれぞれ着地する。

そして、コリスがすぐに走り、攻撃を繰り出す。

コリス「おおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」

コリスは延髄斬りで少年に大ダメージを与えた。少年は物凄く吹き飛んだ。

少年「ぐわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

コリス「さぁ!!そろそろ正体を見せてもらおう!!!」

少年「く・・・そおぉぉぉ!!こうなりゃ、あれを使うぜ!!!フェナリ・チェンジ!!!!」

少年はフェナリチェンジと言う変身呪文を唱えた。すると、少年は青い光に包まれ、

少年は光となって巨大化した。コリスはそれを見て、驚く。

コリス「きょ・・・・巨大化!!?」

巨大化した少年は姿が変わっていた。その姿はまるで青白い鎧であった。

なお、頭では口元が露出し、目の部分では黄緑色なマスク状?らしい。

手足では、紫色のプロテクター?のような物をつけていた。

背中には妖精の羽が生えている。この鎧の巨人の名は、ライドマン。

ライドマン「我が名はライドマン!!コリスよ!!クリスタルとなり、

この俺と戦え!!!そして、その強さを俺に見せ付けろォ!!!」

コリス「く・・・・っ!!何が何だか知らないけれど・・・・ショワッチ!!」

コリスもクリスタルに変身し、巨大化した。ライドマンと対峙する。

ウルトラマンクリスタル「教えてください。あなたは一体誰なんだ・・・!?」

ライドマン「言ったろ?俺を倒してからだとっ!!はああぁぁぁ!!!」

ライドマンが襲い掛かろうと走る。クリスタルがライドマンの身体を掴む。

ウルトラマンクリスタル「っ!てやああぁぁぁっ!!!」

クリスタルはそのままライドマンに背負い投げを決め、地面に叩きつける。

ライドマン「ぐわっ!!ちいぃぃ・・・・っ!!やあぁぁ!!!」

ライドマンは立ち上がり、ハイキックでクリスタルにダメージを与える。

ウルトラマンクリスタル「うわ!!でや!!!」

クリスタルは素早いパンチを繰り出すが、ライドマンが手刀で受け流す。

ライドマン「ふん!!とああぁぁぁっ!!!」

そのままライドマンは肘うちでクリスタルを打つ。クリスタルは激痛でさがる。

ウルトラマンクリスタル「あぅ!!」 ライドマン「おらあああぁぁぁぁぁ!!!!」

ライドマンはさらにメガトンパンチでクリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「ぐあああぁぁぁぁっ!!!」

クリスタルは離れたところに倒れる。しかし、すぐに立つ。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルボマー!!!!!!」

クリスタルはクリスタルボマーで、一気に倒すつもりだ。

ライドマン「はっ!!!!」 ライドマンは妖精の羽で空を飛んで、避けた。

本来ライドマンがいるハズだった地面が大爆発を起こす。

ライドマンは空からクリスタルを狙う。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!?」

ライドマン「俺は妖精の力で空を飛ぶ。そして、見よ!!俺の必殺技を!!!」

ライドマンは両手の拳を胸の前に合わせる。

すると、その両手に白いエネルギーが集まってくる。

ライドマン「オキシジェン・ブリザード!!!!!!」

ライドマンは両手の拳をクリスタルに向け、

その両手から白い冷気の光線を発射した。クリスタルはバック転で慌てて避けた。

ウルトラマンクリスタル「あわわわ!!!」 クリスタルはなんとか避けきれた。

すると、前の方へ見ると驚いた。そこが青白く硬くなっている。そう。これは氷だ。

つづく

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ラーティ「・・・・忘れてないか?あの熊と鳥は、本来なら倒すべき存在なハズだ。」

ダッタ「次、会ったら必ず殺す。お前もそのつもりでいな。」

サリマ「けど・・・・。私、思うの。」

ラーティ&ダッタ「ん?」

サリマ「あの2人なら・・・・きっと、この世界を救ってくれるんじゃないかって・・・・。」

ダッタ「救う?冗談じゃねェ。奴等は世界を混沌に陥れる悪だ。」

ラーティ「俺たちはもちろん、お前も知っているハズだ。あの2人は将来・・・・。

この世界を恐怖と混乱に満たす事になる・・・・・っ!」

サリマ「そうかな・・・・。」

ダッタ「そうだよ!それにな・・・・。」

サリマ「それに・・・・?」

ダッタ「俺たちがこの世界を救うんだ。あの2人に負けずにな。」

サリマ「え・・・・・っ!?」 サリマはダッタが言わないような事を聞いて驚く。

ダッタはこれまで世界を救うだのほとんど言ってなかったのだ。

ダッタ「・・・・ただしっ!!全部ってワケじゃねーからな!!

俺のグランティへの復讐心は消えん!!ま、それだけじゃ世界は救ないなが。」

ラーティ「・・・そうだ。クラッシャーはグランティから世界を影で救う。

お前もやっと本当のクラッシャーに所属する意味に気づいたな。」

ダッタ「さーな。俺のような独りぼっちも結構いるけど・・・・。」

サリマ「ううん。あなたが独りぼっちなんかじゃない。」

ダッタ「は?」

サリマ「あなたには・・・・私たちがいるじゃない。クラッシャーと言う名の友達が。

ごめんね・・・・っ。戦いであんな悪口を言って・・・・・。」

サリマは涙目になりながら、謝罪した。恐らく、

アルシェル戦で悪口を言った事に謝っているだろう。

ダッタ「・・・何言ってんだ?確かに、俺への悪口は許せねーけど、お前なら許すわ。」

サリマ「え・・・・・っ!?」

ダッタ「だってよ。俺・・・・お前の事、あまり嫌いじゃねーぜ?」

ダッタはそう言いながら、青い布の覆面を脱ぎ始めた。ついにダッタは、

その素顔を見せたのだ。その素顔は黒い髪に黄色い瞳を持つ目の、

青年の顔であった。そう。ダッタはサリマと同じ、人間でだったのだ。

ダッタ「俺はよ・・・。お前を守りたいと思ってんだ。前々からな・・・。」

ダッタは微笑んでそう言った。サリマはそれを聞いて、涙しながらダッタに抱きついた。

ダッタはこの戦いで成長し、サリマを守るために次の戦いへ向かう決意をしたのだ。


夕日の浜辺でバンジョーたちは歩いていた。この島から出る方法を・・・・。

バンジョー「一体・・・・どうやったら、この島から出ようか・・・・。」

カズーイ「んもぅ!!この島に船とかないの!!?」

プルレス「イカダを造ろうにも、結構時間がかかるし・・・・。」

ボトルズ「それより・・・・。あちらが気になりませんか・・・?」

バンジョーたち「え・・・?ああ!!」

ボトルズが指さしたところを見た皆は驚く。そこは、海面であった。

そこの海面では無数のダルシップの残骸があった。

本来ならダルシップは無数に活動して、バンジョーたちを撃ち殺した。

だが、何故かこのダルシップ全席が沈んでいるのだ。

まるで、見えない何者かに破壊されたかのように・・・・。

バンジョー「確かに・・・・このダルシップ・・・。

何故か沈んだっけ。ラーティたちの話によれば、彼らの仲間たちかと・・・・。」

カズーイ「まあ、どっちでも良いんじゃない。そのおかげで、

今でもあたいたちは生きているし・・・・。」

プルレス「でも、おちおち寝ているワケにもいられないよ。

この島から出なきゃ、チューティさんを助ける事もできませんよ?」

バンジョー「そうだよなァ・・・。こうなれば、イカダを造るしか・・・・。」

謎の声『安心して。私たちが運んであげるわよ。』

その時、海から女性の声が響く。バンジョーたちはそれを聞いて、驚く。

バンジョー「だ、誰だ!!??」 その時、海が沸騰をして来た。

そこから緑色の潜水艦が出てきた。その潜水艦は一体、何なのだ?

バンジョー「な、何だ!?この潜水艇は!??」

プルレス「グランティ・・・・!?それとも、クラッシャー!!?」

カズーイ「まさか・・・新たな敵!!?」

女性の声『いいえ。我々は敵ではない。』

ボトルズ「潜水艦からの声・・・・!?」

そう。潜水艦から女性からの声が出た。そして、潜水艦のパッドから、

銀髪の長い髪の女性が出てきた。その女性は冷静な表情をして、

いかにもって感じなドレスっぽい衣装であった。

女性「あなたがマンボまうんてんやこのシャークックアイランドで、

大暴れした例の熊と鳥。そして、彼らに味方する者ね。」

カズーイ「あんた!!グランティの使者!!?」

女性「違うわ。それより、乗って。私たちがあなたをこの島から出してあげるわ。

【Burentei(ブレンティ)】が連れて行ってあげるわ・・・・。」

バンジョーたち「ブレンティ・・・・・!?」


バンジョーたちはブレンティと名乗る女性に言われた通りに、緑色の潜水艦に乗った。

その潜水艦は今、おたからザクザクびーちから離れ、深海の中を進んでいる。

そして、潜水艦の艦内にある一つの部屋。そこには、多くの乗組員たちがいた。

バンジョーたちもそこにいて、周りの者たちを警戒しながら立っていた。

女性「私はこの艦の艦長、ロドシーよ。安心して、座ってもらうと良い。」

カズーイ「けどねェ・・・。こいつら、どっから見ても野蛮そうに見えるわよね。」

カズーイの言うとおり、乗組員では普通の人間はもちろん、

色が違う亜人間、怪人のような姿をした者、他にも異なる姿をした者も多くいた。

そして、その中の一人である、不思議な翼を背中に生やした少女がいた。

その少女は茶色い髪のショートカットな髪をして、オーバーオールな服をしていた。

少女「まあまあ。そう警戒しないで、こっちに座ったら?」

少女は明るそうに隣の席を譲る。プルレスは安心してそこに座る。

プルレス「ありがとう・・・。君は優しそうだね・・・^^;」

少女「あたしはユミ。困った事があったらあたしに聞いてね♪」

プルレス「あ・・・ありがとう。」 ボトルズ「この人は親切ですね^^」

ボトルズもプルレスの隣の席に座る。ユミは笑顔で歓迎する。

カズーイ「じゃあ、あたいたちもどこかへ座りましょ。」

バンジョー「僕らもどこかへ座ろうか・・・・。」

バンジョーとカズーイもどこかへ座ろうと空いている席を探すが、そこに男の声が出る。

男の声「お前に座る席などない。」 バンジョーとカズーイ「っ!!?」

2人は男の方へ向く。その男は人間ではなく、怪獣のような姿であった。

頭がモヒカン。全裸であるが下半身にはジーパンが履いてある。

いわゆる、この怪人は亜人間であった。

怪人「本来ならお前たちのような世界の平和を乱す者たちに、

この艦を入れるつもりはないが、艦長のご命令とあらば・・・。」

カズーイ「な・・・・何を言ってるの?この怪物・・・。」

ロドシー「紹介するわ。この者(怪人)はガムロ。」

ガムロ「艦長。言っておきますが、この熊と鳥は我々の敵です。

本来ならこの者たちを倒すべきなのです!」

ロドシー「ですが、あの方は彼らに希望を託したのよ。グランチルダを倒すために・・・っ!」

バンジョー「あの・・・・あの方って・・・・。」

ロドシー「・・・・そうね。ちょうど良かったわ。あの方とは・・・。」

その時、謎の少年がドロシーの横に通りながらこう言った。

謎の少年「その必要はねーっスよ。艦長。」

そして、少年はバンジョーとカズーイに銃を向けた。2人はこれに驚く。

バンジョー「わわっ!!?」 カズーイ「な、何すんのよ!!??」

少年「なんでお前らがこの艦に入って来てんだよ?」

よく見れば、この少年は並の人間ではなく、肌が鼠色であった。

顔には切れた跡があり、その左右にはネジのような物が突き立てていた。

こいつはいわゆるフランケンだ。しかし、このフランケンの少年は、

普通の少年のような顔つきである。普通のフランケンはとてつもなく、

恐ろしい形相をしているのだが・・・。ロドシーはそんなフランケンの少年に怒る。

ロドシー「フラエ!!勝手な真似はやめなさいっ!!!」

フラエ「は?この2人と仲良くしろって事か?嫌だね。

俺は許す気などないさ。貴様ら熊と鳥はこの世にとって邪魔な存在だから・・・・。」

カズーイ「な、何こいつ・・・!生意気なァ~っ!!」

ロドシー「ごめんなさいね。こんな愚かな手下たちで・・・。

そろそろ紹介に入るわね。この組織は・・・・一般人、元軍人、ヤクザ、盗賊、格闘家、

賞金稼ぎ、廃人、孤児、障害者、魔術師、不良、蛮族、殺し屋、

冒険家、犯罪者、科学者、その他いろいろ・・・・。それらの者たちを、

同志にした最強最悪テロ組織にして、対グランティ組織・・・・。

いわゆる、アンチ・グランティ。その組織の名は・・・・クラッシャー。」


バンジョーとカズーイ「クラッシャー!!!!!??」

プルレス「え!?じゃ、じゃあ・・・僕たち・・・・!?」

ボトルズ(はめられた・・・・!?)

ロドシー「・・・・の直属部隊・・・・ブレンティ。」

バンジョー「ブ・・・ブレンティ・・・・!?」

ロドシー「名づけはブレンチルダさんよ。」

カズーイ「ブ、ブレンチルダですって!!?」

ボトルズ「ブレンチルダ・・・・。はっ!まさか・・・・!!」

そう。バンジョーたちは思い出したのだ。あのブレンチルダ・・・。

グランチルダの妹である、ブレンチルダの事を・・・・。

つづく

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今回はU40を最後の舞台に最終決戦が始まります。

そして、ついに!やっと!!ようやく!!!とうとう!!!!

この戦争の黒幕・ヘラーが再登場します!!!!!

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アンドロイド少女・マリオネット・ライター  第33話・美しき小悪魔


悪魔ジャンボロイド・ミスティー・デビルス登場

夜の街。そこはしょうもない程の欲望を大人たちが多くうろつく場所である。

たとえば、大はしゃぎをする者たち。その者たちは多くの金を持っているため、

好きなだけ欲しい物が手に入る。その者たちはどれ程の幸運が大きいのかわからない。

逆に暗いところで寂しがる者たち。その者たちはそれぞれ一人で行動し、

欲しい物を求めてさ迷うが、それを持つ者たちに否定され、

ある者は複数の他人にいたぶられていた。彼らに幸せなど一つもないのだ。

そして、その者の一人である青年が涙を流しながら座り込んでいた。

青年「・・・・どいつもこいつも・・・・・強けりゃ調子に乗りやがって・・・・!

俺たち弱者の気持ちも一つも知らずに・・・っ!!強者なら・・・・。

弱き者たちを助けてくれると言うのに・・・・。くそ・・・・。」

青年は暗いところから、幸せを謳歌する者たちを見て、そう切なく呟いた。

謎の声「ならば・・・・・あんたも強くなれば良いじゃない?」

青年「っ!?誰だ・・・・っ!?」 青年は謎の少女の声に反応し、立つ。

その青年の前に、声の主である少女が舞い降りた。その少女は、

背中に悪魔のような翼が生えていた。そして、赤いボンテージをしている。

悪魔の翼の少女「私は悪魔。あなたを救いに来たの。」

青年「俺を救いに・・・・!?」

悪魔「そうよォ。私はこれまで何度もあなたのような弱者を救って来たの。

だから、今度はあなたの番。さあ。幸せが欲しかったら、

私についてきなさい?きっと、素晴らしい世界へ案内してあげるわ。」

青年「素晴らしい・・・・世界・・・・・?」

悪魔の言葉を聞いた青年はそのまま悪魔に近づく。

悪魔が青年にそっと抱きしめ、悪魔の翼で夜空へ飛び去った。

悪魔は青年を連れ去ったのだ。果たして、悪魔は何故現れたのか?何故、

彼女は弱者たちを何処かへ連れ去るのか・・・?


秋田学園の廊下では、光次郎と榊が昨日起きた事件について会話していた。

榊「なぁ。聞いたか?高町。また悪魔が人を浚ったらしいぞ?」

光次郎「うん。最近、SSPでもその悪魔って奴を確信したらしいけど・・・。」

榊「しかし、悪魔ってどんな奴だろうなァ・・・?人間たちを次々と浚って・・・。

もしかして、地獄へ落とすつもりだろうか?あ。ちなみに、俺が見たところ、

悪魔はどうやらセクシーで美人でボイ~ンな美少女らしいぜwww」

光次郎「うん。もし、そうだった捕まってHな拷問をしたいね。」

榊「だろ?だろ?ここは正義の鉄槌をくらわせねばならんな。うん!」

光次郎(しかし、悪魔は何故人を浚うのか・・・?今回もデスナイトの仕業に違いない・・・!)


光次郎は聡子のいる3階に来て、聡子と会話をする。

聡子「え?人を浚う悪魔・・・・?」

光次郎「・・・・はい。あの悪魔はもしかして、

デスナイトの仕業ではないかと思います。ただ・・・僕の勘によるものですが。」

聡子「・・・・私の父や母もその件について調査したそうだけど、

あの悪魔と言われた少女についての詳細はまだ不明らしいわ。

まあ、こちらもデスナイトの使者ではないかと確信しているんだけど・・・。」

光次郎「そうですか・・・。では、僕がSSPとして、

その悪魔の秘密を探って来ますので・・・・。」

聡子「ええ。頑張ってね・・・・。」


こうして、ホームルームが終わり学園から出た光次郎は、

青井と桜はSSP第6分隊の基地へと向かった。

そこの司令室で、春日隊長が隊員たちの前で事件の説明を始める。

春日「・・・・4日前より謎の蒸発事件が始まっているわ。

その原因は悪魔と呼ばれる存在の仕業であったわ。」

青井「ですが、悪魔とは人の心に漬け込んで、その心に悪意と邪心を植えつけると言う、

恐るべし神話の存在で、現実には存在しないハズでは・・・?」

春日「けど、存在したわ。悪魔はそれらしい翼はともかく、

髪が長く、三つ編みらしい。色は赤いそうよ。とにかく美しそうな女性であるわよ。」

桜「悪魔は・・・・人を次々と浚ったと聞きます。」

春日「うん。なお、浚われた人間たちは皆、不良、ホームレス、

捨て子、無職、貧乏、浪人など・・・・。皆、社会に捨てられた者たちだったわ。」

清水「その社会に捨てられた者たちは、ほとんどが後の悪人になるとなります。」

野沢「その人たちはそれぞれが独りぼっち。その悲しい人たちを、

悪魔が浚って悪の存在に変えようとしているんだわ。きっと・・・。」

春日「2人の言う通りかも知れないわね・・・。

悪魔は深夜に出没すると言うわ。深夜から調査を開始するわ。」

光次郎「では・・・。僕らもはそこで出撃するんですね!?」

春日「ええ・・・。ただし、高町隊員。」

光次郎「は、はい・・・・?」

春日「今回の任務・・・。あなたは動かないでもらうわ。」

光次郎「え・・・!?」 桜「・・・・・っ!?」

光次郎は春日の言葉に動揺し、桜も動揺をする。

光次郎「な、何故・・・・僕を出さないんですか・・・・!?」

春日「部隊では、状況によって出す隊員と出さない隊員があるのよ。」

桜「ですが、光次郎君は今までの事件に悉く立ち向かい、勝利を収めました。

今回の事件も・・・・光次郎君ならきっとできるハズかと・・・・。」

春日「わかっているわ。けど、今回は高町隊員を出さないつもりよ。いいわね?」

光次郎「・・・・・・はい。」 光次郎は少し落ち込んだ表情で了解した。

清水「これも隊長命令だ。気が向いたら、あなたも出撃させてくれるハズよ。」

野沢「ごめんね。次は一緒に行動してあげるから、それまで待っててね。

それに・・・・隊長はきっとあなたに無理させないために言ったんじゃないと思うわ。私・・・。」

光次郎「野沢さん・・・・。」

春日「出撃の時は午後10時の時。それまでに各員は待機をしておきなさい。」

つづく。

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