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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリスは病院の外に出ると、すぐにウルトラ・ウィッチが光った。

コリス「ワーピル!!!」   突然、光がコリスを包み消えていった。

瞬間移動魔法ワーピルでいち早くDGC本部に到着したのだ。コリスはモモのいる司令室に来た。

コリス「・・・・・話って・・・・なんですか・・・・?」

モモ「コリス。あのネリーって人、どんな人だった?」

コリス「・・・・・・・信じてもらえないけど・・・・・あの人はシャドーさんの手下だったのです。」

モモ「やはりね・・・・。あいつはとんでもない女を送り込んだわ。」

コリス「え?姉さん、知ってたんですか!?」

モモ「ええ・・・・・。あいつの正体はネリマリス。シャドーは彼女を使って、

冥界の王子を目覚めさせたそうね。」

コリス「・・・・・!?まさか、サキさんが!!!!」

コリスはサキに危機が訪れる事を感じ、司令室から出るべく走ろうとするが、

モモが突然叫び、止められる。

モモ「待ちなさい!!まだネリマリスは覚醒したわけじゃない・・・・・。」

コリス「で、でも・・・・・・。」

モモ「今は彼女を信じて!それより、あいつからゴダルの事を聞いた?」

コリス「っ!はい・・・・・あの人からは冥界から現れて現実世界を襲おうとした。

そこに、かつての夢の国の戦士たちが彼と戦ったと聞きました・・・・・。」

モモ「その話はとっくにパパからは聞いたわ。パパはゴダルと戦ったけど、

彼の攻撃に何度も耐え抜いてやっとの思いで封印できたわ。」

コリス「ふ・・・・封印って・・・・!?」

モモ「コリス・・・・・さっき思ったけど、あなたはパパやママから聞いてなかったの?」

コリス「・・・・・・ごめんなさい。パパやママは・・・そんな事、言ってませんでした・・・・・。」

モモ「ふぅ・・・・。どうりで冥界の王子の伝説を知らないそうね・・・・・・。

いいわ。私が教えてあげるわ・・・・・・。」

コリス「姉さんは知ってるのですか?」

モモ「ええ・・・・・。昔、私がこの人間界に降りるときずっと前ね・・・・・。

じゃあ、言うわね。あの冥界の王子は・・・・・・・・・。」

一方、シュドーはゴダルと戦っていた。

シュドー「ぬぅ!!」  バキュン バキュン シュドーはウルトラシューターでゴダルを撃った。

ゴダル「ふん!!はっ!!」  ゴダルは身軽な動きで彼の弾を素早くかわした。

シュドー「畜生・・・・・!!」  シュドーはジャンプして、宙返りしながらゴダルを4発撃った。

ゴダル「・・・・!?むん!てぃ!!だっ!!!」

しかしゴダルはシュドーの空中戦法をも宙返りで避けてしまう。

シュドー「ちいいっ!!!」  シュドーはゴダルから少し離れたところに着地した。

ゴダル「・・・・・・・・・・・・・・・。」  ゴダルがシュドーに向かって左手を出した。

シュドー「・・・・っ!?何を!!」    シュドーはゴダルが何やら良からぬ事をするでないかと思い、

そうさせないために、ウルトラシューターを構える。しかしゴダルの左手から黒い光が。

ゴダル「散れ。」  ビイイイイィィィィィィィ    ゴダルの左手から、黒い光線が出てきた。

シュドー「!?うわ!!」

シュドーはゴダルの光線を間一髪避けた。そして、右のところに回り込んだ。

シュドー「でぃ!!くらえ!!」   バキュン

シュドーはそこからゴダルを撃った。しかし、

ゴダルは右のところよりシュドーの弾が来ることに気づき、右手の指先でその弾を受け止めた。

シュドー「な・・・・・!?人差し指で俺の弾が・・・・・!!」

そして、ゴダルの指差しに当たった弾は地面に落ちていった。その指に傷はついていない。

ゴダル「なんだ・・・・このおもちゃは?」

シュドー「や・・・・やろぉぉ・・・!!」

ゴダル「やめろ。どうせあなたでは何をしても僕には勝てない。」

シュドー「え?」

ゴダル「僕は冥界の王子。あなたたち人類とは違う存在。」

シュドー「そうか・・・・・・だが、お前がこの世界を侵略しようとするなら、

俺たちDGCが阻止する!!!」

ゴダル「DGCだと?」

シュドー「な・・・・・?知らないのか?」

ゴダル「さあね。でも、なんか面白そうになってきたね。」

ゴダルはそう言うと、後方へジャンプして、どこかへ消えていった。

シュドー「くっ・・・・・!こちら、シュドーよりテブリッシュへ!シュドーよりテブリッシュへ!!」

シュドーは通信機でテブリッシュに連絡した。

テブリッシュ『どうした!シュドー!!』

シュドー「あの黒い少年の正体は異次元人だ!!左手から光線を出して、

右手で俺の銃撃を受け止めました。あいつから危険な感じがする・・・・・・!!」

テブリッシュ『そうか!それで、そいつの名前は!!?』

シュドー「冥界の王子・・・・・!そう名乗っていた!」

テブリッシュ『冥界の王子だと!?恐ろしそうな名だ。見つけ次第、捕まえるんだ!!』

シュドー「わかった!!!」

病室では、サキがネリーが眠っているところを見て微笑んだ。

サキ「くすっ。ネリーちゃん。寝ちゃったわね。」

ネリーは静かに寝ていた。サキはそのネリーを見て何かを考えた。

サキ「・・・・・・・・・・やっぱり・・・・・。やっぱり、受けさせた方がいいかな・・・・。

でも、ネリーちゃんは裸を見られるのが嫌だって言ってたし・・・・・。

・・・・でも、今は彼女が寝ている。よーし。こっそり見てみよう。

なんで彼女が見られるのが嫌ななのか、体に何があったのか見てみなくちゃ!」

サキはそう言うと、ネリーを被ったベッドをどかせた。ちなみにネリーは、

パジャマのような服を着ていた。入院のときからであろう。

さらにサキは、その彼女の着ているパジャマを上から一つずつゆっくりとボタンをはずし、

脱がせていた。そして、ネリーのパジャマはとうとう脱がされ、上半身が露となった。

サキ「よし・・・・・。っ!!?????」

サキはネリーの上半身を見て突然驚く。

なぜなら、彼女の胸に鳥のような毛皮がまるで隠しているように生えており、

両腕に翼が生えている。この体を持つ人間がいるはずがない。サキが驚くのも当たり前である。

サキ「こ・・・・・これがネリーちゃんの・・・・・?」

ネリー「・・・・・・・っ!見たわね!!!」

ネリーはサキに見られた事を気づいたように、突然目を覚まし起き上がった。

サキ「きゃ!!あ・・・・・あなたは・・・・・!?」

ネリーの怒りにサキは脅えていた。

ネリー「・・・・・ふふふふふ!見られたらしょうがないわ。見せてあげるわ。」

ネリーはそう言うと、ズボンを脱いだ。彼女の下半身にも鳥のような毛皮が生えていた。

足までも、まるで鳥そのものであった。さらに、人間らしかった手や足も、

鳥のように黄色く変わり、かぎ爪が生えて鳥そのものの一部となった。

サキ「ひっ・・・・!!と・・・・鳥人間・・・・・!!」

そして、ネリーもといネリマリスは両腕の翼をバサッ!と広げ、高笑いした。

ネリマリス「はははははははははははははははは!!!!!!

私は魔鳥人、ネリマリス!!!悪夢のプリンセス・シャドー様に従いし、悪夢の使者よ!!!」

サキ「そ・・・・・・そんな・・・・・・。」

ネリマリス「あなたは私の正体を見破ってしまった。その罪は死して償ってもらう!!」

ネリマリスはそう言うと、サキに飛び掛り、かぎ爪で襲おうとした。

サキ「きゃあああっ!!!」  そこに、コリスが出てきてネリマリスを突き飛ばした。

コリス「やめろ!!!!」

ネリマリス「ぐっ!!!」

サキ「コリス君!!!」

コリス「大丈夫ですか?サキさん!」   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

突然、地震が発生し3人のいる病室を揺らした。

サキ「きゃ!な・・・なんなの!??」

コリス「この揺れ・・・・・まさかっ!!!」

ネリマリス「怪獣が出たそうね・・・・・・。では、私の真の実力を、

あの怪獣に使うからよぉく目を焼き付けなさい・・・・!!はっ!!」

ネリマリスは飛び出して、病室の窓を突き破り、飛んでいった。

サキ「鳥のように飛んで行っちゃった・・・・・。」

コリス「くそ!待て!!!」  コリスはネリマリスを追うべく病院から出た。

サキ「あ!コリス君!!」  サキもコリスを追って、病院から出た。

街の地面を突き破って、怪獣ゴルドラスが出現した。

ゴルドラス「クアアアアアァァァァァァァ」  怪獣の出現に人々は逃げ出した。

ゴルドラスはさっそく近くの建物を殴ったり蹴ったりで次々と壊した。

テブリッシュ「ついに出たな・・・・怪獣め!発射!!!」

ロードラッシュは拡散レーザーでゴルドラスを攻撃した。

ゴルドラス「・・・!?クアアアアァァァァァァァァァァ」

攻撃を受けたゴルドラスは怒ってロードラッシュのところに向かった。

テブリッシュ「ちいい・・・・・・!」 ロードラッシュは後進しながらレーザーで怪獣を撃った。

ゴルドラス「クアアアアアアァァァァァァ」  怪獣は火炎を吐きながらロードラッシュを追っていた。

ロードラッシュは敵の火炎から離れながらレーザーを撃つ。

しかし、怪獣には効かなかった。ゴルドラスは隣のビルを殴って、破壊した。

テブリッシュ「畜生・・・・・・!!」

そして、暴れるゴルドラスを、とあるビルの屋上からネリマリスが見ていた。

ネリマリス「ふふふふふふふ・・・・・!昨日はお世話になったわね・・・・・・。

あなたはこの私の力によって死になさい!!はああああぁぁぁ!!!」

ネリマリスはそう言うと、ビルから飛び出した。

飛んでいるネリマリスは突然、光となり巨大化していく。

光は消え、ネリマリスは巨大な鳥怪人となり、飛んだ。

ちなみに、巨大化での姿は等身大での姿と同じだが、

肌の色が茶色くなり、目も赤くなった。声も怪獣そのものの声になった。

ネリマリス「ヒイイィィィィィィ」

ネリマリスはゴルドラスに向かって飛んできた。

つづく

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