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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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森下「そ、そんな・・・!じゃ、じゃあ・・・。この雪の結晶は、

聖なる宝物じゃなくて、邪悪な魔獣だって言うの・・・!??」

ラギコル星人A「ソウダ。オ前ガ持ッテイルノハ、

オ前タチ人類ノ敵デアル魔獣ナノダ・・・!!オ前ノオカゲデ、

BARニ処分サレズニ済ンダ。感謝スル。」

ラギコル星人B「ダガ、モウオ前ニ用ハナイ。オ前ヲ殺シテ、

コノ雪ノ結晶ヲ返シテ貰ウゾ・・・・!!!」

そして、二人のラギコル星人が森下に近づこうとゆっくり歩く。

ラギコル星人「ウッウッウッウッウッウッウッ!!!」

森下「っ!!い、いや・・・・!」

森下は逃げようとするが、あまりに怯えて動きにくい。

ラギコル星人A「ウッウッウッウッウッ!!!」

ラギコル星人Aが素早く跳んで、森下に襲いかかる。

森下「きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」 その時。

灰間「るあああああぁぁぁぁぁ!!!」

灰間がいきなりやって来て、ラギコル星人Aを殴った。

ラギコル星人A「ウッウッウッ!!??」

ラギコル星人Aは殴られて、倒れた。森下の前に灰間が立つ。

森下「は、灰間君!!!」

灰間「やはり、俺の思った通りってワケだな。おい。」

ラギコル星人B「ウッウッウッウッ!!ソノ女ノ友人。」

灰間「森下!!その雪の結晶を捨てて、どっかへ逃げろ!!

この宇宙人共は雪の結晶を狙っている・・・!」

森下「で、でも・・・・。」

森下は躊躇っていた。この綺麗な雪の結晶を簡単に捨てて良いものかと。

ラギコル星人A「ウッウッウッウッウッウッ!!!残念ナガラ、

ソノ雪ノ結晶ヲ返シテモ、我々ハ貴様タチノ命ヲ狙ウダロウ・・・!」

ラギコル星人B「死ネ!!地球人ドモ!!ウッウッウッウッ!!!」

ラギコル星人Bは両目から白い光線を発射した。

灰間「うわ!!?」 光線が灰間の近くに命中して、爆発する。

ラギコル星人B「ウッウッウッウッウッウッウッウッウッ!!!!」

ラギコル星人Bは走って、灰間にパンチする。

灰間は避けて、キックでラギコル星人Bに打撃した。

ラギコル星人B「ウッウッウッウッウッウッウッウッ!!!」

森下「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」 灰間「っ!!森下!!」

灰間は森下がラギコル星人Aに抱かれてるところを見て、驚く。

ラギコル星人A「返セ!!!」 森下「放して!!!」

灰間「野郎!!!」 ラギコル星人B「ウッウッウッウッ!!?」

灰間はラギコル星人Aにもキックをして、森下を解放させた。

ラギコル星人A「何トシテモ、雪ノ結晶ヲ取リ戻ス!!!女ヲ殺セ!!!」

二人のラギコル星人は森下を殺そうと一斉に走り出す。

ラギコル星人「ウッウッウッウッウッウッウッウッウッ!!!!」

灰間「く・・・・っ!!にゃろう!!!」 森下「あっ!!」

灰間は森下の持つ雪の結晶を奪い取り、それを星人たちの方に投げつける。

ラギコル星人「ウッウッウッウッウッ!?」 敵はこれに驚く。

灰間「うるぁ!!とぁ!!」 灰間は二人の星人をそれぞれ殴り飛ばす。

ラギコル星人「ウッウッウッウッウッウッウッウッ!!!!!」

森下「っ!!雪の結晶が・・・・!!」 

森下が慌てて、雪の結晶を拾おうとする。

その時、倒れていたラギコル星人Bが両目からの光線を発射。

光線が雪の結晶に命中。その雪の結晶が物凄く光り始める。

続いて、ラギコル星人Aが起き上がり、

光線で灰間と森下の前の地面を爆発させる。

灰間「うわ!!」 森下「きゃ!!」

そして、ラギコル星人Bが雪の結晶を拾い、それを空高く投げ飛ばす。

ラギコル星人「目覚メヨ!!!アイスロン!!!!!」

そして、二人のラギコル星人は一斉に光線を発射し、

雪の結晶に命中した。

雪の結晶は物凄く光り、町の上空で変化を始める。急激に巨大化し、

身体が白い怪獣の姿へと変わっていく。赤い目が複数付いている。

この魔獣こそが、雪の結晶から生まれたアイスロンである。

アイスロン「クギギギン」 森下「そ、そんな・・・・!?」

森下は雪の結晶がアイスロンに変わったところに絶望する。

灰間「やはり、雪の結晶は魔獣の卵だったのか・・・・!!」

ラギコル星人B「アイスロン!!吹雪ノ力デ、コノ町ヲ凍テツカセロ!!!」

アイスロン「クギギギギギン」 アイスロンは赤い目を全て光らせる。

すると、大鳥町に大吹雪が起き初め、町全体が覆われようとした。

ラギコル星人A「アイスロンハ誕生シタ。

ソノ記念ニ、貴様ラヲ食事ニシテヤル!!」

灰間「く・・・・っ!!」 森下「うぅ・・・。」

その時、日下部が走って来て、

バルガンの銃弾数発で二人の星人を攻撃する。

ちなみに、日下部は制服のままで、バルガンは今まで服の中に隠したそうだ。

ラギコル星人「ギャアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

二人の星人は断末魔をあげて、倒れた。

灰間「日下部・・・。」 日下部「ったく。速すぎるじゃない。あんたの足は。」

倒れたラギコル星人の身体が結晶となり、

消えて行った。星人は死んだのだ。

アイスロン「クギギギギン」 

アイスロンは民家を次々と踏みつぶして暴れた。

さらに、アイスロンは全ての目から光線を複数発射して、

遠くの民家を多く爆発させる。

その時、バルワンダー2号が飛んで来た。叶野と上川が乗っている。

上川「この凄い吹雪。魔獣が出しているんだな・・・!」

叶野「今回の怪事件もやはり魔獣だったか!!攻撃開始!!!」

バルワンダー2号はレーザーバルカンでアイスロンを攻撃する。

アイスロン「クギギギン」

魔獣は複数の光線でバルワンダー2号に反撃する。

だが、2号はそれを避けてレーザーバルカンを連射。だが、通じない。

叶野「敵は冷凍魔獣。ならば、火に弱いハズだ。」

上川「火炎弾を連射しましょう!!」

バルワンダー2号は2問の大砲から火炎弾を複数発射して、

アイスロンを攻撃。

アイスロン「クギギギギギン」 ほとんどがアイスロンに命中する。

魔獣の身体の数ヶ所が燃え上がる。このまま撃ちつづければ勝てるか。

叶野「良いぞ!敵の身体が燃え始めた!!このまま連射しろ!!」

その時、アイスロンの身体が水色に光り始める。その光が消えると、

アイスロンの身体から炎が消え、無傷になる。

アイスロン「クギギギン」 上川「燃えてる部分を冷やしただと!?」

叶野「自らを一時的に冷凍したと言うのか!?」

アイスロンは複数の光線でバルワンダー2号を襲う。だが、避けられる。

森下は雪の結晶を失い、両膝を雪に積もられている地面につき、悲しむ。

森下「あの雪の結晶・・・。神様がくれた物じゃなくて、

魔獣の卵だったんだね・・・・。じゃあ、私は今まで、

雪じゃなくて、魔獣を愛してたって言うの・・・?」

森下の両目から涙が流れていた。余程、悲しいであろう。

森下「私のせいで、こんな事に・・・。これって、

私のせいなのかな?私・・・。神様に嫌われちゃった・・・!

もう・・・雪なんて愛せない・・・・っ!うぅぅ・・・。」

日下部「森下さん・・・。」 灰間「くそ・・・!魔獣め!!」

灰間は一人で日下部や森下から遠く離れた場所へ走る。

そこについた灰間はペンダントを空に掲げた。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズになって、巨大変身した。

アイスロン「クギギン」 ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」

ティアーズは走ってアイスロンに接近しようとする。だが。

魔獣は魔力で吹雪の一部をティアーズに浴びせる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・!!」

大吹雪を受けるティアーズは寒がり、動きが乱れる。

アイスロン「クギギギギン」 魔獣は走って、ティアーズに体当たりする。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァ!!!!」

攻撃を受けたティアーズは倒れるが、すぐに立ち上がる。

つづく

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ボトルズ「えーと・・・。『カメ族諸君に告ぐ。今日は絶望に覆われている、

君たちのために偉大なる勝利への道を与えよう。カエル族の住み処への、

ルートを絵に描いてやった。これで、君たちは簡単に、

カエル族の住み処を攻略できるようになった。だが、これで、

勝ったと思わないで欲しい。ワニ族にも同じヒントを与えた。

カエル族の本拠地へ辿り着く前に、できるだけ、

ワニ族とはぶつけ合って欲しくないところだ。

はっはっはっはっはっはっ!!!』・・・だそうです。」

アシナガ「カエル族の住み処へ行けるだと!?」

ユミ「いよいよ、カエル族を倒せるってワケね・・・。」

バンジョー「でも、カエル族の住み処と言う事は、

そこには何万匹ものフリビッツがいるだろうね・・・。」

カズーイ「けど、その住み処は必ず攻略しなきゃいけないじゃない?

あのバイルとか言うめちゃ強いワニのいるワニ族よりマシよ。」

ボトルズ「そうですね。カエル族は僕らの住み処を知ってますし、

まずは、僕らの住み処を知っているカエル族を倒すのが優先かと。」

プルレス「そうだね。このまま奴らを放っておくと、

いつ攻めてくるかわからないしね・・・。」

ミクス「これ以上、カメたちには悲しい目に会って欲しくない。」

ミル「そうね。最初にカメ族を倒した方が良いし、

ワニ族も来るそうだから、彼らとも決戦しそうな感じがするわよね。私。」

テル「だとしたら、ついにこの沼の戦争は最後を迎えるらしいな。」

バンジョー「そうだね・・・。さっそく、タンクタップに伝えよう!!」


こうして、バンジョーたちはタンクタップの元へ行き、

彼に手紙に記していたカエル族の住み処へのルートを教えた。

それを知ったタンクタップは多くのカメを集めて、会議を行う。

タンクタップ「本当にこのルートを通れば、奴らの住み処へ行けるのだな?」

ボトルズ「はい。嘘ではないかと思います。ただ、

この手紙を出した者が誰なのかわからないのですが・・・。」

タンクタップ「うむ。では、案内役はボトルズ。あなたに任せたい。」

ボトルズ「はい。お任せください・・・。」

カメA「でも、本当に手紙に従って良いのかね?」

カメB「わからんぞ?罠かも知れねーし・・・。」

カメたちは手紙の書いてる事が本当かどうか疑っていた。

ユミ「けど、信じた方が良いんじゃない?」

ミル「このまま疑って立ち止まるワケにはいかないしね。」

コッパの声「俺もそう思うぜ!」 一同「っ!!?」

コッパの声に驚く一同。そう。ここにコッパが来たのだ。

バンジョー「こ、コッパ・・・・!?」

コッパ「このままいつまでも立ち止まっては、

カエル共がこの住み処を襲っちまう・・・!そうなる前に、

俺は今すぐにでもカエル族の住み処を叩き潰してェ。だったら、

手紙とやらが教えてくれたルートを信じようじゃねーか。

俺は行くぜ。今すぐに。良いな?タンクタップ様!!」

タンクタップ「そうだ。コッパの言う通り、今すぐにでも、

カエル族は倒さねばならぬ!戦士たちを全員、集めよ!!

今日でいよいよカエル族との決戦に入る!!コッパを先頭に、

手紙に記したルートを辿って、カエル族の住み処を攻略する!!

メンバーは2万匹とする!!では、諸君!!!

カエル族の住み処へ急行せよ!!!」

一同「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

カズーイ「あたいたちも行くわよ!!」 バンジョー「良いね!コッパ!!」

コッパ「・・・・・ああ!!」


同じ頃、ワニ族にも同じ手紙が届いていた。その手紙を、

マンボが読んでいて。その近くにはバイルや5匹のクロコタスがいた。

ミスターバイル「この手紙には、

カエル族の住み処へと道が記してあるワニな。」

マンボ「そう。この手紙に書いてるのは、全て真実。」

ミドリ「一体、誰が書いたのかな?」

マンボ「名前。書かれてない。誰が送ったかわからない。」

つづく

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森下「あら?お母さんが呼んでるわ。」

森下は母親の声を聴き、部屋から出て一階に降りる。


森下「お母さん。呼んだ?」 玄関に来た森下は母親に近づく。

森下の母「友達が来ているわよ。」

森下「友達・・・?あっ!翔ちゃん!!」

森下は灰間の姿を見て、嬉しくなる。

灰間「悪いけど、お邪魔するぜ?」

森下「良いよ。良いよ。入って入って。」


こうして、灰間は森下と一緒に、2階の部屋に来た。

森下「どう?私の部屋。可愛いでしょ?」

灰間「うんうん。可愛い。可愛い。それより、

俺はお前の持っている雪の結晶に用があって来たんだよ。」

灰間は森下の机の上にある雪の結晶の方を見て、言う。

灰間はゆっくりと雪の結晶に触れる。すると、灰間のペンダントも光る。

灰間「・・・・・やっぱりな。」

森下「何がやっぱり?もしかして、雪の結晶が素晴らしいって事かしら?」

灰間「違うね。森下。・・・・悪いけど、これから。

お前にとって、悲しい事になるかも知れねーぜ?」

森下「え・・・・?」

灰間「・・・・この雪の結晶。ちょっと貸して良いか?BARで調べたいしよ。」

森下「BARで調べる・・・・?何で?」

灰間「・・・・これから言う俺の言葉を、よーく聞けよ?

この雪の結晶は・・・宇宙生物かも知れねーんだ。」

森下「う、宇宙生物・・・・!?」 森下は悲しそうな表情になる。

灰間「そうだ。毎日、大鳥町だけに雪が降ってるのは、

その雪の結晶のせいかも知れないんだ。だとしたら、

結晶は生きていて、そいつ自身が雪を降らせて・・・。」

森下「・・・・嘘でしょ?そんな冗談をいきなり言うなんて・・・。」

灰間「いや。本当だ。この雪の結晶は地球で作られちゃいねェ。

大体、雪の結晶なんて自然で作られるとかありえないさ。だから、

その雪の結晶は・・・宇宙で生まれたのかも・・・・。」

森下「確かに・・・それもありうるかも知れないね・・・。でも。

でも・・・!この雪の結晶は渡したくない!!」

森下は雪の結晶を胸に抱いて、叫ぶ。

灰間「も、森下・・・・!?」

森下「私。この雪の結晶が大好きだもん!!ずっと持ち続けたいもん!!

だって、この結晶は私にとって、雪を愛し続けた私に神様が、

与えてくれた記念品なんだからァ!!!・・・・私ね。

幼稚園の頃は友達がいなくて、いつも寂しかったの。その日に、

おじいちゃんもおばあちゃんも死んでしまったの。その時なの。

そんな悲しみにくれた私を慰めてくれたのは、雪だったの・・・。

優しく降る雪が私の心を慰めてくれた。だから、雪が好き!

そして、この雪の結晶も愛しているわ!」

灰間「どうしても、渡せねーのか・・・。」

森下「うん。もし、奪ったら、絶交しちゃうから・・・。」

灰間「・・・・わかった。もう何もしねェ。けど、

これから、お前の身に危険な何かが迫ってる気がするぜ。

せいぜい、気をつけな。あばよ・・・。」

灰間は静かに部屋から出ると、森下は両膝を床について泣き崩れる。

森下「ふええええええぇぇぇぇ・・・・・。」


その時。そんな森下の姿を、外にある別の民家の屋上から、

二人のラギコル星人が見ていた。ピンク髪はA、水色髪はBと呼ぼう。

ラギコル星人A「間違イナイ。ヤハリ、

アノ女ガ雪ノ結晶ヲ持ッテイタ・・・!!

今カラデモ、奴ヲ襲イ、雪ノ結晶ヲ取リ返シテヤル・・・・!」

ラギコル星人B「待テ。マダ、生マレル時期デハナイ・・・。明日ニナレバ、

冷凍エネルギーガ溜マリ、凶暴ナ魔獣ヘト成長スルダロウ。」

ラギコル星人A「ソウダ。明日ニナッタラ、スグニアノ女カラ、

雪ノ結晶ヲ奪イ、ソノ結晶ニ我ラノエネルギーヲプラスサセル!」

ラギコル星人B「ソノ時ガ、

最強ノ冷凍魔獣ガ誕生スルダロウ。ソウスリャ、

地球ハ極寒地獄トナリ、我々ノ別荘地ニナルダロウ・・・!!」

ラギコル星人「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!!」

ラギコル星人の二人は不気味に笑っていた。


次の日。今日も学園は終わり、一緒に歩く灰間と日下部。

日下部「そう。結局、渡せなかったわね?」

灰間「何かよ。やっぱ悪いって感じがしてよ・・・。今日、

森下に話しかけて見たが、機嫌悪そうに無視しやがったぜ。」

日下部「あーあ。なっさけないわね。男のクセに。

私だったら無理やりにでも奪い取ったわ。」

灰間「そうすりゃ、女同士の争いになっちまうし。」

日下部「そんな争い、勝ってやるわよ。それより、

今日の雪は前よりさらに振ってるわ。吹雪が来そうね。

雪の結晶が起こそうとしているんだわ。」

灰間「・・・かもな。森下に身の危険がなけりゃ良いけど。」


同じ頃、森下は一人で雪の結晶を持ちながら歩いていた。

森下「灰間君なんか知らない。BARなんか知らない。

誰も渡さないんだから。この雪の結晶は・・・!」

森下が機嫌悪そうに歩いている時。ついに、

二人のラギコル星人がジャンプしてやって来た。

ラギコル星人「ウッウッウッウッウッウッウッウッウッウッウ!!!!!」

森下「ひっ!?う、宇宙人・・・・!?」

二人の星人は森下の前に着地。森下は急に怯えだす。

ラギコル星人A「女・・・!ソノ雪ノ結晶ヲ返シテモラウゾ・・・!!」

森下「い、いや!!これは、神様が私にくれた物なの!!」

ラギコル星人B「ソノ雪ノ結晶ヲ作ッタノハ神デハナイ。

元々ハ我々ラギコル星人ノ物ダッタノダ・・・・!!」

森下「な、何ですって・・・・!?」

ラギコル星人A「教エテヤロウ。ソノ雪ノ結晶ハ、魔獣ノ卵ナノダ!!

我々ハソノ卵ト共ニコノ地球ニ来ルツモリダッタガ、

何カノ事故デ、雪ノ結晶ハ、コノ日本ニ落下シテシマッタ。」

ラギコル星人B「コノ町ダケニ雪ガ振リ続ケテイルノハ、

雪ノ結晶ガエネルギーヲ発シテ、雪ヲ降ラセテイルカラダ。

コノ町ヲ凍ラセルタメニナァ・・・・!!」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第38話・喧嘩は止めろ。団結はしろ!

ワニ族の住み処もカエル族の攻撃を受けてしまった。

カエル族はカメ族とワニ族の住み処へと道を知っているため、

いつでも攻撃できる。逆に、ワニ族とカメ族は、

カエル族の住み処を見つける事はできず、反撃不能。

だが、たった一度のチャンスが到来されようとしていた。

カメ族の住み処にあるクラッシャーの陣地では、

バンジョーたちがたき火で焼いた肉を食べていた。

カズーイ「美味いわァ。このカエル焼き。バンジョーはどう思う?」

バンジョー「う~ん。ハチミツを付ければ、

もっと美味しいと思うけど・・・。」

ユミ「ヘビさんからもらったけど、使う?」

その時、ユミがハチミツの入った缶をバンジョーに見せる。

バンジョー「おおっ!ありがとう。」

バンジョーはその缶を開けて、ハチミツを肉に付ける。

アシナガ「肉にハチミツを付けるとか・・・。

美味しいのか?普通よ・・・。」

テル「何せ、熊だからな。熊はハチミツ系の、

食べ物なら何でもいけるだろうよ。」

バンジョーはハチミツの付いた肉を食べる。すると。

バンジョー「もぐもぐ・・・。ん!美味い!!」

バンジョーはとびきり笑顔でそう言う。

ミル「本当かしら?どれどれ・・・。あん!」

ミルも缶からハチミツを出して、肉に付けて、その肉を食べる。

ミル「むぐむぐ・・・。ん!美味しいぃぃぃい!!」

ミルもとびきり笑顔で言う。すると、テルが怒ってこう言う。

テル「ミル!奴に続くな!!奴はまだ・・・。」

ミル「でも、このハチミツ肉。美味しいもん。」

ミクス「私も・・・食べてみようかな。」 プルレス「僕も食べたい!」

ユミ「ん?じゃあ、一緒に食べようか。ミル。ちょっと貸して。」

ミル「ん?良いわよ。」  ミルはユミにハチミツ缶を渡す。

そして、ユミもミクスもプルレスもハミツミ肉を食べた。

ユミ「ううん!美味しい!!」

ミクス「こんなの初めて!」 プルレス「最高!!!」

3人もハチミツ肉を食べて、喜ぶ。カズーイもハチミツ肉を食べていた。

アシナガ「おお!結構、美味いじゃねーか!」

アシナガもハチミツ肉を食べているが、テルだけは食べてないらしい。

カズーイ「わお!!確かに美味しいわね。このハチミツ肉。」

ボトルズ「こんな美味しい肉は滅多にありません。

バンジョー。あなたのオリジナルであるハチミツ肉は、

世間に教えたら、きっと有名になると思いますよ。」

バンジョー「まあ。偶然、発想しただけだからね・・・。」

テル「だが、このままで良いのか?貴様たち。カエル族は、

いつまた、ここを襲撃するかわからん。こうして、

暢気にやっていると、後々大変な事になるぞ?」

ミル「まあ、良いじゃん。勝てば良いし。」

カズーイ「そうそう。あたいたちには強い武器があるしね。」

その時、1匹のトカゲが慌てて走って来た。バンジョーたちはそれに驚く。

トカゲ「た、大変だああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョー「ど、どうしたんですか?」

バンジョーたちは立ち上がって、トカゲに近づく。

トカゲ「こ、この手紙を見てくれよ!!」

トカゲは謎の手紙をバンジョーたちに見せる。

カズーイ「な、何よ?この手紙は・・・。」

トカゲ「誰が送ったかはわからないが、とりあえず、

内容はとってもすげーぞ!?」

ボトルズ「内容が?読んでみます!」

ボトルズはその手紙をゆっくりと読んでみた。

つづく

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そして、雪の結晶が突然、少しだけ光り始めた。

森下「あっ。光ったわ・・・。そうか!この結晶は、

嬉しくなると、光るんだね!」

森下はそう言って、さらに嬉しくなる。雪の結晶はさらに光る。


雪が降り注ぐ町を歩く森下の前に、バルターボが走ってくる。

日下部と灰間が乗っている。日下部が運転をしている。

バルターボは森下の前に停まり、窓から灰間の顔が出る。

森下「あっ!翔ちゃん!!」

灰間「おう。お前か。今日の夜は、雪が凄く降るらしい。

今のうちに帰った方が良いぞ。」

森下「うん。それより、見て見て!この雪の結晶、光ってるの!」

森下は光っている雪の結晶を灰間に見せる。

灰間「っ!?ど、どうやって光ったんだぃ・・・!?」

森下「雪が降り続けているから、嬉しくなったのかと思うよ。」

日下部「嬉しくなったとか、まるで生きてるみたいじゃない・・・。」

灰間「生きてる・・・?まさか!!」

その時、灰間のペンダントが光り始めた。

灰間(・・・・マジか。こいつは・・・!)

森下「ん?どうしたの?灰間君。」

灰間「・・・・森下。その結晶、どっかに隠した方が良いぜ。」

灰間がそう言うと、顔をバルターボの中に引きこめる。

そして、前へと走り、バルターボは森下から離れた。

森下「・・・・・灰間君?」


町を走るバルターボの中で、日下部が灰間に話しかける。

日下部「灰間。わかったわね?」

灰間「ああ。この事件は・・・あれのせいかも知れねェ・・・!」

バルターボが走った跡の隣にある民家の屋上では、

二人の怪人がいた。

ピンク髪の者「必ズ、コノ町ニアル・・・。」

水色髪の者「結晶ハ絶対ニ見ツケ出ス・・・!」

ピンク髪の者&水色髪の者「雪ノ結晶ハ、

我々ラギコル星人ノ物ダ・・・!」

この二人の正体は宇宙人であった。宇宙人の狙いは、

森下の持つ雪の結晶らしい。だとしたら、森下が危ない。


BAR基地の司令室では、灰間と日下部が戻ってきた。

大神「何?雪の結晶じゃと・・・?」

灰間「はい。俺の友人が持っていました。そいつの持っている、

雪の結晶は光っていました。友人からは、

嬉しくなるとああなるそうです。」

上川「まるで、生きてるみたいだね。」

灰間「いや。生きてるさ。あの雪の結晶は生きていると思う。」

叶野「何故、そう思える?」

日下部「私と灰間隊員の予測だと思うけど・・・。

あれは、地球外生命体かと思います。」

大神「だとしたら、大変な事が起きそうじゃけ・・・。

灰間。その友人とやらと会話して、

雪の結晶を渡せるように頼んでくれんか?」

灰間「・・・・ですが、あの結晶は彼女にとって、凄ェ大切な物かと・・・。」

大神「単に調べたいだけじゃ。異常がなければ、返しちゃるけ。」

灰間「・・・・わかりました。何とか、話してみます!

けど、森下の奴。悲しい目に会うかも知れねーな。どっちみち。」


夜。大鳥町では雪が前にも増して振り続けている。

灰間宅の和室では、美由紀がテレビのニュースを見ていた。

男性アナウンサー『最近、大鳥町とその近くの地区のみ、

毎日、雪が降り続けております。日が続く程、

雪が増していき、やがて大吹雪が降る事でしょう。ですが、

他の地域では雪がほとんど降っておりません。大鳥町に、

異常な気象が起きているでしょうか。それとも。ただの現象でしょうか?』

美由紀「怖いわァ。明日はきっと積もるに違いないわ。それにしても、

翔ったら、いつになったら帰ってくるのかしら。

 夕食はもうできたと言うのに・・・。」


森下の家に一人だけ前に立っている者がいた。それは、灰間だ。

灰間は部屋のチャイムを押す。すると、玄関から森下の母親が来た。

森下の母「あら。どなたかしら?」

灰間「森下の友達です。彼女に用があって、来たんですが・・・。」

森下の母「ああ。静香の友達ねっ!ちょっと呼んで来るわ!」

森下の母は嬉しそうに、森下を呼ぼうと歩く。


2階の自分の部屋で、森下は机の上に置いてある雪の結晶を見ていた。

結晶は今でも光っている。

森下「うふふ。雪の光って、凄い癒されちゃう・・・。

このままこうしていたいな・・・。」

その時、母親の声が響く。

森下の母親の声「静香!!静香ァ!!」

つづく

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