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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ギェゾン「む?」

ギェゾンは意識を取り戻しつつあるヴィレッタの方を向いた。

ヘンリー「くっ・・・・・・!あ!ヴィレッタ!!」

ヘンリーは助けようにもさっきの光線を受けて、うまく立てない。

ヴィレッタ「あ・・・・・・・・!!」

ヴィレッタはギェゾンが自分の方に来ることに気づく。

ギェゾンはヴィレッタに向かってブラウン・レーザーを放とうとしたその時・・・・・・・。

ギェゾン「うわっ!!」  パシュン

何者かが撃った弾がギェゾンの左手に命中。ギェゾンは左手を押さえる。

ギェゾン「ちいい・・・・・!何者だ!!」

ギェゾンは自分を撃った者の方を見る。撃ったのはコリスだった。そして、サキもいた。

二人はヘンリーとヴィレッタを助けに駆けつけたのだ。

コリス「ヘンリー!!」

サキ「ヴィレッタちゃん!!」

コリスはヘンリーのところに、サキはヴィレッタのところに駆け寄った。

コリス「ヘンリー!!大丈夫!!!??」

ヘンリー「コリス・・・・・お前・・・・・・。」

コリス「・・・・!?凄いダメージを受けているとは・・・・・!」

ヘンリー「ヴィレッタを守るためにそこまで・・・・でも、君はよくやったよ!」

ヘンリー「・・・・・・・・そうか。」

サキ「・・・・!?酷い怪我してる・・・・・・!!」

ヴィレッタ「DGCの人・・・・・・?」

サキ「うん!助けに来たよ!!」

ヴィレッタ「・・・!?ヘンリーさん!!」

ヴィレッタはゆっくり立って、ゆっくりとヘンリーのところにいく。

ギェゾン「ちっ!!邪魔者が増えたか・・・・・・!!」

コリスはギェゾンを凄く睨み、敵意した。

コリス「なんでこんな酷い事を・・・・・・!!」

ギェゾン「本来ならヘンリーが破壊活動担当だったが、そいつが裏切っては仕方がない・・・・・。

こうなれば、代わって僕が破壊活動をしてやる!」

ギェゾンは光となって、消えた。コリスはギェゾンを追うべく、走った。

コリス「・・・・!?待て!!」

サキとヴィレッタはヘンリーを心配そうに見る。

ヴィレッタ「ヘンリーさん・・・・・・・。」

ヘンリー「う・・・・大丈夫だよ。ヴィレッタ・・・・・・。」

ヴィレッタ「ごめんね・・・・・ごめんね・・・・・・。私のせいで・・・・・・!!」

ヴィレッタは涙を流した。その涙の粒がヘンリーの体にあたった。

ヘンリー「こんな悪人な僕のために・・・・泣いているの?」

サキ「そうだよ。」

サキは優しい声でヘンリーの顔に触れる。すると、緑の仮面が消えて、ヘンリーの素顔が見える。

今のヘンリーは悲しみや優しさに満ちた表情であった。

サキ「あなたは・・・・・本当にこの世界が好きなんだね。」

ヘンリー「・・・・・・・好きさ。」

ヴィレッタ「そうよね・・・・好きだよね・・・・・・。私も・・・・みんなも・・・・・・・。」

ヘンリー「ヴィレッタ・・・・・僕は・・・・・君が好きだ・・・・・・!!」

ヴィレッタ「私もよ・・・・・ヘンリーさん・・・・・・・。」

ヘンリー「僕はもう・・・・二度と人を殺さない・・・・・・・・・。」

ヴィレッタ「それで・・・・それでいいんだよ・・・・・。」

サキ「そう。それでいい。あなたも・・・・・この世界の住人よ。」

二人の少女の優しさに触れたヘンリーの目には涙が浮かび上がった。

一方、夜の街では、光とともにギェゾンが巨大化して出現した。

ギェゾン「むん・・・・・・・・!!」

ギェゾンは周りのビルを叩き壊したり、ハイキックやミドルパンチで次々と壊していた。

ギェゾン「ふん!ぬん!!であ・・・・!!」

コリス「・・・・・・・巨大化して、怪獣になったか!!」

ギェゾンの暴れる様を見て怒るコリスにヘンリーのテレパシーが聞こえた。

ヘンリーの声『コリス・・・・・・・・・。』

コリス「・・・・・!?・・・・ヘンリー・・・・・テレパシーで僕に話しかけて・・・・・。」

ヘンリーの声『僕・・・・・・・この世界に住む事に決めたよ。そして、ヴィレッタを守り続ける。』

コリス「ヘンリー・・・・わかってくれたんだね。」

ヘンリーの声『ああ。もし、ヴィレッタがいなければ、僕は一生辛い人生を送っただろう。

覚えているかい?幼い頃、僕と君が遊んでいた頃・・・・・・。』

コリス「うん。君は前に、人間界に住む事が夢だって言ったよね。」

ヘンリーの声『そうだ。その夢が・・・・・今、叶いそうだ。そして、君はあの頃、

いつか人間界に来て、みんなの夢を叶えると言ったな。』

コリス「うん。僕は今、ウルトラマンとして、DGCとして、人々の夢を叶える仕事をしているんだ!」

ヘンリーの声『そうだな。それでこそ君だ。僕はもう巨人の力を二度と使わない・・・・・。』

コリス「じゃあ、僕がウルトラマンになって、ギェゾンを倒す!」

ヘンリーの声『すまない・・・・・後は頼む・・・・・・・・。』

ギェゾン「はあああああっ!!!」

ギェゾンはビルに突進。ビルはバラバラに吹き飛んだ。さらに、近くのハイウェイをも叩き壊す。

ギェゾン「でぃ!!」

ギェゾンは壊したハイウェイの瓦礫を踏み。近くの落ちた車を掴み、それを投げつける。

ギェゾン「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ギェゾンに投げられた車は建物にぶつかる。すると、建物は爆発して、燃え上がった。

ギェゾン「ブラウン・レーザー!!!」

そして、ギェゾンはブラウン・レーザーで後ろにある街並みを爆破した。

そこに、イチゴ、テブリッシュ、シュドーが駆けつけた。

イチゴ「あいつは・・・・・こないだの巨人か!?」

テブリッシュ「いや、前の緑色の奴ではなく、茶色の鎧を着た奴だぞ?」

シュドー「もしかすりゃ、異次元人は二人、活動してやがるな・・・・・・!!」

コリスは人気のないところで、ウルトラ・ウォッチを夜空に向けた。

コリス「ショワッチ!!!」   シュイン シュイン シュイン シュイン

コリスはウルトラマンクリスタルに変身し、ギェゾンの前に現れた。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!!!」

イチゴ「ウルトラマンクリスタルだ!!!」

ギェゾン「へぇ・・・・・・。やはり来たのかい?クリスタル。」

ウルトラマンクリスタル「君は、この世界をどう思っているんだ!?

もし、君の元いた世界からの命令がなかったら、君はこの世界をどう思っていた?」

ヘンリー「ふん!!たとえ、上司からの指令がなくとも、

僕は最初からこの世界などどうでもいいって事さ!それに僕は殺しが大好きでね・・・・・・。」

ウルトラマンクリスタル「くっ・・・・・・!!シェアアッ!!!」

ギェゾン「・・・・・・むん!!」

ウルトラマンとギェゾンは正面衝突した。

ウルトラマンクリスタル「てあっ!!」

ウルトラマンがギェゾンの顔を殴りかかると、ギェゾンがその拳を手で受け止める。

ギェゾン「はっ!!」

ウルトラマンクリスタル「くあっ!!!」

ギェゾンはそのままクリスタルの腹にミドルキックを打ち込む。クリスタルはひるむ。

ギェゾン「うあぁっ!!!」

ウルトラマンクリスタル「ぬっ!!シャッ!!」

ギェゾンがさらに拳を振るうと、クリスタルはそれを避け、チョップで応戦。

ギェゾン「くっ!?せあっ!!たああ・・・・・っ!!」

ウルトラマンクリスタル「うあ!ショアアッ!!!えあぁっ!」

ウルトラマンクリスタルとギェゾンはそれぞれ得意の格闘を駆使して激しい肉弾戦を繰り出す。

ギェゾンが回し蹴りすると、ウルトラマンはそれを回転して避ける。

今度はウルトラマンが飛び蹴りでギェゾンを攻撃。ギェゾンはすぐ立ち上がり、

チョップでウルトラマンの頭を打つ。クリスタルは負けずに、ハイキックで攻撃した。

ギェゾンとウルトラマンは同時にチョップを打ち合い、ギェゾンがそのスキを利用し、

ウルトラマンの顔に強烈なキックを打つ。

ウルトラマンクリスタル「うわああああっ!!!!」

ウルトラマンはそのキックの痛みに後ろに扱けた。

ギェゾン「ははははははは・・・・・・!!とおっ!!!」

ギェゾンは必死に立とうとするクリスタルをさらに、蹴り上げる。

ウルトラマンクリスタル「くはっ!!!」

ウルトラマンクリスタルはさっきのダメージでうまく立てない。

そんなウルトラマンクリスタルのカラータイマーが鳴り出した。

つづく

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