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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アシナガ「こりゃァ・・・・!!」

そう。マンボの魔法によって姿が変わったバンジョーを見た、

一同は・・・特にクロコタスたちは驚く。

ミドリ「こ、これは・・・・!僕らと同じ!!?」

ミドリがそう言う。そう。バンジョーは、

緑色の小さなワニへと変わったのだ。

ミル「これって、ワニ族の子供の姿じゃない!!?」

テル「貴様・・・。奴をワニに変えてどうする気だ!?」

テルはマンボに言う。マンボは冷静に語る。

マンボ「ワニ族。熊と鳥、狙っている。だから、

熊をワニに変えた。そうすれば、熊。ワニ共に、

バレずに、狙われる心配はない。」

アシナガ「なるほど。バンジョーがワニになりゃ、

他のワニたちがバンジョーを同胞だと思っているって事だな!」

マンボ「そう。ってなワケで、バンジョー。しばらく、

その姿でいてもらう。この沼での戦い、終わるまでな。」

バンジョー(ワニ)「・・・・・わかった。」

その時、バンジョーの背中に付いているリュックから、

二つの目が出て、そのリュックがカズーイの声で喋り出す。

カズーイ(リュック)「・・・・で、私に関してはノーコメントなワケ?」

ミル「わっ!!リュックが喋った!!」

テル「鳥は・・・リュックに変身したか・・・・。」

リュックがカズーイの声をした事にミルは驚き、

テルが冷静にカズーイがリュックである事を確信する。

ミドリ「これで、仲間たちに狙われる心配はなくなったね。

あとは、これからどうするべきか・・・。」

カズーイ(リュック)「決まってるじゃない!この沼にある、

全てのジグソーを集める!!それで、この沼にいる、

グランティの連中を全部、ぶっ倒す!!

でしょ!?バンジョー!!」

バンジョー(ワニ)「うん・・・。隠れている間に、

他のワニたちの話を聞いて、わかったよ。

君らの沼で戦争が起きているのは、それぞれの種族が、

持っていて、それらを奪い合っているからだろう。」

ミドリ「そ、そうだけど・・・・。」

ミズイロ「ジグソーのせいで、

他の種族が僕らに襲いかかっているもんね。

あんなに仲良くやっていたのに。昔は・・・・。」

ムラサキ「ジグソーなんてなかったら良いのにと、

一度は思った事あるよ・・・・。」

マンボ「・・・・そう。この沼の戦争を終わらせる方法。

それは、この沼にあるジグソー、全部、熊と鳥が集める事だ。」

ミドリ「そうすれば・・・戦争が終わるよね?」

マンボ「確実に。いや、必ず終わらせねばならない。」

バンジョー(ワニ)「そうとわかれば、さっそく行こう!!

全てのジグソーを集めに・・・・!」

アオ「でも、戦場ではグランティと言う連中が、

大暴れをしているから、僕らはもちろん、他の種族も、

動きづらくなっているよ。」

カズーイ(リュック)「グランティが暴れているなら、なお結構!!

あたいらはこの沼の住人より、

グランティをぶっ倒したいからね!!!」

バンジョー(ワニ)「さっそく行って来る!!」

アシナガ「待ちな。その前に良い事を言ってやるぜ。

この沼のどこかにジグソーの眠っている卵が少数あるらしい。

今は他の種族がいっぱい見つけたから、残り少ないため、

探しにくくなっちまったらしいかも知れないが・・・。」

バンジョー(ワニ)「わかった。その卵を探してみるよ!!」

そして、バンジョーは走って、クロコタスの隠れ家から出る。

ミドリ「あっ!!ちょ、ちょっと・・・。大丈夫かなァ・・・。」

ミドリはバンジョーとカズーイは、

ワニたちにバレないか心配している。

マンボ「心配ない。マンボの魔法、通じる。ワニ共、

熊と鳥を必ずワニと思い込む。」

テル「俺は奴らの元へ行く。奴らが勝手な事をすれば困るからな。」

ミル「私も行くわ。ワニになった熊。何か可愛いし。」

テルとミルもバンジョーとカズーイに続いて、隠れ家から出る。

アシナガ「大丈夫かねェ。あいつらだけで。もし、

グランティの奴らがとっても強力だったら、

ヤベーんじゃねェか?」

アカ「大丈夫だよ!!僕らにはあのワニがいるんだから!!」

アカの発言に、アシナガが驚く。

アシナガ「あのワニ?もしかして、奴の事か!!?」

マンボ「奴?それは一体、誰なんだ・・・・?」

ミドリ「そう言えば、

マンボさんはこの沼に来たばかりですよね?

あのワニ。それは、

僕らワニ族の中で最強の力を持っているんだ。

そして、その身体は僕らと違って、全く赤い色をしていた。

この沼の者たちは彼を紅のワニと呼んだ。その名も、

ミスター・バイル!僕らワニ族のエースです・・・・っ!」

マンボ「ミスター・・・バイル・・・・・!!」


ワニたちが多くいるところを堂々と歩くバンジョー。

何故なら、バンジョーは今はワニであるからだ。

他のワニA「おい。見ろ。こいつ、リュックとズボンをしてるぜ。」

他のワニB「おかしいな。そんな奴、見た事もねーけど。」

他のワニC「まあ。こい言う奴もいるのよ。放っておこうぜ。」

カズーイ(リュック)「どうやら、気づかれないみたいね。」

バンジョー(ワニ)「ああ。そのままこの住み処から出て、

ジグソーを集めに行こう!」


そして、ワニ族の住み処から出たバンジョーとカズーイは、

戦場である沼地を歩いていた。そこには、

フリビッツやバズボム、ワニやカメの死体が多くあった。

バンジョー(ワニ)「これは酷い・・・・。まさに戦場って感じだな。」

バンジョーはあまりにも醜い光景に、悲しそうになる。

カズーイ(リュック)「・・・っ!あれを見て!!」 

バンジョー(ワニ)「えっ!?」

二人が見たのは、複数のバズボムとウィゾルが戦っていた。

バズボムA「何だ、こいつ!?たった一人で、俺らの仲間を、

数匹も葬りやがった・・・・・っ!!」

ウィゾル「当然さ。だって、君たち雑魚じゃないか?」

バズボムB「あぁ!?強いからって、

あんま調子乗んじゃねえぇぇぇ!!!」

複数のバズボムが一斉にウィゾルに襲いかかる。

ウィゾル「・・・・トンボは五月蠅い・・・・。」

バズボムA「うぜえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

バズボムAがウィゾルに体当たりしようとする。だが。

ウィゾル「・・・・ふん!!」 ウィゾルはバズボムAを殴り飛ばす。

バズボムA「ぱぅ!!!」 

バズボムは殴り飛ばされ、沼の中へ落ちる。

バズボムB「グルルルルルルルウウゥゥゥゥゥ!!!!!!」

バズボムBが後ろからウィゾルに襲いかかる。

ウィゾル「・・・後ろからの気配が凄いよ。でぃ!!」

ウィゾルは回し蹴りで後ろのバズボムBを蹴り飛ばす。

バズボムB「うぎっ!!?」 

バズボムBは蹴られ、沼の方へ飛ぶ。

バンジョー(ワニ)「つ・・・強い!!この怪人、グランティだな!!」

ウィゾル「クライシスボウル!!!!!」

ウィゾルはクライシスボウルを投げ、

それが3匹のバズボムに命中する。

3匹のバズボム「わああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

3匹が爆発を受けて、燃えながら落ちる。

残りのバズボムたちがこれに怯える。

他のバズボムA「ひ、ひいいぃぃぃ!!何だ!!こいつゥ!!」

他のバズボムB「いくら攻撃しようとしても、

ダメージ一つも付けれねェ!!」

他のバズボムC「ここは一旦引き上げだ!!!逃げろォ!!!」

残りのバズボムが一斉に逃げ出した。それをウィゾルは。

ウィゾル「逃げるなよ・・・!クライシスボウル・G!!!!!」

ウィゾルは複数のクライシスボウルを投げ、

逃げるバズボムたちに迫る。

バズボムたち「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

全てのクライシスボウルを受けた全てのバズボムが、

その爆発によって散りとなってしまい、

全員死んでしまった。

バンジョー(ワニ)「す・・・・凄い・・・・!!」

ウィゾル「・・・ふっ!ふふふ・・・!!ふはははは・・・・!!!」

ウィゾルの突然、笑い出した。

バンジョーとカズーイはこれに驚く。

カズーイ(リュック)「あ、あいつ・・・!何を笑っているの!?」

ウィゾル「とても凄い気配を感じる・・・!まさか、

この沼にも強い奴がいるとは思わなかったよ。」

ウィゾルは後ろに向く。そこに、何者かがいた。

その姿は色では全く赤。圧倒的な紅であった。

そして、体はワニそのものであった。その姿を見た、

バンジョーとカズーイは驚く。

バンジョー(ワニ)「な、何だ!?このワニは・・・・!」

カズーイ(リュック)「見た事もない奴だわ・・・・!?」

ウィゾル「エスメラルダ様が言ったけど、

まさか、君が赤いワニだったとはねェ・・・。

君は一体、誰だ!!名を名乗れィ!!!」

つづく

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おにぎり。それは、多くの人が食べた事のある、

素晴らしい味をする食べ物である。まさに、

平和な味と言っても良いだろう。

BAR基地の司令室で、灰間が弁当箱を持って来た。

灰間「・・・・・よぅ。」

上川「ん?何だぃ?灰間君。何か持ってきたの?」

日下部「もしかして、ゲームとか漫画とか、

つまらない物を持って来たんじゃないでしょうね?」

灰間「違ェよ。ほら・・・。」

灰間はテーブルに箱を置き、それを開ける。

そこには、おにぎりが多くあった。

それを見た上川は喜びに満ちる。

上川「わぉ!!おにぎりだ!!美味しそう!!」

日下部「な、何であんたがこれを・・・?」

灰間「俺じゃない。親友が差し入れに持って来いってよ。」

そう。灰間がBARの基地におにぎりを持って来たのは、

野口が灰間のお世話になっているBARに、

差し入れようと思ったからだ。それほどに、

野口は灰間とBARの頑張りを評価しているそうだ。

上川「しかし、良い人持ってるねェ。灰間君は。むぐむぐ・・・。」

上川は食べながら言う。日下部も笑顔で食べている。

日下部「ふーん。なかなか美味しいじゃない!」

灰間「だろ?野口は料理が得意なんだからな。」

灰間も食べていた。だが、叶野は食べていないそうだ。

灰間「ん?叶野さんは食べないんですか?」

叶野「悪いが、その気はない。・・・と言うか、

我々は軍隊なんだぞ?軍隊が今、そんな遠足気分を、

味わって良いハズがない。大体、そんな暢気な事を・・・。」

上川「まぁまぁ。せっかくだし、叶野さんも・・・。」

叶野「俺はお前らとは違う・・・・。」

灰間「・・・・・叶野さん?あっ!!」

その時、大神が入って来て、灰間たちの行為を見る。

大神「何やっとんじゃぃ?君ら。」

日下部「灰間隊員の友人が差し入れらしくて・・・。」

大神「そうかぃ。おにぎりか。ちょっと一つくれ。」

大神も一個のおにぎりを取って、それを食べる。

大神「う~ん。こりゃ美味しいのォ。じゃが、

いつまでも、こがぁに楽しい事はできんど。」

灰間、上川、日下部「え・・・・?」


ウルトラマンティアーズ   第12話・平和を壊す

猛毒魔人・ニアギルク登場


隊員たちは真面目にテーブルに座り、大神を見る。

大神「最近、人間が急に死んでしまうと言う事件が、

相次いでいるけ。幸い、瀕死に近い状態で、

入院している人も多くなっとる。」

上川「その原因は・・・・?」

大神「わからんが、何故か身体の中身が溶けるそうなんじゃ。

何故、溶けたのかはわからない。何かのウィルスが、

発生したか。それとも、何かの飲食物に毒がかかったか・・・。」

叶野「恐らく、魔族の仕業でしょう。」

日下部&上川「ええっ!?」 叶野の発言に二人は驚く。

灰間「確かに、今は魔族が暗躍する時代。人々が急に、

謎の死を遂げても不思議じゃねェ。魔族のせいで・・・!」

大神「そう。今回もきっと、魔族のせいに違いない。

各々、パトロールを開始せよ。事件の原因を探すんじゃ。」

隊員たち「了解!!!」

つづく

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突然、人々が謎の死を遂げる事件が相次ぐ。

事件のヒントはおにぎりにあった。そのおにぎりを、

作ったのは誰か。それを叶野が解き明かす。

次回、【平和を壊す味】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?ティアーズ第12話。

今回は上川隊員が大活躍するお話でした。ですが、

ちゃんと活躍しきれてませんね・・・・^^;

今回登場した魔獣は、

グリッドマンの怪獣であるチドゲラーである。

この小説では暗いところで死んだ子供の魂が、

魔族の力で魔獣にされたものとして登場させていただきました。

戦闘シーンはミラーマンのアロザの回を少しパクりました・・・(

チドゲラーって怨念鬼獣と呼ばれて、体に骨がついてましたね。

もしかして、闇の能力を扱うのに相応しいんじゃないかと、

思いまして、出演させてみました。

今回は新技を3つも出しました。まずは、

アームズ・ガード。両手を光らせて、それを盾として、

敵の飛び道具を弾き飛ばす技です。ジャンピングショットは、

ジャンプしながら発射する光弾で、サブ技の攻撃系の一つです。

最後はウルトラパージ。いわゆる浄化をする光線です。

次回は怪人系の魔獣が登場します。

叶野隊員が大活躍する番です。

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ウルトラマンティアーズ「ウルトラキック!!!!」

ティアーズはそのまま強烈なキックでチドゲラーを蹴る。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

魔獣はジャンプキックを受けて倒れるが、すぐに立つ。

チドゲラー「エエエエェェェェ!!エエエエエェェェェェ!!」

チドゲラーはキレて、ティアーズに襲いかかる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!!!」

そんな魔獣にティアーズはパンチとキックで攻撃。

さらにチドゲラーの顔を掴んで、魔獣を投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

ティアーズは倒れたチドゲラーに接近しようと走る。

その時、チドゲラーは立ち上がり、闇の中へ消えた。

ウルトラマンティアーズ『くっそ!!

また闇の中に隠れやがった!!』

そして、後ろからチドゲラーが現れて、

ティアーズを羽交い絞めにする。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!?・・・・!!」

だが、ティアーズは魔獣の顔を掴み、またも投げ飛ばした。

チドゲラー「エエエエエェェェ!!!エエエエエェェェェ!!!」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!」

ティアーズはアームシュートでチドゲラーを攻撃する。

チドゲラー「エエエエエェェェェ!!!エエエェェェ!!」

攻撃を受けたチドゲラーは立ち上がり、

ティアーズに頭突きをする。

ティアーズ「ウワアアアアァァァァァッ!!!」

頭突きを受けたティアーズは吹き飛び、倒れる。

そして、チドゲラーは両目からレーザーを連射する。

その時、ティアーズは少しだけ立ち、新しい技を出す。

ウルトラマンティアーズ「アームズ・ガード!!!!!」

ティアーズは右手を光らせて、その手に敵のレーザーを、

当てる。その右手を右の方へ振るうと、レーザーがそこへ、

弾き飛ぶ。さらに、左手も光らせ、その手で、

敵のレーザーを左の方へ弾き飛ばす。

それは何回か繰り返される。

チドゲラー「エエエエエエエエェェェェェェ!!!!!」

チドゲラーは口からの光線で殺そうとする。

だが、ティアーズはバック転でそれを避け、ジャンプする。

ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」

夜空に跳んだティアーズは両手から少し大きい光弾を発射。

それと同時にティアーズは後ろの方へ跳んでいく。

大きい光弾の新技ジャンピングショットが、

チドゲラーの顔に命中。

チドゲラー「エエエエエエェェェェェェ!!!エエエェェェェ!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!ショワッチ!!!」

そして、ティアーズは走り、チドゲラーを思い切り殴る。

チドゲラー「エエエエエェェェェェ!!!エエエエェェェェ!!!」

チドゲラーはアッパーで反撃する。

だが、ティアーズは負けずに、

敵の顔を3回蹴る。魔獣は尻尾を振って、ティアーズを打撃する。

チドゲラー「エエエエエエェェェェェェ!!!!!」

チドゲラーはまたも尻尾を振って、ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・!!」

チドゲラー「エエエエエエェェェェェェェ!!!!」

そして、魔獣は口からの光線でティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「ウアアアアアアァァァァァッ!!!!!」

ティアーズは攻撃を受けてさがる。だが、魔獣はさらに、

光線を2回も発射する。だが、

ティアーズは必死にこれを避ける。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!!!!」

ティアーズは思い切り走り、

チドゲラーに強烈なキックを浴びせる。

チドゲラー「エエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!」

打撃を受けてさがるチドゲラーはまたも闇の中に隠れた。

そして、ティアーズのカラータイマーが赤に変わる。

上川「敵が闇の中にいるのなら・・・・!そうだ!!光だ!!

ティアーズ!!!光を使って奴を見つけるんだ!!!」

ウルトラマンティアーズ『わかった!!!

ウルトラアンチダークライト!!!!』

ティアーズは身体から物凄い光を発して、

辺りが明るくなった。

その時、チドゲラーの姿が見えた。闇に隠れているハズの、

チドゲラーは明るい光を浴びて、

その姿が見えるようになったのだ。

光に弱い魔獣が物凄い光を浴びて苦しんでいる。

チドゲラー「エエエエエェェェェェ!!エエエエエェェェェ!!」

上川「見えた!!ティアーズ!!!右に魔獣がいるぞ!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!ティアーズナックル!!!!」

ティアーズは二つの光る拳、ティアーズナックルで、

チドゲラーを思い切り殴り続ける。凄まじいラッシュに、

チドゲラーは既に体力限界であった。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!!!」

ティアーズは最後の1発でチドゲラーを殴り飛ばす。

チドゲラー「エエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!!」

チドゲラーは夜空に浮かぶように飛ばされる。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でチドゲラーを攻撃。

今度は命中した。

光線をチドゲラーは一瞬、物凄い光となって地上に落ちた。

チドゲラー「エエエエェェェェェ・・・・・・・!」

そして、チドゲラーはゆっくりと目を閉じた。

上川「・・・・・これで天国に行けるんだね・・・・。」

ウルトラマンティアーズ「・・・・ウルトラパージ!!!」

ティアーズは右手から水色の光を発する。その光が、

チドゲラーを優しく包み、

その光と共に魔獣は消えていった。


夜明けが近い時間。海岸で上川は小さな墓標を立てた。

その墓標は少し大きな石そのものだが、名前が彫ってあった。

【暗闇に死に、魔獣に変わり果てた子】と。

灰間「何故、墓を立ててるんですか・・・?」

上川「この魔獣は元から人間だったんだ。その子が、

魔獣になって死んだのは、

この暗い世の中のせいなんだ・・・。」

日下部「確かに、世の中は・・・特に私たち人間の世界は、

暗いところが多すぎるからね・・・・。」

叶野「その人間の心の中には闇がある。そう。

人間の心こそが本当の闇かも知れない。その闇によって、

多くの魔獣ができる事も現実になりそうだな・・・・。」

上川「けど、僕は信じているよ。

人間の心には闇だけじゃない。

光だって、あるんだ。僕らにも光があると信じたいんだ。」

灰間「その光で闇に打ち勝つんですよね。」

叶野「だが、魔族は人間の心の闇を狙っているに違いない。

魔族は闇を好む悪魔たちであるからな・・・・。」

灰間「そんな魔族ども、ぶっ倒せば良いんですよ。

闇に負けて犠牲になった人たちのためにも、

光と共に生きる人たちのためにも、俺たちが、

魔族から平和と言う光を守りましょう・・・・!」

日下部「そうね・・・・。」 上川「うん・・・!」

隊員たちは昇り始めた太陽を見て、心に誓いました。

人間の心の闇をつけ狙う魔族どもから、

平和と言う光を守ろうと。

チドゲラーになった人間の子供は、

闇の中で死に、心がドス黒い闇に包まれていました。

その闇の心を魔族が、

魔獣チドゲラーに転生させたのでしょう。

新たなチドゲラーが何匹も現れないように、

BARは人間の心をも救おうと考える事になりました。

次回につづく

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灰間「わからん!!だが、海の底は確か、暗いと聞いた!!」

叶野の声『とにかく、その海から魔獣反応がする!!

念のため、自衛隊の要請もしておいた!!灰間も、

早く急行しろ!!エリア・C-13だ!!!」

灰間「わかりました!!すぐに行きます!!!」


太陽が徐々に沈みつつあり、空が暗くなりつつあった。

その時、ここエリア・C-13である、

海に近い町で異変が起きた。その海から、

魔獣チドゲラーの顔が出てきたのだ。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェ!!!!!」

町では、自衛官たちが必死に逃げ惑う人々を、

避難誘導している。チドゲラーを倒そうと、多くの戦車が、

海岸のところで魔獣の準備をしていた。魔獣が上半身を見せる。

ただし、下半身は海の中であるが、進行を始める。

自衛隊員「撃てえええぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、全ての戦車がそれぞれ無数の砲弾を連射した。

その砲弾を受け続けるチドゲラーだが、

少ししか効いていないらしい。

チドゲラー「エエエエェェェェェ!!エエエエエェェェェェ!!!」

魔獣は口からの光線で戦車を一台破壊した。

その時、歩兵部隊が来て、

それぞれの銃器で援護攻撃する。

戦車と歩兵の攻撃を受けているチドゲラー。だが、

なかなかダメージを受けない。むしろ狂わせるだけだ。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!!」

チドゲラーは両目からのレーザーを連射して、

複数の戦車を破壊する。

その時、バルワンダー1号と2号。

少数の戦闘機が飛んで来た。

1号が叶野、2号が日下部である。

日下部「間もなく夜になってしまいます!!」

叶野「その前に攻撃を続けて、魔獣を倒すんだ!!!」


そして、太陽が完全に沈み、夜になってしまった。

バルターボは急いで現場へ行こうと走る。

灰間「夜になっちまった・・・!!魔獣の野郎。

そろそろ本格的に暴れ出す時間だぜ!」

上川「もし、僕の思っている事が本当なら・・・。」


海上を進み、ホテルに近づこうとするチドゲラーを、

攻撃しまくる戦車部隊。

バルワンダー2機もレーザーバルカンで、

攻撃するが、それでも倒せない。続いて、

戦闘機部隊もミサイル連射でチドゲラーを攻撃する。

チドゲラー「エエエェェェェ!!!エエエエエエェェェェェェ!!!」

魔獣は両目からのレーザーで戦闘機を複数撃墜した。

叶野「ちっ!!戦闘機部隊が全滅か・・・。」

チドゲラー「エエエエエエェェェェェェェェ!!!!!」

魔獣は口からの光線でホテルの近くの爆発させる。

戦車部隊とバルワンダー2機が攻撃するが、

チドゲラーは急に消えてしまい、命中しない。

日下部「き、消えた・・・・・っ!!?」

突然、複数の戦車が一斉に爆発してしまう。そこから、

チドゲラーが現れた。日下部と叶野はこれに驚く。

チドゲラー「エエエエエエェェェェェェェェェェ!!!」

日下部「また瞬間移動を・・・・!!」

チドゲラーは闇に生きる魔獣である。

奴は、闇の特性を生かし、その闇の中に隠れて、

まるで消えたような能力を持つ事ができるのだ。

チドゲラーはまたも口からの光線でホテルを燃やした。

そして、ついに到着したバルターボから降りる灰間と上川。

灰間「畜生・・・・!魔獣め。ん?上川さん・・・。」

灰間は上川の様子に気づく。

彼は何故か悲しそうな表情をする。

上川「あの魔獣・・・・。泣いている。」

灰間「え・・・・!?」

上川「だって、聞こえるだろう。魔獣の声が。」

チドゲラー「エエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!!」

チドゲラーは両目からレーザーを複数発射して、

多くの民家を破壊していく。その魔獣の鳴き声は、

確かに子供が泣いているような声である。

上川「あの声は・・・泣いているんだ。そして、

感じるんだ。あの魔獣は・・・・あの子は、

悲しいんだ。一人ぼっちだから。誰かに構って欲しくて、

怒ったフリして暴れているんだ・・・・!」

バルワンダー1号がレーザーバルカンでチドゲラーを攻撃。

攻撃に耐えたチドゲラーは近づく1号を右手で打撃する。

機体が爆発し、炎上しながら墜落していく1号。

叶野「ここまでか!!脱出する!!!」

叶野が脱出し、1号が海の中で爆発してしまう。

チドゲラー「エエエエエェェェェェ!!!エエエェェェ!」

魔獣は両目からのレーザーで次々と町を爆発させていく。

上川「あの魔獣はやはり、杉浦さんの妹さんの子供なんだ・・・!

僕も幼い頃にいじめられて暗いところに閉じ込められて、

そのまま荒みそうになって、この世を恨みそうになったんだ。

けど、そんな僕を助けてくれた人もいて、この世には、

まだ優しさがあると感じた。」

灰間「あの魔獣を・・・・助けようって言うんですか?」

上川「できれば、そうしたいんだ・・・。」

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!」

魔獣は燃える町を歩き、2号がそんな魔獣に攻撃をする。

複数の火薬弾で攻撃するが、チドゲラーには通じない。

チドゲラー「エエエエエエエエエェェェェェェ!!!!」

その時、灰間のシーバーが鳴り出す。日下部からの声だ。

日下部の声『何やってるのよ!!灰間!!!

魔獣が避難所である学校へ進もうとしているわ!!

そこを防衛しないと、

町の住人が大勢皆殺しにされるわよ!!!』

灰間「・・・・・ああ。わかった。・・・あっ!!」

そして、

灰間は上川が魔獣に近づいて走っているところを見て、驚く。

上川「おおおおぉぉぉぉぉい!!!

君は杉浦さんの妹の子供だろ!!?

君が暗いところで一人寂しく死んで、

こんな事をした人間たちを、

憎んでるだろ!?でも、それじゃ、あまりにも悲しすぎるよ!!

君はその悲しみを魔族に利用されているだけだ!!!!」

上川は説得するように叫ぶが、

魔獣は全くそれを聞く気がなく、

闘争本能のままに暴れていた。

もはや人間の心は全て捨てたのだ。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェ!!!!」

チドゲラーは口からの光線で2号をも破壊した。

日下部も脱出したが、2号が町の中で墜落して爆発する。

灰間は一人、人気のなく暗い公園のところで呟く。

灰間「魔獣にはもう人間の言葉を理解する気は全くない。

奴はもう人間の子供じゃねェ。完全な魔獣にされたんだ。

恐らく助ける事はできねーだろうな。魔族がいる限り。

あいつら、死んだ人間の魂を魔物に変えやがって・・・・!!

上川さん。

助けられずに倒しちまったら勘弁なっ!!ティアーズ!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身し、海岸に着地した。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!」

上川「っ!!ウルトラマンティアーズ!!!」

チドゲラーと上川はティアーズの方を向く。

ウルトラマンティアーズ『悪いが、ぶっ倒されてもらうぜ!!

恨むなら、魔族のワル共を恨みな・・・・っ!!』

チドゲラー「エエエエエェェェェェ!!エエエエェェェェェ!!!」

チドゲラーはゴリラのように胸を叩いて、ティアーズに、

近づこうと走る。そして、燃えるホテルの近くで、

ティアーズとチドゲラーは組み合い、押し合いを始める。

チドゲラー「エエエエエェェェェ!!!エエエエェェェェェ!!!」

その間にチドゲラーがティアーズの顔を2回殴る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・!!!」

ティアーズは物凄い威力のパンチでチドゲラーを殴り、

チドゲラーは海の中に落ちる。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

ティアーズはジャンプして、海に落ちたチドゲラーに迫るが、

そのチドゲラーがまた闇に隠れて消えた。

逆にティアーズが海に落ちる事になる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・!!」

その時、

ティアーズは海岸のところでチドゲラーが現れたところに気づく。

チドゲラー「エエエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

魔獣は口からの光線で攻撃するが、

ティアーズはジャンプで避ける。

つづく

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