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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間「ぬぉ!?」 灰間はそのナイフ攻撃を素早く避ける。

鉄棒を持った少年「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」

今度は鉄棒を振るう少年が襲いかかる。

灰間がその鉄棒を受け止める。

灰間「くっ!!俺を倒そうってのか!?てぃ・・・っ!!」

灰間は何とかその少年を遠ざける。

包丁を持った少年「死ねええええぇぇぇぇ!!!」

次は包丁を持った少年が襲う。だが、灰間はキックでさがらせる。

ナイフを持った少年「はあああぁぁぁぁっ!!」

ナイフを持った少年がまたも襲う。灰間は、

そのナイフを受け止め、膝蹴りで3回少年を攻撃する。

灰間「むっ!!ふん!!せい!!やぁ!!」

二人の少年「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

他の少年がそれぞれ、バットやパイプで灰間を攻撃する。

灰間「はああぁぁぁっ!!」 灰間はバック転で避ける。

その時、ペンダントが光り始める。

灰間(このガキ共は魔族ではなく、人間だ・・・!

もしかして、学園に侵入した魔族に操られているのか!?)

パイプを持った少年「ゆんやあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

少年がパイプを振り続けて暴れながら、灰間に迫る。

灰間「くっ!!とあぁぁっ!!」 灰間は避けながら、パンチを繰り出す。

パイプを持った少年「ぐえっ!!!」

灰間のパンチを受けた少年は倒れた。その時。

釘付きバットを持った少年「とうっ!!!」 灰間「ぐあっ!!?」

灰間は釘付きバットによる打撃を受けるが、この程度では倒れず。

灰間「おらあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間はジャンプキックで釘付きバットを持つ少年を倒す。

包丁を持った少年「てめええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

灰間「ふっ!!てやああぁぁぁ!!!」

灰間は包丁を持つ手を両手で掴み、少年を思い切り投げ飛ばした。

包丁を持った少年「うわ・・・・っ!!」

灰間「うおおおぉぉぉぉりゃあああぁぁぁぁ!!!」

そして、灰間は残った少年にそれぞれパンチとキックを浴びせた。

鉄棒を持った少年「がはぁ・・・っ!!」

ナイフを持った少年「メタ・・・シサ・・・ス・・・・!」

灰間「っ!?・・・メタシサス・・・・だと・・・!?っ!!?」

灰間は倒れた少年たちの方を見て、驚く。少年たちの衣装に、

それぞれ一つだけの文字が浮き出た。5人に5つ。

【野】、【口】、【を】、【襲】、【う】。この文字はまさに、

【野口を襲う】と言うメッセージである。

灰間「野口を襲う・・・!?まさか!?野口の身に何かが!!?」


次の日。今日も学園が始まった。北山は不気味に笑いながら、

クラスに来た。その時、男性の先生が怒鳴る。

北山「クククククク・・・・!!」

男性の教師「北山君!!今回は遅刻だぞ!!」

北山「ええ・・・。すみませんねェ・・・・!」

北山の目から紫色の光が。その時、教師は急におとなしくなる。

男性の教師「・・・・今回は許そう。さっ。席に座りなさい。」

北山「はい。」 北山が席に座る。

よく見ると、

北山以外の生徒たちが何故か感情がないような感じがした。


灰間たちのクラスでは、灰間と野口が暗そうな感じをしていた。

野口(・・・今日も灰間君、BARに行くのかな?)

灰間(昨日、野口が襲われるとのメッセージを受けたが、

一体、何が野口を襲うんだ?用心しなければ・・・。)

徳丸と森下が静かにヒソヒソ話をする。

徳丸「灰間君と野口さん。何だか黙り込んでいるままだね。」

森下「きっと。翔ちゃんと芽衣ちゃんは互いが、

話しかけるのを待っているんだわ。

これも、コミュニケーションに一つだよ。」

徳丸「そうかぃ?何だか、違う意味の感じがするんだけど・・・・。」


そして、時間が流れる。野口は一人、廊下を歩いていた。

そんな野口の前に、北山が来た。

北山「あなた・・・。野口先輩ですね。」

野口「あら。もしかして、新入生の人。」

北山「はい。北山と言います。」

野口「そう・・・。この学園での事、上手くいってる?

何かわからない事があったら、教えてあげるわ。」

野口は微笑んで言うと、北山は静かにこう聞く。

北山「そうですね・・・。灰間先輩は今頃どうしてます?」

野口「灰間先輩なら・・・・。多分、別の階にいると思うわよ。」

北山「そうですか・・・・。だったら、誘き出さないといけませんねェ。」

その時、北山の近くから、あの男性の教師が来た。

男性の教師「野口君・・・。だったね。」

野口「は、はい・・・。そうですが・・・?」

男性の教師「ちょっと私と一緒に来てくれないかね?

話があるのだよ。」

野口「え?ど、どうしてですか・・・?」 野口は少しだけ恐怖を感じる。

北山「大丈夫だよ。僕も一緒だからさ。」

男性の教師「と言うワケで、さっさと来たまえ!!」

男性の教師が野口の腕を掴み、無理やり彼女を連れて行く。

野口「きゃっ!!?ちょ、ちょっと・・・!」

北山「はははははは・・・・!!」 北山も男性の教師と共に歩く。

その時、日下部が偶然にも、その状況を見る。

日下部「あれは・・・1年2組の北山君!?それに、

そのクラスの教師まで・・・。野口に何か用あるのかしら?」


灰間は別の廊下を歩いていた。この学園に潜んでいる、

魔族を探すために。だが、全然見つからない。

灰間「畜生・・・!魔族の野郎。一体、どこにいやがる!?」

灰間は探し続けようと、さらに歩く。

つづく

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灰間はあの入学生たちの事を思いだす。

あの中に魔族が紛れているのかも知れないと、灰間は思う。


そして、次の日となった。秋田学園の廊下で、

灰間が日下部と会話をしていた。

日下部「・・・で、勉強とかちゃんとしている?」

灰間「まっ。やれるところはやってるけど、日下部はどうよ?」

日下部「私は全然大丈夫よ。

昔から0点なんて一つも取った事ないから。」

灰間「おうっ!そいつはすげーなァ。」

灰間と日下部を少し離れたところから、あの少年がいた。

少年(ククク・・・・!あの男か・・・。さっそく作戦にかかるか。)

少年は心の中で笑うと、すぐにどこかへ去った。

そして、灰間のペンダントが光る。

灰間「・・・っ!?」 灰間は驚き、向きを変える。

日下部「ん?どうしたの?」

灰間「・・・・いや。何でもねェ。ちょっと、魔族がいた気がしてよ。」

日下部「安心なさいよ。この学校に魔族がいるワケないじゃない。」

灰間と日下部が会話しているところを、偶然、

通りかかった野口が見て、少しだけ寂しそうになった。


昼の時間となった。今回は弁当であるらしい。

クラスで、野口が弁当を食べている灰間に話しかける。

野口「・・・・ねェ。灰間君。」

灰間「むぐむぐ・・・。ん?何だ?」

おにぎりを一つ食べた灰間が野口に話しかけられて、食事を止める。

野口「・・・日下部さんとは最近、どうなっている?」

灰間「うーん。まぁ。いつも通りだと思うな。」

野口「そう・・・。じゃあ、仲良しなままね。ねェ。

・・・ちょっと我侭かも知れないけど、言って良いかな?」

灰間「ん?何か言いたい事でもあるのか?」

野口「うん・・・。もし、魔獣との戦いが完全に終わったら。

・・・・・私の側にいてくれる?」

灰間「ああ・・・。できるだけ、そうしたいけどよ。」

森下「おっ!芽衣ちゃんが告白して来ましたね!」

徳丸「二人の関係もどんどん親密しちゃうかしら?」

森下と徳丸はにやにやした表情と共に言う。

灰間「ばっ!大声で言うんじゃねーよ!」

野口「そ、そうよ・・・!」 灰間と野口は頬を赤く染めながら言う。


別のクラス。1年2組。

そこで、入学生たちが昼食として弁当を食べていた。

そこには、あの少年もいた。少年は隣の少年に話しかける。

少年「・・・・なァ。そのコロッケ。美味そうだな。ちょっと分けれや。」

隣の少年「駄目だよ。北山君。これは僕のだよ・・・。」

少年「だが、お前はすぐに俺に、そのコロッケをあげたくなる。」

北山と呼ばれた少年の目から紫色の光が発した。

すると、隣の少年の目も紫色の光ってしまう。

少年「うん・・・。あげるよ。」 隣の少年は北山にコロッケを与えた。

北山「くくく・・・!それで良い。」

北山はそのコロッケをすぐに食べた。敬意としてではないが。


そして、下校時間となった。学園から出る灰間たちだが。

野口「灰間君。良かったら、一緒に・・・。」

灰間「・・・悪いけど、BARの仕事があるから。」

灰間はそう言って、野口たちから離れる。

灰間「休暇をとったら、何とかなるさ。」

野口「・・・・灰間君・・・・・。」

野口は感じたのだ。灰間が段々と自分から遠ざけて行くのを。

このままでは、灰間と一生離れ離れになる。その思想が、

野口にとってはたまらない悲しさであるのだ。

徳丸「野口さん・・・。」

その時、遠くから北山が野口の姿を見ていた。

北山「・・・・あの女。灰間が好きらしいな。ならば・・・。」


そして、夜になった。町を歩く灰間はこう呟く。

灰間「今日も事件はなし。でも、学校に魔族がいる事を、

隊員たちに平気で話すのはちょっとなァ・・・。むっ!?」

その時、灰間の前に、5人の少年たちがいた。

少年「あんた・・・。灰間先輩ですな?」

灰間「おお。お前ら。入学生たちか。俺に何か用かぃ?」

入学生である少年たちは急にありえない物を持ち出した。

5人はそれぞれ、

ナイフ、釘付きバット、包丁、鉄棒、パイプなどを持った。

灰間「っ!?な、何だよ・・・!?それは。」

ナイフを持った少年「こうすんだよォ!!!」

ナイフを持った少年がいきなり灰間を襲う。

つづく

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春爛漫の日。この日は春休みが終わり、

いよいよ秋田学園の入学式が始まったのだ。そう。

この学園に新たな生徒たちが多く来るのだ。それと同時に、

灰間たちも2年生から3年生へと変わったのだ。

体育館で入学式が行われている。校長先生が何かを語っている間に、

灰間が心の中でこう呟いた。

灰間(いよいよ春休みが終わり、新しい3年生での学期も始まるか。

いやぁ。春休みはいっぱい休んで良かったよ。ダークティアーズ事件以来、

一つも大変な事が起こってなかったからな・・・。)

校長先生「それでは、入学生たちの入場を始めます。

入学生の皆さん。どうぞ!」

校長先生の言葉に、この体育館に見知らぬ少年少女たちが来た。

この者たちこそ、入学生であるのだ。その者たちに、

多くの人々が拍手で迎える。

野口「あの人たちが、新しい1年生ね。」

灰間「ああ・・・。むっ!?」

その時、灰間のペンダントが光り始めた。

灰間(何だ!?魔族が現れただと!?しかも、

この学園の中に・・・・!?よし。

この式が終わったら、探してみるか・・・。)

入場してくる入学生たちの中に、

一人だけ悪意を感じさせる笑みを浮かべる少年がいた。


ウルトラマンティアーズ第42話・偽りの入

潜入魔獣・メタシサス
登場


入学式が終わり、灰間は学園内を回った。魔族を探すために。

灰間「おかしいな・・・。魔族らしいのが全然見つらねェ。

ペンダント。お前の勘違いじゃないのか。」

灰間がそう言うと、ペンダントが少しだけ光る。

灰間「そうか・・・。本当にこの学園の中に、

魔族がいると確信しているんだな。」

その時、日下部が歩いてくる。

日下部「灰間!!」

灰間「ん?日下部か・・・。どうしたんだぃ?」

日下部「この学活が終わったら、すぐにBARに行くわよ。遅れないでね。」

灰間「わかったよ。」

灰間は日下部と共に歩いて行った。それを、

遠くから野口が見ていた。何かと切なそうな表情で。

野口「灰間君・・・・。」


こうして、すぐに灰間と日下部はBAR基地へと急行し、

野口は徳丸や森下と一緒に町を歩いていた。

徳丸「そっかァ。灰間君はまたBARの仕事か。」

野口「仕方がないものね。だって、

灰間君は魔族から地球を守っているし・・・。」

森下「それだけだと良いけど・・・。いつかは、

あんな時がやって来るかと思うのよ。私は。

徳丸「あんな事って?」

森下「あの日下部さんがいつか、芽衣ちゃんから、

翔ちゃんを奪っちゃうんじゃないかと。翔ちゃんが浮気に走っちゃう!」

徳丸「その話。前に似たような事を聞いた気がするけど・・・。」

森下の話を聞いた野口はさらに不安しそうであった。

野口「・・・・・そうでないと、良いわね。」


BAR基地の司令室では、隊員たちが楽しそうに会話していた。

上川「で、どんな子が入学したんだぃ?」

日下部「知りませんよ。至って普通の生徒ばかりであると、

私は思いたいわ。変人なんていない方が良い。」

叶野「だが、中には異常な奴もいるかも知れないぞ?

俺が中学3年生の頃、暴れん坊ですぐに人を殴ろうとする、

入学生がいてなァ。そいつは何度も留年しているらしい。」

上川「うわァ。怖いですねぇ。僕なんか、ダンスが大好きで、

いつどんな時でも踊っている入学生がいたんですよ。」

日下部「そうですか。まぁ。人には個性と言うものが、

あるから、仕方がないでしょうねェ。」

灰間(・・・・もしかして、魔族は。あの入学生たちの中に、

混じっていると言うのか?学園内を探しても、

全然見つからなかったからな。だとすると・・・!)

つづく

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いよいよ始まった入学式。入学する子供たちの中には、

一人だけ魔族がいた。その魔族の少年が、

野口を狙おうとする。灰間は彼女を救えるか。

次回、【偽りの入学生】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしかた。ティアーズ第41話。

今回は悪のウルトラマンが出てくる回で、

あの福崎にその悪トラマンに変身させました。

福崎を登場させたのは、この回のためです。はい(

今回の敵はウルトラマンティアーズの偽物である、

ウルトラマンダークティアーズです。

福崎が変身する悪いウルトラ戦士です。はい。

今回の話はウルトラマンティガのイーヴィルティガの回を、

ほとんどネタにしてしまいました^^;すみません(

そのためか、何だか長くなってしまいましたな。文ちゃんが(

今回の魔獣はプリムロンで、前から登場していた、

謎の少女の正体であります。あ、偽のウルトラマン系の怪獣では、

クリスタルでは宇宙人が変身したタイプのニセクリスタルがいましたね。

ですが、この小説では、

人間が特殊なアイテムで変身すると言うタイプにしました。

MADAは架空の組織ですが、

ただの悪人の集団で、すぐに終わりました(

次回は魔族が入学生な回です。

それでは。

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ウルトラマンティアーズ「・・・・!?」

ティアーズはダークティアーズのパンチを受けて、さがる。

ウルトラマンダークティアーズ「フウウゥゥゥゥ!!ア”アァァ!!!」

ダークティアーズは走るが、ティアーズはキックで反撃する。

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアアアァァァァッ!!!」

ダークティアーズは怒って、蹴り返そうとする。

ウルトラマンティアーズ「シュワッ!!」

だが、ティアーズは自身を回転して、避ける。そして、

ダークティアーズの後ろに回り込み、ダークティアーズの背中を蹴る。

ウルトラマンダークティアーズ「ヴアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

ダークティアーズは連続パンチでティアーズを襲う。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?・・・・・!!」

ティアーズはそんなダークティアーズにキックを2回決める。

ウルトラマンダークティアーズ「ヴアッ!?ヴアアァァ!!」

ウルトラマンティアーズ「ハアアアァァァァ!!!!」

そして、ティアーズは物凄いパンチでダークティアーズをさがらせる。

ウルトラマンティアーズ『福崎いいぃぃぃぃ!!!』

ティアーズはダークティアーズに迫る。その時。

ウルトラマンダークティアーズ「ア”アアアァァァァァァ!!!ギャッ!!!!!」

ダークティアーズは再びファイティウム光線を発射。

ティアーズに命中してしまう。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!」

ティアーズは物凄いダメージを受けて、倒れてしまう。

日下部「ティアーズ!!!?」

ウルトラマンダークティアーズ「ヒャハハハハハハ・・・・!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!!」

だが、ティアーズは立ち上がった。必殺光線を受けた痛みに耐えながら。

ウルトラマンダークティアーズ「グルッ!!?」 

ダークティアーズはこれに驚く。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

ティアーズは素早くダークティアーズを殴る。

ウルトラマンダークティアーズ「ユ”ッ!?ラアアアァァァァッ!!」

ダークティアーズがパンチを繰り出すが、ティアーズも再びパンチを使い、

二人の拳が押し合う。両者は少しずつ方向を変えるように移動し、

互いにキックを打ち込む。二人は互いのキックを受けて、さがる。

ウルトラマンダークティアーズ「ウギャアァァァッ!!ジャアアァァァァ!!!」

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアァァァァッチ!!!」

そして、ティアーズとダークティアーズは走る。ティアーズが殴りかかると、

ダークティアーズは自身を回転して、避ける。

ウルトラマンダークティアーズ「ヴアアアアァァァァァ!!!」

そして、ダークティアーズは素早い回し蹴りを繰り出すが、

ティアーズはしゃがんで回避。

続いてティアーズも回し蹴り。ダークティアーズに命中した。

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアアアァァァァァッ!!!!!」

ダークティアーズはシューティングスラッシュでティアーズを斬る。

だが、ティアーズはこれに耐えて、ダークティアーズと戦う。

二人の巨人の喧嘩を見守っている河島がこう呟く。

河島「ウルトラマン同士の喧嘩か・・・。悲惨な事だ。」

大神「いえ。これは、人間の想いのぶつけ合いですわ。多分の・・・。」

そこに、大神と緒川が来た。

鈴木らMADAの連中を捕まえた警察たちと共に。

ティアーズはパンチ、ダークティアーズはキックを繰り出す。だが、

そのパンチとキックがぶつかり合い、弾き返される。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?」

ウルトラマンダークティアーズ「フウウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!」

ティアーズはハイキックでダークティアーズを蹴る。

ウルトラマンダークティアーズ「ユ”ッ!!ユンヤアアアァァァァ!!!」

ダークティアーズは素早くティアーズの首を掴む。そして、

そのままティアーズの顔を何度も殴りつける。

ウルトラマンダークティアーズ「グッフッフッフッフッフッフッ!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!」

ウルトラマンダークティアーズ「ビエエェェェ!!

ガウッ!!イ”イイイィィィィ!!!」

さらにダークティアーズはキックでさがらせ、頭を思い切り殴る。

そして、弱ったティアーズを思い切り投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「グワアアアアアァァァァァァ!!!」

ウルトラマンダークティアーズ「ヴアァッ!!

ヴアァッ!!ヴアァッ!!ヴアァッ!!」

ダークティアーズは倒れたティアーズに連続で蹴りつけた。

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

ダークティアーズは倒れたティアーズを別の方法で責めようとする。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでダークティアーズをひるませた。

ウルトラマンダークティアーズ「グオオオオォォォォォォ!!!!」

このスキにティアーズは一気に立ち上がる。

ウルトラマンダークティアーズ「ギッ!!ウ”オオオオォォォォォォォ!!!!」

ダークティアーズはティアーズナックルを発動する。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズナックル!!!!!」

両者は同じティアーズナックルで殴り合いを始める。

黒と白の光の拳が互いに多くぶつかり合い、

その少数の打撃が、両者に打ち込まれる。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアァァァァァッ!!!」

ティアーズは最後の拳を思い切り振るい、ダークティアーズを殴り飛ばす。

ウルトラマンダークティアーズ「ヒギイイイイイィィィィィィ!!!!」

ダークティアーズは倒れるが、すぐに立ち上がる。

ウルトラマンダークティアーズ「イ”イイイイイイィィィィィィィ!!!!!!」

ダークティアーズは怒って走り、

両手でティアーズの首を絞める。だが。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!!!」

ティアーズは逆にそれを利用し、ダークティアーズの両腕を両手で掴み、

それで思い切り後方へ投げ飛ばした。

ウルトラマンダークティアーズ「ユンヤアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

倒れるダークティアーズはしぶとく立ち上がった。その時。

ウルトラマンダークティアーズ「フウウウゥゥゥゥゥ!!!ユ”ッ!?」

ダークティアーズのカラータイマーが赤く点滅し、鳴り出した。

そろそろタイムリミットが近づいたのか、

あれだけ力を使いすぎたからだろう。

そして、ティアーズのカラータイマーも同じく点滅し始めた。

ウルトラマンダークティアーズ「ウ”ウウウウゥゥゥゥゥ!!!!!」

ティアーズとダークティアーズはそろそろ決着を着けようと、

それぞれファイティウム光線を発射した。

ウルトラマンダークティアーズ「ア”アアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

正義の光線と悪の光線がぶつかり、押し合う。

大神「負けるな!!ティアーズ!!!」

日下部「頑張って!!!そして、勝って!!!!!」

鈴木「福崎・・・・・っ!」

その時、これ以上の押し合いが無理なのか、

二つのファイティウム光線が爆発した。

ウルトラマンダークティアーズ「グエエエェェェェ!!?」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?・・・・!!」

その瞬間、両者は走った。今度は一発でパンチを決めるつもりだ。

ウルトラマンティアーズ『おらああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

ウルトラマンダークティアーズ「シネエエエエエェェェェェェェ!!!!!!」

ティアーズとダークティアーズの拳がそれぞれ両者の顔に決まった。

クロスカウンター。

ウルトラマンダークティアーズ「ウ”ッ!!ブウウウゥゥゥッ!!!」

ダークティアーズは痛がりさがった。そして、右膝を地面につく。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

ティアーズはダークティアーズを見つめる。ダークティアーズは、

負けるワケにはいくまいと、またもファイティウム光線を出す。

ウルトラマンダークティアーズ「ア”アアアアァァァァァァ!!!!」

だが、ファイティウム光線は出せない。そう。既にエネルギーが尽きたのだ。

ウルトラマンダークティアーズ「ヴアアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

ダークティアーズは強がりを見せるように叫ぶが、

もはや立ち上がる事もできず、

むしろ力尽きようとしているのだ。チャンスだ。ティアーズ。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

ティアーズは最後で、

最大のファイティウム光線をダークティアーズに浴びせる。

光線を浴びたダークティアーズは光と共に消えてしまった。

こうして、悪のウルトラマンティアーズは滅ぼした。

本物のティアーズが勝ったのだ。

日下部「やったあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!本物が勝ったァ!!!」

日下部は喜んだ。そして、他の皆も。

緒川「やりましたね!!大神さん!!」

大神「ああ・・・!やはり、紅の勇者は勝ってくれるけ!!」

鈴木「福崎・・・・・。」

その時、プリムロンは光と共に少女の姿に戻った。

ティアーズ光と共に灰間の姿に戻った。

灰間は黒焦げと血まみれになって倒れたプリムロンに近づく。

プリムロン「・・・・福崎は・・・・?」

灰間「あいつは元の人間に戻った。

お前の願い通り、負の涙から救ってやったぜ。」

プリムロンは小さな声で喋った。だが、

いつまで喋れるかわからないらしい。

プリムロン「そう・・・・。ありがとう・・・・。灰間・・・・。

地球には、福崎のような存在がいるの。その人たちを責めないであげて。

その人たちは・・・とても悲しい人たちなの。だから・・・・。」

灰間「ああ・・・。そいつらを・・・できるだけ助けてやるよ。」

プリムロン「ありがとう・・・・。あなたは・・・やはり。

・・・勇者・・・・ね・・・・・・。」

プリムロンはゆっくりと目を閉じた。

そう。プリムロンは死んでしまったのだ。

灰間「っ!!プリムロン!!!」 灰間は彼女の死に驚く。

そして、プリムロンの死体は光となって、ゆっくりと消滅した。

灰間「・・・・約束してやるよ。あんたの想い。必ず実現してやるぜ。」


かくして、灰間は集まったBAR隊員たちの元に来た。

日下部「もう!!何をしていたのよ!!

MADAとかなんかに捕らわれて!!」

灰間「過ぎた事じゃねェか。こうして、事件は解決したしよ。」

日下部「そうね・・・。でも、もう二度とあんな事になっちゃ駄目よ?

野口さんやあんたの母親が心配しちゃってたわよ?」

灰間「そっか。帰ったら、さっそく謝らねーと・・・。ん?」

その時、灰間は別の方向を向く。そこには、

医者たちによって救急車へ運ばれる福崎がいた。だが、

この福崎は精神崩壊したのか、大泣きをしていた。

福崎「びええええええぇぇぇえええぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇん!!!!!!!」

ちなみに、ダークメイトペンダントは破壊されていないが、

黒ずんでいるらしい。もはやダークティアーズには二度と変身できないらしい。

そして、鈴木たちMADAのメンバーは全員、

警察たちにより、パトカーへと連行されていた。

河島「ほら。さっさと歩け。ボケ共が。お前らのせいで、

どれだけ人に迷惑かかってんだよ?おい。早くしろ。クズ共が。」

灰間「福崎・・・・・。」

緒川「福崎君は今、物凄い精神崩壊を受けているらしいわ。

偽のティアーズになって暴走したか、

ティアーズに倒された影響かしらね。

MADAの皆は逮捕された。二度と悪さしなければ良いけど・・・。」

灰間「そうだな・・・・。大神隊長。」

大神「ん?何じゃぃ?」

灰間「俺は思うんです。いつか、福崎やMADAの奴らみたいに、

負に捕らわれて悪さをする人間がまた現れるんじゃないかって。

そうなる前に、その人間たちを何とかしたいと思いますが・・・。」

大神「うむ。わしもちょうど、それを考えた。魔族の戦いの他にも、

この醜い人間社会で負けた者たちの事も考えてやらねばならん。」

日下部「そうね・・・。できるだけ救ってやりたいわ。悪の道から。

そして、いつかは本当に優しさに満ちた社会を作る為に。」

大神「そうじゃの。では、新たな敵が増えた事になるな。

今日からは魔獣だけではなく、

人間の負の心と戦わなければならん。

皆!心してかかるんど!!本当の平和を造るために!!!」

隊員たち「了解!!!!!」

灰間(福崎・・・。できるならお前も救ってやりたかった・・・・。)

こうして、

ウルトラマンティアーズとウルトラマンダークティアーズ。灰間と福崎。

二人の少年の喧嘩はいよいよ幕を閉じました。

二度と悪のティアーズが現れる事はないでしょう。しかし、

いつまた、第2第3の福崎が現れるかわからないのです。

灰間は決心しました。福崎のような人間を増やさないためにも、

これからも地球の平和を外敵たちから守ろうと。

優しき魔族の少女、プリムロンの想いと共に。

頑張れ。灰間翔。地球の平和を守るのは君だ。

次回につづく

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