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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「こんにちわ。サオリさん。」

サオリ「ようこそ、ターボ・タウンへ。実は・・・・・ちょっと頼りない話だけど・・・・。」

コリス「どんな話か・・・聞かせてくれませんか?」

サオリ「私、車が好きだったの。だから、ターボ・タウンに入った。」

コリス「・・・・・・サオリさんにも夢がありそうですね。」

サオリ「え?」

笑顔で答えるコリスにサオリは驚く。

サオリ「どうして・・・・?」

コリス「みんなを夢を実現させるのもDGCの仕事なんですから。」

サオリ「そう。あなたの言うとおり、私にも夢はあったわ。

まるで、生きているような夢のような車をみんなに乗せる・・・・それが私の夢だった。」

コリス「つまり、人間と車が仲良くできる世界を実現させたい・・・・ですね?」

サオリ「ええ。でも、それは叶わぬ夢だと思っていた。でも、オヤ・マー氏との協力による、

プロジェクト・バンが行われていたわ。その計画により、バンが生まれた。

私の夢の一部が現実に現れた。でも・・・・・バンは、いたずら好きで、

いつも迷惑にかけている。それだけなのに、バンは封印されたわ・・・・・。」

コリス「そのバンが・・・・我慢の限界で・・・・・。」

サオリ「・・・・・できたら乗せてやりたかったな。子供たちにバンを・・・・・。」

辛そうな表情のサオリはそう言って、笑顔のフリをした。

一方、テブリッシュとシュドーはロサンゼルスの街を走っていた。

シュドー「あの車野郎!どこで暴れてやがんだ!!」

テブリッシュ「急がねば!さもなくばこの街が大ピンチだ!」

バンはまだまだパトカーに追われていた。

警官『止まれ!止まらんか~い!!今からDGCがお前を包囲するだろうよぉ!!』

バン「・・・・・・!!お!また障害せり車!!」

バンの目の前に車が。しかし、この車は全く遅い。今のバンはスピードが速すぎる。

バン「うむむむむむ!!僕が止まっても、勢いが止まらずこの車にぶつかっちまう!なら!!」

ドピョン  バンはジャンプした。それによって、前の車を乗り越えることができた。

警官「何!車のくせに空を飛び、目の前の車にぶつかるのを避けやがった!!」

運転手「ん?前に車が?空から来たそうかの?」

その車の運転手はなんと老人だった。どうりで車が遅いわけらしい。

バン「ふぃ~。わわ!今度は建物が!!」

着地したバンの前に今度はビルがあった。

バン「左右のどれかに曲がらねば・・・・・ああ!」

左右の道路にはそれぞれ無数のパトカーが潜んでいる。

バン「え~い!ならば、全速全身で突き破る!!!!!」   ドゴォォォォォォン

バンは全スピードを上げて、建物の壁を勢いよく突き破った。

警官「ああ!最近、不良どもが集まっているゲームランドに突入しちまった!!」

バンはゲームランドという名のビルの内部で暴れていた。

「げげ!!なんだこいつは!!」 「邪魔すんなやコラ!」

 「ああ!ゲーム機がどんどんぶっ飛んでゆく!」 「俺たちも轢かれちまうぞ!逃げねば!!」

バンは全速全身で走っているので、目の前のゲーム機を壊したり、

目の前の壁を突き破っていた。しかし、バンにはそんな事を気にしている場合ではなかった。

ドゴォォォォォォォォン   バンはゲームランドの壁を突き破り、

やっと外に出た。バンはそのまま爆走する。

バン「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・!!」

ゲームランドの壊れた壁の穴から、若者たちが追ってきた。

「まてぇぇぇ!!」 「あの鬱車がぁぁぁ!!!」 「許さないぞ!」 「追えぇい!!」

そこへ、シュドーやテブリッシュが若者たちの前に通りかかってきた。

テブリッシュ「どうしたんだ!?」

テブリッシュは若者に問う。若者は答えた。

「あ!DGCか。あの変な車、今、まっすぐ逃げているんだ。」

「そいつをなんとか捕まえてくれないかい?」

シュドー「わかった。まっすぐだな?いこう、テブリッシュ!」

テブリッシュ「うむ!待ち伏せ作戦だ!!」

シュドーとテブリッシュはバンを追った。

一方、バンはまっすぐの道路を走っていた。

バン「・・・・・・・!・・・・・・・・!?」

バンは全方にシュドーとテブリッシュを見かけた。

テブリッシュ「おお!バンだ!!」

シュドー「待ち伏せは成功!!」

バン「あれは・・・・DGC!邪魔するなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンはそのまま走る。

テブリッシュ「シュドー!麻酔銃だ!!」

シュドー「了解!!」    ズギュン ズギュン ズギュン

テブリッシュとシュドーは麻酔銃を撃った。しかし、なかなか当たらない。

バン「・・・・・・・・・・・!!!!」

テブリッシュ「ちぃ!奴は速すぎる!!」

シュドー「このままでは、轢かれる!!避けろ!!」

テブリッシュは右、シュドーは左へと非難した。

バンは誰も轢かずに、そのまま真っ直ぐ走る。

シュドー「いっちまった・・・・!」

テブリッシュ「このままでは・・・・・!!」

バンは走っていた。しかし、またも目の前に障害物が!!今度はキャラバントラックだ。

「さあさあ。今日のオススメはビッグ・アシッド!!この液をかければ、

どんな物体でも巨大化できるよぉ~!」

このキャラバントラックは薬屋さんが運営していた。

しかし、そんなトラックにバンが!

バン「どいてくれええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

薬屋さん「え?う、うわああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

薬屋さんはトラックから脱出した。しかし、このキャラバントラックの中には、

何千個のビッグ・アシッドが置いてあった。この液をかけられたら、巨大化できる。

となると・・・・・?

ドドォォォォォォン  ドカァァァァァァァァァァン

バンはついにビッグ・アシッドを詰め込んだトラックにぶつかり、

そのトラックが爆発してしまった。その爆発により、

バンがウルトラマンクリスタル以上の大きさで巨大化してしまった。

バン「・・・・・・・・・・!」

シュドー「ああ!バンが大きくなった!!」

テブリッシュ「きっと最近、噂のビッグ・アシッドの影響なんだ!!」

バン「・・・!・・・・・・・・・・・・!」

バンはそのまま走った。もちろん、そのせいで、目の前のビルがどんどん破壊されてゆく。

今のバンはまるで、巨大な自動車に擬態した怪獣であった。

ターボ・タウン

コリス「・・・・む?通信機から?」

コリスは通信機をかけた。

コリス「こちら、コリス。」

サキ『ロサンゼルスに、巨大化したバンが暴れています。すぐに現場に急行してください!!』

コリス「なんですって!?すぐいきます!!」

コリスは通信機を切り、すぐさまスカイラッシュZEROに乗ろうとする。

サオリ「待って!」

コリス「サオリさん?」

サオリ「私も連れてって・・・・・!」

コリス「・・・・・・はい。」

つづく

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