不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
二人は夜食を食べながら会話をしていた。
イチゴ「それで・・・・チアキって子も来るんだ。」 名島「うん。最近、僕とよく会う女の子だよ。」 イチゴはそれを聞きながらスプーンでスープを飲んだ。飲んだ後、スプーンを置き、イチゴは返事する。 イチゴ「・・・・じゃ、3人になるって事だね。」 名島「そうだね。」 名島がそう言うと、イチゴが笑い、名島も笑った。 イチゴ「はははは。それは楽しみだね。やっぱ楽しい事は人数が多いほうがいいよね。」 名島「うん。彼女にも・・・・楽しい思い出を作って欲しい・・・・だから・・・・・・。」 イチゴ「・・・・・・うん。皆で・・・楽しい思い出を作ろう・・・・・!」 名島「うん・・・・・。」 夜空では、宇宙の城が浮いていた。その城はコリスや名島が見たものと同じであった。 そして、その城の一つ目が青く輝いていた。これはまるで・・・・・幽霊船・・・・・・。 そして、その幽霊船と思われる宇宙に城の内部。とても不気味で暗い部屋で、 一人の奇怪な姿をした人がいた。そう、この者が宇宙の城の主であるシルバック星人であったのだ。 シルバック星人「・・・・・・そろそろかかるとしようか・・・・・・!」 宇宙から来たゾンビのような怪人、シルバック星人。彼は一体何をしようと言うのだろうか・・・・・? 翌朝、DGC本部の司令室では、モモや4人の隊員がいる。しかし、イチゴがいなかった。 シュドー「ありゃ?イチゴの奴、来ないな・・・・・?」 テブリッシュ「きっと何かの都合だろうか?」 サキ「名島君と一緒にどこかに行ってるとか・・・・・。」 3人が話しているところにモモが来て、こう言った。 モモ「そう。昨日、イチゴから電話があってね。イチゴは名島と一緒に遊園地に行ってるそうよ。」 シュドー「マジですか!?イチゴがせっかく再会した人と遊ぼうってか・・・・。なんか悪くないな。」 テブリッシュ「名島君と遊園地に行ってるのか。再会できたのがうれしいあげく、 もう一度友達として、楽しい気持ちになろうと言う訳か。」 サキ「素敵だわ・・・・・。あの二人に素敵な思い出が生まれるといいけど・・・・・・。」 サキは感激したように笑っていた。テブリッシュやシュドーも笑っていた。 そして、皆から少し離れているコリスもその様子を見て、微笑んだ。 コリス「イチゴさん・・・・・・・・。」 しかし、すぐに切ない表情でチアキの名を呟く。 コリス「・・・・・・チアキちゃん・・・・・・。」 一方、イチゴと名島は子供たちはもちろん、大人たちも大勢に楽しんでいる、 ランランランドアミューズメントという遊園地にいた。二人はチアキを待っているようだ。 イチゴ「・・・・・・・・いやぁ、それにしても、この遊園地、とても楽しそうだね。」 イチゴはたくさんの子供たちが楽しくアトラクションで遊んでいるところを見て、笑顔で言う。 名島「ふふ・・・・・・・・・。あ!チアキだ!」 チアキが二人のところに来る。 二人はそんな彼女の方に顔を向けて、笑顔で手を振った。 チアキ「・・・・・約束どおり、来たわ・・・・・。」 イチゴ「君だね。名島君の友達のチアキちゃんって。」 チアキ「え?この人(名島)と友達?私が・・・・?」 名島「・・・・・・・・・・・・。」 イチゴ「違うの・・・・・?」 チアキ「・・・・・・悪いけど、私、友達いないから・・・・・・。」 イチゴ「そう・・・・・・・。でも、何か一人でも楽しいことはあったよね?」 チアキ「ううん。・・・・・・・もう一度あの世に戻りたいわ。」 イチゴ「え?」 名島「アキヒメ君!実は・・・・・この子も一度死んで、あの人によって生き返ったんだ・・・・・。」 イチゴ「つまり・・・・・・不幸なままで死んでしまって、無理やり生き返らせられて・・・・・。」 チアキ「・・・・・元々はもうこんな世の中なんかどうでもいい。早くあの世に戻りたい。 でも・・・・・・。今は・・・・・ここで・・・・あなたたちと楽しみたい気持ちなの・・・・・。」 名島「え・・・・?じゃあ・・・・・・・?」 チアキ「まずはどこで遊ぶの?」 チアキは初めて二人に笑顔を見せながら優しい声で言った。 それを見たイチゴと名島も笑顔になった。チアキが始めて笑顔になってくれたからだ。 イチゴ「うん。じゃあ、まずはあそこから行こうか!」 イチゴはメリーゴーランドのところに指を指した。 名島「うん。さっそく行こうよ!」 チアキ「・・・・・行く。」 イチゴ「じゃ、レッツゴー♪」 3人はメリーゴーランドのところに向かって走っていった。 3人はメリーゴーランドを楽しんでいた。イチゴは馬型の乗り物に乗り、 名島とチアキは二人で一つの椅子のような乗り物に乗っていた。3人ともとても楽しそうであった。 イチゴ「今度はあそこに行ってみよう。」 次はコーヒーカップであった。 3人はクルクル回るコーヒーカップ型の乗り物に乗って楽しんでいた。 イチゴ「うふふふふふふふふふふ。」 名島「あはははははははははは!」 チアキ「くすくす・・・・。ふふふ・・・・・。」 ここは今までの明るいところとは違い、暗くて不気味なところであった。 ここはまるで、屋敷の廊下のようだ。 そこに、イチゴ、名島、チアキがいた。しかし、名島だけ怖がっておらず、 イチゴとチアキが彼にくっつきながら怖がっていた。 チアキ「な・・・・・なんか怖い・・・・・。オバケが出そう・・・・・・;」 イチゴ「うん。ここは・・・・と~っても怖いお化けがいる・・・オバケ屋敷なんだ・・・・・・!!;」 名島「そう。ここはオバケが出るアトラクションさ。今に来るよ。」 そう、ここはオバケ屋敷というアトラクションの一つであった。 名島の言うとおり、ドアがゆっくりと開き、誰かが来た。これに、イチゴとチアキがビクッと驚く。 そして、その者が姿を表した。この者はなんと白い布を被って顔が不気味に笑っていた。 白い布のオバケ?「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・・!!!」 イチゴ&チアキ「いやああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 名島「ははははははははははは。大丈夫大丈夫。こいつはただ怖がらせるだけで襲ったりしないよ。 笑い声は録音さ。見ろよ。こいつ、ドアから離れやしない。ちっとも動いてないだろ?」 チアキ「?・・・・・あ、ほんとうだ。」 名島の言うとおり、このオバケは人形でドアのところから動いてはいないのだ。 笑い声も録音で繰り返していった。チアキはこれによって、安心して胸に手をあて、ほっと息した。 チアキ「ほっ。・・・・・ただの・・・・オモチャだったんだ・・・・・・。」 しかし、イチゴは名島にくっついたままで怯えていた。それを見た名島は笑っていた。 名島「おいおいwこのオバケは人形だって言ったじゃん。」 イチゴ「で・・・・でも・・・・・。この姿を見てると思わず・・・・・・・・;」 名島「はいはい。じゃ、外に出ましょうか。」 チアキは二人の様子を見て、微笑んでいた。3人はオバケ屋敷から出た。 とある上空に浮かぶ宇宙の城の中で、シルバック星人はモニターで、 名島、チアキ、イチゴは遊園地で遊んでいるところを見た。 どうやら3人はオバケ屋敷から出て、次のアトラクションを探そうと歩いている。 どうやらこれが気に入らないらしい。 シルバック星人「名島にチアキめ・・・・・・!DGC隊員についているようだな・・・・・! だが、よかろう。どうせお前たちはそろそろまたあの世に戻るのだ。 こっちは計画の準備が既にできたのだからなぁ・・・・・!はっはっはっはっはっはっは!!!!」 DGC本部の司令室では、サキがレーダーを見ていて、 何かの異変を見たかのように、隊長にこう言った。 サキ「31地区上空で異常なエネルギー反応が発生しました!!」 モモ「31地区・・・・!?そういえば、そこってイチゴが言ってた、 ランランランドアミューズメントがあるところじゃない・・・・・・!? だとしたら、イチゴと名島君に何かがあったら・・・・・・・!」 コリス「隊長!僕がZEROで調査します!」 テブリッシュ「私も一号機で!」 シュドー「僕も二号機で行きます!」 モモ「わかったわ!3人とも、出動しなさいっ!!」 コリス、テブリッシュ、シュドー「了解!!!」 3人はヘルメットを被って、司令室から出た。 モモ「サキはレーダーで謎のエネルギーの発生地点を探して!!」 サキ「了解!!」 スカイラッシュ1、スカイラッシュ2、スカイラッシュZEROがそれぞれ格納庫から出て来て、 発進した。3機は高い空を飛び、31地区の上空を調査していた。 遊園地。お昼になったので、イチゴ、名島、チアキは飲食店で食事をとっていた。 3人はハンバーガー、チキンナゲット、アメリカンドッグ、コーラ、ソフトクリームを食べていた。 チアキは嬉しそうにチキンナゲットを食べていた。その次にソフトクリームを食べていた。 名島「ふふふふ。チアキちゃん、おいしそうに食べているね。イチゴも。」 イチゴもハンバーガーを一口食べた後、アメリカンドッグも食べていた。 イチゴ「名島君、このアメリカンドッグ結構いけるよ。もぐもぐ・・・・・。」 名島「うんうん。でも、どれも美味しいと思うよ。」 名島はそう言った後にコーラを飲む。 チアキ「っ・・・・・・。イチゴさん、名島。」 名島「ん?」 イチゴ「なんだい?」 チアキ「・・・・・・・・今日はありがとう。」 イチゴ「・・・・・・・うん。楽しい思い出・・・・できた?」 チアキ「うん。そして・・・・これからも・・・・・・。」 名島「アキヒメ君。僕からも・・・・・ありがとう。」 イチゴ「名島君・・・・・。」 チアキ「・・・・・最初はあなたたちと遊ぶ事に興味はなかったわ。 ・・・・・どうせ必ずまた死ぬんだから・・・・・。でも、何故かわからないけど・・・・。 無性にあなたたちと楽しみたいの。これから・・・・もっと・・・・・もっと・・・・・! でも・・・・・もうすぐシルバックに殺される。それを知ってても・・・・・、 これからもずっとあなたたちと楽しみたいという気持ちが・・・・何故か消えないの・・・・・・。」 チアキはそう言いながら、胸に手をあてた。今の彼女の顔は笑顔でありながらも辛い表情であった。 名島も同じであった。二人はシルバック星人によって蘇った。しかし、また彼に殺される予定なのだ。 チアキ「でも・・・・・私だって楽しい思い出が欲しい。だから・・・・・・。」 名島「・・・・・わかってる。僕も・・・・・・君と一緒に・・・・・・。」 イチゴ「二人とも・・・・・・。よっし!わかった!!」 イチゴはそう言いながら、指をパチンと鳴らした。 チアキ&名島「?」 イチゴ「じゃあ、この遊園地でもっとも有名なジェットコースターに乗ろう!」 チアキ「ジェットコースター?」 名島「ああ。乗ったらきっと凄いぞ~っ!」 その後、イチゴたちは既にジェットコースターに乗っていた。 そのジェットコースターはとてつもなく速く、乗客たちは絶叫していた。 イチゴ&名島「わああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 チアキ「きゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 名島「チアキちゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!楽しいかああああぁぁぁぁ~い!!!」 チアキ「すっごく楽しいいいいいいぃぃぃぃぃぃ~!!!!!!」 イチゴ「このコースターは終わるまでが絶叫なんだよおぉ~!!!!!!」 とにかく、イチゴたちは絶叫をしていた。コースターの活動が終わるまで・・・・・。 ジェットコースターから降りた3人は少し疲れ気味であった。しかし、3人は笑顔であった。 イチゴ「ふぅ・・・・結構行けたでしょ?」 チアキ「はい・・・・・。」 名島「・・・・・次はどこに乗りたい?」 チアキ「えっとね?他にもいろいろやってみたいな?」 イチゴ「うん!今日は存分に楽しもう!!」 3人はとにかく、この遊園地の様々なアトラクションを楽しんでいた。 ゲームセンター、スカイサイクル、ウェーブスウィンガー、大観覧車、他にもいろいろ・・・・・。 午後4時、イチゴと名島とチアキはいろいろ楽しんで遊びつかれたらしい。 イチゴ「もうこんなに過ぎちゃったね・・・・・。」 チアキ「うん。次は・・・・・・。っ!!!」 名島「どうしたの?チアキちゃ・・・・・・。っ!!??」 二人は空を見ると急に驚いた。 イチゴ「どうしたんだ?二人とも。空に何かが・・・・・・!?はっ!あ・・・あれは・・・・・!!?」 イチゴ、名島とチアキは空を見て驚く。そこに、 宇宙の城改めシルバック星人の宇宙船が飛んでいたからだ。 特に名島とチアキはこの宇宙船を見て、急に怯え始めた。 名島&チアキ「っ・・・・・・・・・・・・!!!」 イチゴ「・・・・チアキ・・・・名島。二人がこの空に浮かぶ城を見て怯えている・・・・・? すると、あの城が・・・・・あの城にいる奴が・・・・・・・・!!!」 イチゴはシルバックの宇宙船を怒りを表した表情で見ていた。 イチゴはついに二人の自由を奪っている者を見つけたのだ。 つづく PR |
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