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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST  第6話・マンボの力

恐るべしティッカー大軍団がグラブリン村に攻めて来た。

バンジョーとグラブリンたちは力を合わせてその軍団に立ち向かうが、

敵の数はあまりにも多すぎで流石のバンジョーとカズーイ、グラブリンの戦士たちもタジタジであった。

そんな時、バンジョーがマジックドクロの力を利用し、その波動を察知した不死の魔術師も、

密かに攻撃魔法で見事ティッカー大軍団を撃破した。そして、グラブリン村のシンボルである、

ジュジュの教えに導かれ、ついにバンジョーとカズーイとボトルズは、

不死の魔術師・マンボ・ジャンボと遭遇する事ができた・・・・・・・。

そして、バンジョーは今、マンボにマジック・ドクロを見せた。

マンボはこの髑髏を見て驚きの表情を隠せなかった・・・・・・。

マンボ「これ・・・・マジックドクロ!そうか・・・・お前が探してくれたのか・・・・・。」

バンジョー「これは・・・・あなたが求めていた物なんだろう?この髑髏・・・・。

僕はあなたの声を聞いた。あなたは髑髏を手にした僕にテレパシーをかけて、話し掛けたんでしょう?」

カズーイ「え?そうなの?」

バンジョー「うん。なんか・・・・僕にテレパシーをかけた人がいるんだ・・・・・ここに・・・・・。」

ボトルズ「まさか・・・・・不死の魔術師・・・・・この人が発動したのでは!!?」

マンボ「その通り。マンボが求めていた髑髏を手にした者の異常な力に、マンボは反応した。

そして、マンボはこの者(バンジョー)に、テレパシーで話しかけてみた。

そして、君たちが来るのを今、待っていた。」

カズーイ「・・・ってゆーか、なんでその魔の髑髏が必要なの?」

マンボ「・・・・・・・・・・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・魔の髑髏は人類に災いを齎した事は知ってるんですか?」

マンボ「・・・・・知ってる。マジック・ドクロ、無限のパワーを秘めている。

そのパワーの大きさのあまり、人類、滅びる可能性あり。」

マンボが冷静にそう言うと、バンジョーが不安そうに返事した。

バンジョー「でも、僕はそのマジックドクロを使ったけど、グラブリンたちには害はなく、

ティッカーたちを苦しめただけだった・・・・・・。何故、僕があんな力を・・・・・。」

マンボ「それは、お前の中に秘めた力があまりにも大きいからだ。

その大いなる力でマジックドクロ、簡単に扱えた。」

バンジョー「でも・・・・・僕に力なんて・・・・・・。」   次にカズーイが少し笑いながらこう言った。

カズーイ「まあ、あたいたちは一般な動物という訳で、本当は戦いに慣れてないのよ。」

ボトルズ「・・・・・あなたとマジックドクロとは・・・・何か関係ありますか・・・・・!?」

マンボ「・・・・・・・・それは、教えることはできない。だが、一つだけなら言える。」

カズーイ「一つだけでもいいから教えて・・・・・・!」 カズーイが真剣に聞くと、マンボが静かに語った。

マンボ「・・・・・・・・この髑髏は魔法使いの魔力をさらに上昇させる事ができる。

しかし、この髑髏に扱えなければ意味はない。この髑髏を扱えるのは、

マンボと・・・・・熊だけ。マンボ、この髑髏の力で、より大いなる力を持つ呪文を唱える事が可能。

マンボ、かつての戦いでこの髑髏を使って多くの敵を滅ぼした。だが、味方をも巻き込んでしまった・・・。

マンボ、答えた。次、マンボが問う。お前たちの名前は何だ?」

バンジョー「・・・・・僕はバンジョー。」

カズーイ「カズーイよ!」

ボトルズ「ボトルズです。」

マンボ「・・・・・っ!!?バンジョー、カズーイ・・・・だと?」

カズーイ「そうだけど?」

マンボ「・・・・・あの伝説の力を持った者たちの名前と同じ・・・・・・まさか・・・・・!!」

カズーイ「だーから言ってるじゃない!あたいたちは普通の動物だって!!」

バンジョー「・・・・・まあ、いつもリュックの中にいる鳥は普通じゃないと思うけど・・・・・。」

バンジョーはボソッと言うと、カズーイが鬼の形相でバンジョーを睨む。バンジョーはゾクッとした。

バンジョー「ご・・・・・ごめん・・・・・・;;;;;」

ボトルズ「・・・・・・そうだ!!不死の魔術師・・・・・マンボ・ジャンボ!!

僕たちはあなたの力を貸して欲しいんです!!!」

マンボ「・・・・マンボの力を?」

バンジョー「はい!・・・・僕の妹のチューティが・・・・グランチルダに捕らわれたんだ・・・・・。

グランチルダ率いるグランティは強い・・・・・・。」

マンボ(グランティ・・・・・・!?まさか・・・・・奴らがついに動き出したと言うのか・・・・・!!?)

カズーイ「だから、あんたの不死の魔術師としての力が必要なの!!」

マンボ「・・・・・・・・マンボ、お前達の協力を受けることはできない。」

バンジョー&カズーイ「そんな・・・・・・!!」

マンボ「・・・・・・しかし、さっき、マンボたちが作ったジュジュの声を聞いた。

ティッカーのアジトを壊滅させるのに力を貸して欲しいと・・・・・・・。」

ボトルズ「すると・・・・・・!?」

マンボ「お前達のもう一つの目的は、ティッカーのアジトを潜入する事。」

バンジョー「じゃあ・・・・・・!!」

マンボ「マンボ・・・・・・。それだけに協力する・・・・・。バンジョー、マンボの前へ。」

バンジョー「え?あ、ああ。」 バンジョーはマンボの前に立った。そして、

マンボがついに椅子から離れて立ち上がった。どこからともなくマンボステッキを持ち出した。

マンボ「バンジョー、髑髏を・・・・・・。」

バンジョー「うん・・・・・!」  バンジョーはマンボの前にマジックドクロを置いた。

マンボ「・・・マンボマジックスタート・・・・!」  マンボがそう言うと、彼の持つステッキの先の髑髏が光り、

マジックドクロも紫色に光り始めた。マンボは何かを唱えながらステッキを振り回していた。

マンボ「インガボンガインガボンガホンバハホホンバハホ・・・・・・!」

マンボは強く唱えると・・・・その後にすぐに、ステッキをバンジョーの前に突き出した。

マンボ「マンボ・マジック・メタモルフォーゼ!!!!!」

そして、バンジョーはいきなり光となり、姿が変わり始めた。

徐々に小さくなり、光が消えると、まるでシロアリのような姿になっていた。

しかし、黄色いパンツと青いリュックが残っていた。

つづく

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