忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2243] [2242] [2241] [2240] [2239] [2238] [2237] [2236] [2235] [2234] [2233]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

灰間「・・・っ?悪いけど、今日はここで。俺の分まで頼むわ。」

灰間は日下部から離れる。福崎のところへ近づくつもりだ。

日下部「あっ!ちょ、ちょっと・・・!?っ!?」

その時、日下部は灰間が福崎に近づき、

彼と一緒に歩いて行くところに気づく。

日下部(あの福崎と一緒に・・・?一体、どうして・・・?まさか!)

そして、日下部は福崎の方に近づき、こう叫ぶ。

日下部「福崎!!!」 福崎「あぁ?」

福崎は日下部の方に気づく。そして、灰間も。

灰間「っ?日下部・・・!?」

日下部「あんた・・・。灰間とどうやって知り合ったの?」

福崎「こいつは、いじめっこ共から俺を守ってくれた。

そうして、俺はこいつと友達になった。悪いか?」

灰間「そう言う事だ。俺は毎日、

こいつを外敵から守らなければならない。」

日下部「守らなければならないって・・・。まさか、

こんな捻くれ者を守るために、BARをサボるって言うの!?」

灰間「そうしなきゃなんねェからな・・・。」

日下部「・・・・福崎。あんた。灰間に何をしたの!?」

福崎「黙れ。それを聞いて、どうするんだよ?俺を逮捕する気か?

それとも、あいつらと同じように迫害する気か?

いつまでも偽善者ぶってんじゃねーよ。この勝ち組の雌豚が。

おら。灰間。こんな女なんかほっとけ。」

灰間「・・・・・・ああ。(すまねェ。日下部。)」

灰間と福崎はどこかへ去って行った。

日下部「灰間・・・。きっと、福崎の奴に何かされたんだわ・・・!」

大岩「全くその通りじゃのォ!」

その時、近くに大岩が喋り出す。日下部はそれに驚く。

日下部「きゃっ!?お、大岩・・・!?」

大岩「灰間のガキ。あんな外道にこき使われよってからに・・・!」

日下部「そうね・・・!灰間を助けるために、あいつを何とかしなきゃ。」

大岩「おう。じゃが、あいつは何もできない一人ぼっちじゃけ。だが、

いつまでも悪さをさせるワケにはいかんき。

ならば、ぶん殴ってでも・・・!」

謎の声「あの子を責めないでください・・・。」

日下部と大岩「え・・・・?」 日下部と大岩は後ろの方を向く。

そこに、ピンク色で髪が少し長そうな少女であった。


夕日。秋田町で、福崎をいじめようとする男たちが灰間に倒されていた。

いじめっ子A「ま、まさか!灰間が福崎の味方をするなんて・・・!」

福崎「おい。いじめられっ子が怒るとどうか、思い知ったか?カス。」

いじめっ子B「ご、ごめん!!今までは悪かった・・・!」

福崎「ごめんじゃねーし。死ね。バーカ!」

福崎は倒れているいじめっ子Bを蹴り、踏みつける。

いじめっ子B「うっ!?ぐあぁ・・・!」

福崎「これから、お前らを俺がいじめて支配してやるよ・・・・!!」

福崎はいじめっ子Bに近づいて、醜い形相でそう言う。

灰間「福崎。早く俺の家に入らねーと、大変な事になるぞ。」

福崎「そうだったな・・・。けっ!」

福崎は石をいじめっ子Aに投げつける。

灰間と福崎は一緒に、灰間の家へと向かっていた。

その時、二人の背後に、あの紫色のペンダントを持つ男がいた。

そのペンダントが光り、男は笑う。福崎の方を見て。

ペンダントを持つ者「見つけたぞ・・・!」


BAR基地の司令室では、日下部は考えていた。

日下部(さっきの謎の声・・・。一体、何だったのかしら?

福崎を責めないでと言って、いきなり消えるなんて・・・。)

緒川「あの魔族の集団、ギアクーダの詳細についてですが、

体内に電磁エネルギーが含まれている事がわかりました。」

叶野「・・・そう言えば、襲撃された防衛軍の施設には、

ほとんど電磁エネルギーを発電する場所や、

それを保管する場所もあったな。」

上川「そうか!奴らは、自身の敵である防衛軍の拠点を制圧しながら、

電磁エネルギーを食事していると言うワケか!日赤自重だな・・・!」

叶野「それを言うなら、一石二鳥だろ・・・。」

そこに、大神が来て、隊員たちが礼儀正しく立つ。

大神「先ほど、二ヶ所の防衛軍の施設が襲撃されたそうだ。

一つの施設に保管してあった電磁エネルギーが、

全て魔族に吸収されたらしいけ。」

日下部「また、魔族の奴らが活動するのですね・・・!」

大神「うむ・・・!今日は灰間がいないが、どうしたんじゃ!?」

日下部「・・・・灰間は、来ません。残念ですが。」

大神「そうかぃ。じゃが、奴はBARに来なくても、立派に戦えるじゃろ!

わしらはわしらで戦うんじゃ!良えの!?」

日下部(・・・・灰間。何で福崎なんかと・・・・!)


とある闇の空間では、大勢のギアクーダがいた。

ギアクーダA『今日で全員が電磁エネルギーを蓄えたな?よろしい。

これより、我々は灰間翔、ウルトラマンティアーズの抹殺を開始する!』

ギアクーダB『しかし、BARに邪魔されては迷惑だ。

少数で防衛軍の施設に襲撃し、奴らを誘き出そう。』


秋田町では、大勢のギアクーダが密かに動いていた。

灰間の家。自分の部屋で、灰間はずっと福崎の近くにいた。

福崎はパソコンでネットを楽しみ続けていた。

福崎「この町に魔族共が暴れたとしても、俺だけが安心。

まさに、俺だけが得するもんだ・・・。」

灰間「・・・・福崎。お前が辛い過去で荒んでいる事はわかる。

友達も良い思い出も良心もないって事がわかる。

けど、お前も人間だ・・・。」

福崎「は?何が言いたいんだよ?お前。」

灰間「お前は悪い事をしたいのか?

それとも、良い事がしたかったのか?」

その時、福崎は本を灰間に投げつけた。

福崎「くだらねー事、聞いてんじゃねーよ。ボケが。

何でそんな事聞くの?ねぇ。正体、バラすよ。」

灰間「・・・悪い。」

福崎「悪いじゃねーし。謝らねーで、俺様にこき使われてろや。

何せ、お前は俺だけの味方だからな・・・!」

そして、灰間のペンダントが光り始める。

灰間「・・・来るな。奴らが。」

福崎「ククク。いつでも来いよ。ウルトラマンティアーズが、

俺を守ってくれるからよ。いつまでもなァ・・・。」

灰間は窓辺の方から外を覗く。

灰間の家に近くでは、既に多くのギアクーダが集まっていた。

そして、その多くのギアクーダが一斉に走り、灰間の家に入ろうとする。

灰間「何っ!!?ほ、本気か!?」

灰間は多くの魔族が自分の家に入ってくる事に驚く。

美由紀の声「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

灰間「っ!?母さん!!!」

灰間は美由紀の危機を感じ、思わず1階へ降りようと走る。

福崎「っ!!灰間!!!!」


1階の廊下では、美由紀が多くのギアクーダに襲われかかる。

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォ」

美由紀「ひっ!ひいいぃぃぃ・・・!!」

灰間「母さん!!おらああぁぁぁ!!」

灰間は一人のギアクーダを殴り、美由紀を守る。

ギアクーダ「シュオオオオオオォォォォォォォ」

灰間「大丈夫か!?母さん!!」

美由紀「しょ、翔・・・・。」

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォ」

複数のギアクーダが灰間を襲う。

灰間の打撃を受けたギアクーダもまだ生きている。

灰間「はああぁぁぁ!!とう!!でやっ!!」

灰間はキックやパンチなどの格闘でギアクーダたちを攻撃する。

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォォォ」

しかし、ギアクーダも負けず、二人で灰間をパンチやキックで打撃する。

灰間「ぐっ!?おあああぁぁぁ・・・・!!」 美由紀「翔!!?」

福崎の声「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

その時、福崎の悲鳴が大きく響く。

美由紀「っ!?上から悲鳴が・・・!?まさか、誰かいるの!?」

灰間「ま、まさか・・・・!?」

そして、階段から物凄い形相で喚きながら逃げる福崎と、

そんな彼を追う複数のギアクーダが走っていた。

灰間「福崎!!?」

つづく

拍手[0回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック