ウルトラマンクリスタル 第64話・夢の国最終戦争
悪魔使徒・エスレヅナ
守護使徒・カリアム
最強使徒・グランメアルド
天空巨人・ライドマン
ウルトラマン
登場
ウルトラマンクリスタルの正体が解明された。
彼は人々の夢と希望から生まれた、
ウルトラの国の住人の一人であった。そして、
使徒の正体もまた解明できた。奴らは、
宇宙の神であるデラシオンに造られた存在だった。
だが、使徒たちはデラシオンの正しき使命を無視して、
自分勝手にやっていたため、封印されたが、
その封印が解かれたため、宇宙に復讐を果たそうとしたのだ。
使徒たちが最初に狙うのは、この地球。そして、
夢の国のマリンナーサである。
オーシャンラッシュのブリッジでは、
ジャックとシャドーの話を聞いている一同がいた。
コリス「そんな・・・・・っ!僕らの故郷が・・・。」
モモ「マリンナーサが使徒に制圧された・・・・!?」
コリスとモモはマリンナーサが使徒たちに制圧されたと聞いて驚く。
ジャック「ああ。俺がこの目でハッキリと見た。
俺がそのマリンナーサ救おうとしても、そこを支配している、
使徒たちの強力な力の太刀打ちができなかったぜ・・・・っ。」
ジャックはそう言って、握り拳を震わせる。
シュドー「その使徒たちは・・・本当に強かったのか!?」
ジャック「とっても強いさ。何故なら、その使徒の中には、
リーダーであるグランメアルドがいるからだ。」
テブリッシュ「グランメアルドだと!?奴らめ、
地球を制圧できないからと言って、
夢の国に集中攻撃したのか・・・!」
シャドー「ええ。何故なら使徒たちは地球とマリンナーサを、
支配しようとしているからね。最も因果のある世界として・・・。」
サキ「マリンナーサは確か、コリス君と隊長の故郷ですよね?」
シャドー「ええ。その夢の国こそが、
コリス君とモモの生まれ故郷よ。」
イチゴ「そのコリス君と隊長の故郷が使徒たちに・・・。」
隊員たちはコリスとモモの故郷が、
使徒たちに支配される事に悲しそうになる。
シャドー「私は使徒たちがマリンナーサに支配される事を、
あなたたちに伝えたの。夢の国の長がそれを予言したからね。
でも、その予言が・・・本当になっちゃったなんて・・・。」
シャドーは夢の国の長から予言を教わった。その予言は二つあり、
一つはDGC基地の壊滅、そして、もう一つは、
マリンナーサが使徒たちに支配される事である。
その二つの予言が、現実の物となった。
コリス「夢の国の長が予言が真実になるなんて・・・・。」
モモ「もっと、警戒すべきだったわね・・・。それに、
マリンナーサが・・・・私たちの本当の家が・・・・・。」
コリスとモモは悲しい表情をしていた。二つの予言が当たった事や、
自身の故郷であるマリンナーサが使徒に乗っ取られた事で。
モモ「どうして、奴らがマリンナーサを・・・!」
モモは使徒たちが何故マリンナーサを支配したのか疑問する。
サキ「・・・・助けに行きましょう!!」
その時、サキがそう叫び、一同がその彼女に注目する。
一同「・・・・・・・え??」
サキ「マリンナーサは隊長とコリス君の故郷なんでしょ?
私たちはこれまでに、隊長とコリス君に助けられた。だから、
私たちもコリスと隊長の故郷を助ける義務があると思います!」
そう。地球人はいつもマリンナーサの使者に救われてきた。
その地球人であるサキは今や使徒に支配されるマリンナーサを、
救うべきだと考える。愛すべきコリスとモモに、
今までの恩を返すために。
つづく
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