コリス「何だって・・・・・・!!?」
モモ「既にスタッフたちを倒したって・・・・・・!?」
二人はエデザスの発言に驚く。
エデザス「俺は結構、素早いぞ。さァ!!
今度は貴様ら夢の国の姉弟だ!!!一瞬で切り刻んでやろう!!!」
エデザスがコリスに急接近して、斬りかかる。
モモ「コリス!!危ない!!!」 コリス「・・・・・っ!でやっ!!!」
コリスは近づいたエデザスの顔にパンチを打ち込む。コリスは、
ハイスピードのエデザスが来るのを利用して、拳に力を込めていた。
エデザス「ぐわっ!?」 使途はコリスに殴られて、さがった。
コリス「む・・・っ!はああぁぁぁ!!!」
コリスはさらにエデザスを蹴り上げる。エデザスは倒れた。
エデザス「うおおおおぉぉぉぉ・・・・・!!!!」
モモ「凄いわ!!コリス・・・・!あっ。」
モモはコリスの戦いぶりに喜び、つい飛び出すが、
今は下着姿である事に気づき、急いで隠れる。
コリス「・・・・うっ!」 その時、コリスは急に胸を抑える。
モモ「どうしたの!?コリス!!」 モモは苦痛するコリスに不安する。
コリス「・・・・・やられました・・・・!!」
コリスの胸には、剣に斬られたような跡がついていた。そう。
エデザスはコリスに蹴られる寸前に、剣を振るい、彼を切りつけたのだ。
エデザス「むぅ・・・・っ!!流石はマリンナーサの王子・・・・っ!!
冥界の王子を始めとする多くの強敵を倒して、力をつけていたな!」
エデザスはそう言いながら、立ち上がった。
コリス「そう言うお前も、多くの命を奪っていたんだろ!?練習台として!!!」
エデザス「ご名答。俺にとって、我が種族以外の者など、
存在する価値もなかろうて。まあ、貴様のような強者は別だが・・・!?」
モモ「こいつ・・・!何て酷い事を・・・・!!!」
コリス「これ以上、お前のエゴのための殺生はさせないっ!!!」
エデザス「良かろう。では、やってみるが良い!!とう!!!!」
エデザスはジャンプした瞬間、急に消えてしまった。
モモ「・・・・コリス!!ZEROで現場に向かって!!」
コリス「はいっ!!今度こそ、魔獣を倒しますっ!!姉さんは?」
モモ「わ・・・私は・・・・!行けるワケないでしょ!?新しい服がなきゃ!!」
モモは恥ずかしそうにそう叫び、コリスはモモの今の事情に気づく。
コリス「そ・・・そうでした;では、行ってきます!!!」
コリスは司令室から出た。モモは真剣な表情でこう呟く。
モモ「あのエデザスが消えたと言う事は・・・!奴は、
魔獣の加勢に来て、
そこでコリスがクリスタルになるのを待ってるんじゃ・・・!?
・・・・って、こんな姿で真剣に言っちゃおかしいわなTT」
モモは下着姿で真剣な事を言った事に恥ずかしく思い、涙する。
街で暴れるカーンザウルスを攻撃し続ける3機のDGCメカ。
だが、いくら攻撃しても魔獣はダメージを受ける様子を一切見せない。
シュドー「くっそ!!!何度撃っても倒れないぞ!!!」
テブリッシュ「やはり、こいつは怪獣を超えた存在なのか・・・!?」
その時、別の方向に巨大化したエデザスが着地した。勇ましく立ち上がる。
エデザス「キ・・・・・ッ」 サキ「っ!!別の怪獣が!!!」
イチゴ「もしかして、あいつも怪物と同じ存在か!?」
エデザス『聞けぃ!!人間たちよ!!
俺はエデザス!!凶剣使途だ!!!
どうだ!?俺の送り込んだ魔獣・カーンザウルスの力は!!!』
シュドー「あいつ・・・!使途だったのか!!」
テブリッシュ「それに、魔獣って何だ・・・・!?」
エデザス「キ・・・・キ・・・・・ッ」
エデザスは剣を振るって、前のビルを叩き斬った。カーンザウルスも、
右手の爪でビルを破壊する。使途はさらに剣を振るい、ビルを斬り壊す。
サキ「使途も街を攻撃し始めました!!」
イチゴ「コプターは使途の方を!!」
そして、コプターは暴れるエデザスの方に向かって、
その敵に通常バルカンを浴びせる
。攻撃を受けたエデザスだが、全く動じない。
エデザス「キ・・・・キ・・・・キ・・・・ッ」
使途は攻撃を受けながらも、剣でビルを斬り続ける。
2機のスカイラッシュはレーザーバルカン一斉連射でカーンザウルスを攻撃。
カーンザウルス「グイイイイイイイィィィィィィィィィン」
カーンザウルスは両目からの光線で反撃するが、避けられてしまう。
そこに、スカイラッシュZEROが飛んで来た。コリスが駆けつけたのだ。
サキ「コリス君!!魔獣と言う怪獣と使途。2匹は強敵よ!!」
コリス「はい!!それに、使途が操っている奴は、
怪獣を超えた存在・魔獣なんです!!
その魔獣は僕が引き受けます!!!」
イチゴ「わかった!!1号機と2号機には使途の攻撃を向かわせよう!!」
そして、
2機のスカイラッシュがエデザスの方に向かい、ZEROが魔獣に接近。
カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィィィン」
カーンザウルスはZEROが来る事に気づき、攻撃をかけようとする。
コリス「魔獣め・・・!行くぞ!!!」
ZEROはレーザーバルカンでカーンザウルスを攻撃する。
だが、敵はそれをも効かない。ZEROの威力は魔獣には通じないのか。
カーンザウルス「グイイイイイイイィィィィィィン」
魔獣は両目から光線を発射するが、ZEROはこれを素早く避ける。
2機のスカイラッシュもレーザーバルカン連射でエデザスを攻撃する。
エデザス「キ・・・・キ・・・・ッ」 続いてコプターも追加攻撃する。
エデザスは3機のDGCメカを破壊しようと剣を振るうが、届かない。
コリス「・・・・っ!!ディバインレーザー!!!!」
ZEROはディバインレーザーでカーンザウルスを攻撃した。
攻撃を受けたカーンザウルスは一瞬だけ身体をストップさせられる。
エデザス「キ・・・キ・・・キ・・・・ッ」 エデザスが魔獣に近づこうと歩く。
コリス「っ!!エデザス・・・・・!!」
そして、ZEROがレーザーバルカンでエデザスを攻撃する。
エデザス「キ・・・・・・キ・・・・ッ『今だ!!ZEROを破壊しろ!!!』」
使途は攻撃を受けても、カーンザウルスに近づき、そう命令した。
カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィィン」
エデザスのその命令を受け入れたカーンザウルスは、
口から光弾を発射して、その光弾がZEROに命中してしまう。
そして、ZEROの機体を紫色の光が包んでしまう。それにより、
ZEROの機体にヒビが大きく入ったり、サビついたりしていた。
コリス「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
そして、光はコックピットの中にも届き、コリスは物凄く苦しむ。
サキ「コリス君!!!!!!」
コリス「う・・・・っ!ぐうぅ・・・・!!!(く・・・苦しい!!
クリスタルの時よりもとても強力で最悪な匂いと感覚だ・・・・!!!
でも!!)」
光と共に墜落していくZEROは地上に落ちた。その瞬間であった。
コリスの声「ショワッチ!!!!!!!」
白く眩い光が紫色の光をかき消し、
ZEROを右手に持っていたクリスタルが現れた。
コリスは異次元の環境に耐えながら、クリスタルに変身したのだ。
イチゴ「ウルトラマンクリスタル!!!」
ウルトラマンクリスタリ「ZERO・・・・・っ!!」
クリスタルは紫色の光によって機体がほぼ壊れたZEROを、
悲しそうに見つめながら、そのZEROをそっと地面に置いた。
エデザス『ようやく現れたな!!ウルトラマンクリスタルよ!!!だが、
我が剣と魔獣のパワーの前では、
貴様の夢の力ではどうにもできんわ!!!!』
ウルトラマンクリスタル「いや!!夢の力は無限だ!!!
お前たちの力だって、きっと超えてみせるさっ!!!」
エデザス『面白い!!行け!!カーンザウルス!!!』
カーンザウルス「グイイイイイイイイィィィィィィィィン」
カーンザウルスはクリスタルに向かって走る。
ウルトラマンクリスタル「むっ!!シュワアァァッ!!!ぐぁ!!!」
クリスタルは鋭いパンチを打ち込むが、
魔獣は痛みを感じず、引っ掻きで反撃。
ウルトラマンクリスタル「くぅ・・・・っ!とあぁぁぁ!!!」
クリスタルは回し蹴りでカーンザウルスを攻撃。
カーンザウルス「グイイイイイイイィィィィィィィィン」
魔獣は再び引っ掻きで反撃するが、
クリスタルはバック転でこれをかわす。
ウルトラマンクリスタル「シュッ!!はあああぁぁぁぁぁ!!!!」
クリスタルは次の瞬間に、カーンザウルスの顔を思い切り殴る。
カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィン」
カーンザウルスはその痛みにさがる。これにエデザスが怒って、走る。
エデザス「キ・・・・・キ・・・キ・・・ッ」
ウルトラマンクリスタル「むっ!?」
クリスタルは使途が近づいて来た事に気づく。
エデザス「キ・・・・・ッ」 エデザスが素早く剣を振るう。
ウルトラマンクリスタル「ぐはっ!!」 クリスタルは速攻で斬られてしまう。
だが、エデザスは一回だけでなく、また斬り続けようと剣を振るう。
ウルトラマンクリスタル「うっ!?ぐっ!!くぁ!!!」
エデザスはクリスタルを4回も斬る。
だが、いつまで攻撃を受けるワケにはいかない。
ウルトラマンクリスタル「くぅ・・・・っ!!とおぉぉっ!!!」
クリスタルはエデザスの身体にパンチを打ち込み、使途をさがらせた。
カーンザウルス「グイイイイイィィィィィィィィン」
今度は魔獣が攻めてきた。
クリスタルはこれに気づき、魔獣に後ろ蹴りを繰り出す。
ウルトラマンクリスタル「むっ!?とりゃああぁぁぁっ!!!」
カーンザウルスはクリスタルに蹴られて、またさがる。
エデザス「キ・・・・キ・・・・ッ」 次はエデザスが斬りかかろうとする。
ウルトラマンクリスタル「むっ!?ショワ!!!」
クリスタルは急いで、使途の攻撃を避けた。そして、すぐに反撃する。
つづく
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