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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンは走り続けた。道路を駆けて、夕日に向かって。

DGC基地・司令室

コリス『なんですって!?プロジェクト・バン!?』

モモ『そう。プロジェクト・バンとは・・・・生きた自動車を造る計画だったの。

バンがああして車なのに声をだしたり人間らしい感情を持っているのは、

あのドクター・オヤ・マーの協力で開発したからよ。』

コリス『ドクター・オヤ・マー?』

モモ『彼は、現在の人類でもっとも最高の科学を身につけた長年の科学者よ。 

いかなる科学が達しても造れない機械でも、彼の手にかかればすぐに完成できるわ。 

彼は、ターボ・タウンの開発者たちの計画に興味を持ち、協力したのよ。  

もし、彼がいなかったら開発者たちはバンを造れなかったかも知れなかったわ。』

コリス『そうですか・・・・・・・。それで、オヤ・マーさんは?』

モモ『残念だけど、行方がわからないわ。彼は・・・・神出鬼没だから・・・・・。』

コリスはモモとのテレパシーを切った。

サキ「隊長。電話が入りました。」

モモ「用件は?」

サキ「はい。自動車のお化けが出た!との事です。」

モモ「そう・・・・・・。(もしや・・・・バン・・・・・・・。)

コリスはハリーの家に帰っていた。今、自分の部屋にいる。

コリス「うーん。プロジェクト・バンか・・・・・でも、一体なんのために・・・・?そうだ。」

ベッドで寝転がっていたコリスは突然起き上がった。

コリス「ネットでもやろう。今日、大怪獣バトルが無料配信されるんだっけ。」

コリスはベッドから離れ、パソコンが置いている机へ向かう。

イスに座り、パソコンの起動スイッチを押す。

ハリーは今、この家にいない。なぜなら、ハリーはどこかでお出かけにいっていたからだ。

ハリーは、カジノをやっている街で友人と一緒に遊んでいた。

ハリー「いやぁ。ウルトラ・ルーレットは面白かったなぁ。だろ?スレッド、ディン。」

スレッド「ああ、確かに面白かったよ。」

ディン「おお。次はあそこにしようではないか!」

ハリー「うむ。エイリアン・ポーカーか。やってみよっか!」

スレッド「・・・・・?おい!!あれを見ろ!!」

ハリー&ディン「え?ああ!!!」

スレッドが指差しているところを二人は目を向けた。そこにはバンがいた!

バン「・・・・・・・・・。」

バンはゆっくりと動いていた。バンは自動車なのになぜか目が生えている。

それを見た人々は、まるで、自動車に似た怪獣だと思って見ていた。

「うわぁ。なんだよあの車。」  「変な目を生やしやがって。」

「げげ!俺、見られたりして・・・;」  「怖そうだから帰るわ・・・・・。」

バン「ちっ!どいつもこいつも僕を怪獣のような扱いで見やがって・・・・・!」

ディン「聞いたかや。あの車、しゃべったぜ。」

スレッド「幽霊が取り付いたのかしら?」

ハリー「まさか・・・・宇宙人の仕業じゃないだろうな?」

バンはそんな三人の話を聞いていた。それを聞いたバンは当然怒って・・・・・。

バン「僕は普通の自動車だ!!幽霊でも宇宙人でもなぁぁぁぁぁぁい!!!!!!」

バンは怒鳴って、走った。どこかへ去ったようだ。

ハリー「なんなんだ、あの車は。当たり前じゃないか・・・・!?」

スレッド「うむ。」

ディン「ほんと。」

ハリー「電話でコリスに伝えとくか。」

スレッド「コリス?ああ、お前の家に住んでいる子供で・・・・。」

ディン「しかもDGC隊員。」

ハリー「そうだ。まあ、いざってときゃぁ、コリスたちに任せときな。」

ハリーの家

コリスはパソコンでWEB動画で、大怪獣バトルの特撮をみていた。

コリス「いやぁ。凄まじい戦いだった。」 プルルルルルル

コリス「あ、電話だ。」

コリスは自分の部屋から出て、違う部屋に行き、そこで電話が置いてあるので、

その電話をかける。

コリス「もしもし。」

ハリー『カジノ街で変な自動車が現れたよ。今はどっかいっちまったが。』

コリス「え?」

コリスは変な自動車がバンがだって事はわかった。翌朝、コリスはDGC基地にいた。

コリス「バンは今でもどこかの街でうろついています。」

シュドー「なんてこったぃ!このままでは大混乱になるかもな。」

テブリッシュ「一刻も早くバンを見つけ出さねば・・・・・!」

サキ「ターボ・タウンから連絡が入りました。」

コリス「どんな報告ですか?」

サキ「サオリさんからよ。コリスに会いたいって。」

コリス「サオリさんが?」

モモ「行っちゃいなさいよ。コリス。」

コリス「・・・・・わかりました。」

コリスはスカイラッシュZEROでターボ・タウンに向かった。

テブリッシュ「サオリさん。コリスに何のようがあるんだ?」

シュドー「まさかぁ。恋してんじゃないの?いい女だったなぁあの人は。」

サキ「もう!そんなんじゃないわよ。女に気持ちも読めないんだから。」

シュドー「あ。すまねぇ。」

モモ「彼女も・・・・なにか夢を持ったに違いないわ。」   ピ――― ピ―――

司令室よりサイレンが鳴った。どうやら事件が起きたそうだ。

サキ「ロサンゼルスに奇怪な自動車が爆走しているとの報告が入りました!」

モモ「シュドー!テブリッシュ!出動よ!!」

シュドー&テブリッシュ「了解!!」

サキ「なお、ロード・ラッシュは未だに強化作業が終わってないので、

スカイラッシュで急行してください。」

テブリッシュはスカイラッシュ1、シュドーはスカイラッシュ2でロサンゼルスに向かった。

ロサンゼルスの街ではバンが走っていた。なぜか、交通ルールを守ってるように走っているが、

しかし、バンには誰も乗ってない。しかし、人々はバンを見て怯えていた。

バン「どうして僕は生まれてきたんだろうなぁ。む?あれは・・・?」

バンは左のほうの広場を見ていた。そこには子供たちや大人たちが遊んでいた。

バン「よし、試しにいってみよう。」

バンは道路から離れ、広場の方に行った。

バン「何やってんだ?」

バンは子供たちに話しかける。すると子供たちはバンの方に顔を向ける。

「あ!車のお化けだ!!」 「怖い!逃げろ~!!」

子供たちは逃げていった。

バン「あ!ちょっと待って!!」  パン パン

バンに何者かが撃ってきた。

バン「わわ!・・・・あ!警官たち!!」

警官たちがバンを追ってきた。どうやらバンを撃ったのは警官だった。

警官「お前のような奇怪な野郎は断じてゆるさ~ん!!」

バン「・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・!!」

バンは道路を辿って逃げ出した。

警官「逃げたな!?だが、じきにDGCが来てくれる!なんとか時間を稼がねば!!」

バンは追ってくるパトカーの群れから逃げ、前の車の群れを避けていった。

バン「ちょっとごめんよぉ!」   キキィィィィキキィィィィ

バンが無断で走っているせいで、他の車同士がぶつかったり、建物の壁にぶつける車もあった。

スカイラッシュ1とスカイラッシュ2はロサンゼルスの別の広場で着陸した。

テブリッシュとシュドーが降りてきた。

一方、コリスはスカイラッシュZEROから降りて、ターボ・タウンを歩いていた。

ちょうど、コリスの前にサオリがいた。

つづく

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