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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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モモ「それでは、皆。行くわよ。」

ジャック「4人の魔法の力で一気に、

マリンナーサへ直行か。面白ェ。」

そう。4人はそれぞれの魔法を合わせて、

一気にマリンナーサへワープしようとしたのだ。

コリス(いよいよ・・・・故郷へ帰る時が・・・・。)

コリスがそう思っている時、突然サキの声が響く。

サキ「待って!!!!!」 モモたち「っ!?」

4人は後ろから声をあげたサキや仲間たちの方を見る。

モモ「皆・・・。」

サキ「・・・・・もし、できれば・・・。

また、この世界に戻ってくれますかっ!?」

テブリッシュ「我々には、あなたたちが必要なんです!!

力としてではなく、仲間として・・・・っ!」

シュドー「俺たちは信じます!!必ず夢の国を救って、

また俺たちの元へ必ず戻ってくれる事を・・・・!」

イチゴ「できれば、僕らもあなたたちと共に行きたいけど、

やはり、

僕らの力ではあなたたちの足手まといになるかも知れない・・・。

でも、あなたたちの勝利を祈る事なら負けない気がします・・・!

だから、勝ってください!!!」

コリス「皆・・・・。」 

コリスたちは隊員たちの応援に感動しそうになる。

そして、初代モモがモモのところに近づく。

初代モモ「あなたたちならできるわ。夢の国を救える事が・・・。」

モモ「モモちゃん・・・・。」

初代モモ「もし、戦いが終わったら、お願いしても良い?

私も・・・マリンナーサへ行きたいな!」

初代モモは笑顔でそう言う。モモも笑顔で応える。

モモ「・・・うん!必ず連れて行ってあげる!

皆もマリンナーサへ連れて行ってあげるから、

それまで待ってね!」

モモは初代モモだけではなく、隊員たちにもそう言った。

シュドー「隊長・・・・。」 テブリッシュ「おお・・・・!」

隊員たちはそれぞれ涙目になりそうであった。

サキ「コリス君・・・・・。」 コリス「サキさん・・・・。」

少し切なそうで微笑むサキはコリスに話しかける。

サキ「また・・・会えるよね?必ず、会えるよね・・・・。」

コリス「・・・・会えます。」 コリスは微笑んでそう言う。

サキ「私は信じるわ。あなたが必ず生きてくれる事を・・・。

そして、隊長たちも必ず生きて帰ってください・・・・。」

ハリー「コリス。俺はお前の事を最高の家族だと思っている。

だから、またいつか、俺の家に帰って来い。必ずな!

俺にとっちゃ、お前もモモさんも立派な人間よ!」

コリス「ハリーさん。ありがとうございます・・・・。」

モモ「ありがとう。皆。これで心置きなく戦えます。」

ジャック「安心してくれ。モモさんとコリスは死なせはしないぜ。」

シャドー「二人を必ずや、あなた方の元へ再び会わせます。」

サキ「・・・・お願いします。」

モモ「・・・・・では、行くわよ。皆!!」 コリス「はい!!」

モモの言葉に、コリスとジャックとシャドーは頷く。

こうして、4人は再び肩を並べて、一斉に魔法を唱え始めた。

モモ、コリス、ジャック、シャドー「魔法全開!!!!!

我らを・・・・マリンナーサへ行かせよ!!!!!!」

そして、4人は光と共に消えていった。そう。

4人はマリンナーサへ行ったのだ。

使徒たちと決着をつけるために。

サキ「・・・・・行っちゃった。でも、また戻ってくれるよね・・・。」

杏「・・・あの人たち。本当にマリンナーサに行ったのかしら?

そして、もし、

そこで使徒たちとの戦争で負けてしまったら・・・・。」

イチゴにそう言う杏はコリスたちを心配していた。

イチゴ「心配ないよ。コリス君たちは凄く強いから、

使徒に負けるハズがない。信じようよ。あの人たちを・・・。」

杏「うん・・・・。」 イチゴと杏は笑顔でコリスたちの生還を信じる。


ここは、夢の国の一つにして、コリスとモモの故郷である、

マリンナーサ。本来は平和で美しい国のハズであったが、

今や暗黒に包まれて、城が壊れかけている程に醜くなっていた。

城の前に、光が発した。その光が消えて、そこから、

コリス、モモ、ジャック、シャドーの4人が現れた。ワープ成功だ。

コリス「やっと帰った・・・・マリンナーサに・・・・。」

モモ「ええ。何十年ぶりかしら。この国に帰れた事が・・・。

それなのに、久しぶりに見たこの私の故郷が、

こんなに醜くなってしまうなんて・・・・・っ!」

モモは久しぶりに見たマリンナーサがこんな醜くなってしまった事に、

悲しむ。モモにとってマリンナーサは、

もっと綺麗で光溢れた国のハズであった。

ジャック「ちっ!随分とやってくれたもんだぜ。使徒の奴らめ。」

シャドー「使徒たちは闇世界に封印されている間に、

醜さと暗黒を愛するようになったからね。

だから、こうしたワケだわ。」

モモ「許せないわ・・・・!よくもマリンナーサを・・・。

行きましょ!マリンナーサを元の綺麗な国に戻すために!!」

モモの言葉に3人は頷き、

一同はマリンナーサの城へ入ろうと歩く。


そして、城の王宮では、グランメアルドとエスレヅナ、

女性の使徒の3人が立っていた。

グランメアルド「クククク。奴らめ。ついにここに到着したか。」

女性の使徒「どうします?グランメアルド様。」

グランメアルド「決まってるだろ?ここで殺してやるのよ。」

エスレヅナ「グヒヒヒヒ!!コッロス♪コッロス♪

ハッヤクキッヤガレ、夢ノ国ノ連中♪ヒーヒッヒッヒッヒッ!!」

エスレヅナはコリスたちを殺すのを楽しみに、歌っていた。

グランメアルド「まあ、歌わなくても、奴らはじきに現れるさ。

その時は楽しく殺すが良い。そして、カリアムよ。」

グランメアルドはその語尾と共に女性の使徒にそう言う。

カリアムは女性の使徒の名前だ。

そのカリアムは頷いてそう言う。

カリアム「何でしょうか?」

つづく

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