モモ「怪獣じゃない・・・・!?奴が・・・・!!」
モモはカーンザウルスが怪獣ではないモンスターだと言う事に驚く。
コリス「ええ・・・。あいつは獣であって獣ではないんです・・・!」
モモ「獣であって、獣ではない・・・・!?かと言って、
怪獣型宇宙人ではなさそうだし・・・・・。もしかして!?
怪獣でも宇宙人でもない謎の存在・・・・・!!使途!!!!」
モモはカーンザウルスが使途であると確信する。
コリス「・・・・・違うと思います・・・・・。」
コリスが暗そうに答える。カーンザウルスは使途でもなかった。
では、一体カーンザウルスはどんな奴なのだろう。
モモ「・・・・じゃあ、何だって言うの・・・・??」
モモはコリスにそう聞くが、コリスはハッキリとこう答える。
コリス「わかりません。」
モモ「え!?じゃ、じゃあ、何であいつ(カーンザウルス)が、
怪獣じゃないって事がわかるの!??」
モモはコリスもカーンザウルスの正体を知らない事に驚く。
コリス「ごめんなさい・・・・。でも、あの怪物は、
怪獣ではない事が確かな気がするんです・・・・っ。
あの怪物の正体が完全にわかったワケじゃないんです・・・・。」
コリスが落ち込んでそう言うと、モモも理解して落ち込む。
モモ「そう・・・・。じゃあ、あの怪物は・・・・!」
謎の声「その怪物の謎、俺が教えてやろう。」
コリス&モモ「っ!!!??」 二人は突然響く謎の声に驚く。
その声の主は司令室のドアから入ってきた。
二人は奴の姿を見て、さらに驚く。
その姿は恐ろしい怪人そのものであった。赤い体がほとんど鎧に見え、
生々しい青の部分も数ヶ所あった。両腕から刃のような角が生えている。
赤く硬い頭には2本の大きい角が生えて、目が青く輝いていた。
口の部分が生々しく青い。その口には数本の牙が生えていて、
笑っていた。
右手には銀色に輝く日本刀に似た剣を持っている。
モモ「だ・・・・誰よ!?あんた!!!」
怪人「クックックックック。俺はこの世界を狙いし、使途なり。」
コリス「使途!!!じゃあ、今回はお前たちの仕業か!!!」
使途「そうさ。ボロ負けの王子よ。」 使途はコリスに指をさす。
ボロ負けと言われても動じないコリスは使途にこう聞く。
コリス「・・・・あの怪物は一体、何だ!!?」
使途「教えてやろう。それは、怪獣を超えた存在、魔獣だ!!」
コリス&モモ「魔獣!!!??」
そう。カーンザウルスは怪獣ではなく、新たな存在である魔獣だったのだ。
使途「そう。魔獣はほとんどの獣になき素晴らしい力を数多く持ち、
邪悪な心を持った種族だ。怪獣など本能で動いているに過ぎん!!
魔獣カーンザウルスは俺と手を組み、
俺の命令で人間たちを狩っているだろう!!」
魔獣であったカーンザウルスはニューヨークの街で大暴れをしていた。
カーンザウルス「グイイイイイィィィィィィィン」
カーンザウルスは自慢の爪でビルを切り刻んで、壊していた。
さらに、別のビルを勢いで引っ掻いて、破壊してしまう。
カーンザウルス「グイイイイイイイイィィィィィィィン」
さらに魔獣は両目からの光線で遠くのビルを爆破した。
カーンザウルスの大暴れに逃げ惑う人々。魔獣はこれに目をつける。
魔獣は口から吐く光弾で人々を襲う。多くの人が紫色の光に包まれる。
人々「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
光に包まれた人たちは首と鼻を抑えて、物凄い叫びで苦しみ、
口から血を吐いて倒れてしまった。全員死亡してしまう。
カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィン」
カーンザウルスはさらに両手の爪でビルを叩き壊す。そこに、
スカイラッシュ1、コプターラッシュ、スカイラッシュ2が飛んで来た。
1号機はシュドー、2号機はテブリッシュ、コプターはイチゴとサキである。
シュドー「畜生・・・・っ!怪獣め!!」
テブリッシュ「怪獣はクリスタルを倒したらしい!!十分に警戒せよ!!」
イチゴ&サキ「了解!!!!」 イチゴは砲撃手、サキは運転手である。
そして、3機のDGCメカは一斉にバルカンを連射して先攻する。
カーンザウルス「グイイイイイイイィィィィィィィン」
魔獣は一斉連射を浴びるが、ひるむ様子もなく暴れ続ける。
シュドー「全然効き目がねェぞ!!」
テブリッシュ「もっと攻撃を続けろ!!」
そして、2機のスカイラッシュがレーザーバルカンで攻撃する。
カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィン」
だが、カーンザウルスには、その攻撃も受けつかない。
魔獣は2機のスカイラッシュに向けて、両目から光線を出した。
スカイラッシュ2機はこれを素早く避けた。
モモ「・・・・それで、あんたの名は?」 モモは使途に名を聞く。
使途「俺か?ならば、教えてやろう。俺の名はエデザス!!」
コリス「それが、お前の名か!!?」
エデザス「そうだ。マリンナーサの子よ!!貴様らの最後だ!!!
これから我等使途は貴様たちと人類に対して、
全面攻撃を申し込む!!!」
コリス「全面攻撃・・・・!!??」
エデザス「今まで俺の仲間はチャンスの日を狙って、
その日で暗躍していた。だが、我等のリーダーが決断の時を下し、
人類に対して、総攻撃を仕掛ける時が来たのだ!!!」
モモ「使途たちが動き出した・・・・と言いたいでしょ?」
エデザス「そうだ。尖兵として俺はカーンザウルスと共に、
ブラジル、ドイツ、イギリス、ブラジルを襲った。
今度はこのアメリカを襲う!!このアメリカを我等の拠点とし、
全世界に混沌と災いをばら撒いてくれる!!!」
コリス「そうはさけるかっ!!」 コリスとモモがウルトラシューターを構える。
そして、エデザスに火薬弾を一斉射撃をする。
だが、使途には切り札がある。
エデザス「でえええぇぇぇぇ!!!はっ!!とう!!」
エデザスは右手の剣を素早く振り回して、無数の銃弾を弾き飛ばす。
コリス「す、全ての銃弾が!!!」 モモ「何と言う剣さばき!!?」
エデザス「俺は史上最強の剣使いと聞かれてな。俺に斬れない物はない。
そして、使い道によっては面白い事もできるぞ?このようにな!!!!」
そして、エデザスは目にも止まらぬスピードでモモに向かい、
剣を素早く振りまくって、彼女を襲う。モモが殺されるのか。
コリス「ね、姉さん!!!!!」 そして、エデザスは剣の振りを止めた。
エデザス「ふ・・・・っ。」 エデザスが笑みを浮かべた瞬間、
モモの衣装がいきなり散りになって破れた。
恐らく、使途の剣に斬られただろう。
これにより、モモは下着姿となってしまった。
モモ「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
コリス「う・・・・っ!!」 コリスは恥ずかしそうな表情で両目を隠す。
モモ「な、何よこれえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
モモはあまりの恥ずかしさにテーブルに隠れる。
エデザス「どうだ!?我が剣の腕は!!!」
モモ「どうだじゃないわよ!!この変態!!!!」
モモは自分の服を斬ったエデザスに物凄く怒鳴る。使途は嘲ってこう言う。
エデザス「ふふふふふふふふ・・・・・。言っておくが、
この基地の奴らはほとんど斬り殺してやったぞ。
数分もかからなかったわ!
警報サイレンも鳴らす暇も与えずになっ!!!」
つづく
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